Demon’s Souls(デモンズソウル) レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/02/05 |
価格 | 6,980円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:アクションRPG ■ プレイ人数:オフラインモード:1人 / オンラインモード:最大4人 【廉価版】 ■ 発売日:2010/02/25 ■ 価格:3,800円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
534人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt |
93pt
GOOD!
・高難易度ゆえの達成感
難しいゲームとよく云われますが、実際簡単ではないと思います。ただ、理不尽ではないです。大体の死因は慎重さが欠けていたり、焦った上での操作ミスなので自分で納得できますし、敵の出現場所も基本的には決まっています(ステージの傾向が黒くなるとそれまでいなかった場所に敵が出現することもあります)ので例えやられても次に戦う時には対策できるはずです。ですので、何度やられても次はこうしてやってみようとか、これが弱点なんじゃないかとか諦めることなく熱中してプレイ出来ます。そうして試行錯誤を繰り返して強敵の動きを見切ったり、弱点を突いて撃破した時はホントに気分がいいです。ましてやボスを倒した時の爽快感は特筆ものです。
・快適な操作性
操作性はアクションゲームの肝ですが、デモンズソウルにおいては非常によく出来ていると思います。左右の手にそれぞれ2つずつ武器や盾を持てますが切りかえは十字ボタンの左右で簡単に出来ましすし、△ボタンで右手武器を両手持ちにすることでより強力な攻撃ができるようにもなっています。アイテムはメニュー画面から使用する事もできますが、装備画面にあるアイテムスロットによく使うアイテムをいくつか設定しておけば、使いたいアイテムを十字ボタンの下で切り替えて□ボタンで使用できます。他にも、魔法や敵をロックオンしたり、ダッシュ、ローリング等の操作がありますが、どれも簡単な操作でストレスは感じません。
だからといって単純という訳ではなく、武器の種類によってモーションが違い、さらに片手持ち両手持ちによってもモーションが変わります。これによって自分に合った武器を選んだり、対人戦においては武器同士の相性やステージで有利不利があったりと奥の深いものになっています。
・独特のオンラインシステム
生身でいるときには味方として他のプレイヤーを召還できるわけですが、チャットはありません。これは好みが分かれると思いますが、自分は気に入っています。いくつかのジェスチャーは出来るので挨拶程度の意志疎通は図れますし、なにより自分の思い描いている世界観を壊される事もなくゲームに集中できるからです。また、生身の時には攻略中に敵として自分の世界に侵入されることもありますが、このときの緊張感は凄まじいです。この緊張感は対人戦ならではだと思います。正直、緊張感が凄すぎて自分はソウル体(生身の状態で死ぬとソウル体となって生身よりもHPが少ない状態で活動しなければなりません。生身を取り戻すには各ステージのボスを倒す・復活のアイテムを使う・他のプレイヤーに召還されてそのステージのボスを倒す・他プレイヤーの世界に侵入してホストのプレイヤーを倒す。という4つの方法があります。)の方が安心できました。他にも幻影、血痕、メッセージなど独特ですが秀逸で面白いオンラインシステムがあります。
BAD/REQUEST
・敵対状態になってしまったNPCの対処
このゲームではNPCにも攻撃出来てしまうため、倉庫番などの重要なNPCに操作ミス等で攻撃を加えて敵対状態にしてしまうと、もう許してもらえません。しかも、オートセーブなので取り返しがつきません。そうなってしまうと快適なプレイも望めなくなってしまいます。せめてゲームの進行上、重要なNPCが敵対状態になってしまった場合ソウルを払って許してもらう等の選択肢があってもいいのではないかと思います。
COMMENT
よく人を選ぶゲームといわれますが、ダークファンタジーの世界観が苦手な方やストーリーがガッチリ決まってないと駄目な方、また探索が嫌いな方にもオススメしません。逆にそれ以外の方はほとんどの人が楽しめるのではないかと思います。それくらい、難易度やシステム、操作性のバランスが良いです。ストーリーに関してもバックボーンは太いものがありますが、肉付きは自分で想像して楽しめる余地が充分あるので、そういった事が好きな方にもオススメです。
難しいゲームではあると思いますが、クリアする上ではアクションが得意か苦手かはあまり関係ないように思います。
反射神経や操作の正確性よりも、それぞれの状況にどのように対処するかを見極める方が重要に感じるからです。それに、ソウルを貯めてレベルを上げたり、魔法を修得したり、強い武器を作ったりすれば詰まってしまうという事態は考えにくいと思います。
ただ、最初のステージはレベルを上げることができません。もし、ここで詰まってしまうのならば、『生まれ』を貴族にすることをオススメします。貴族は最初から魔法が使える上にMPが自動で回復する指輪を持っていますので、このステージの難易度が他の『生まれ』に比べて激減します。
自分は今まで色々なゲームをやってきましたが、ここまで楽しめるゲームはなかなか無かったと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt |
93pt
GOOD!
