グランツーリスモ５レビュー(評価)

HOME > PS3 ソフト > グランツーリスモ５

グランツーリスモ５レビュー

発売元	ソニー・コンピュータエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2010/11/25
価格	7,980円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(Spec II版) ／改訂版の設置基準について
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：オンラインカーライフシミュレーター ■ プレイ人数：オフライン1〜2人 /オンライン2〜16人【グランツーリスモ５ Spec II】 ■ 発売日：2012/02/02 ■ 価格：4,980円グランツーリスモ５にあるDLCと同内容です。

スコアボード

中央値: 51
難易度: 2.65
レビュー数: 102

スコアチャート

0-9

5.9%

10-19

7.8%

20-29

13.7%

30-39

18.6%

40-49

13.7%

50-59

12.7%

60-69

16.7%

70-79

7.8%

80-89

2.9%

90-100

【60点以上】
40.2%
【標準偏差】
21.1

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

« 前へ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
次へ »

　571人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	5pt	1pt	1pt	2pt	1pt	2pt

総合点
37pt

GOOD!

まずはグラフィックのすばらしい出来。ＧＴ５をやったあと実車レースをみてまたＧＴ５をプレイするとゲームが実車にみえてくるくらいのすばらしい出来。初代からだがリプレイアングルには文句のひとつのつけようも無く、ＧＴ４からやたらと拘るニュルブルクリンクについては２４時間の変化まで作られておりリプレイとあわせグラフィックは文句なしの満点をつけさしていただきます

知名度がたかいことからオンラインに人がいないことがまず無い。２４時間なんかかんかで遊べる人たちがいる。レースだけではなく対人同士ならではのフリーランでも十分に楽しい。

これといって良い点は個人的に上記のみであとの項目については良くも悪くもある点であるので悪い点にも書かせていただきます。
・天候変化、時間変化が追加されたこと
・プレミアムカーについてはすばらしい出来
・オンラインでイベントレースの配信やタイムアタックがよくある
・アップデートによる更新や内容の追加がある
・最大レース参加台数が１６まで増えた事
・ＧＴオートでカラー変更、エアロ装着ができるようになった
・車体の破損表現が出てきた。個人的に４時間ニュル耐久のあと多少の接触で出来たボディの黒ずみなんかにはリアル差を感じた

他にも細々とあるのだがいざ書こうと思うと中々思い出せない・・・

BAD/REQUEST

こちらは結構あります　全体的に手抜きを多く感じました

ゲーム以前にインストしてもロードが非常に長くセーブ読み込みが非常に多く入り快適性が悪すぎる。

ゲームとしては以前のライセンスから経験地によるレベルになったこと。これの意味がわからない作者いわくＧＴモード＝ＲＰＧなのでということだが、実力がないと現実では車に乗れないなんて事は無い金さえあればヘタクソでもＧＴＲやＮＳＸなど何でも乗れる。だがライセンスがなければいくら金があろうとレースには出れない。リアルシュミレーターならやはり現実に近いライセンスに戻すべきだ。　いまでは失敗と感じたのかオンラインイベントとログインボーナスにてガンガンあがるようになったがそこまでするなら廃止にしてよかったのでは？　レベル制限については邪魔くさくて仕方が無い。

続いてはスタンダードカーというＰＳ２画質の車たち　はっきりいうと手抜きされた車たち１０００車種以上のうち８００種以上を占めるのがこのＳカー達　つまりＰＳ３基準かつ丁寧に作られているのは２００種程度。　　まず問題点が内装の表現が簡易シルエットということだがＰＳＰにあった黒でつくられているテキトーな内装。またリプレイなどをみても画像のあらが非常に良く目立つ。
これは大きなマイナス点　
そしてこれにおなじく手抜き車両の解説やエンジンの違いなどが表現されていない。　自分が確実にこれは手抜きだと気づいたのは、スズキアルトワークスＲＳＺとおなじくアルトワークススズキスポーツリミテッドこの２つは外装に多少の違いがあるがエンジンは別物で当然出力や性能にも大きく差が出るのだがＧＴでは解説、性能共に同じで手抜きされている。　他にも多数手抜き車両が存在していると思われる。

