FINAL FANTASY XIII(ファイナルファンタジー13) レビュー(評価)

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FINAL FANTASY XIII(ファイナルファンタジー13) レビュー

発売元	スクウェア・エニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2009/12/17
価格	9,240円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版)
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：ロールプレイングゲーム【廉価版】 ■ 発売日：2011/07/21 ■ 価格：3,990円

スコアボード

中央値: 60
難易度: 3.10
レビュー数: 450

スコアチャート

FINAL FANTASY XIII(ファイナルファンタジー13)レビューチャート

0.4%

0-9

2.2%

10-19

6.9%

20-29

18.2%

30-39

11.1%

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70-79

15.1%

80-89

6.7%

90-100

【60点以上】
51.1%
【標準偏差】
21.8

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　550人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
0pt	2pt	3pt	0pt	1pt	1pt	5pt

総合点
18pt

GOOD!

サンレス水郷・フィフスアーク・エデンで使われているBGMがノリが良くお気に入り。後はボス戦もかっこよかったですね。
音楽だけはいつも安定して良いよね、FFって。

BAD/REQUEST

火の無いところに煙は立たぬです。ここに書いてある批判と同じ感想です。

まず適当に設定したかのようなバランス。
難しいのはかまわないけど、理不尽ではダメですね。
「理不尽＝難しい＝面白い」とでも勘違いしたのだろうか？
ほぼ全てのボスはキャラデザやモーション、演出等が物凄くダサい。攻撃パターンが単調ですぐ飽きるその上高HPなので嵌め殺しにされる度に時間の無駄でリスタートする気が失せる。
運まかせのところも多く、一部のボス戦にいたっては、レベル不足ではなく運の問題のため、対応策が何回もやり直すしかない。
最近のスクエニはこの様なgdgdな難易度の水増し方ばっかりだが（LOAとか）。

マップの構成からして開発者はやる気があるのかなと思ってしまう。
せっかくの3D画像もこれでは豚に真珠とでもいうべきか・・・
RPGとしてのコンテンツがまるでなく、上記の水増しした難易度によりユーザーの首を絞める事でクリアを遅らせ延命させる。
クリスタリウムでの成長や武器、アクセサリ改造も完全に蛇足。
前作のライセンスボードでも成長をわざわざ手動でやらせる面倒臭さが叩かれたのにまだ学習できないのだろうか？

まあこの辺は他の人が批判し尽くしているのでそこをくどくど言っても疲れるだけだし割愛させていただく。

中でも一番ひどかったのが物語としての「テーマ」と「メッセージ」。
コクーンとパルス、2つの世界を舞台に展開されるという壮大な世界観を投げかけたはいいけど、その争いのさ中での人（ルシ）としての「決意」を突き詰める訳でもなく、
出てくる敵キャラにしても、作中でバトルして役目を果たすと即使い捨てになる人ばかりでそれ以外に結末用意してやれないのかなこれと言うことと、
終いには単に悪の総本山的ファルシをだして善悪二元論に逃げ、最終的に神様に会う準備をしてたんだという的を外した着地点。
テーマ消化不良はもちろんのこと、この作品からはなんのメッセージ、オリジナリティーも伝わって来ません。強いていうならば鳥○という脚本家の思考がかなり薄っぺらいということは伝わりましたが。

面白い面白くないを言う以前です。商業ベースにのせるに足る作品ではないと思われます。

COMMENT

いや〜やっと終わりました。
途中、何度やめようかと思っていましたたが、一応エンディングくらいは長年FFとつきあってきたファンとして義理で終わらせました。
ミッションとか亀とかは勘弁してください（つかれる）。
う〜んやってて、エンディングまで行ったのも懐かしさと意地ですね。
しかし今回ほど意味不明なストーリーも珍しい。

借りた物なので、失望感が低い。
ここのレビューをみて同感することがたくさんありとても笑えた。

結論
お金だしてやるものではない。
どーせネームバリューで売れるのだから誰か持っているから借りられる。

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
久太郎さん [2010/12/06 掲載]

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　528人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	1pt	0pt	0pt	1pt	4pt

総合点
19pt

GOOD!

