真・三國無双６ Empires レビュー(評価)

PS3 FAN最新ニュース

発売元	コーエーテクモゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2012/11/08
価格	6,090円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：タクティカルアクション ■ プレイ人数：1〜2人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
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オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
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オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
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James Lee

GOOD!

KOEIの昔からのお家芸である歴史SLGと無双シリーズの融合はやはり楽しい。
こういう形でアクションとSLGを融合させた作品はこのシリーズだけではないだろうか。
前作はバランスが悪かったが、今作ではSLGパートと無双アクションパートのバランスやテンポもかなり改善されたと感じる。カード内政が廃止になり普通のSLGと同じ内政になったのも嬉しい。

絶招秘計が楽しい。
今回、プレイヤーの行動に応じて各種の名声が上昇するシステムになっている。例えば、民に施しを行えば「仁愛」が上昇する。そしてその名声に応じて戦争中に使える秘計が増えていく。例えば武勇では自分の能力強化、智謀では火計や伏兵、陥落（落し穴）などのような罠、財産の名声が高まると防御拠点や投石拠点など攻守に役立つ拠点改築、規律は精鋭騎兵などの味方召喚、仁愛は味方の回復、悪逆は味方を犠牲に強力な効果を得るなどその数も多い。低難易度であれば力技でも簡単に攻略できるのだが高難易度を選択した場合はこれらの絶招秘計の重要度も増してくる。高難易度の序盤など防戦一方のときに伏兵や陥落などの罠に敵を誘導したりすると、ちょっとした諸葛孔明気分も味わえるし、投石拠点などは高難易度で敵拠点を攻略する際には重宝する。アクションとは言え、ある意味で最新のKOEIの三国志12（SLG）などよりSLGらしい戦闘を再現している。また、絶招秘計は敵武将や味方武将も使用する。時には回避不可能、確実にこちらが撃破されるようなタイミングで発動してくるため、一定の緊迫感があって良い。

前述のように撃破されても通常の無双や過去作と違い、自分が撃破されても残り兵力に応じて0〜4回程度の再出撃が可能。以前からCOMに関しては再出撃してきたのだが、自分も再出撃でいるようになった。これにより、SLGパートで兵力を充実させておくことの重要度も増した。

オンラインプレイが手軽。
高難易度でのオンライン協力プレイが楽しい。正直、低難易度だと協力プレイを必要とする場面はあまりないと思うが一人での勝利が難しい厳しい条件でプレイしていると本当の意味で「協力」プレイとなるので面白い。ホストはフレンド限定で招待することもできるし、無条件にゲストを募集することもできる。参加する側は難易度などの選択をすることも、選択せずに無作為にゲストを募集しているホストに繋ぐこともできる。

ホストの進行具合がホストに反映されるようになった。
ゲストはエディット武将でオンラインプレイに参加するのですが、その際の使用武器や名声レベルなどがホストの進行具合に依存するようになりました。従来のように序盤の武器も名声も低レベルのホストのところに武器や名声を強化しまくったキャラで参加してゲストが一人で無双状態なんてバランス崩壊なマルチプレイが起きにくくなりました。

追加武器が良い。
無印や猛将伝からさらに武器と武将が追加された。新武器の撃剣、破城槍などは派手な動きで立体的に飛び回り爽快感も抜群。

配下プレイ・君主プレイどちらも遊びやすい。前作よりも全武将プレイが遊びやすくなりバランスが良いです。

エディットモードが楽しい。200人まで作成・登録が可能です。そして、今回は既存武将との入れ替え登録が出来ます。これにより今まで、無双シリーズで扱いの低かったキャラを自分好みに自分の持っているその武将のイメージに合わせて作り替えることができます。例えば、袁紹軍の２枚看板の猛将である顔良・文醜などもモブ武将ですが自分で作り替える事ができます。
また、作成した武将はアップロードして他のプレイヤーとシェアする事もできます。

