Fallout 3（フォールアウト３）レビュー(評価)

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Fallout 3（フォールアウト３）レビュー

発売元	ベセスダ・ソフトワークス（オフィシャルサイト）
発売日	2009/01/15
価格	7,980円（税込）
レーティング	【Ｚ】18才以上のみ対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版) ／ニュース／ Fallout 3: Game of the Year Edition レビュー
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：RPG ■ プレイ人数：1人【廉価版】 ■ 発売日：2009/11/26 ■ 価格：2,940円

スコアボード

中央値: 80
難易度: 2.35
レビュー数: 51

スコアチャート

0-9

3.9%

10-19

3.9%

20-29

3.9%

30-39

3.9%

40-49

5.9%

50-59

11.8%

60-69

15.7%

70-79

39.2%

80-89

11.8%

90-100

【60点以上】
78.4%
【標準偏差】
20.39

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　470人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	5pt	4pt	4pt	4pt	1pt	3pt

総合点
73pt

GOOD!

　核で崩壊し生きてゆくことさえ難しくなった世界が綿密に描写されており、圧倒されました。他のゲームに見られない独特の雰囲気があります。

　ここまで映像が美しいゲームをプレイしたのは初めてでした。私はこのゲームで「廃墟美」に目覚めました。

　日本語訳、吹き替えのクオリティが高く、英語版のオリジナルの世界観を壊すことなく、ローカライズされているように感じました。

　自由度が高く、選択の余地が多く、本来の意味でのＲＰＧらしいＲＰＧだと思います。

BAD/REQUEST

　現在は修正パッチの影響で快適にプレイできますが、初期バージョンはとにかく不具合が多く、フリーズが頻発しました。ただ、何をするにもオートセーブがかかるので、それほど影響はありませんでした。

　英語版のオリジナルであった、人体欠損、核にまつわるイベントの削除が残念でした。

COMMENT

　いったい幾ら金をかけたんだ？と突っ込みたくなるくらい凝りに凝ったゲームです。現実逃避するにはうってつけのＲＰＧだと思います。

プレイ時間：100時間以上(クリア済)
Unrestさん [2009/07/04 掲載]

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　521人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	4pt	2pt	4pt	4pt	2pt	2pt

総合点
72pt

GOOD!

・オリジナリティーは相当高いと思う。海外ゲーム事情はわからないが広大な一枚マップを旅するRPGを今の日本の会社は作ることができないのでは？と感じさせるほど素晴らしい世界。

・あの廃墟には何があるんだろうとか、でっかいビルがあるけどどうやったら入れるだろうとか、探求心や想像力を刺激してくれる。

・自由度が高い。メインのクエスト以外はプレイするかどうかはプレイヤーの自由。さらにクエストの達成方法も自由。あるクエストでは依頼主の指示通りターゲットを殺すだけでなく、逆にターゲット側に寝返ったり、双方を和解させたりと多種多様。

・RPGやアクションゲームでは虫＆人型＆肉食獣が理不尽に同時にプレイヤーを襲うことが多々ある。が、このFallout3では重火器で武装した兵士達を巨大なサソリが襲撃し、側を通りかかったロボットが無差別に攻撃を仕掛けるということが日常茶飯事。サバイバルを味わうのは主人公だけではない。

・V.A.T.Sという戦闘システムが秀逸。時間を止めてじっくりと狙いを定められる。また、攻撃時の映画「マトリックス」の様な演出も月並みだがカッコイイ。

BAD/REQUEST

・誤訳や字幕と食い違っているセリフが存在する。

・銃声や爆発音等の効果音は良いのだが、ダンジョン内や廃墟のBGMが印象に残らない（種類も少ない）。いっその事、無音のほうがよかったのかもしれない。また、ゲーム中にラジオを視聴することができるのだが周波数領域（ゲーム内）の関係で常に聴ける局が少ない。さらに連続して同じ内容をしゃべることもあり、序盤で飽きてしまった。