おおよそ他の方々と同じ意見ですので、個人的に感じたことを書きます。

・映像に力を入れているようで非常にキレイです。このメーカーの醍醐味とでも言いましょうか。
・ロードが短いので進行がスムーズです。

BAD/REQUEST

おおよそ他の方々と同じ意見ですので、個人的に感じたことを書きます。

【戦闘システムに唖然】
テンポよくオプティマをチェンジして戦っていくが、戦闘をわかりにくくしていると感じた。
さらに主人公が倒れるとゲームオーバー。なんでやねん。
戦闘そのものにいたっては、なんかポコポコと叩いてる印象でしかなく、新しい試みなのかもしれないが、ボタンを連打しているだけだった。

【敵に唖然】
今回は敵に一定ダメージを与えてブレイクさせ、そこから大ダメージを狙うという流れなのだが、某モンスターをハントするゲームを真似たかったのでしょうか、ザコ敵一体に時間がかかります。その過程がよりいっそうの作業感を招きます。

【ラスボスの即死攻撃に唖然】
ラスボスは一定確率による即死攻撃をしてくる。運がよければ回避する。
なんだそれは。

【パーティの攻撃方法に唖然】
魔法を使う際にＭＰというものがなく、打撃も魔法も攻撃の一種として扱われているため、ファイアだろうがブリザドだろうが、なんか光る玉を放り投げてるだけに見える。魔法を連打できますよ、とでもやりたかったのだろうか。

【コマンド画面に唖然】
開けばキャラがニコッ。細かいところにも映像で気配りしてますよ。とでもやりたかったのだろうか。ゴージャスなイメージになると思ったのだろうか。個人的には無駄なアクションでしかなかった。

【毎度お馴染みキャラクターに唖然】
このシリーズの個人的に嫌いな伝統、キャラがマネキンの如し表情と外観。なにやらお洒落な服を着せてるつもりですね？美形をもってきて美しい描写をしたいんですね？カワイイ＆カッコイイを、勘違いしてますね？ここは完全に価値観だが、キャラの薄っぺらさももはや伝統的。
戦闘中に尻をふっているヴァニラには身の毛もよだつ。媚び売らなくてもいいです。

【ストーリーに唖然】
わかりづらい単語が並ぶため、いったい主人公たちが何をしたいのか、ラスボスが何で何をしたいのか、わからないことが多種様々。シリーズでお馴染みの「神」という単語がしつこく、抽象的なまま展開する。人間ドラマにしても、あんまり愛をテーマにすると叩かれるので路線変更したのだろうか。が、しっかりと寒い愛らしきものもあるようだ。時代はもう兼続ではなく竜馬である。

【人の少なさに唖然】
主要メンバー以外、人間がほとんど出てこない。街や村に立ち寄るといったことがないため、一本道のストーリーを順番になぞっているだけになっている。

【無理矢理のようで唖然】
シリーズの伝統となっているそこかしこのネタ。
飛空挺は無理矢理登場させたような。チョコボは無理矢理登場させたような。
なくてもいいがＦＦの看板だし？敵なにほひとかほりがする。
それがよけいに冷める。

【メカすぎて唖然】
実に機械的。ＦＦが路線変更しているのはわかる。車が空を飛ぶ近未来的な中でＦＦをやろうというのもわかる。が、ＳＦアクションにしたいなら他のゲームでやるといい。
変わらない良さというものもある。

【召喚獣、驚異のトランスフォームにて唖然】
ＦＦを近未来型銃剣アクションにしたいのもわかった。オーディンという名のおうまさんにシヴァというメーカーでシスターズというブランドのバイクなのもわかった。
変形アクションフィギュアとして売り出したいなら早めになさい。

【サウンドに唖然】
ＦＦといえば数々の名曲を世に送り出したものだが、今回のサウンドは一曲として、フレーズすら覚えることができない。作曲担当者がかわったようだが、これほど耳に残らないのもめずらしい。
新しい試みと変わらぬ良さ、共存できればなと思う。
というか、眠くなるサウンドなので結果的に長く遊べない。魔性のサウンドである。