BAD/REQUEST

大きな不満要素ではないですが、いくつか挙げます。

武将のセリフが不自然。Empiresシリーズは既存のキャラやモーションを使って手軽に儲けようとしているのか、この辺りが相変わらず雑です。例えば本家の無双や三国志（SLG）の方であれば血縁関係などがきちんと設定されておりセリフにも反映されますが、その辺りの設定はないようです。血縁でも他人行儀です。
ただし、ゲーム中で築いた関係は反映されるのでそこは良い点だと思います。ちなみに味方を陥れるようなプレイをしていると味方からも敵視した態度を取られます。

エディット武将は口調で「豪快」を選ぶと主人にむかって「お前」呼ばわりするなどもあります。人によってはここに違和感を覚えるかもしれません。
ただし、この部分は元々の三国無双シリーズの設定がそんな感じですし、おそらく無双キャラでいうところの張飛、夏候惇、呂布、あたりを意識しているのかと思われます。
ただし、嫌なら言葉遣いをそういう設定にしなければ大した問題ではないですかね。

マルチプレイの細かいバランス。
ゲストキャラの強さがホストに依存する部分が多いことはGOODに書きましたが、アイテム装備が依存していません。普通にオンラインプレイするとゲスト装備アイテムなしで参戦します。ゲストは特定の操作により自分のセーブデータのアイテムを持ち込むことができますが、どちらにしてもバランスを重視するならホストに依存した方が良かったかと思います。また、全武器解放（戦闘で貯めた特典ポイントを使って解放できる。武器レベルを上げずに全武器を使える。）を使って武器レベルを上げないホストだとこれもゲストだけ武器が初期状態になってしまうのでこの辺りもホストと条件を合わせた方が同じ条件で楽しめたのではないかと思います。

マルチプレイをしているとフリーズすることがある。戦闘前にセーブするようにしているので大きな被害はないですが、改善されることを望みます。

BADというより要望ですが、もう少し本家の歴史SLGのように歴史イベントを盛り込んでも良いかと思います。（もちろん、イベントあり・なしオプション付で。）

こちらも要望ですが、拠点の取り合いだけでなく、真・三國無双5（無印）にあったような攻城戦、つまり衝車を守ったり、梯子で登って城壁の上の兵を倒したりといったものがあれば更に面白いと思います。

COMMENT

今回のエンパイアーズは良く出来ていると思います。概ね期待以上の出来です。私はKOEIの歴史SLGは「信長の野望・全国版」のころから好きですし、無双も「真・三國無双」の１作目から好きなので、エンパイアーズシリーズのSLGと無双の融合というテーマは好きなのですが、このシリーズは決して出来が良い作品ばかりでもなかったので今回は嬉しい誤算です。バランス、テンポ、難易度など良く纏まっていると感じます。SLGと融合した作品なのでストーリー性は低いですが、逆に歴史SLGが好きで無双も好きなら楽しめるかと思います。また、君主プレイ・配下プレイどちらも遊びやすく作られていますし、エディットモードではモブ武将との入れ替え登録ができるようになったのでコアな三国志ファンでも自分の好きなキャラで楽しむことができると思います。私は約190体（残りは予備枠）のモブとの入替用武将及び今作でカバーされていない三国志武将を作成し登録して遊んでいますが、200体では足りなくらいエディットにはハマりました。
そして、そんな入魂のエディットキャラを操作したり、ゲームに登場させるのもまた楽しいです。
エディットモードでいうと逆に、三国志とまるっきり違う登場人物ばかりにして違う世界観で楽しんでいる人も多いようです。武将を姫キャラだらけにする等。

真・三国無双シリーズは漫画・蒼天航路のような一騎当千を手軽に楽しめる作品ですが、キャラ設定・言葉づかいも同作品の影響を受けているのではないかと思ってしまうような部分が多分にあります。ただ、エンパイアーズシリーズはキャラ同士のつながりは汎用的でその辺りのキャラクター同志のやり取りの部分はあまり楽しむことはできないのでそこは期待しない方が良いです。

