テイルズオブエクシリアレビュー(評価)

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テイルズオブエクシリアレビュー

発売元	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2011/09/08
価格	8,379円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：揺るぎなき信念のRPG ■ プレイ人数：1人（戦闘時のみ最大4人）

スコアボード

中央値: 54
難易度: 1.61
レビュー数: 124

スコアチャート

0-9

1.6%

10-19

6.5%

20-29

9.7%

30-39

22.6%

40-49

21%

50-59

14.5%

60-69

12.1%

70-79

11.3%

80-89

0.8%

90-100

【60点以上】
38.7%
【標準偏差】
16.97

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　528人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	5pt	3pt	4pt	4pt	5pt	1pt

総合点
81pt

GOOD!

・グラフィックス
これはシリーズ最高峰と言っても過言ではありません。どの街やダンジョンをとっても一切の手抜きが感じられませんし普通にプレイしていてみないところ（空や月）までかなりのクオリティで表現されています。またアニメーションの作画もぬるぬる動いてさすがufotabクオリティだと思いました。しかもシリーズの中で一番アニメーションが多いというのも力が入っているなと思いました。

・快適さ
PS3のテイルズの中で一番ロードにストレスを感じませんでした。あのクオリティでなぜロードがほぼないのか疑問でたまりません。また今回フィールドが一瞬で移動できるようになっていてサブイベントなど移動が多いこのゲームでかなり便利だと感じました。

・戦闘
グレイセスから少し派生したような戦闘システムとなっております。また今回新たに共鳴攻撃が加わり最初はどうなのかなって思いましたが慣れればグレイセス同様かなりの爽快感で戦闘を行うことは可能です。ただTPがあるせいでやはり少しグレイセスに比べやりづらさを感じました。

・熱中度
自分はまだジュード編しかクリアしてないのですが普通に40時間以上やってます。サブイベントや称号などコンプリートしようと思ったらおそらく100時間以上はやるはめになると思います。

・難易度
おそらくPS3のなかでノーマルを基準とした場合一番簡単だと思います。理由としては料理を使えば比較的簡単にレベルやお金をためることができるためです。敵もボスも案外あっさり倒せます。

・ストーリー（オリジナリティ）
これは良くも悪くもテイルズって感じのストーリーでした。よく言えば王道、悪く言えばマンネリと言った感じです。個人的にはテイルズのストーリーは大好きなので満足していますが人によっては拒絶反応を示す人もいるでしょう。

BAD/REQUEST

・ダウンロードコンテンツ
個人的にはこれはまぁ仕方ないかなって思いますが流石にレベルやガルド、アイテムを販売するのはどうかなぁって思いました・・・

・サウンド
港でBGMがない、メニューを開くとボイスが途切れるなどそんなに気にするほどでもないですが所々に手抜きとまではいいませんが気になる部分がありました。

・リリアルオーブ
FF10のスフィア盤みたいなシステムでしたが個人的に非常にやりづらかった。画面の大きさに対してあきらかに不釣合いだし何よりも見にくい。自分の好みで成長させれるのはいいのですが結果的に自分はほぼすべてオートモードにまかせてやっていました。これならまだ普通のレベルアップ時にステータスが上がる使用にしてほしかった・・・

COMMENT

新型PS3　HDMI接続　32型のTVでプレイいたしました。

15周年記念と言うことで3年間かけて作ったそうですがプレイしていて本当に作りこまれているなって感じがしました。昨今JRPGがイマイチなのでテイルズは安定してきているなと感じています。

かなりの良作だったのでテイルズを知らない人でもストーリーは人を選ぶと思いますがそれ以外に関してはほぼ完璧なクオリティだったのでかなりオススメできます。いくつか不満な点もありましたが少し気になる程度なので損はないかと思われます。

かなり満足させて頂きましたが唯一の希望があるとすれば完全版商法だけはやめてくれ・・・

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
かーねるさん [2011/09/12 掲載]

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　541人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	2pt	2pt	3pt	2pt	4pt	1pt

総合点
52pt

GOOD!