プレミアムカーについても収録車種やバランスが悪い。　今回最大出走数は１６台だが大半のレースは何故か１２台　ということは同じ糧の車は１５種程度あれば十分なはずだがＮＡＳカーが異常に多く収録されている。使うイベントはチャンピオンシップイベントのみ。
ノーマルカーでも日本で人気の車種が何種類か抜けている日産に１４シルビア、１８０ＳＸがいない、トヨタにはフラッグシップスポーツカーを飾った８０スープラが存在しない（無駄に７０がいる）

イベントレースに縛りが多い、またイベント数も少ない。初代やＧＴ２ではイベント数も多くその大半がプレイヤーの好きな車で参加できていたのに近作では賛歌種に縛りが多く乗りたくない車やつまらなそうなイベントも多い

折角天候変化や時間変化がふえたのに、それが適用されるレースはわずかであり２４時間変化対応のニュルとサルトはプロトタイプのイベントしかなくがっかり。チューニングカーで参加したかった。
それ以前にこの２４時間というのにも問題を感じるプレイヤーは２４時間もゲームできるほど暇ではない。せめて３倍速にして８時間で終わるなどの工夫は考えられなかったのだろうか　中断機能が付いたとはいえ２４時間も同じコースを回る気にはならない。　

Ｂスペック今回からはゲームモードがわけられ更には倍速送りが消えた。作者いわく倍速にしてお金と経験地が入れば、Ａスペの価値がなくなるということで排除したらしいが、Ａスペの楽しさは経験地や金ではなく自分で操作することであり、逆にＢスペはやりたくにレースをまかせたり、賞金稼ぎであったのだがこの倍速排除によってＢスペは一度も触ることが無かった。　

ＧＴオートについてエアロが追加されたが大半が純正リップと汎用の黒いフロントスポイラーのみのまたも手抜き、ウィングはほぼ汎用のＧＴウィング
続く破損表現だがまず激突したときの音が　ボムッ　ボコッなど車とは思えない音で破損の仕方もおかしい。多少の黒住などはリアルを感じたがへこみやはがれに関してはおかしい。　または存しない車もありこれも手抜き

エンジン音。マフラーをかえなければ大半の車のエンジン音はそうじきや黒板クリーナー程度にしか聞こえない。　逆にマフラーをかえるとほとんどの車のエンジン音は同じでありこれも手抜き

ＰＰ制度について車の総合性能を現すものらしいがこれも基準があやふや　総合性能なはずなのに同じＰＰでも早さに異常なさが出たりする。これならなくてもいいのでは？　相変わらずＮＳＸやエリーゼ、ＧＴオリジナルモンスターマシンなどは圧倒的性能

他にも多数細かい点があるのだがきりがないのだが６年もかけて延長を繰り返した結果がこの出来であるとなればこれ自体が非常に悪い点であるといわざるをえない。

COMMENT

Ｄ端子　２１インチ型　コンポスピーカ複数接続でプレイ

ＧＴは初代からプレイ済みで今回５をプレイしたのは２度目一度目は発売当事にプレイしたのだがレベルのだるさから即刻売却して今回経験地の増加とアップデートにより進化したので再びプレイしてみたのだがどうも手抜きが目立つ。　ついで言うと楽しんでもらいたいという拘りは非常に感じるのだがそれが縛りになってしまいプレイヤーの自由をうばってしまってよい点をかなり失っていると感じた。　元は悪くないゲームなだけにうまく立ち直れば非常に良い出来となりそうな感じはするのだが今回はどうも残念な出来となってしまった感じがする。

プレイ時間：100時間以上(クリア済)
W,Sさん [2012/01/28 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　538人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	1pt	3pt	3pt	1pt	1pt	1pt

総合点
35pt

GOOD!