【つまり熱中できなくて唖然】
一本道、悪くはないがこれは間違った一本道である。ただただ、早く終わらせたいという気持ちでプレイしていた。プレイしていたというより、眺めていたといったほうが適切な気もする。
せめてストーリーが面白ければワクワクできたかもだが。そのストーリーすら難解というか製作者の妄想というか、個人的にゲームをしていて情けない気持ちになるのはＦＦシリーズの伝統になっている。ＦＦ６までは好きだったのが。これも世代であろうか。
何より一度クリアしたらやる気がでないというのは、これに関してはもはやゲームではなく、みなさんご存知映像ゲーである。
せっかくキレイな映像を作れるのだから、黙ってＤＶＤでＣＧアニメとして出せば良いものを。

【それでもやっぱりキャラに唖然】
ニット帽はどーよ。
アフロはどーよ。
ライトニング（笑）

COMMENT

買わないほうがいいです。

非常に人を選ぶゲーム（？）となっているので、懐古な方々には向かないと思います。
世代が違うのかもしれないが、なぜこんな内容にしたがるのかわからない。
クールな主人公がお好きのようではあるが、病んでるのではと。

ゲームを買う→どんなのかドキドキする→プレイする→ドン引き→やりたくない→でも高いお金で買ったんだからクリアだけはしなくちゃ→早く終わらせなきゃ→苦痛→眠くなる→起きる→苦痛→早く終われよ→眠い→クリア→開放感

達成感はない。
ただただ、唖然としたゲームでした。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
そちのタオルさん [2010/01/11 掲載]

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　529人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
1pt	4pt	2pt	0pt	0pt	2pt	1pt

総合点
20pt

GOOD!

今作、どのレビューでも触れられている通り、非常にグラフィックが綺麗です。洋ゲーのような形ではなく、光沢などの効果や作りこみなどの点においても素晴らしい。
音楽については、とくに印象に残るものはないものの、平均的な水準が高かったと思われます。ただ、一発ガツンとくるゲーム音楽自体はなかったと思われます。良い意味でも悪い意味でもゲーム音楽らしくはなかったのではないかと。

BAD/REQUEST

　しかしムービーが長い。これまでＦＦというのは基本的にムービーゲーではありましたが、これは明らかにやりすぎです。テキスト進行を全て捨て、買い物も通販。これでは仔細、設定を支える細かな点などを物語に触れる形で説明できるはずがありません。なのでところどころ現れる説明文に頼らざるをえなかったのでしょう。

■熱中度について
　熱中度に低い点数をつけさせていただきましたが、これは長すぎるムービーに、独自の造語の連発、そして緩急の無いシナリオ運びにありました。説明が足りないまま独自の世界観を突っ走る、これは、中心にいるキャラクターたちに感情移入が出来なければ置いてけぼりにされます。
個人的には、あのチャラいキャラ達、とくに序盤のノラ達のやりとりに辟易し、セラがクリスタルになったあたりでもうムービーは機械的に見るものになっていました。熱中できるやり取りが無かった点と寒い造語が低い点数の原因の一つ。
もう一つ、街が無いこと。単純に街というより、休息、一息つける空間がほぼ無いということを指します。これはＦＦとして致命的です。どこかで一息つくこともないまま、ムービーだけが進んでいく。これで無駄に疲れた印象です。

■満足感について
一周してやりこんだ！楽しかった！という感覚がなかった、という印象に起因しています。
ゲームを一周したというより、やっと映画を見終わったという感覚に近い。シナリオやキャラ達が自分に合わなかったらもはや苦痛に感じてしまう人もいるでしょう。
戦闘についでも、敵の強さが理不尽さと固さによってあらわされていることが多いため、初見は全滅前提で読んでからリスタートすれば普通に勝てます。長いですから作業感を伴うこともありました。
どれだけ忙しくオプティマを変更するかにかかっています。

ただ走りセーブし戦闘しムービーを見て走り……あのヴァニラのちょぼちょぼ水溜りの上をはねつつけるような走り方が不自然でした。そこは普通に走ろうよ

COMMENT

一つの作品としてみれば、ムービーゲーの一つとして、高精細なグラフィックなどから一定の評価を得るでしょう。ですが、ゲームとしての満足感、ＦＦとしての面白さがあるのかといわれれば、私は閉口せざるをえません。
少なくとも、本体ごと買ってしまった人には「デモンズソウルはいかがでしょう」と言いますね。