◆ロード時間が短く快適。待たされるストレスを感じませんでした。
◆声優さんが素敵。キャラとよくマッチしてると思いました。特にアルヴィン。
◆アタッチメントで色々笑えることが出来る。これのおかげで２周目を楽しめました。
◆アニメーションムービーのクオリティ。ここだけは裏切られなかったと思います。

BAD/REQUEST

◆ストーリーが結構わかりにくい部分がある。２周してもイマイチわかりませんでした・・・。
◆背景とキャラのグラフィックの差が気になる。（背景のが綺麗だからなのかキャラが浮いて見える気がしました。）
◆リンクはプレイヤー同士だとかなりやりづらい。片方のプレイヤーが操られる感じになります。自由に動けない・・・。
◆BGMが似たり寄ったりのせいかインパクトがない。違う人が作ったのかと思ってしまうぐらいに。

COMMENT

テイルズはほとんどプレイしていまして、１５周年記念のエクシリアにはかなり期待してたからかちょっぴりがっかりしました（苦笑）
エンディングでモヤっとさせられたのが一番ショックというかなんというか・・・。
好きなテイルズシリーズなのに長所より短所が多いかもしれません。
でもなんやかんやでとりあえず２周は楽しませていただきました＾＾
ミラ様とローエンにツインテール、ジュードにうさみみ・・などアタッチメントでシリアスな空気をぶち壊して笑いながらの２周目のが楽しめたので、とりあえず２周してみてはいかがですか？という感じです(*´∀｀*)

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
絶牙さん [2012/03/08 掲載]

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　538人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	3pt	3pt	2pt	4pt	3pt

総合点
58pt

GOOD!

・システム
戦闘システムのベースは従来と大差は無いが、リンク関係が面白かった。
戦闘時、任意のキャラとタッグを組んで戦闘するというものだが、パートナーに選んだキャラのサポートが優秀。（後ろから来る敵の足止めや、敵の後ろに回りこんで挟み撃ち等）

また、通常攻撃・術技・リンクアーツの棲み分けもちゃんとされていて、その場その場で使い分ける必要があるようになった為、Sチームの過去作（S・A・V)のような『ボタン連打だけのゴリ押しでどうにかなる』ということが無くなった。

各キャラに基本性能や技性能以外に、それぞれ固有能力がついているので、同じ前衛系のキャラでもかなり操作感がことなる。
単調になりがちな術系のキャラでも同様で、今回は術キャラの操作も楽しい。（発動中の術を追加入力で強化や操作したり、キャラの状態によって術の性能が変化する等）

・グラフィック
Vと比べれば細かな描写と綺麗なエフェクトで、尚且つアニメ調と、従来のテイルズの雰囲気を壊すこと無く確実に進化して行っている。

・サウンド
今回は桜庭さんも意識したのか、いつもとは違う雰囲気の曲が多々ある。
ミラ編の中盤戦闘曲や荒廃した土地のジャズ調のBGM等、個人的にツボだった。

・難易度
ノーマルは温め、ハードは本当にハードとアクション戦闘が苦手な人も、ハードゲーマーも楽しめる。
おそらく、一周目ハードの難易度は歴代テイルズで最も難しいほどの難易度。多分デモンズソウルの2週目より難しい。

・W主人公
選んだ主人公の視点から物語が進むが、思っていたよりも細かった。
片方の主人公が離脱した時の分岐は当然だけど、同じイベントでも主人公によって微妙に内容や視点が変化しているのには驚いた。正直、ここまで細かく作り込んでいるとは思わなかった。
また、男主人公は常にストーリーの主軸に関わっているのでストーリーが分かりやすく、
女主人公は人間好きで人間観察や考察を良くしているので、それぞれのキャラの心情変化が分かりやすいという分け方をしていて面白かった。