エディットモード約190体作成済み（10対程度予備枠としてあえて残しています。）、修羅モードクリア済み。

・エディット関連が充実
輪郭の幅、顔のパーツの上下位置、体型の詳細設定など、造形に関しては前作や無双Onlineより細かく設定できます

・自作のエディットキャラをアップロードしたり、他人の作った物をダウンロードして使うことも可能
現在はオリジナルから芸能人を再現したものまで、結構色々アップロードされてます
エディットした武将は既存のモブ武将や、無双武将と入れ替えることもできます
※保存できるエディットの数は200人。無双武将の入れ替えは、争覇モードを一回クリアする必要があります
余談ですが既存武将と入れ替えた場合、キャラの性別はエディット側の性別となります

・争覇モードをエディットしたキャラで開始してクリアすると、そのキャラの履歴がつけられる
操作時に良く使っていた秘計を使うようになったり、他のNPC武将より成長速度が早くなったりします
※成長速度はクリアした難易度とターン数によるみたいです

・絶招秘計の有用性
自己強化や拠点制圧に有用な物、進路を遮断するもの等多彩
火計のような定番のものから、拠点に付加価値を持たせるもの、増援を呼んだり略奪できたりと多岐に渡ります
「名声」という項目のレベルで使える秘計が決まるので、どう育てるか考える楽しみもあります

・君主キャラの性格付け
富国強兵に余念が無い袁紹、戦争大好きな董卓など、NPCの君主は意外と政策方針にキャラ付けがされてます
※劉禅は勝手に降伏したりはしません。多分

・オンラインで協力プレイ
今では一般的だと思いますが、ゲストとして参加した場合、ホスト側のエディットを見れるのが楽しいです
あの、護衛つけてくれるのは嬉しいんですが、阿○さんはやめて下さい･･･

・無印、猛将伝のDLCコスチュームが使える
制服の王元姫や鮑三娘、不思議の国のカーチャンが使えるよ。やったね！
※エンパしか持っていなくても、買えば使用可能

・地味に新キャラとして徐庶、武器は撃剣が追加
ホント地味ですが

・フリーズ
条件も頻度も不明。無縁な人もいるみたいですが･･･
自分がやった限りでは、5〜6時間に一回という割合が多いです

・ステルスと処理落ち
無双では避けて通れないものですが、ステルスは結構酷いです
雑魚がステルス化するならまだしも、敵の武将や味方までもが餌食になります
密集してるところで一部の秘計を組み合わせると、相当な処理落ちが発生します

・戦闘に関して
敵味方共に増援はありますが、敵は自勢力＆同盟勢力から呼び出せるのに対して、プレイヤー側は他勢力に援軍要請をしていないと援軍が来ません
前作にあった裏切り工作も無いため、戦闘中に寝返るといったこともないです
一部名声の優遇＆不遇も目立ちます

・雇用武将数の不公平さ
プレイヤー側が領地全体で君主を含めて20人に対し、敵勢力は4エンパ仕様(君主込み領地数*8人)となっています
しかしプレイヤー側は戦闘地域を気にせず好きな武将で出撃できるので、負傷したり兵力の少ない武将に鞭打って出撃させるような事は避けられます

・内政ターン時の不満点
買い物をするためには街に行く必要があるのですが、行くだけで1ターン消費します
買い忘れた物を買いに行ったり、エディットキャラを着替えさせるだけでターンを消費するので、状況次第では行きたいのに行けないということになったりします

配下プレイ時に君主から三択で任務が与えられたり、君主プレイ時には自分が挙げた方針に意義を唱えられたりなどしますが、達成できない＆意義を無視してもペナルティがないのもちょっと物足りないです

・イベントの数は増えたけど
全体的に淡白。EDも淡白なので前作にあった「ダンス講習をする張コウ」、「種蒔きをする呂布」等もありません
畏怖や恋慕、死別など面白いものがあるのは救いですが、五将軍イベント(4エンパ)など削除されたものもあります