街が無い、ショップが無い。ノーチラスは歓楽都市だったのにこれといった娯楽体験は無い…。
序盤の苦しさ、一人一対という仕組みと召喚獣の技の一環になり、明らかに減った魔法と召喚獣。とくにフレアやメテオなども無い。ステータスの少なさ
このあたりは甘んじて批判を受けるべきだと思います。

ただ、シナリオはともかくムービー、グラフィックや音楽などは秀逸なので、既にＰＳ3をお持ちの方は購入されてはいかがでしょうか

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
shuuさん [2009/12/26 掲載]

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　519人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
1pt	4pt	1pt	0pt	0pt	3pt	4pt

総合点
22pt

GOOD!

グラフィックはさすがです。リアルな髪の動き、反射光を巧みに用いたリアリティさ満点の立体感。HD技術を存分に発揮してキメの細かい素晴らしいグラフィック。ムービーは迫力満点でまさに映画を見ているかのよう。PS3の力を上手に使っていると感じました。

快適さはPS3のRPGの中では良い方です。ロードが短くテンポがいい。妙なカクツキやFPS低下もなかったです。

BAD/REQUEST

【オリジナリティ】
「悪い」につけましたが、「オリジナリティが無い」が正しい言い方です。FFである必要もない。ゲームである必要ですらありません。システム・ストーリーに斬新さがなく、RPGではなく出来損ないのムービーノベルゲームをやっている気分になる。自由度が全くなくゲームとしてどうかと思う。誰がプレイしても一寸の狂いなく進んでいくストーリー。

【サウンド】
音自体は綺麗。けれども曲の内容が良くない。一通りプレイしたが１曲も耳に残らない。戦闘BGMを口ずさめと言われても無理です。以前のFFなら強烈に耳に残るBGMが結構ありました。今回は皆無。
情景描写力もいまいち。風景・状況に全くあっていない。BGMだけ聴いて情景が思い浮かばない。

【熱中度】
FFでクリアに５日もかかったのは初めてです。一寸先ストーリーが気にならないので、どんどん先に進むという意欲がまず沸かない。プレイする前にPS3のスイッチを入れるのを躊躇ってしまう程に熱中度に欠ける。
自分話で申し訳ないのですが、FFより友人からのカラオケの誘いを優先したのも初めてです。

【満足感】
始終「ムービーすごい」という感想だけで終わりました。クリアに50時間強かかりましたが、20本のCG映画見てた方がいいです。これほど時間の無駄だったと思ったゲームは過去に体験したことがありません。

COMMENT

42inch液晶TVにてプレイ（フルHD）
7.1chサラウンドヘッドホンを使用

グラフィックを4にしました。5点にしなかった理由は、綺麗だがキャラクターの動作が人形のように骨がなくややリアリティに欠けることから。重力に対抗する人間の筋肉の躍動感といったものはプレイを通して感じられなかった。

難易度は戦闘に関してのもの。ストーリー・謎解きの難易度は無し。低いではなく無い。選択の余地がそもそもありませんから。

FFとしてだけではなくRPGとして、ゲームとして残念な出来。あと一歩でいいゲームになるとかそういうレベルじゃありません。まずRPGの要である必然性が全くありません。おまけに感動、喜び、爽快感などどいうものは一切ありません。作る側が根本的に、且つ猛烈に勘違いをしてできた作品です。力の入れ具合としては、ムービーに98%、ストーリーに1%、残りのシステム等に1%でしょうか。
未プレイの方々へは到底お勧めできるゲームではありません。前述の通りプレイ時間分の映画を見ることをお勧めします。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
Thieさん [2009/12/24 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　519人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	1pt	3pt	1pt	1pt	0pt	4pt

総合点
22pt

GOOD!

