ファイナルファンタジーXIII−2 レビュー(評価)

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ファイナルファンタジーXIII−2 レビュー

発売元	スクウェア・エニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2011/12/15
価格	7,980円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：RPG ■ プレイ人数：1人

スコアボード

中央値: 53
難易度: 1.72
レビュー数: 68

スコアチャート

0-9

1.5%

10-19

5.9%

20-29

19.1%

30-39

17.6%

40-49

25%

50-59

17.6%

60-69

7.4%

70-79

4.4%

80-89

1.5%

90-100

【60点以上】
30.9%
【標準偏差】
16.41

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　537人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	3pt	1pt	1pt	3pt	2pt

総合点
40pt

GOOD!

・前作から自由度が大幅に上昇。グラフィックと音楽と戦闘システムは引き続き良質。特にスピード感ある戦闘システムは前作の段階でかなり洗練されたものだったが、今作で細かい指示が可能になるなど更に進化。

BAD/REQUEST

・メインストーリーはそれほど悪くはないとは思ったが(といっても短いけど)、ラストで唐突にバッドエンディングを見せつけられてToBeContinedとは...。他のエンディングも無い方がマシ。「変なことしたら変な世界になっちゃいました〜」的なしょーもない結末ばかり。頑張った末に見れるシークレットＥＤも、どうでも良過ぎて更にがっかり。
・パズル多過ぎ。RPGをしたいのであって、パズルゲームをしたいわけじゃないっ！
・シネマテックアクションが面倒くさい。要らないです。
・アクセサリーのコスト制になったため、沢山あってもほとんど使わない。
・オーパーツ集めやフラグメント集めで、ゲートをくぐる度に長いローディング。ゲートをクリックすると概要が表示されるが、ローディング中に表示するなどの工夫が欲しい。
・マップが見辛い。進めそうで進めなかったり、飛べそうで飛べなかったり。
・クリスタニウムがモンスターの数だけあり、成長が面倒くさい。経験値制で良かったんじゃなかろうか。

COMMENT

自由度は向上したし、前作から良質なシステムを上手く継承できているんで、決して駄目な要素ばかりとは言えないけど、満足度はかなり低いです。大してセンスもないのに無理に格好つけたがっている台詞回しとか、寒いサイドストーリーが目白押しな所とかが何とも歯がゆい。
難易度は低いしなるべくやり込むのが主義なのでトロフィーコンプまでしてみたけど、全然印象に残る場面がない。あのエンディングのおかげで達成感もゼロで、逆に徒労感たっぷり。こんなんで続編なんて大丈夫なんだろうか？

プレイ時間：100時間以上(クリア済)
カンガルーさん(レビュアー情報) [2012/05/13 掲載]

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　641人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	4pt	2pt	3pt	2pt	1pt

総合点
55pt

GOOD!

・シナリオ選択が自由になったこと
・限られた素材でモンスターをカスタマイズしてパラダイムに組み込む楽しさ。モンスターごとに１３でいう６ロールのどれかに決まっています
・１３からの流用が多いものの、サンレス水郷やアルカキルティ平原(晴れ)、ヲルバ卿等に新たに加えられた良曲
・「過去を変えれば未来が変わる」と共に「未来が変われば過去が変わる」というテーマ
・仲間モンスターを変えてもパラダイムがセーブされる様になったこと
・時計のミニゲームが厄介でしたが面白いミニゲームであった点

BAD/REQUEST

まずキャラの弱体化で暴れ回る感が減退したこと。
味方でも敵でもそのせいで前作の醍醐味だった爽快感、大味感がなくなってしまいました。
またボスの様に体力が高い敵もBAH、BAAとDDD、せいぜいJDA、BEHの切り替えのワンパターンで爽快どころか面倒とさえ感じました。
主人公は一新しましたが能力的にはセラもノエルもあまり違いがなく、今回のクリスタリウムは分かってしまえば偶数、奇数回目に魔法攻撃力、物理攻撃力を上げるのを狙う為の様なものです。