・エディットで使える声が少ない
造形の設定項目、防具(服装)の数に対して圧倒的に少ないです
公式でも望み薄な回答が出ていたらしいので、ここは本当に悔やまれます

・特典ポイントの用途の少なさ
防具の購入と2周目以降に解放される項目で使うのですが、項目が一つしか無い上に、結構なポイントを要求されます
※前作ではもっと細かく設定でき、要求されるポイントもそこまで多くは無かった

エンパの続編として見ると、「ここは良くなったけどあそこが駄目になったなぁ」という印象が強いです

エディット関連は優秀な出来なので、エディット好きにはお勧めできます

やり込み要素は弱い方ですが、エディットや履歴付けが楽しめればハマれます

醍醐味はオンラインプレイだと思います
同期の取れて無さはちょっと酷いですが、人様のエディットを見て驚いたり笑ったり、参考にしたりと楽しめます

エディット武将をいじれだけでも、なかなか時間を食われます、今回のエディットの自由度もまさに歴代最高、様々な人物を作り出す、そしてモブを代わりことができる、自分の理想な三国一つづで完遂する。戦闘はかなり多くだが、避けることと手段幾つがある、少々うんざりだけど、敵と仲間のセリフも面白いからいい。それで、身分と地位の違いもしっかり分ける、君主の權力と配下の処遇、プレイさがそれぞれ楽しみ。イベントと軍議の演出も一新した、イベントも編集ことができる様に、色んなセリフと場面が見ることってこれほど楽しいおまけはあんまりない。

フリーズフリーズフリーズ、フリーズしまくる地獄、これだけは、今までの良い点とプレイヤーの信の全てを完全に潰した。何を考えて、こんな物を無双を好きなプレイヤーに？まったく理解できん、何が悪いが言いたいのなら、それはとくに遥かの問題なのです。これは悪意ほど思われまるほど最悪の悪いさ。

対策で直したところと思ったが、またまた多くフリーズした、そし・・・てついにうちPS3に死にかけてるまでが来る．．．．．．今・ま・で・コーエーのゲームスにこれほど怒ったことがなかった、他のゲームスまったく安全でプレイするの・が、こん・な無様なゲ・ームPS3を危険に遭わせることほどプ・レイするゲ・ーム、絶対にない！！

一言があれば、「フリーズ直したから発售しようよ！何様のつもりが？コーエーテクモゲームスよ！」

自分のPS3を壊したいのなら、買いって、プレイってもいいぜ。その気はないのなら、ほかのゲームに安全でプレイすることがお薦める。

■エディットの豊富さ

エンパイアーズシリーズの最大の特徴は、やはり自分好みの
キャラを好きな様にエディットし、それでプレイ出来る・様々な形で
登場させる事が出来るという点。
そういう意味では、今回も期待を裏切らないくらい細かくエディット
出来るので、自作キャラでIFモードを楽しみたい人にはもってこいの
作品です。

あれだけの数の武器や必殺技の特徴・モーション等にほとんど使い回しが
なくなり、更に新しいのも数種類入っているというのは、製作者の努力を
感じますし、ユーザーとしては本当にありがたい点かと。

■無双らしいバトル
今回から導入された『絶唱秘計』と呼ばれる数々のスキルが、戦闘を
楽しくさせます。
大群を武器で倒す楽しみ＋スキルによる駆け引きで、今までの無双に
更に良いアクセントを加える事が出来ているかと思います。

■トロフィーを獲得しやすい
無印みたいに無駄にやり込みさせる様な条件がほとんどなく、結構
早い段階でプラチナまでいけました。
やり込み好きな人には物たらないかもしれませんが、個人的には
無駄に時間をかけさせないという点で高評価。