GT5の良い点

1.マルチプレイの存在。
今までシングルプレイ、あっても実機での二人プレイ、Xlink経由のマルチのみだったが
PS3でリリースされた今作は、「気軽に誰でも」オンラインプレイが出来るようになった。
さらに完全ルーム制なので、ドリフトや走行会といったレース以外の遊び方も可能になっている。

2.跳ね馬と猛牛の解禁
フェラーリとランボルギーニが遂にGTでドライブ出来るようになった。またマセラティとブガッティも登場。
現代のスーパーカーの頂上決戦も、往年のスーパーカーで名勝負を繰り広げることも可能。

BAD/REQUEST

オリジナリティー：

グランツーリスモも数えれば、もう5番目。
今までのGTシリーズは数を重ねようとも「新鮮さ」は必ず存在しているものであったが、これといった新鮮さは無い。
新要素の中でも「マルチプレイ」こそ新しいグランツーリスモのプレイ範囲を広げるものではあるが、「コースメイカー」に関して言えば、非常に単調で殺伐としたコースばかりが生まれ、それをオンライン上で遊ぶことも出来ない。
中途半端さが目立つ。というよりかそれのみである。

グラフィック：

プレミアムカーこそ綺麗に仕上げられており、他のレースゲームには無いリアリティがそこにある。
悪魔でプレミアムカーのみ。収録車種のおよそ8割を占めるスタンダードカーは、PS2時代の画質品質そのままでPS3という新環境に全く合わない。レース中の他車接近時には目を覆いたくなるほどのテクスチャの汚さ・ジャギー。
それどころかコースのテクスチャーの粗さ、シャドウ表現のジャギー・こま落ち、といったPS2時代から進化がいまいち出来ていない。
SSR5といった夜間コースはリアビューなどで視点を急に変えると、ビルが消失したり遠くのオブジェクトがワイヤーフレーム化するバグがあったりと興冷め。

快適さ：

サーバへの接続状況の悪い環境であると、ゲーム開始後のグランドメニューで「ニュースの受信が原因となって」長時間操作が出来なくなる。
またレスポンスが全体的に遅く、項目決定、車のディティール表示等でもたつく。
これがレース中の操作を除いた殆どに存在するため、フラストレーションが溜まる。
そしてロードフリーズによるゲーム再起動をやむ終えない事も多々。
いちいち面倒くさい設計。

その他満足度に関わる要素：

・全体的なボリューム不足と中途半端さ
NASCAR,F1,WRCと安直に考えれば「新天地」に足を踏み入れたGT5。

だが以前のタイトルと比較すると、コースが圧倒的にボリューム足らず。
従来の名オリジナルコースが無いと思えば、ダート・スノーコースはたった3ロケーション。
「コースメイカーで満足しろ」とさえ感じるほどである。

車種も収録にムラがありく、他のレースゲームでもよく収録されているダッジチャージャーSRT8、マセラティMC12、ポンティアックソルティスetcは入っていない。
そのくせ、ノーマルのS2000だけで10数バリエーションある。なんて仕様だ。

また無理やり追加されたNASCAR、WRC、F1に関しては実に中途半端。
NASCAR用のオーバルトラックは2つのみ。WRC用といってもカスタムコースをセクションごとに走らされるだけで実に単調。F1はオリジナルマシンのフォーミラカーのみがレースに使用でき、フェラーリのF1はプラクティス・アーケード程度しか参加することが出来ない。

・AIのレベルが低い
基本AIのドライビングが下手。今回ライセンス項目に「オーバーテイク」が登場し、接触によるミスが存在する。AIの無理なライン取り、無理な幅寄せ、早すぎるブレーキングの影響でテンポも悪く、プレイヤー側がレーステクニックを度外視したドライブをしていかねばならないこともある。

・レーシングモディファイの非充実さ
「可能な車が10数台だけで、尚且つカラーリングもほぼ白黒だけ。」
この文章で想像できる通り。そしてセンスの無い塗装の割りに超高額な費用。
なぜ搭載したのだろうか。

COMMENT

GTシリーズには初代から欠かさずプレイしているため、特別な思い入れがある。
GT5も例外ではなかった。が、そのGT5に裏切られた。
GTシリーズの良き伝統は打ち壊されてしまい、中途半端な新要素だけが残ったように思える。

しょっちゅうFORZA3と比較されるが、グラフィック・ゲームシステムを考慮しても軍配はFORZA3にあがったと思う。

プレイ環境：
ディスプレイに直接HDMI端子による出力

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
トマホーク坂本さん [2010/12/08 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　552人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	3pt	3pt	2pt	1pt	1pt	2pt

総合点
34pt

GOOD!