・快適さ
一度訪れた場所ならダンジョンの中でも何時でもパッと移動でき、読み込みも速く、イベントスキップやボス戦のリトライなど、プレイヤーの手間になりそうな部分は全て対策してくれているので、快適にプレイできた。

BAD/REQUEST

・システム
通常攻撃・術技・リンクアーツの差が大きすぎる。
通常攻撃はTP回復用・術技はリンクゲージを溜める用・リンクアーツはダメージソースといった使い分けだが、リンクアーツ以外の威力が低すぎて戦闘が長引く。
通常攻撃が100ダメージ・術技が500ダメージくらいの攻撃力の時にリンクアーツを当てると3000〜4000ほどのダメージになる。そして、敵のHPはリンクアーツに合わせて調整しているらしく、かなり多い。
そのため、ザコ戦でも結構長引くことが多い。

そして、そのリンクアーツはキャラの組み合わせによっては少なかったり全く使えなかったりする。
主人公同士だと10種類以上あるのに、4種類しかない組み合わせもある。

AC（CCのような物）が続く限り攻撃をできるシステムを搭載しているのに、いろいろな技を使わせる工夫が一切ない。
例えば従来の作品なら通常攻撃→特技→奥義といった基礎連携があったり、Gでは1コンボ中に複数の弱点を当てたらその分ダメージが伸びたり同じ技ばかり使ってるとペナルティが発生したりして、1コンボの中に複数の技を使うように調整されていた。
しかし、今作にはそういったシステムがないので、後半のTP回復能力が高くなって技が使い放題になり始めたら、適当に弱点属性の技1種類をリンクゲージが溜まるまで連発していればいいという状態になってしまう。
最初は色々試していたが、途中で馬鹿らしくなって気がついたら同じ技連発で戦うようになっていた。

また、リンク中のAIもお粗末。
まず、前衛キャラ同士ならいい動きをするが、後衛キャラがリンクすると自分が使っていてもパートナーにしても動きが酷い。
　自分が術キャラを使ってパートナーが前衛キャラの場合、パートナーは敵が近くにいない時は棒立ち。しかし、術キャラは離れて詠唱をするので、パートナーは敵が近づいてくるまでずっと自分の近くで立ってるだけ。
もちろん、詠唱中に敵が近づいてきたら止めてはくれるが、なぜかサポートが遅れて詠唱の邪魔をされることが多い。
　では、逆に術キャラ同士でリンクしたらどうなるかだが、パートナーが術キャラでも同じように棒立ち。距離が開いているのになぜか魔法を使ってくれない。
回復キャラの場合はちゃんと回復行動をしてくれるが、間合いが開いていても何故か明後日の方向に走って行ってから詠唱しだす。
　最後に、自分が前衛でパートナーが後衛の場合、リンク中のパートナーは術での援護をほとんどしてくれないので、術キャラなのに肉弾戦しかしなくなる。

かと言って、リンクをしないとリンクゲージがたまら無いのでリンクアーツを使うためには結局使えなくてもリンクをしなければいけない。
作戦でいくら調整しようがこの有様。

一部のザコとボスの食らい抜けが酷い。
コンボの途中にいきなり！マークが出たかと思うと、こっちのコンボを強引に抜けてアーマー状態で反撃してくる。
それも20〜30ヒットとかではなく、一桁コンボ内で抜けてくるのでボス戦ではコンボをする楽しみが全くない。
しかも、相手を超上空に打ち上げてコンボをしていても、平気で抜けて空中でそのまま『地上技』で反撃してくる。いくら何でも酷い。
リンクアーツ中は抜けてはこないが、一度アーマーが付くとリンクアーツでも崩せないので、下手にヒット数の多い技からリンクアーツを使おうとすると、技の途中でアーマー発生→そのままリンクアーツ発動→相手はアーマー状態で強引に反撃→リンクアーツ中に戦闘不能にされるといった現象が良くある。
オーバーリミッツ中にリンクアーツでチェインしても、ボスクラスだとリンクアーツの繋ぎでコンボが途切れるので、アーマーゴリ押しでオーバーリミッツ中に戦闘不能にされることも多い。
なので、ボス戦中は短い技しか使えない。術に関してはほとんど多段ヒットなので、ほぼ間違いなく抜けられる。
なので、従来の作品のように術で崩して接近戦に持ち込むといった基本連携が一切できず、コンボ重視のシステムを自分で完全に否定している。
ハメ防止対策なのだろうけど、それならA見たくオーバーリミッツで抜けたり、Vみたく受け身を取ったりと『此方もできる方法』で抜けてくれたほうがまだ納得出来る。