■サウンド
これ自体悪くはありません。むしろ戦闘時等は選べる種類も豊富で
良心的です。
ただ、いくら何でも使い回し過ぎな上、新曲が少ないです。
懐かしいと思わせてくれるのはありがたいのですが、毎作同じ
もしくは似た曲ばかりだと、さすがに聞き飽きます。

■全体的にユーザーへの愛が伝わりにくい、残念な仕上がりの数々

まず、用意されてるイベントがどれもひじょうに陳腐です。
エンパイアーズ自体がIFの集合体なのでイベント自体作るのが
難しいのかもしれませんが、全イベントが短調＆少ない＆どれも
盛り上がらない物ばかりで、飽きがくるのがひじょうに早い。

前作からある義兄弟・婚姻イベントにしても、強敵との対戦イベントに
しても、その時のキャラ・セリフが違うだけで、イベントの流れが
全部一緒。
あれだけプレイできるキャラが豊富に揃っているにも関わらず、誰と
義兄弟になっても結婚しても毎回同じ場所・同じ流れなんて、
何度もプレイさせる気ないとしか思えません。

数種類用意されたエンディングにしても、内容は書けませんが
どれも感動も興奮もなく、余韻に浸る事もありません。
正に質より量をそのままゲームにした印象がひじょうに強いです。

なので２〜３回まではある程度新鮮な気分でクリア出来るかも
しれませんが、それ以降は一気にトロフィー取るためだけの作業に
なってしまいました。

以前と違って現在は曹操→曹丕、司馬懿→司馬師・司馬昭等
世襲キャラがいるんですから、せめてエディットキャラも結婚したら
出産イベント→その子供が参戦、もしくは義兄弟の子供を参戦させたり、
同じイベントでも数パターン用意したり等、一つ一つのイベントを
もっと大事に扱ってほしいものです。

次に、気になったのが各キャラのセリフのおかしさ。
このおかしさに関しては以前からまったく変わりませんが、
制作側は誰一人このおかしさを修正しようと思わないのでしょうか。

大将軍や軍師に対して、お前呼ばわりやタメ口などは当たり前。
初めて戦場で会ったのに『また会ったな』的な事を言われたり、
裏切ってもいないのに会う度に恨み言を何度も言われたり、
同戦場で同キャラを２〜３度も倒しているのに『俺の名は○○！』
『ほう、これは懐かしい顔が〜』等、まるで初めて出くわしたかの様な
的外れにも程があるセリフを連発される等、以前からまったく
代わり映えしないおかしさのまま作られています。

いくら自由なエンパイアーズでも、ここまで自由というのはいかがなもの
でしょうか。
ＰＳ２のスペックなら仕方ないでしょうが、ＰＳ３でこのレベルは
頂けません。

せっかく無双としての作りが良いだけに、こういった長く遊ばせたいという
思いが伝わってこない所が、大きく減点対象となってしまい残念で
なりません。

IFの世界でも、もう少し考えて作って下さいと言いたいですね。
前作も同様でしたが、このまま次回もその先も同じ事をするなら
本当に考えものです。

■不具合
１１月２７日の時点ではありますが、フリーズによる不具合が出ます。
コーエーテクモにメールした所、『現在調査中〜』という
ありきたりな返答がきましたが、少なからずとも現状フリーズは
起こる事は、同時期に買った友人６人全員が同じ現象になっているので
ほぼ間違いないかと思います。

これに関してはパッチを当てれば解決する可能性がありますが、
それでも快適性という点で評価は下がってしまいますね。

■ロード時間の長さ
三国無双＝全体的にやや長めのロード時間という印象を持っては
いましたが、今回もその通りでした。

イベントが始まるまでに５〜８秒、戦闘が始まるまで１０〜２０秒程
ありますが、インストールした所でなんら意味がありません。
これも快適性の評価を下げる要因の一つですね。

■一部エディットの表現
あくまで個人的に感じた事ですが、戦闘中に奥義や計略を使用すると
間にキャラのカットインが入るのですが、キャラ（特にエディット武将）に
よっては、有り得ないくらいブサイクなカットインになってます。
操作中や会話の時は全然可愛い（格好良い）んですけどね･･･。