音楽はそれなりに良く出来ていて
トーンを押さえた感じであまり即興的ではないですけど
視聴者に余韻を残すって事で、シーンに合った音的演出も生きてきましたし、上手いと思います。
少なくともFF12に比べれば。

FF7や10-2,12の呆れる程のヌルポっぷりを見ても、FFにもう二度と無いと思われた難易度が戻り戦闘にメリハリあったのはgoodです
久しぶりに難易度が高いとのことだったので半信半疑ながら（せいぜいストーリー一直線で進むとそれなりに苦戦するFF10程度が限界だろうと）友達から借りてプレイしてみました。
9章ボス（バルト1世）でいきなり詰まり、11章のヘカトンケイルとファルシ・ダハーカが強過ぎ、バルト2世もダルガに上手く対処できないと苦戦するし。
12章の道中、ボス、最終章の道中と何より最終章のラスボス第一形態戦に無茶苦茶てこずって、何度も全滅させられてはレベル上げさせられましたが、どうにか成敗しました。（通算25回ぐらい死んだっけ?ロマサガ3のラスボスより死んだ）
PS以降のFFではそこそこ強いと言われている10のシーモア、ユウナレスカ、○○○辺りよりずっと強く感じられました。
（ラスボスでレベル上げなんてFF4以来）
また、12みたいにキャラの無個性化は無く戦闘の駒としてはキャラの存在が生きていました。
以上、熱中度に1点加算します
（従って、本来熱中度に点は無いものと思って下さい）

BAD/REQUEST

FF12の問題点をことごとく引き継いでますね。キャラの外見的内面的魅力の無さに始まり、脈絡の無い引きどころ満載の会話や演出、突拍子の無い展開、ダラダラ長いイベントのシーンなど、なかなかに酷いです。

キャラデザインのダサさは12から全く変わらず、ダサいのを通り越して目を退けたくなるものも多々あったので。個人的にはこのゲームで1,2を争うくらいに不満でした。
デザインの伴わないグラフィックは格好悪さが目立つ分、むしろ醜悪なだけです。
これでは愛着の持ちようがない、まだテイルズのキャラの方がリアルでなくても余程愛着が持てる。
多すぎるムービーはスキップできるようになっているのだが、飛ばしてしまうとイベントが分からなくなってしまい本末転倒の状態です。ここまで来ると、グラフィックを見せびらかしているようで不快感すら感じました。
そのグラフィック自体PS3の中では寧ろかなり下の部類で半分レトロ感が入っている。
まあ、アンチャーテッドやゴッドオブウォーの様な洋ゲーのビジュアル的進歩が著しく置き去りにされた感もあるが、それ抜きにしてもバイオハザード5とかの方が動画としてリアル、躍動感に溢れている。

一にも二にも脚本、進行が低レベル
大体なぜコクーンとパルス、ファルシやルシで構成された造語だらけの世界観を使う必要があったのかわからない。
物語はファルシやら変なクリスタルやら現実離れなファンタジーから始まるが、語られることは人間主体の世界と自然間の殺し合いやら迫害とかいう割と現実的
話については正直いってスカスカ。FF12と全く同じ感想です。
後に残る物は何も無く。起承転結という話のながれすらなく、転々とだらだらと移動させられてお使いを繰り返す。そんな感じの内容でした。

その移動、つまりダンジョンは相当に長い、がFF12の（唯一つの）良い所であった「広さ」つまり冒険してるって感じは今回は無い。
枝葉も無くマップ上にある宝箱の位置も丸わかりで敵も見えるので隅々まで攻略する実感は薄い。
特に謎解きなんかがあるわけではなく、ただただ長すぎるダンジョンをうじゃうじゃ現れる敵を切り捨てて進んでいくだけ。
DQ7の石板システムさながらのお使いぶりであり、雑魚やボスの強さは一人前だが、これでは快適、爽快とは程遠い。他の人も述べてたがまさしく「拷問」である。

そして物語に登場するナバート、ロッシュ、シド、ダイスリー等重要人物はあたかも偉い人物に設定しているがどう見てもその場その場のアドリブ対応しか出来ない凡庸な人物。
シドが騎兵隊を率いて主人公側と色々協力しておきながらとあるダンジョンで一人ポツンと現れ（なんで?）勝負を挑み、これで終わりかと思いきや11章終り〜12章冒頭で主人公達（ルシ達）を誘い出す具にさせられていたのには唖然とさせてもらった。
おそらくFF史上最も惨めなシドだろう、まさしく生き恥。