爽快感のみならず、ゲームバランスもいまいちでした。
絶妙のバランスに仕上がっていた前作とは違い、かなり簡単です。
苦労してボスを倒し章をクリアするという達成感が失われてしまい、非常に物足りないゲームになってしまったんですね。
ジャマーが弱体化して厳しくなったかと思いきや、アタッカーとディフェンダーゴリ押しで非常に簡単にクリアできてしまう、そんなゲームです。
前作にあった大事な何かが欠けてしまった感じが、、、

後、ラスボスは木偶の坊でした。

COMMENT

ＦＦ１０−２以来の、ナンバリングの続編となる作品。１３の良いところを継承しつつ、内容の進化というのは難しかったみたいですね。
難易度の評価に関しては大凡の皆さんが仰る通り低い水準であり、ＨＰ全回復（ＬＲＦＦ１３では廃止の様です）やリトライ戦闘を加味しても、初心者向けのＦＦという認識で見ざるをえません。
また、ゲームのボリュームも短く、攻略難易度が低いこの作品においては、いまいち強い仲間モンスターやロール、パラダイムシフト等の重要性を主張できかねているところがあります。

進歩した技術力を攻略自由度に振り向けた点は評価としたいですが、歴代の作品、特に前作１３をプレイしてきたユーザーに対するスパイスが欠けているようにも感じてしまい、やり応えとしては何とも中途半端な出来だったと思います。
細かくは言いませんが、蛇足的な要素も多々追加され、シンプルな面白さが感じ取れない部分もあったので、私の評価としては評価点と不満点を相殺して普通程度としておきたいと思います。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
アレンビーさん [2013/08/24 掲載]

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　538人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	5pt	4pt	5pt	5pt	4pt	2pt

総合点
92pt

GOOD!

46型フルハイビジョン液晶テレビにプレステ3をHDMI接続して遊びました。
またトロフィー取得率は7割ほどです。

○オリジナリティー：４ｐｔ
FF13-2の一番のオリジナリティは、派手でスピーディなコマンドバトルを気軽にできることだと思います。
FF13-2は基本三人パーティ(ノエル、セラ、召喚モンスター)です。
パーティにプレイヤーが命令(コマンド)します。例えば、ノエルに「たたかう」をコマンドし、セラに「攻撃魔法」を、
召喚モンスターに「回復魔法」をコマンドするとします。
普通は一人ずつコマンドすると思います。対して、FF13-2では三人一度にコマンドします。
三人のコマンドの組合せを最大6つまで登録しておけます。それらをバトル中に何度でも変更できます。
三人のコマンドを一つずつ入力するより、三人一度にコマンドを入力した方が、断然スピーディです。
加えてMPが無限なので、魔法が使い放題です。
これらにより、ファイガやエアロガなど派手な魔法が乱れ飛び、キャラが絶えず動き回っているような、
派手でスピーディなコマンドバトルを気軽に楽しめます。

○グラフィックス：５ｐｔ
事前に用意されたCGの描画が本当にきれいです。
ライトニングとオーディンの連携技や、ライトニングが女神エトロの玉座に腰掛ける様や、セラやノエルの細やかな表情などは、
ため息がでるほどきれいです。
また、直接描画されるCGの描画もきれいです。
特にバトルシーンは圧巻です。今作では数多くのモンスター(チョコボや壺猫など)をセラが召喚できます。
その内の三体を事前に選んで、一回のバトルでその三体をあれこれ取り替えながらプレイヤーは遊びます。
ノエルのスマッシュアッパーで打ち上げた敵を、チョコボがジャンプして追撃し、くちばしでつっつき足で蹴っとばす様は、
かっこよくてかわいいです。
フィールドシーンもきれいです。ヲルバ郷(AF400年)のクリスタルの砂浜からみたコクーンは本当にきれいでした。