・秘奥義
使用条件は従来通り、オーバーリミッツ中に奥義を当てること。
オーバーリミッツ状態になるにはリンクアーツを使用する必要がある。
そして、オーバーリミッツ中はリンクアーツで常にチェインしているので、奥義を使う隙がない。（リンクアーツから奥義には直接つながらない）
なので、秘奥義を使うには一旦リンクアーツのコンボを中断しないといけないのでテンポが微妙に悪くなる。
どうせオーバーリミッツにはリンク状態が必須なんだから、奥義派生のリンクアーツを用意して、Rみたく合体秘奥義にしたほうがシステム的にも良かったと思う。
わざわざ、リンク前提のシステムで組んでおいて、最後の〆だけソロにした意味が分からない。

・演出
イベントや秘奥義時のモーションやカメラワーク、会話の間など、固定演出に関する部分全般がひどい。
モーションキャプチャーを使った演出も多々あるが、ほとんどが従来通りのモーション。
動きながら喋ればいいのに、動き終わった後に会話を始めるからいちいちテンポが悪い。
アクションシーンのカメラワークがひどくて迫力を感じない等。
Sチームは今作で3D作品は4作目なのに、D2チームの3D初作品のGにハードの性能差によるグラフィック以外の全ての3D要素で負けている。
ただ、敵の秘奥義をちゃんと作っているのはよかった。

・ラスボス
回復アイテムを使うラスボス…威厳なんてあったもんじゃない。
そして、とある方法でアイテムを封じると技や術で回復しだす始末。
しかも、アーマー付きなので妨害が一瞬遅れると手遅れ。
初回ハードでHP30万の敵のHPを150万以上削って持久力負けした時は笑いしか出なかった。

・難易度
難易度を上げても敵のパラメータが増えるだけ。
これはここ最近の作品ほとんどに言えること。
D2の頃は、難易度を上げると敵の行動パターンや使ってくる技がボスどころかザコも変化したのに、最近はずっと数値が上がるだけ。
そして、立ち回りでの変化がないので、やたらとパラメータの上がり幅を増やして変化をもたせようとしている。
なので、難易度を上げてもう1周していても大した変化が感じられるに飽きる。
特に、今回はW主人公で2周前提のシステムなのにコレは致命的だと思う。

あと、難易度の上がり幅が尋常じゃなく大きい。
ハードで30分掛かったボスがノーマルなら同条件で1分で終わるレベル。

・サウンド
いつもと違う雰囲気の曲を作ろうと意識したのかはわからないが、戦闘曲は別の方向で似たような曲が多すぎる。
いつもの桜庭節は似たような曲でも聞き分けれるのに、今回の曲は聞き分けるのが難しい曲が多かった。特にジュード編の戦闘BGM。
音質はあがったけど、クオリティが…という印象。

COMMENT

総評としては面白かったけど、荒が目立ちすぎるといった印象。
AやGは荒はあったけど、それを超える楽しさがあった。
しかしXは楽しさが荒を超えていない。

15周年記念にとらわれず、もう少しじっくり作っていれば…という作品になってしまっている。
ただ、過去作と比べるからそう感じるだけで一つの作品としては、ここ最近のゲームと比べてもかなり作りこまれている方だと思う。
チュートリアルもかなり丁寧。