このゲームはRPGかと問われたら???だが、PS3を代表する作品。
プレイヤーは無言でジェスチュアーのみ。しかし世界観を崩さない、第三者には分かりやすいなど新しい表現の形で独創性は素晴らしい。
血文字、他者の死に際のリプレイにより、プレイヤーの考察力、想像力を刺激するアイデアは脱帽。
ボス戦以外、無音にする事により、プレイヤーがよりデモンズの世界に生きていると感じさせる。
罠など嫌らしいが、理不尽ではない。ゲームバランスは絶妙。
絵は決して綺麗とはいえないが、もっとも大事な世界観や動作性はよい。
JRPG特有のムービーなどを期待した人は・・・他の作品をやろう。
BAD/REQUEST
特に注文はないが・・・・
強いて言えば、あまりにダークサイドすぎて、ハッピーエンドが無い。
最初の1面が、プレイヤーの強化も出来ない為、ある意味一番厳しい。と言うか酷い(涙)
ゲーム内でも出てくるが、「心が折れる」プレイヤーは多いだろう。
オンラインとオフラインとの楽しさの差があり過ぎる。(オンライン推奨)
COMMENT
PS3の傑作と断言できるゲームだが、あまりに好みで評価が変わる。プイヤーの好みで100点にも0点にもなる作品。
画面は綺麗でも話も華やかさはない。あくまで表現力で勝負、そして話は陰湿。
華やかや無双好きならテイルズを進める。
中世ヨーロッパの世界観、ホラー、ダークファンタジー好きには堪らないゲーム。そして新たな通信形RPGを築いた一本。
いえる事は
派手、爽快感、パッピーエンド、無双を期待する人は手を出すな!
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt |
94pt
GOOD!
<オリジナリティー>5点
血文字によるメッセージ交換や血痕での戦死者リプレイは、ただ攻略のヒントになるだけでなく、緊張感をあおる効果も併せ持っている。細い一本道、暗い部屋、曲がり角などに文字や血痕があると、「絶対なにかあるぞ・・・」とそこに近づくにつれ心拍数が上がります。
ソウル召還や進入システムについては、必ずシステムを活用しなければならない(楽しめない)わけでもなく、オフラインでのプレイにも支障はありません。
ただ、利用するとさらに楽しめる追加要素的な存在が心地よいです。
<グラフィックス>4点
特別感動的なグラフィックというわけでもありませんが、がっかりというレベルでもありません。
ただ、場面場面の暗さ明るさ、煙や霧などの演出がこのゲーム独特の雰囲気を盛り上げているように思います。
<サウンド>5点
曲、と言われても、思いあたらないのがこのゲームのように思います。
音楽がないことがよい効果を生んだ成功例といえるのではないでしょうか。
<熱中度>4点
難易度にも関係するかもしれませんが、正直簡単ではありません。
何かをしながらだら〜っとプレイしていたり、まぁいいかという油断を持っていると、あっという間に死ねます。最も難易度の低いステージでも、ちょっとお茶を飲みに離席した間に絶命しています。お金と経験値が共用のポイントとなっている点もゲームと、一見不便なようでポイントの使い道について試行錯誤する楽しさがあります。
ただ、なんとなくプレイしていて報われるゲームではありませんが、工夫した分、努力した分は実感的な喜びとなって返ってきてくれるので、ついつい時間を忘れてプレイしてしまいます。
<満足感>5点
まだプレイ中なので満足しきっていませんが、<熱中度>でも述べたように、うまくなっていく自分、強くなっていく自分が分身であるキャラクターのいる画面を通じて実感できます。ゲームに対しては変な表現かもしれませんが、向上心の湧くゲームです。
ただ単にダメージ値やHPの数値に無理矢理成長を認識させられる大手RPGにはないおもしろさがあります。
<快適さ>5点
召還するソウルで、知り合いなど特定の者を呼び出せないのも、賛否あるでしょうが、私は大賛成です。オンライン上の知り合いがいる人だけが楽しめて、逆にいない人は疎外感を感じてしまうような(私のコミュニケーション能力がないのかもしれませんけど・・・)ゲームが多いように思っていたので、自分には合っているかな、と思いました。
また、ジェスチャーや定型文しかないメッセージにも好感を覚えました。
自由に動けたら、自由に話せたら、という要望もあるのかもしれませんが、動ける・話せるということは、ある意味ではコミュニケーションを強要されるということでもあるように思います。その点、このゲームでは限られたサインしか用意されておらず、変な気を遣うことなくゲームを楽しむことができます。(私は、ですが)