・セーブデータが大きくなったり、長時間プレイするとフリーズしやすくなる。特にV.A.T.S時にフリーズする頻度があがる。

・CEROがZ区分（所謂18禁）なのでグロテスク。ゾンビや巨大なネズミ等をヘッドショットで止めをさすと頭がバラバラに吹っ飛びます。剣で攻撃すると手足も切断できる。戦闘時の人間キャラの人体欠損はないが、普通にオブジェとして存在する。家族の前でのプレイは厳禁。

・レベルが簡単に上限（２０まで）に達してしまう。また、育成方法を間違えるとキツイ。

・オートセーブの弊害。状況にもよるが詰まることも。私もこれで３０時間のデータを消して、最初からやり直す羽目に…。

・敵やダンジョンの種類（数ではない）が少ない。敵は序盤から終盤まで同じようなメンツと戦うことに。ダンジョンの大半はビルの廃墟と地下鉄と洞窟。構造も似たり寄ったり。

・複数の階層を重ねて表示するため、マップがまるで役に立たない（特に屋内マップ）。

COMMENT

よく比較対象になるオブリビオンもプレイしたことがありますが、戦闘が肌に合わずに途中で投げ出してしまったものの、今作は最後まで楽しめました。

一応、メインのストーリーがあるので自由度が高すぎて何をしていいのか分からないということはないと思います。

ただし、CEROがZ区分であることや世界観（核によって荒廃した世界）を含めて人を選ぶ作品だとも思います。特にゲームにあまり時間をかけることができない人、息抜きや別のゲームの繋ぎとしてはお勧めできません。

ちなみにストーリーは可もなく不可もなくでした（一部のサブクエストの結末が衝撃的なものはありました）。

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
心が折れた戦士のソウルさん [2010/02/05 掲載]

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　463人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	2pt	3pt	4pt	4pt	3pt	2pt

総合点
71pt

GOOD!

OBLIVION大好きな自分がプレイした感想を書きます。それゆえ何かとOBLIVIONと比べがちになるかと思いますが、ご了承あれ。

まずボリューム。ダンジョンのつくりが皆同じような感じだったOBLIVIONに比べ、建物の一つ一つが丁寧に作ってあるような印象を受けました。

またOBLIVIONと違いこのゲームでは結構主人公がよくしゃべるので（もちろん何をしゃべるかは自分で選択できます）、より深いロールプレイングができるようになりました。

そしてなによりV.A.T.S.システム。これのおかげ箱庭RPG特有の単調な戦闘が劇的に爽快感のあるものに変わりました。

BAD/REQUEST

グラフィックがどぎつい。汚いのではなくてどぎつい。目に悪い。
建物の輪郭の直線が直線に見えないほどかなり景色がギザギザしています。
ぼかしをかけたほうがよかったのでは・・・

圧倒的な自由度をうたっておきながら、武器のカスタマイズ等が全く無いのは不思議に思います。
一応自作武器というものはありますが、素材を集めて作るというだけ。誰が作ってもまったく同じものになります。
OBLIVIONではエンチャントという自分で武器に任意の魔法をつけられるシステムがあったので、自分だけの武器を作ることに楽しさを見出していた自分にとってはショックでした。

またOBLIVIONでは、剣で敵を倒せば刀剣スキルが、回復魔法を使うことで回復魔法のスキルが上がる、といった具合に、スキルに該当するアクションをすることでそのスキルが成長するというシステムをとっていました。しかし今作ではレベルアップしたときにスキルを振り分けるという平凡なシステムに変わってしまい、レベル上限までにどのスキルにどれだけのスキルポイントをふるかを考えないといけなくなってしまいました。わかりやすくなったと評価する方も多くおられるようですが、OBLIVIONのときのシステム的なしがらみの無い自由な育成を可能にしたレベル制の方が良かったと個人的には思います。

住む家が一種類しかないのも少し不満でした。

COMMENT

結論　根本的には同じだが、OBLIVIONとは別物

OBLIVIONと同じベセスダ社製の箱庭ゲームということで期待していましたが、正直ガッカリ・・・とまでは言いませんが肩透かしを食らった気分には若干なりました。

OBLIVIONを正方形に作ったゲームと例えると、FALLOUT3は同じ面積で長方形に作ったゲーム。OBLIVIONからそぐべきところはそぎ、伸ばすべきところは伸ばした、といった感じです。
しかし残念ながら自分はそのそいだ部分に未練があり、伸ばした部分はどうでもいいと思っていた人間なので、自分の中の評価はOBLIVION＞FALLOUT3となってしまいました。