ほんとに細かい所ではあるんですが、私みたいに自分や友人らをエディット
キャラとして作って楽しむ人達からしたら、あんだけ一部ブサイクになると
何か心が妙にヤサグレる感じがします。
まぁあくまで感じですが、気になる人には堪らないでしょうね。

総合的には、前作と比べたら良く出来た作りになっていると
思いますし、それなりにちゃんと楽しめます。

が、長く遊べるかと言われたら厳しいかもしれません。

三国無双特有の一騎当千による爽快感やバトルの駆け引きという点では
十分及第点だと思いますが、それを楽しませる様なイベントや、関わって
くるであろう人物のセリフのバランスの悪さ等が大きく足を引っ張り、
結局瞬発的には遊べても、長くは遊べない作りになってしまっています。

これがエンパイアーズシリーズとして初の試みだったら文句ない合格点
だったのですが、これだけ何度もシリーズ化されているのにこれでは、
はっきり言って制作側のレベルの低さ、発想力・表現力の低さを
疑われても仕方がないかと。

折角アクション面では良い出来なのに、細かい箇所の粗が目立ち、
最終的にどこもかしこも詰めが甘いという印象が拭えませんでした。

ただ、私は『無双』というレーベルを全種プレイしたくらい
このシリーズが好きな為どうしても辛口になってしまいますが、
手軽に爽快感を味わえるアクションゲームとしては、頑張ってる方かと
思います。
良いだけに、粗の惜しさも一塩です。

オリジナリティーはエディットの進化モブや無双武将の入れ替え、絶招秘計など5エンパイアーズ比べると駆け引きができるのがものすごくいいと思うので4点です。
グラフィックは未だに三色配線を使っていますがそれでもわかるぐらい5エンパイアーズに比べて良くなっていたことがわかる、キャラ数が増えてもおざなりにならないため4点です
サウンドはほぼ旧作が収録されていたので3です4にならない理由は後で書きます。
熱中度これはパーフェクトに近いですねモブを自分好みのエディットに変えられるので
いままでモブには戦国と比べてセリフの違いがないのでうんざりしていました。
しかし今回は入れ替えができるので今まで以上に熱中しそうです。

5の試運転作品と比べると劇的ではないでしょうか？シナリオの多さ武器の多さエディットの無双乱舞の設定などきめ細やかなエディット武将を作れるのが何より満足です。

自分はフリーズは今のところありませんが他のユーザーのプレイ感想を見ると気になるので２にしました。

リクエスト、特殊戦闘が主要武将入れ替えでもできればもっと面白くなったかもしれません
たとえば純真な声の董卓とか張角が熱血ボイスだったりとかそうすればいろいろ世界観が広がるかも。
エンディングがショートムービーになっていたのは少々切なかったです
そういった意味では統一後の生活感は5が優っていると思います。
また個人的に戦国無双3エンパイアーズみたいに音楽を戦闘中に変化できれば満足でした。
戦国無双3エンパイアーズではできたので･･･

あとポイント解除要素をエディットや武器以外で使うものがあればもっと面白くなると思います。

僕は無双はほぼエンパイアーズのみ買っているため、戦国無双3の不自由さ、三国無双5の武器やシナリオの少なさから見れば断然いいと思いますね。

DLCも無料が多く良心的だと思います。

ただ想像力つまりIFが好きな人ではないと武器やアイテム等は解除できるためオススメできません。
エンパイアーズ以外の過去作品で4の猛将伝を知っている人なら昔の修羅モードの難易度が低いものだと思ってもらえればいいかと。

それと少々フリーズが気になりますがどれくらいの武将をエディットに収録しているのか？
またPS３は初期かどうかで気になります。
僕は初期のプレイステーション3表記の80ギガ白を使ってますがフリーズはありません。
皆さんがおっしゃているフリーズ要因がなんなのか逆に気になります。