レッド・デッド・リデンプションレビュー(評価)

HOME > PS3 ソフト > レッド・デッド・リデンプション

レッド・デッド・リデンプションレビュー

発売元	テイクツー・インタラクティブ・ジャパン（オフィシャルサイト）
発売日	2010/10/07
価格	7,340円（税込）
レーティング	【Ｚ】18才以上のみ対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ (コンプリート・エディション) ／レッド・デッド・リデンプション：アンデッド・ナイトメアレビュー
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：オープンワールド ■ プレイ人数：1人（1〜16人）【レッド・デッド・リデンプション：コンプリート・エディション】 ■ 発売日：2012/01/19 ■ 価格：6,090円コンプリート・エディションは「レッド・デッド・リデンプション」と「レッド・デッド・リデンプション:アンデッド・ナイトメア」。DCL「偉人と無頼漢」をセットにしたものです。

スコアボード

中央値: 76
難易度: 2.11
レビュー数: 35

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

2.9%

30-39

8.6%

40-49

5.7%

50-59

17.1%

60-69

25.7%

70-79

25.7%

80-89

14.3%

90-100

【60点以上】
82.9%
【標準偏差】
16.08

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

　580人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	5pt	4pt	5pt	5pt	4pt	3pt

総合点
95pt

GOOD!

「GTA」はPS2の頃に少しやりましたが、ミリタリー好きの自分はあまりピンと来ませんで、以降無縁。以来、ロックスター作品は久しぶりに本作をプレイしましたが、ジョン・マーストンに頭をぶち抜かれました。あまりに面白くて、寄り道などいろいろしながら40時間でクリア。

１）グラフィックが本当に素晴らしいです。西部、米墨国境の風景がきめ細やかに再現されており、テクスチャーの張り遅れなどもあまり目立ちませんでした。
また、汽車に乗って移りゆく遠景を眺める際の、夜明けや夕焼け時の日差しの表現などは、思わず見とれてしまうほど。天候や時刻によって変化するシーンの見せ方にも感動しました。

２）ストーリーもよく練れており、飽きさせません。かつてのマカロニウェスタンを知っている人ならニヤリとなる演出（保安官が無法者の被害者（女性たち）に詰られるところとか）が随所に活きています。しかし西部劇に馴染みのない世代でも楽しめる内容であるところが、また素晴らしい。西部劇をよくここまでゲームに仕立てたと思います。

３）出会いミッションのバリエーションも多く、楽しめる。

４）操作性もよく、武器の選択も容易でプレイしやすい。

５）オートエイムやデッドアイモードもあり、シューティングに慣れない人でもとっつきやすい。
私はオートエイムで始めましたが、ぬるいので序盤途中からエキスパートモードに変更。ただ敵がどっと集団で来る時はエキスパートでは間に合わないので、デッドアイモードを使用しました・・・でないと多勢に無勢でほぼ確実に撃ち負けます。

６）音楽も出しゃばらず、雰囲気に合って良い。

７）ロード時間も短く、リトライも直前のポイントから再開できる場合が多い。

BAD/REQUEST

悪い点はあまりないですが、気になったのは下記。

１）突発的に呼び止められる救出イベントは、正直飽きる。しまいには、無視して通過することが多い。

２）馬から降りて徒歩の場合、愛馬が一緒にくっついて移動する場合があるので、場所が悪いと川に落ちたり崖から転落して死亡することがある。再び馬が出てくるまでタイムラグがあり、面倒。

３）ポーカーやブラフなど、ルールが解らないものがあり、馴れるまでちょっと時間がかかる。馬蹄投げは相当難しく練習が必要。

４）ミッションやイベントの前にセーブし損なっていた場合、「家」から再開されることがあり、その家が遠いと、場所に戻るまでの手間と時間がかかる。

５）オンラインは数回やってみたものの、現状過疎っている感じ。しかも放浪モードなどのシステムもいまひとつ理解しづらかった。上級者が私のような初心者を狩っているだけで、ゲンナリ。

そんな程度です。全体的に素晴らしい出来映えであることに変わりありません。

COMMENT

薄型PS3＋ヴィエラ37型倍速フルハイ＋フレッツ光ハイスピード＋PANASONICサラウンドバーでプレイ。

宝探しは場所特定が難しいものもあり、攻略サイトを参照しました。

本作が描く世界観で、特に気に入った点（気になった点）は、本作がジョン・ウェイン＋ジョン・フォード時代の大昔の西部劇（白人開拓者＋騎兵隊＝正義の味方）のような征服者の視点のみでは作られておらず、ある程度冷静な視点・史観を持っていると感じられること。

ゲーム開始早々、汽車車内ムービーでの老婦人の「先住民を天国に送ってやった」みたいな台詞で、のっけから引き込まれました（1890年代でアメリカ先住民の組織的抵抗は鎮圧されており時代考証もしっかりとしている）。途中にある「アメリカの食欲」などの出会い系ミッションにおける白人登場人物のコワレ具合へと進み、さらに終盤のハロルド・マクドゥーガル教授がとかく「野蛮人が」と先住民を罵倒すること、教授と先住民ナスタスとの会話に見られる征服者側の退廃と先住民側の醒めた視点、ナスタスと先住民抵抗組織との確執など、「どちらが真の野蛮、なにが真の文明なのか」ということを考えさせてくれる・・・というか、本作が云いたいことのひとつがそれではないか思えました。

とにかく本作は傑作だと思います。昔のマカロニウェスタン全盛時代をご存じのシニアの方々にもプレイしていただきたいほどの内容・クオリティかと思います。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
BEEFHEARTさん(レビュアー情報) [2011/03/04 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　701人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	4pt	4pt	4pt	3pt	3pt

総合点
74pt

GOOD!