FALLOUT３はキャラクターの人格に関するロールプレイ、つまりストーリー中の選択肢や善悪度に重きをおき、キャラクターを取り巻く環境、つまりここでは住居や身につけるものに関しての自由度をそいでしまったように思います。要するにOBLIVIONと違い生活感が出しにくいということです。
キャラクターの人格は脳内補正でどうにでもなるので。

・・・とここまで書くとこのゲームが面白くないように思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
ゲームとしての完成度は一級品です。これだけは保障します。実際に自分も十分すぎるほど楽しめました。そしてこれからも長く楽しめるでしょう。

OBLIVIONをやった、またはこのゲームだけやった、という方々にはぜひ両方をやってほしいです。持っていない方が自分に合っていた、ということもあるでしょうし、どちらかにハマれたのならもう片方も十分楽しめるはずですから。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
オブラーさん [2009/07/23 掲載]

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　561人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	4pt	4pt	4pt	2pt	3pt

総合点
71pt

GOOD!

この作品は、世界観、システム、物語の3つが見事にマッチした作品だと思います。

＜＜世界観＞＞
New gameでゲームを開始した直後から、演出の中で、うざったくないレベルで操作を説明してもらえ、また物語導入部の演出が強烈かつ見事です。何十時間もプレイしても、
--「ああ、私はこのためにこの荒野でサバイバルしてるんだな」
という気持ちを忘れずプレイすることができます。自由度の高いゲームにおいて、主目的はモチベーションの維持に大きな意味を持ちます。

また、核で滅んだ世界なので当たり前に全てが汚い景色ですが、机の上に転がった皿やフォーク、半壊した学校、崩れ落ちてしまった高速道路、ふと遠くに目をやると、文明崩壊前と変わらない夕日。ただ汚いのではなく、悲壮感の演出に見事に成功している。

＜＜システム＞＞
世界を放浪しつつ、NPCとのコミュニケーションで話をすすめるシステムです。駆け引きが重要なので、うっかり選択肢を間違えようものなら、下手をすると大銃撃戦になったりもします。基本的にNPCは極端な奴ばかりなので、分かりやすくて私は好きです。

また、本シリーズ最大の特徴と呼べる、「V.A.T.S.システム」。他ゲームにおけるMPのようなゲージを消費して発動する、俺TUEEEEEモードです。時間がスローモーションになり、敵の好きな部位にロックオンして一方的になぶれます。　ただし、無限使用はできませんから、戦術を考えねばなりません。「V.A.T.S.を使うにはまだ早い…ッッ」

しかし、ステータスを何かに特化させていけば、ただ撃ちまくるだけでも問題ありません。要はプレイヤー次第。プレイの仕方も戦術もキャラクターの個性も、すべてはプレイヤーが決めることが出来る。

BAD/REQUEST

＜＜操作感が微妙。＞＞
ヌルーっとカーソルが動くので、慣れるまではネズミに弾をぶち込むのにもイライラするでしょう。シューティングに慣れている方には、少々難ありの操作感です。

＜＜おつかい。＞＞
オープンワールドゲームである以上仕方ありませんが、おつかいがいっぱいです。演出がうまいので、あまり不快には思いませんでしたが、おつかい嫌いの方にはおすすめできません。

＜＜個々のグラは微妙。＞＞
人間一人ひとり、岩の一つ一つ、そういう見方をすると、グラフィックは標準以下です。演出でカバーしています。

＜＜不親切。＞＞
メーカーから「うるせえ慣れろ」と聞こえてくるようです。一周目は、Wikiで勉強しないと何が何だかサッパリでした。この時点で投げ出す方も多いかと。

＜＜バグ、フリーズ。＞＞
このメーカーのゲームにかぎらず、この系統のゲームはバグやフリーズの宝庫です。現在はかなり改善されているものの、「セーブデータの肥大化からくるほぼプレイ不可状態。」　これは痛いです。　詳しくはwikiなどで見られることをおすすめします。