テイルズには開発チームがD2チームとSチームがあるが、それぞれ
D2チームは挑戦的なシステムのハードゲーマー向けで、ストーリーは微妙だけどキャラが良く、
Sチームは無難にシステムを進化させた万人向けで、ストーリーはいいけどキャラ微妙
と正反対の印象を持つので、毎回毎回完全に別々に作らないで、一度両チームが最初から最後まで協力して作ってみて欲しいと思う。

・環境
HDMI接続の液晶
現在ミラ編クリア・ジュード編中盤
過去作はマザーシップタイトルは全て2周以上プレイ済み。(多くて6周)
参考までに自分の過去作の好みは
D2>G>A
で、
D2は連携の楽しさとキャラ育成
Gはコンボの構築
Aはシンプルかつ奥の深い立ち回り
が好きだった。

DLCについては特に気にしてないし買う気もないが、今まで見たくゲーム中で条件を満たして入手しなくていい分、中古に行くのが早くなるだけ。

基本的に私は、システムを重視で見て、ストーリーはほとんど気にしないタイプなので、ほとんどシステムのレビューになっています。
なので、システム重視で選ぶ方の参考になれば幸いです。
ちなみに難易度関係のレビューはほとんど1週目ハードのレビューです。

Gの癖で、アラウンドステップをしようとして被弾したのは自分だけではないはず…

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
sekuさん [2011/09/22 掲載]

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　555人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
1pt	4pt	2pt	1pt	1pt	3pt	1pt

総合点
34pt

GOOD!

・シリーズの中ではグラフィックが綺麗な方。キャラのモデリングはGood。
・CPUがそこまで馬鹿じゃない。わりとちゃんと戦ってくれる。
・アルヴィン君が最高。主人公であるべき存在。
・アニメの質がかなり高い。ＴＯＧからよく持ち返しましたね。

BAD/REQUEST

■戦闘
・ＴＯＧにあったサイドステップが無くなった。
・技、術の数が少ない。又、リンク技も各キャラごとに豊富に用意して欲しかった。
・味方のアイテムの使い方が意味不明。アイテム仕様の細かい指示まで出せるようにするべき。
・毎度の事だがボスがコンボ中、強制的に技を発動したりする。爽快感ゼロ。

■ストーリー
・ジュードの言動、仕草、性格、声全てが気に触ります。終始ミラ様万歳でコイツ他の物の見方できないのかと腹が立ちます。あとイベントで見せるナヨナヨした動き。男らしくシャキッとせい！
・ミラの行動原理。四大を失ってからの無謀な行動。途中まで腹が立ってしょうがない。
・周回前提の作り。２主人公制度で殆ど同じストーリーを２度こなさないと全てが理解出来ない。
１周で全てわかるようにして欲しかった。
・ガイアスが最後の可能性を切り捨てた理由の不十分さ。説明しろよ。

■その他
・ＤＬＣ高すぎ。全部買いました。ソフト代を遥かに上回る出費って凄いね。
・耳に残るサウンド無し。
・ボソッと変なセリフを吐く。「はぁ？、で？、アホか…、あっそぅ」と何度も呟きました。

悪いとこありすぎだろ、書ききれんわ。

COMMENT

据え置き機のテイルズは全てプレイ済み。
ＴＯＧの戦闘システムの完成度からすごい期待をしていましたが、
普通すぎて悲しくなりました。

あの２主人公より、アルヴィン君が主人公の方がよっぽど面白かったんじゃないだろうか。
あの人間臭さ、ヘタレ、クズっぷり。見ていて最高でした。

これで１５周年だって言うんだから、もうダメですね。
テイルズやっと卒業する気になりました。
ありがとう、卒業させてくれて。本当にありがとう。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
Quadさん [2011/10/25 掲載]

このレビューはオススメ？　

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　521人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	3pt	3pt	2pt	4pt	3pt

総合点
62pt

GOOD!