BAD/REQUEST
<グラフィックス>
時々死体が引っかかって、しばらくキャラの肩にのしかかったまま(酔っぱらいを介抱しているかのように)進んでいくことがあります。死んだ敵にここまで動かせる判定?を持たせる必要があったのでしょうか。よってマイナス1点しています。
<熱中度>
若干ストーリーが稀薄に感じます。
コントローラーを置いてしばらく鑑賞するような映画的ゲームが良いとは思いませんが、もう少しステージとステージの間になんらかのストーリーがあっても良いかなと思います。
よってマイナス1点しています。
COMMENT
シャドウタワーに似ているという方が多いようですが、自分はPS2のエヴァークレイスがぴったりくると感じました。(雰囲気でいうとシャドウなのかもしれませんが)
近頃PS3のソフトを買っても長続きせず、クリアを待たずして埃をかぶっているタイトルが後を絶たなかったのですが、このゲームとは長いおつきあいが出来そうです。
PS3の看板タイトルとしても、十分役目を果たしてくれるのではないでしょうか。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 4pt |
94pt
GOOD!
■緊張感・高揚感
「死にやすさ」「死んだ時のリスクの高さ」「取り返しのつかない要素(周回でリセットできますが)」が心地よく、ヒヤヒヤドキドキが絶えないゲームです。
正直、近年のゲームメーカーが掲げる「お手軽」「広く浅く」より、こちらの方が個人的に好ましく思えます。プレイ中の興奮度が段違いですので。
■ソウルシステム
「プレイヤーが死ぬ」という条件を元に、生身とソウル状態を行き来することになりますが、これがかなり目新しい要素になっています。
ソウル状態は最大体力50%(装備品枠を一つ使って75%)と厳しいのですが、死にまくるゲーム故に、ほとんどソウル状態でプレイすることになるかと思います。
「マゾい」と一言で終わらせればそれまでですが、「死ぬこと」に対して意味とリスクを持たせた面白い要素だと思います。
■各種デザイン・雰囲気
マップ・モンスター・ボス・アクション・装備品、どれを取っても非常に良い出来です。その中でも、特に絶賛したいのは「各マップのデザイン」。
とりわけ、「ラトリアの塔」と「腐れ谷」の二つは、本当にひどいぐらいおぞましい。(褒め言葉です。)
単なる見た目の話だけでなく、マップ構成、高低差、暗さ、不気味なモンスター、それらの総合力が非常に高い。ゲームでこれだけの「恐怖」を感じたのは何年ぶりでしょうか。
もうひとつ、このゲームに「無双必殺技」みたいなものはなく、アクションはそれぞれ地味なモーションが用意されているだけですが、「斬り方」「ガードの仕方」「転がり方」などひとつひとつが丁寧に作られており、かなり人間っぽい動きを見せてくれます。
宣伝用に打ち出されたコンセプト通りのつくりです。
■BGM・効果音
BGMも秀逸ですが、それ以上に、悲鳴、雄叫び、鈴の音、足音等々の「効果音」の使い方がすばらしい。上記の「マップデザイン」と合わせ、怖さと緊張感の表現が抜き出ています。
この点については、はっきり「傑作」と言い切れるものですし、やれば納得できると思います。
■操作性
操作系はかなり洗練されています。視点移動もかなり良好で、ちょっと慣れればほぼ思い通り動かせると思います。
アイテム・魔法の種類選びだけが少し手間ですが、コントローラーのボタン数を考えると、このあたりがベストだと思います。
■成長システム
8つのステータスに自由に1ずつ割り振っていくタイプです。1上げてもたいして強くならないバランスですが、各ステータスごとの効果のバランスは中々良いので、「何から上げていくか」で、かなり楽しめます。
■オンラインシステム
かなり独自性の高いシステムで、他のプレイヤーがMAP中に配置してくれた「ゲーム進行のヒント」を見ることが出来たり、他のキャラの壮絶な「死に様」を見たりすることができます。
このシステムはかなり楽しいですし、一人オンラインプレイの攻略がはっきりと楽になります。新しい試みだと思いますが、非常に上手く機能していると思います。
※共同プレイ、PKプレイ等もありますが、そちらの詳細は「悪い所」で書きます。
■グラフィック
霊体を表現する為に「半透明」「光源」が上手く使われており、かなり綺麗です。荒い部分もあるにはありますが、PS3基準でも高レベルですので、まあ不満を感じることはないと思います。