・やっと発売に至ったこと
・プレミアムカーのグラフィックはきれいで、フォトモードで撮った写真は実写の様
・国産車の多様なグレード。
・車の音声解説付き。車の走行シーンをバックに、アムロの声の人が熱く語ってくれる。
・光の処理が秀逸でリプレイがかなりリアル。
・付属の冊子が豪華。３００Ｐ位あって読み応え抜群。

BAD/REQUEST

・このゲームの出てくる１０００台中８００台を占めるスタンダードカーが酷い
過去作のモデルをただ移植しただけで、明らかにＰＳ３の標準レベルのグラフィックではない。
それなのにスタンダード（標準）と付けるのはどうなのかと思う。
フォトモードで接写出来ない点からも、汚さを隠そうとしていることが覗える。
さらに、車内視点はないし、外装変更・破損表現もない。非常に残念。

・コースの出来も酷い
テクスチャーが荒い。大半はＰＳ２から移植しただけのクオリティのようです。
リプレイは、きれいなプレミアム車ときたないコースのコントラストがなんとも言えない残念感を醸し出します。
スタンダード車だとバランスが取れますね。

・相変わらずの挙動
シミュレーターを名乗るならしっかりした物理エンジンを導入してください。
一度でも本当の意味でリアルな挙動のゲームをしていたら。このグランツーリスモ挙動では満足できません。
こんな挙動では楽しくない。
今までＧＴシリーズかリッジレーサーのようなハチャメチャ系しかやっていない人なら満足でしょう。

・ロードが頻繁で長い
やる気がそがれる。勘弁してほしいです。

COMMENT

全体的にやっつけ感を感じました。
製作者は、あれも入れるこれも入れる、で結局はほとんど実現せず、入れたものでも下手にかじっただけで中途半端。
宣伝の仕方も隠ぺい体質で、汚いスタンダードカーには言及せずに一部しかないプレミアムカーのフォトを出し、あたかも全部がそうであると錯覚させるようなものでした。
ゲームのコンセプト自体も変わったと思います。初代は「リアルな挙動で車を操る喜びを」だったのに、今作も肝心の挙動を放置し、きれいな車を見せることを第一に考えられているように思います。

山内さんは「自分のやりたいことを入れるにはＰＳ３は不十分」と言っていましたが、最近では技術的に高評価の名レースゲームがコンスタント発売されています。
あんたらの体たらくが原因だろ！？と言いたいです。
５年も待たされてこの有様。期待外れで非常に残念でした。

プレイ時間：05時間以上15時間未満(未クリア)
spec3さん [2010/11/29 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　572人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	3pt	2pt	2pt	2pt	0pt	4pt

総合点
34pt

GOOD!

・グラフィック
プレミアムカーについてはすばらしいと思います、あと天候時間の変化の表現もすばらしかったと思います

・カート
これは楽しかったです、特に対戦が文字通りガチンコで面白い。

BAD/REQUEST

・システム面
これが最悪です、何をするにもストレスがたまる。
車の購入にしてもソート機能がほとんどない、私のような車好きなら、どのメーカーがどの国か
どの車がどんな駆動形式かがすぐに分かりますが、初心者の人には厳しいでしょう

・ＡＩがアホ過ぎる
とにかく酷い、スタートの１コーナーはタイムバーゲンのおばちゃん状態、直線ではオカマがほってくるし、コーナーで並んだら無意味な幅寄せ。

・プレミアムカー以外が手抜き
グラフィックは汚いし、ドライバー視点もなし、これなら無い方がいい。

・影がギザギザ
あれは何なんでしょうか？ＰＳ３の特性？何でしょうか？

・インストールが意味不明
ロードが長いのは仕方ないとして、インストールの意味がよく分かりません
インストールしても、レースの前にインストール中と表示されるし
オプションのインストールは１度実施しても何回でもインストールできる