【グラフィック】
シリーズを通して見るとやはり１５周年記念作を銘打ってるだけあり、大変綺麗。
OPアニメはその描写の細かさと動きの多さ、戦闘シーンの熱さなどのおかげもあって、シリーズを通して一番印象に残った。
街やダンジョンの景観も克明に描かれていて、序盤に降り立つ王都イルファンなどは夜の街に浮かぶ淡い光などが幻想的に描かれていて思わずウットリしてしまいました。

【戦闘システム】
他のゲームと比べれば戦闘の熱中度は高いのでGoodとしたが、過去作と比べれば惜しいところが多々あり、完成されたシステムとは言い難く、前作TOGｆのシステムが際立って面白かっただけに満足出来たと言えるものでも無かった。
術技もミラなどは多いが、全体的に少なめ。秘奥義も決めポーズなどに尺を長く取っていたりするせいでテンポがいいとは言えず、演出もインパクトに欠けた。

?今作は「技ごとに定められた値を消費するTP」、「技を出すごとに１ずつ消費するコンボの要のAC」の２つを駆使して技を出し、コンボを繋げる。
TPにより通常攻撃に有用性が生まれ、ACによりCCのように自在にコンボを組めるので非常に良い試みだった。

?共鳴（リンク）することによってCPUと連携をとって攻撃をしたり、パートナー固有のサポートスキルの恩恵や、派手な演出の合体技をコンボに組み込めるのだが、これについてはまだ改善の余地があると思った。
・まずオーバーリミッツがリンクに依存しているので、PT全体で共有するリンクゲージ一本につき一人しか秘奥義が撃てず、CPUが秘奥義を撃ってくれる事はあまり期待できない。
ついでに秘奥義について言及すると、一度共鳴術技チェインを切って奥義を当てないといけないためテンポが悪い。共鳴術技から派生する合体秘奥義でも良かったのではないか。
・共鳴術技チェインについてだが先行入力して繋げるので、共鳴術技と共鳴術技の間に何かをする暇がなく、フロントステップなどをいれる程度の時間さえ作れれば、最初の共鳴術技で離れてしまった敵にステップで詰めて共鳴術技チェインで追撃みたいなことができて自由度が広がったと思う。
・またリンクパートナーのターゲットが強制的に自キャラと同じ敵になるので、分散して攻撃したい場合はリンクを使用出来なかったり、リンクパートナーは自キャラの近くに来る性質があるので、術士とリンクした場合に敵の近くで詠唱することがざら、などかなり行動を制限される。
もっとリンク時の行動を詳細設定できれば良かった。
・多人数プレイの場合だが、２Pとリンクすると操作がオートになる。
出来れば２Pが操作を維持したままリンクできるようにシステムを練って欲しかった。

?最後に敵（主にボスを中心とした）についてだが、大抵のボスが２０ヒットもいかないうちにコンボを抜けて反撃してくる。なのでボス相手になかなかコンボを決められずそれが爽快感を削っているように思えた。
またアイテムなどで回復してくるボスも多いのでなかなかHPが削れずイライラさせられることもあるかも。強いというよりウザかった。個人的にはボスのアイテム使用は邪道だなと思った。

【アタッチメント】
今作は非常に多くのアタッチメントを作中で獲得できる
これまではDLCが大部分を占めていたが、今作は作中のみで十分遊べるだけのバリエーションが揃っている。

【チャット】
今回サブイベントの発生をほのめかすチャットがきちんとあるので、サブイベントを取り逃すことが少なくなっていた。
あと歩いている最中やバトル中にもちょっとした掛け合いが見れたのは良かった。