COMMENT

世紀末ヒャッハー。
不潔な景色や生き物が大嫌い、バグとか論外、グラショボすぎワロタｗｗｗｗｗｗ　なんて方は買わないほうが良いゲームです。
また、スルメゲーの類なので、慣れるまではすぐ飽きてしまうかもしれません。オブリビオン、スカイリムなどをプレイされた方には入りやすいと思います。

クリアもせずに、「なんかプレイしつくしたなぁ」と思い、一度手放したのですが、ゲーム・オブ・ザ・イヤーエディションがBest版で発売され、再購入しプレイ中です。やはり何度プレイしても面白い。ふらっと出かけては、北●の拳の雑魚キャラに占拠された地区を制圧しています。

何週プレイしても、まったく違うキャラクターとして育てていけば別ゲーになりますから、寿命の長いゲームになるでしょう。

プレイ時間：100時間以上(未クリア)
アンデルセンさん(レビュアー情報) [2012/08/02 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　501人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	2pt	4pt	4pt	2pt	3pt

総合点
69pt

GOOD!

グラフィックは次世代機として上の下くらいに
位置付できるレベル。

荒廃した世界を旅するという雰囲気は存分に
味わえるし、その世界に生きる秩序と
混沌も感じ取ることができる。

また自由度が高く、ひとつのクエストに対して
複数の攻略ルート（大まかに分けると善と悪）が
ある場合が多く、悪人プレイ・善人プレイ等が
プレイヤーの意志によって自由に楽しめる。

難易度選択が常時可能であるのも◎。
戦闘システムにおいても、アクションが苦手な
プレイヤーにも配慮がなされている点は評価できる。

移動は、かなり広大なフィールドではあるが、
ファストトラベルというシステムがあり、一度見つけた場所には
即座に移動でき、便利である。

ＲＰＧと区分されるだけあって、キャラクターを成長させる
要素は充分で、強くなったことを実感できる点は、
アクションというより、まさにＲＰＧ、といった感じである。

自由度が高すぎるため、好みの分かれるゲームではあるが、
多くのやり込み要素も秘められており、こういったゲームが
好きな人にはお勧め出来る一品。

BAD/REQUEST

音楽・会話などが多少聞き取りづらい感がある。

特に音楽に至っては、初期設定の状態であると
鳴っているか否か分からないレベルであり、
また聞いたとしてもさほど心に残る曲がある
わけではない。

また、残虐な表現がある。
具体的には、一部の敵（人以外の敵）の手足などが
撃破の際にちぎれたり、敵の根城にもそういったものが
オブジェのような感覚で置かれていたりする。

筆者はさほど気にならなかったが、こういったものが
苦手である人などには多少きつすぎるものであろうと思う。

ごく稀にではあるが、フリーズする。
こまめにセーブしていれば問題はないし、
オートセーブの設定を変更すれば回避できる可能性が
高まりはするが、悪い点として挙げさせて頂く。

また、普通にロード時間が長めである。

上で難易度選択が可能とは書いたが、基本的に多少
難易度は高めである。

COMMENT

ベセスダの前作・オブリビオンを購入し、その自由度と
ゲーム性に惹かれて、本作も購入。

オブリビオンとは違い、こちらのレベルが上がれば敵も
強くなるという事もないので、レベル上げで得られる
満足感はこちらのほうが上。

逆に、核戦争後の世界という設定のため、
フィールドなどの美しさではオブリビオンに軍配が上がる、と
筆者は感じた。西部劇・某世紀末救世主などを好む方は、
こちらの世界観がお気に召すかも知れないが。

書き切れないほど細かく作り込まれている作品なので、
一度プレイしてみることをお勧めするが、
上記のとおり、残酷な描写に耐えられない方は
避けることを強く推奨する。
そういった描写に特に違和感がない、と自分で
考えていた筆者にも多少のダメージがあったレベルである。

とはいえ、２００９年の幕開けとしては、珠玉の一品で
あるという事は、自信を持っていえる。