○サウンド：４ｐｔ
チョコボに乗っている間「チョコボのテーマ」というかわいい音楽が流れます。
赤チョコボに乗ると、この「チョコボのテーマ」をハードロック調にアレンジした曲がかかります。
印象がガラッと変わるのがおもしろいですね。
また、FF13の「閃光」もここぞの時にかかります。それから「死にゆく世界」のフィールドで流れる曲も
ものがなしくて場の雰囲気に合っていていいですね。
またボイスもいいですね。セラ「ガーン」スノウ「だめだこりゃ」のやりとりに笑いました。
それからNPCもフルボイスです。

○熱中度：５ｐｔ
まずバトルがおもしろくて熱中します。
攻撃をチェーンして敵の防御をブレイクするバトルは、与えるダメージに緩急がありおもしろいです。
加えて手軽にスピーディで派手なバトルが楽しめます。
次に美麗なグラフィックスで描かれる物語に熱中します。
ノエルの凛々しい表情やセラの爽やかな表情がいいですね。
それから美しいフィールドの探索に熱中します。
飛べるモーグリをわざわざ投げるとかおもしろいですね。ちょっとしたTPSです。
他にも時計盤パズルや消える床パズルや召喚モンスターの収集などの熱中できる遊びが山もりです。

○快適さ：４ｐｔ
操作のチュートリアルが充実して快適です。ほとんどいつでもどこでもセーブできるので、
ちょっとずつ進めることも可能です。
またバトルのリスタートが速いのは、強敵(アカデミアAF400年のガイセリックなど)とのバトルをやりこむのに便利です。
それからフィールドで敵への奇襲に成功すると、パーティがヘイスト状態で戦闘を始めれます。
それとフリーズが一度もなく、バグもありませんでした。ものすごく快適です。

○難易度：２ｐｔ
難易度はイージーとノーマルがあります。難易度はノーマルで2くらいだと思います。
ノーマルのラストボスだけ3かもしれません。
またノエルやセラや召喚モンスターのステータスをプレイヤーが任意で上げます。
なので、簡単すぎるなと思えば、ステータスをあまり上げなければいいです。
それから、マップをすみずみまで回れば、やりこみ用に強敵が配置されています。
ステータスを普通に上げていても、初めて来たアルカディア(AF400年)にいるガイセリックは
すごく強いと思います。
ロングイなどの強敵とも中盤から対戦可能です。

BAD/REQUEST

○オリジナリティー：４ｐｔ
セラの服装をみて、「ん?」と思うかもしれません。
またFF13-2の世界には「未来を変えれば過去も変わる」という変わったルールがあります。
魔法もありますし、未来の映像をうつし出す過去の遺物なんかもあります。
FF13-2の世界ではすごいでたらめがたくさん出てきます。
「未来を変えれば過去も変わる」と「未来の映像をうつし出す過去の遺物」を組み合わせると、
とっぴでおもしろい話ができます。

○グラフィックス：５ｐｔ
キャラクターデザインが合う合わないはあると思います。
またスレイプニルにまたがったライトニングがカオスバハムートと戦うシーンがあり好きなのですが、
カオスバハムートに残鉄剣を放つオーディンやカオスバハムートの斬撃を防ぐオーディンが描かれていません。
オーディン対カオスバハムートの迫力ある戦闘をもっとみたかったです。
それから人が多い街中(アカデミア4××)だとフレームレートがちょっと落ちます。

○サウンド：４ｐｔ
フルボイスなので難しいのでしょうが、ノエルの名前をいくつかの中から選べたらどうかなとちょっと思いました。
でも名前を変えれるようにすると、その名前が呼ばれなくなったり、
呼ばれてもその名前の発音がおかしくなったりするのでしょうね。

○熱中度：５ｐｔ
私はクリアまでの時間が40時間程で大変満足していますが、寄り道せずに攻略情報を参照しつつやると、
クリアまでの時間はもっと短くなってしまうと思います。