COMMENT

はっきり言って、がっかりしました。これがＰＳ３のローチンタイトルならＧＴ６に期待もしますが、あれだけ待たせておいて「これかよ・・・」といった感じです。
特に３６０のフォルツァ３をプレイした事のある人なら、ＧＴ５は論外でしょう。
ポリフォーニのスタッフに聞きたい、開発中に発売された、他のレースゲームをプレイしたのかと
フォルツァ３のようなリアリティもなければコードマスターズの作品のような楽しさも・演出もない
ＧＴというブランドに胡坐をかいているようにしか思えません。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
ポロさん [2010/12/06 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　589人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	4pt	1pt	1pt	2pt	1pt	3pt

総合点
33pt

GOOD!

前の車の後を追いかけることによって空気抵抗を減らす
スリップストリーム等の概念が取り入れられており、
シミュレーターとしての実力に磨きがかかった。
走行中の荷重移動やタイヤの磨耗ももちろん健在。
使用するほど車の性能が劣化していくのもいい（金さえかければ新車時の性能に戻せる）。

理想的な走行ライン・ブレーキのタイミングが表示されるということもあり、
シビアな操作を求められる本作においては嬉しい機能。操作の上達を助けてくれる。

また、自分が監督になるBスペックでは視点の種類が室内を映すもの
含めて９種類もある。ドアミラーやバックミラーが仕事しているなど、
意外なところで芸が細かい。
第三者視点のカメラワークも良く、Bスペックがなかなか熱い。

ゲーム本体とは直接関係ないが、初回限定版に付いてくる本が素晴らしい。
本作で大いに活用できるドライビングテクニック、レースの背景、車の構造・
チューニングや
車の歴史など、とにかく事細かに、しかも初心者にもわかるよう易しく書かれている。
車に関して詳しくないが、これから詳しくなりたい人は是非一読してみて欲しい。
実際本屋でこの本を買ったら2000円はする内容（サイズはともかくとして）。
前作にも付いてきたが、今回内容がかなりパワーアップしている。

BAD/REQUEST

エンジンサウンドがとても軽い。
アナログではなく、コンピューターで作ったような音に聴こえる。
特にスーパーカーが吐き出す快音にはかなり期待していたので残念。

敵車はひたすら決められたルートを通るのみなので、そのルート上に入るとぶつけられて
吹っ飛んで行ったり。また、カーブの際に敵車にぶつけた方が優位に立てるなど、
詰めが甘い部分も。

BGMは軽めのジャズやPOPSが多く、無難にまとめられている。正直、気合いの入った曲は皆無。
いつも似たようなBGMなので、先に進んでいると
いう実感はない。
レースのための熱く燃えるようなBGMも少しは欲しいところ･･･

それとスリル・スピード感のなさが際立つ。
静止画やリプレイ視点（静止した視点で動きのある車を追う）で見るととてもリアルに見える
のに、いざ運転してみるとゆっくり走行している感じになる。
これは高速走行していても通り過ぎる風景がくっきりと見えているからと思われる。
逆にいえば近くの風景に効果を施せば、かなり
スピード感覚が増すはず。

COMMENT

PS3で久々に欲しい！と思えるタイトルだっただけに、落胆も大きい。
憧れのスーパーカーを所有し、レース上で思う存分振り回す。
そういった根本的な楽しさの部分を煮詰めていって欲しいと思った。

全体のレベルはそれなりに高いが、グラフィック以外特筆すべきところはない。
ゲームとして、これだけのグラフィックの質の高さを備えておきながら
自由度の低さは残念に思う。

かなり緻密かつ繊細な操作が要求されるため、総じて楽しさよりも
ストレスが上回るシーンが多く、テンポの悪さも相まって熱中度・爽快感ともに低い。

基本的にはレースをして金＆経験値を貯めるだけの幅の狭いゲームなので
途中ダレることも。

今作の発売は延期に延期を重ねた難産であったが、そうとは思えない見切り発車感（車だけに）。
プロデューサーで完璧主義者だという山内氏にはエンターテイメントの
面白さとは何かを改めて考え直して欲しい。
ただ速く走るだけがレースゲームの全てなのか。もっと幅広いアイディアを取り入れるべきでは。次回作に期待。