主人公達についてもひとりとして深く掘り下げられていないので、全く感情移入できなかった。意味不明な空疎な言葉を並べていただけ。
民衆の意志も政治も録すっぱ描かれず、さらに後半では、「ダイスリー法皇というファルシが、神を呼ぶために世界を生贄として歪め、彼を斃すことが正義と平和に繋がる」という、解りやすいというよりはご都合主義の話運びに帰着してしまった。
一貫して「世界を滅ぼすために選ばれた」テーマで持ち続けたと語っていらっしゃいましたから、どう転んでも最終的にはこういう話になっていたのでしょう。
しかしその結果、FF12の主人公達と同じくやってることは世界の平和を乱す自分勝手なテロ行為と化し、
主人公達の変化も、成長というよりは、話の都合による飛躍に近く、ラストの自己正当化っぷり満点な台詞、二転三転ぶりには、こっ恥ずかしくて正直ついていけませんでした。
エンディングのスタッフロールを迎えても「へ?」という感想しかありません・・・。解決したのかこれで?（詳細は省きますが）
この無茶苦茶な不時着ぶりはFF12のラストとほぼ同レベルで、極めて低く評価せざるを得ません。
まだしも納得できたのは、ルシとしての使命と矛盾に苦悩するファングの心理だったので、個人的には彼女を主人公にしてほしかった・・。他の方は何も考えず簡単に結論を出し過ぎです。

近年アニメにしろゲームにしろ、キャラクターの「個性」が元々の「設定」を上回ることは殆どありませんがFF12と13はその典型と言えます。
（アニメの方では某種と00が典型例）
制作サイドは、FF12の失敗から何も学ばなかった。これが、この作品に目を通して実感したことです。

COMMENT

シリーズでは下から僅差で2番目（最下位はFF12）。
映像だけとの声もあるが、自分から言わせれば最早映像ゲーですらない（ハッキリいって他のフルHDDゲーに対し失礼）。
良かったのは戦闘（敵の強さ）と音楽ぐらい、このおかげで目糞鼻糞ながら12より僅か上の点数になったようなもの。
使い古された映像で作った状況判断力と忍耐力を試す只の戦闘ツール以外の何物でもない。
去年発売でプレイしたRPG（洋ゲー除）(SO4・DQ9・ポケモンHGSS・メガテンSJ・TOG・FF13)の中では間違いなく最下位（ブービーはDQ9）。
FFという期待に負けたとかいう感触があるみたいだが、FFという名前がなければ誰もやりそうにない内容ではあった。

実を言うとFF12の失敗が殆ど改善されてないので、クリア後までやり込む価値はないと思い、クリアした時点で返してしまいました。
時間は57時間、FF12で既に見限っているので借りるだけで済ませましたが、ここだけでなく他のレビューでも評判が散々なので、この判断は正しかったようですね。
印象なシーンなんてほとんどないです。ダメな点を纏めるのにさえおぼろげで苦心しました。あと一週間もすればすべて記憶から消え去る自信ありあり。
自分としてはあれ程叩かれていた8や9でさえ裏ボスまでやり込む気力は続いたものの、この12や13は・・・どうしようもありません。
当時FF始まって以来の駄作と謳われたFF10-2ですらFF10の後日談がネタになる意味で12や13に比べれば幾分マシに思えてくるから不思議です。
こうして見るとFFは7,10の次が続かないのは最早諦めの境地。
12のときは5年も待って裏切られた絶望感に打ちひしがれていたけど13ではまたか・・・という感想しか湧いてきませんでしたから。

総合的に見ると非常に出来が悪い。もうFFシリーズは駄作の部類しか出ない気がします。
多分、世代交代や合併でノウハウがすっかり失われてしまったんだろうと思われるし
これからもずっと響くと思うので今後みんなの思う感動したFFやDQ（自分の場合FF4,7,10とDQ3,5,6ね）は出てこないと思うな。