○満足感：５ｐｔ
エンディングで「To Be Continued…」と表示されます。
もしかしたら続編が出るのかもしれません。出てほしいです。
それと「危ない!!これからどうなるんだ?!」と思う場面でFF13-2は終わります。

○快適さ：４ｐｔ
ヒストリアクロスから新たなフィールドマップへ移動する際に数十秒のローディングがあります。
またいくつかの時計盤パズルの制限時間が少し短く感じられました。
でもスタートボタンで制限時間の進行を止めてじっくり考えれます。

COMMENT

○満足感：５ｐｔ
洗練されたコマンドバトルが相当たのしいです。
三人(ノエル、セラ、召喚モンスター)に一遍でプレイヤーが命令(コマンド)できます。
また攻撃をチェーンし敵の防御をブレイクすることで与えるダメージに緩急がつきます。
加えて数多くの召喚モンスター(ダスク・オーディンやチョコボなど)から
三体を選んで、その三体を一回の戦闘中にとっかえひっかえして遊べます。
激しくスピーディで適度に変化するコマンドバトルが美麗なグラフィックスで手軽に楽しめます。
人の多い街中だとフレームレートが少し落ちますが、洗練されたコマンドバトルに私は大満足です。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
hi&ut7さん [2012/01/01 掲載]

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　516人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	4pt	4pt	3pt	3pt	2pt

総合点
66pt

GOOD!

普通に面白い、ってのが率直な印象ですね。一本道だった無印も、アレはアレで私個人は充分楽しめたんですが、今作のように自由度が高くて色々遊びがあるってのはやっぱいいですね。

バトルも、ほぼ手を加えず前作を踏襲してくれたのでよかったと思います。やっぱり爽快感があってこのシステム面白いですから。
あと、今回も音楽がいい具合に気分を盛り上げてくれるものに仕上がっていて、よかったと思いました。

BAD/REQUEST

別に仲間が多けりゃいいとは思っていませんが、それにしたってずっと2人旅ってのはちょっと寂し過ぎるかなと・・・ここが個人的には今作最大のガッカリポイントでしたね。
QTEとかの演出上の制約なのかななんて思っちゃいますが、別に無印からの引用でなくてもいいからあと1人くらい仲間がいてもよかったんじゃないかと思います。
正直、パーティの3枠目がモンスターとか勘弁して欲しかったなぁ・・・どうせモンスター固有のロールがあるわけでもないんだから、素直に人間にしてくれりゃよかったと個人的には思うんですがね。
例えば真女神転生3なんかは悪魔を引き連れての超孤独な旅ですが、今作のような寂しさは特に感じませんでした。それはそもそもの舞台の違いもあるけれど、仲間になる悪魔に魅力があったからなんでしょう。ハッキリ言って今作には連れ回したくなるような魅力あるモンスターなどいないですから、私の眼にはこのシステムは失敗としか映りませんでした。

あと、外伝とはいえ召喚獣なしってのはやっぱり少し寂しいですね。正直13の時も大して使いはしなかったんですが、まぁFFの風物詩ですからね。

その他、グラフィックが何だか無印から退化してる気がしましたね。どうもザラついてるように見えるシーンが多かったです。特に肌があんまりキレイじゃなくて、何か毛穴が開いて見えるというかソバカスだらけに見えるというか・・・今回はXBOXに合わせて開発したとかなんとか聞きましたが、そのせいなんでしょうかね？まぁ気になってどうしようもないってレベルではないですけど。

COMMENT

まだクリアしてはいませんが、個人的には神ゲーに一歩及ばない良ゲーという感想です。最低でももう1人人間の仲間がいて、3枠目がモンスターじゃなかったら、神ゲー評価していたかも知れません。それくらいの出来ではあると思います。
ストーリーについては、まぁM.T氏が担当している以上ハナから期待してませんでしたので、あえて評価には含めませんでした。ゲーム内容部分が面白いので、もうソコは目を瞑ります(ストーリー重視派でもないので)。
というか、The 3rd Birthdayもそうでしたが、T氏は時空移動モノ好きですね・・・

とりあえず、無印のキャラに強い思い入れのある方やストーリーに重きを置く方以外には、充分にオススメ出来る作品だと思います。

プレイ時間：わからない(未クリア)
アスカさん [2011/12/22 掲載]

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　529人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	4pt	5pt	4pt	2pt	1pt

総合点
78pt

GOOD!