BAD/REQUEST
■オンラインPTプレイの不自由さ
共同プレイ自体はかなり楽しいですが、問題は「マッチング」です。
「まだそのMAPをクリアしてない生身のプレイヤー」「同レベル帯(±10まで)」という条件に加え、「ロビーも何もなし」ですので、決まった友人と毎回一緒にプレイはほぼ不可能です。
そして、特にきついのがレベル規制。
このゲームのレベルは、「稼ぎ場」を見つけると、本当にあっという間に上がります。レベル限界は100どころではないので、±10という狭い範囲が大きな枷になっています。
ようするに、調子に乗ってガンガン上げると、他のプレイヤー層とレベル帯がズレてしまい、1時間待とうか2時間待とうが誰とも出会えない状況に陥るわけです。
今後のプレイヤー人数次第、プレイヤーのレベル帯の底上げ次第なのですが、基本的にどんなオンラインゲームでも人は減っていくだけだと思いますので、高レベル帯ではLV差制限を広げるなど、もう少しマッチングしやすいような調整が必要だと思います。
■傾向上下の不自由さ
上のオンラインの問題点を、「まあ基本は一人プレイだからいいじゃん」で解決しようとした時に、やっかいになるのが「傾向」システムです。
この傾向を最高値・最低値にすることが、特殊なアイテムを入手する為の条件になっていますが、「最高値(真っ白)」の方は、オンラインの共同プレイ・対戦プレイの要素を利用しないと相当厳しいです。
又、傾向を上げるのに最も手っ取り早いのは、「PKとして他プレイヤーに挑み、わざと負けること」ですので、自殺志願者が多数のおかしな状態になっています。
■対人戦での武器・魔法のバランス
PK、PvPでは、「特定武器が強すぎる」「特定魔法が強すぎる」といった粗がかなり目立ちます。
又、「お互い完全フェアな状態で対戦」という条件も作りにくいです。(出現地点で即殺したり、多対1になったり、そもそも相手に戦う気がなかったりなど。)
ガード、パリィ、回避による駆け引き等はそこそこしっかりしていますが、「対戦ツールとしての緻密なバランス」には程遠いです。
※以下は「悪い所」というほどでもなく、「次回作に期待」程度の内容です。
■装備の収集・強化
最上位の装備は、「運次第でドロップ」ではなく、「入手法が固定で確実に取れるもの」が殆どです。(今、把握してるものについては、です。)
又、武器の成長分岐は比較的単純で、強化数値は固定、強化できるのは武器・盾だけです。
ですので、「真のレアアイテムを求めて延々と周回プレイ」といった、マゾマゾアイテム収集要素はそこまで高くないです。オンラインマッチングのLV制限の話もありますので、どちらかというと新しいキャラで始めたほうが面白いくらいです。
システムや雰囲気から、PCゲームの傑作「ディ○ブロシリーズ」をイメージする人がいるかもしれませんが、あそこまでのアイテム収集要素を期待すると、少々肩透かしを食らうかもしれません。
■ストーリー
よっぽどしっかりと読み解いていかない限り、何が何なのかよくわからず、?なまま終わると思います。
もともとストーリー性は薄く、雰囲気でプレイしていけばいい系統のゲームですが、ストーリーを重視する人は不満に思うかもしれません。
■プロファイルの管理画面
非常に小さな話ですが、キャラクターを複数作った場合に、そのキャラデータの順番を変えられません。3人も4人も作ると、ロードの際にちょっと不便です。
■共同プレイでのコミュニケーション
チャット一切なしで、エモーション(一礼・指差し)だけでしか表現できません。かなり不自由ですので、その不自由さによる事故も多いです。
これはこれで笑える部分もあるのですが、エモーションの種類自体はもう少し増やして欲しいですね。
■フェイスメイキング
調整できる項目は非常に多いのですが、「日本人が好みそうな顔」にはしにくいです。(洋ゲーに比べれば、随分マシですが。)日本のメーカーのゲームですので、もう少しなんとか出来ないものかなと思いました。
又、顔の項目が非常に細かいのに対して、髪型が非常に少なく、体系は変えられません。
■鎧の種類の少なさ
武器はまあそこそこありますが、鎧は特殊なのを含めて20セット程度で、「強さ」より「重さ」で決めることが多いこともあって、最初から最後まで同じ鎧、なんてこともよくあると思います。
ですので、誰と会っても似たような格好ですし、個性を出す為に見た目を凝るのも難しいです。
COMMENT
■オリジナリティ:5点。