BAD/REQUEST

【シナリオ】
序盤はいつものテイルズらしく、この作品のために作られた広大な世界観を上手く伝えられるようイベントが配置されていたり、日常が一変してどんどん世界規模の問題に巻き込まれていく様をテンポよく描けていて、十分先の物語に期待を持たせるような作りに出来ていたと思う。
が、ただし中盤〜終盤にかけてが酷い。
状況が一変してゲーム内の時間が一気に進む箇所があるのだが、その間に起こった出来事についての十分な説明が無いままムービーやイベントをさながら総集編の如く垂れ流しにされ、完全に置いてけぼりに。
物語も急に加速してこれまでに築いてきた世界観を放りだして、無駄なイベントなどは全て省いてい目的まで一直線。気が付いたら終わっていた。
もっと今作の舞台を隅から隅まで探訪出来るシナリオ構成にして欲しかった。

【キャラクター】
魅力的なキャラはたくさんいる。
PTメンバーで言えば、いい子すぎるレイアや、若者を優しく見守る老人の鑑ローエン。
サブキャラで言えば、仁義の漢ジャオに、見てて飽きないアグリアなど。

ただそれ以上に主人公２人とアルヴィンなどの一部のキャラが酷い。
アルヴィンに至っては酷いでは済まされない。非道い。
サブキャラクター達の扱いも乱雑で、魅力的な敵たちを活かしきれずに終わる。
このキャラはどんな風に物語に絡んでくるのかな〜と期待していたのが一瞬で冷めてしまった。

【マップ】
崖の高低さも表現され、３Ｄ化して臨場感が上がった･･･と言えば聞こえはいいが、実際は崖に囲まれた同じようなフィールドが続く。
一つ一つのマップは広いが、その似たような景観と街やダンジョンを含めたマップの総数の影響でどうしても世界が狭く感じられてしまう。
もう少し世界を広く見せる努力をして欲しかった。
個人的には乗り物などに乗って自分で探索できる楽しみを有したワールドマップをまた導入して欲しい。

【戦闘以外のシステム】
?料理
毎シリーズお馴染みの料理だが今回は完成された食品を買って、食べて、効果が数戦闘の間持続するというもの。食品は一種類につき一つしか買いだめできない。
簡単になったと言えば聞こえはいいが、自分で隠しレシピを見つける楽しみなどは無く、料理熟練度などもないため、本当に買って食べるだけである。
?リリアルオーブ
ステータスを挙げつつ思い思いにスキルも取得できるという新システム。
最初のうちはスキルをガンガン取得できるので面白いが、レベルが上がるにつれてスキル数が多くなりセットする面倒臭さも相まってそのうちオーブを埋めるのが億劫になって来る。

【やり込み】
過去作と比べると今回のやり込み要素は少なめだった。
称号集めは大変だが戦闘中に○○を何回などと言った作業的なものばかりだし、隠しダンジョンもあるにはあるが･･･。
装備も合成や強化などの要素がないので、鍛える楽しみも無い。
隠しコスチュームも極端に少なく、シリーズお馴染みの水着称号まで課金になってしまった。
その上、毎シリーズでお馴染みの歴代キャラたちとの決戦イベントも今回は無い。
１５周年記念作と銘打たれて一番楽しみにしていた要素の一つだっただけに、同シリーズのファンとして落胆は大きかった。

COMMENT

現時点でジュード編をクリアし、少々やり込んで６０時間程度です。
普段はRPGばかり、特にテイルズオブシリーズは大好きでエターニア以降新作は必ずプレイしています。

今回は総合的に見ると、凡作。
同シリーズの過去作と比べると見劣りしてしまいかねない内容だったかもしれない。
ストーリー、キャラクターはジ・アビスやヴェスペリアに及ばず、
戦闘システムもグレイセスｆから劣化してしまった印象を受けた。
唯一、世界観には序盤に惹きこまれそうになったが、シナリオに殺されてしまった。

１５周年記念作と銘打ってシリーズの節目に発売された作品なだけに、これからの雲行きが心配なところ。
好きなシリーズなだけに、舵を切り直してこれからも独創性の高いRPGを作って欲しい。

それでは長々と私的な意見にお付き合いいただき有難うございました。