前作をやった者なので、前作との比較が多くなります。

○戦闘
前作で好評だったシステムをそのまま引き継いだ今作。作戦変更時の無駄な演出がなくなり更にスムーズになりました。仲間モンスターシステムと合わせると戦術の自由度が大幅に広がりました。バトルで高評価を取るとアイテムのボーナスがあり、そのアイテムが仲間モンスターの成長につながるので、やりがいもあります。この戦闘システムこそが本作の一番の楽しいところだと思います。
エンカウントシステムはランダムとシンボルを併せたようなもの。能動的に戦闘に入れて、逃げたい時は逃げれるのはよかったと思います。

○育成
前作と比較すると自由度が大幅にアップしています。仲間モンスターもバラエティに富んでおり、アビリティ継承システムも加えるとやりこみ要素が豊富です。

○ストーリー
臭いセリフ、冗長なイベントはだいぶ少なくなったと思います。

○フィールド
一本道と揶揄された前作からすると驚きのマップの広さ。隠れているイベントやアイテムを探し出すのは楽しい。ジャンプが自動ではなく手動になったのも地味だけど改善点です。

○グラフィック
ムービーは言わずもがな、フィールドで突然敵が出てきても処理落ちなど全くないのはさすがです。

○音楽
戦闘音楽をはじめとして、クオリティの高い楽曲が揃っています。ピアノからヘビーメタルまでバラエティも豊富。神秘的で壮大な曲が多かった前作とは少しイメージが変わっています。敵が出てくると曲調が変わる演出もgood。

BAD/REQUEST

×ストーリー
全く期待していなかったのですが、終盤の投げやりな展開はやっぱり萎えました。
マルチエンディングと言っても取ってつけたオマケのようなもの。売り文句にするには弱かったと思います。

×戦闘・育成
ストーリー上寄り道が多く、戦闘回数が自然に増えます。更にレベルを上げるのが比較的簡単なので、せっかくの強敵とのバトルもゴリ押しで何とかなってしまうことも。もう少し戦闘バランスを整え、強敵とのバトルを歯応えあるものにして欲しかったです。

×フィールド
いくら何でも広すぎ・複雑すぎなマップも。隠されたアイテムを探すのもかなり厄介で、降参して攻略サイトを見ても、「こんなとこ絶対気づかないって！」と思うものも。しかも長い探索の果てに得た物がつまらないデコレーションアイテムだったら画面をぶん殴りたくなります。
手動でジャンプできるようになったのはいいですが、飛んだら届きそうなところに飛べず、段差を降りようとしたら見えない壁に阻まれ、と行ける場所と行けない場所の区別が曖昧になってしまいました。こういう点はグラフィックがよくなればよくなるほど目立ってしまいますね。

×音楽
前作の使い回しが多かったのは残念。演出上の使い回しならいいのですが、全く別の場面の曲を流用しているのは手抜きと感じてしまいました。

×モーグリ
世界観から浮きすぎでは？これは完全に個人的感想。

COMMENT

フラグメントは4/5ほど回収済み。真エンドはまだ見ていません。

前作の反省を踏まえ、大幅に改善した良作だと思います。あれだけ完成度が低く不評だった前作をなかったことにはせず、そのシステム、世界観、キャラクターを大切にして今作を作り上げたところにスクエニの意地を見た気がします。

残念なのは前作のせいで「FF13」というブランド自体が敬遠されていること。FF13の戦闘システムが好きだった方にはぜひプレイしてみて欲しい作品です。

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
まねきねこさん [2012/02/09 掲載]

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