「簡単・親切」なゲームが当たり前の時代に、「不親切・死にまくりゲーム」を出したことが一番です。
それを抜きにしても、ソウルシステム、オンラインシステム等、非常に独自性の高いものです。他のゲームでは味わえない要素がたっぷりです。
■グラフィック:5点
単に「綺麗か」「細かいか」という話だけなら、PS3基準で考えれば4点です。
ただ、良い所で述べた「各種デザイン・雰囲気」の要素を加えると、話は変わってきます。「マップとモンスターをデザインしたヤツ、ちょっと出て来い!!」という言葉を、褒め言葉で使いたいぐらいです。
■サウンド:5点
良い所で書いた通りです。他のゲームと違うのは、「曲が良い」だけでなく、「効果音の使い方が素晴らしい」という点です。「ラトリアの塔」ではぜひ堪能してほしい。
■熱中度:5点
良い所で書いた内容の総合力です。2キャラはクリア済み、3キャラ目と周回プレイをしているぐらいですから。
■満足感:4点
悪い所で書いた通り、「荒い部分」はいくつかあり、気に入って長々とやると、いろいろ気になる部分もあるかと思います。
それでも4点以下になるわけではないですが。
■快適さ:5点
操作感は快適ですし、多くの「マゾ」要素は、快適さを損なうものではないです。ロードも「神殿」から「攻略マップ」に以降する際だけですので、これもたいして気にならないです。
ゲームのシステムがシステムですので、何度何度も同じところを繰り返しプレイさせられたりするのですが、少なくても「快適さ」で不満を感じることはなかったです。
一作目でこれだけの操作性を実現したということもあり、5点にしておきました。
■難易度:4点
このゲームは経験値とお金が一体化しているのですが、それを短い時間で大量に稼げる「稼ぎ場」が存在しますので、とにかくそこにたどり着ければ、後は一気に楽になります。
又、一部の強力な装備品(指輪や魔法の武器など)を、はやめに狙って取りに行くのも有効です。
更に、遠距離攻撃(特に魔法)は、クリアに関しては非常に楽です。
ということで、攻略法さえしっかり把握しておけば、誰でもちゃんとクリアできる程度の難易度だと思います。もちろん、何度も何度も死にまくるのが前提での話ですが。
■総括
ごく個人的な感想を述べますと、PS3のゲームの中で、戦○ァルと並び1、2を争う傑作の部類だと思っています。
とにかく、このゲーム固有の「良い部分」は飛びぬけていますので、ヘビーユーザーならぜひとも触っておくべきだと思います。
ライトな人は「覚悟」が必要だと思いますが、興味を持ったのならオススメしておきます。
「序盤が一番キツイ」という認識をもって、がんばってそこさえ抜けてしまえば、あとは大丈夫だと思います。ダメな時は、LV差制限に気をつけつつ仲間に頼りましょう。
さて、基本は絶賛ということになるのですが、「冒険作ゆえ、一作目ゆえの荒さ、未完成な部分」もあります。
特に気になるのは、クリア後のダラダラプレイのモチベーションを保つのに重要な、「協力・対戦プレイ」に関わる部分です。
この点については、DLC(ダウンロードコンテンツ)や次回作に、期待しすぎない程度に期待しておきます。
悪い部分ばかり目立つように書きましたが、「気に入ったからこそ」という意味であることは、点数を見ていただければ分かるかと思います。
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ドラゴンボール ゼノバース
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ドラゴンエイジ:インクイジション
Destiny(デスティニー)
- 2015/02/11更新 (2015/02/10投稿分まで掲載)
- [PS3ソフト]
ファークライ4
- 2015/02/09更新 (2015/02/08投稿分まで掲載)
- [PS3ソフト]
テイルズ オブ ゼスティリア(2件)
[PS2ソフト]
ブラックマトリクスII
- 2015/02/08更新 (2015/02/07投稿分まで掲載)
- [PS3ソフト]
テイルズ オブ ゼスティリア(2件)
- 2015/02/07更新 (2015/02/06投稿分まで掲載)
- [PS4ソフト]
ワールドサッカー ウイニングイレブン 2015
サイコブレイク
ニード・フォー・スピード ライバルズ
[PS3ソフト]
テイルズ オブ ゼスティリア(2件)
- 2015/02/06:レビュー募集を開始しました!
- [PS4ソフト]
ドラゴンボール ゼノバース
[PS3ソフト]
ドラゴンボール ゼノバース
- 2015/02/05更新 (2015/02/04投稿分まで掲載)
- [PS3ソフト]
テイルズ オブ ゼスティリア
- 2015/02/04更新 (2015/02/03投稿分まで掲載)
- [PS3ソフト]
アサシン クリードIII
- 2015/02/02更新 (2015/02/01投稿分まで掲載)
- [PS3ソフト]
テイルズ オブ ゼスティリア
- 2015/02/01更新 (2015/01/31投稿分まで掲載)
- [PS4ソフト]
DRIVECLUB
[PS3ソフト]
ブレイドストーム 百年戦争&ナイトメア
テイルズ オブ ゼスティリア(2件)
GOOD!
・フロムの十八番、西洋中世ファンタジー。剣と魔法とモンスターのアクション世界。
ありそうでなかなか無いジャンルを実によく作ってある。
中世の城、暗い洞窟、流れる溶岩、空気がよく伝わってくる。
・すぐに殺される難易度。死ぬわけにはいかないという緊張感。
でかいボスの絶望・恐怖感。
ボス部屋に入った瞬間2発で殺されるなど人間の虫ケラっぷり、
敵の悪魔っぷりが実に良い。
そして死んだ際に落とす今まで稼いだソウル(金と経験値みたいなもの)
を回収する使命感!
・ソウルを使った自由成長システム。バランス型、特化型、パラメータ振り分けにより
自分の好きな方向性のキャラが作れる。
・武器ごとに様々なモーションがあり、一見クセがありすぎてダメ装備、と思えるが、
使い込むうちにうまく戦術に組み込んでいる自分がいる。武器を操る楽しさがある。
また、武器ごとに色んな属性強化があるため、装備選びがとても楽しい。
・セリフを出せないため、あえての無言の意思疎通が熱い。
他人の死に様が写ったり、うっすら見る別プレーヤーの動き、
書置きによる伝言など、ダーク感が徹底されている。
BAD/REQUEST
・防具はただのファッションといったところ。
敵の攻撃が強すぎて、防具の数字があまり意味が無い。重いだけ損。
防具の強化もしたかった。
・対戦はあくまで「他人プレイ中への乱入」で始まる。
お互いが礼儀正しく始まる場合もあれば、出現ポイントに待ち伏せされて、
出現した瞬間にハメ殺し目的のプレイヤーにあたる場合もある。
ゲームに慣れてくると対戦目的だけにプレイするというのもあり、
対戦設定が練り込まれていないこのシステムは、歯がゆいものがある。
システム(世界観)の一環だから仕方が無い、と言われればそれまでだが。
COMMENT
・ずっと前からこのゲームは絶対面白いと狙っていたが、PS3は買いたくなかった。
しかし薄型PS3の発売をきっかけに購入に踏み切った。結果は大満足。
・キングスフィールド4以来のフロムの暗黒ファンタジー。猛烈に楽しめる。
もちろん万人向けのゲームではなく、マゾ・中世ヨーロッパ・玄人向けの作り。
・初回プレイは手探り。ビクビク。死にまくり。ボスに絶望。
・キングスが自分視点に比べてデモンズは後方視点なので最初は「どうかな?」
と思ったが、土日を丸々費やすほど問題なくプレイできている。
・剣が多いのに比べて、槍が少なかったり、防具が紙装備で強化無し、対戦条件が設定できないなど、2を出すのであれば見直して欲しいところ。
総評
買って大正解でした。自分の好みにドンピシャ。
やっぱり中世ヨーロッパ系はフロムは立派。
システムは全体的によく練られているのでマル。ぜひ次回作も期待。
その際は武具の充実、強化の幅の広さ、対戦専用の部屋なども考慮してほしい。