グラフィクが綺麗オープンワールドなので高いところから見る景色がすごい
人それぞれのプレイスタイルで善人にも悪人なれるところ
街にいるひとなら誰でも殺せるし困っている人を助けることも
馬に乗ってひたすら旅もできる
そしてひたすら狩りすることも
やることがいくらでもあるのでずっと楽しめる
ロードもほとんど無いので快適にプレイできる
マルチでは大人数で広大なマップを楽しめる
民集団を組んでギャングの隠れ家を襲ったりミニゲームを一緒に遊んだり
民集団どうしで戦ったり出来る
マルチでもこんなに自由度が高いゲームは初めて

BAD/REQUEST

あまり無いが、マルチが過疎りすぎているたまにセッションで１人の時がある
それにいろいろプレイモードがあるがほとんど誰もやってない
BADわこんなもんです。

COMMENT

洋ゲーすきはぜひやってみてください、でもかなり過疎っているので
友達にも買わせて一緒にプレイしてください、
自分は周りに持っている人がいなかったのでマルチで取るトロフィー結構苦労しました
これをやってロックスターのゲームは改めてすごいなと思いました
ロックスターといえばGTAですが、このゲームも十分面白いので
ロックスター好きならやってみてください。
あとアンデットナイトメアというのもありますがこちらはゾンビ好きな人
は買ってみてください

プレイ時間：100時間以上(クリア済)
世紀末ゾンビさん(レビュアー情報) [2012/04/05 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　511人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	5pt	4pt	4pt	4pt	4pt	3pt

総合点
84pt

GOOD!

※グロテスクな表現が苦手な方は、絶対にやらないほうがいいでしょう。

オリジナリティー（5P）
本編は、ただ撃つだけの今までのゲームではなく、映画顔負けの見事なまでのストーリーへのこだわりを感じました。うずまく陰謀、裏切りなど、主人公を取り巻く環境が実にシビア。

洋ゲーならではの「日本人にはこのキャラクターへの感情移入は無理です・・・」は、定番なのであえてBAD評価に入れませんｗ　やれば慣れます。

妻子を救うため、可笑しな奴等との駆け引きや、荒くれ者どもとの銃撃戦、マジな駆け引きが出来るギャンブルや痛快ハンティング。
正義のヒーローになるか？悪の使者へ落ちていくか？はある程度自由。

デッドアイ（アドレナリンの多量分泌により時間の流れを遅くして狙う）モードも斬新です。
・初期「流れが遅くなるだけ」
・２段階目「標的に合わせると自動でターゲット」
・最終型「デッドアイ中、ヘッドショット等、自由にR1で照準を決めていける」

後半になると、ダイナマイトやスナイパーライフルが使えて、大きく細かく戦略的に攻めていけるのもGOOD

洋物の移植版ならではのノッケから「何ですか？死にましたが？？？」はご愛嬌！
5〜6回ほどDEADすれば何となく把握できます。

グラフィック（5P）
やはり、圧倒的なグラフィックエンジン搭載機のみの専用ゲーム。ファンタスティック。
地形の移り変わり、動物の毛並み、建物の質感、昼の眩しさ、夕焼けの寂しさ、夜の孤独感を見事に再現してます。
また、西部劇ならではの「あのカサカサの丸いヤツ」も転がっていきます。
ミニMAPなどの表示も見やすくて、案外親切。

サウンド（4P）
さすがは「古き良き西部劇」的音楽。
西部劇といってもバリエーションも豊富で、のどかな町では安らぎ、荒野では寂しげで、追っ手に追われれば緊迫感のあるミュージック、メキシコではラテン系。
つらい長旅も、音楽に救われてる気がします。
個人的にはノスタルジーでGOOD。

熱中度（4P）
達成率なんて、他のゲームでは気にしないほうだったんですが、久々の100％にトライしました。
賞金首の生け捕りなんて、慣れないうちはハラハラものです。
また、ある程度攻略サイトなくしては進みにくいのも事実で、総合すれば熱中度（4P）はこんなもんかな？

満足度（4P）
黄昏に染まる本編を終了しても、オンライン・マルチプレイで楽しめます。
初めは何をやればいいのか戸惑いますが、一応「日誌」に目標はあります。
レベルアップ（オフとは違いLVによって操作キャラや武器、乗り物（初めはロバのみ）が増えていきます）に民警団を作って「バイクズ・ペイスン」を攻略⇒リプレイをひたすら一緒にやってくれる人もいたり＾＾
少数派ではあるが、プレイヤーキラーの存在も確認。追いつ追われつ、真剣モードでなければご愛嬌で楽しめますよｗ
また、シュートアウト（敵味方に分かれて殺し合い）もメタルギアよろしく・隠れる・逃げる・殺すと楽しめます。
あとは、ソンビDLCを待つばかりか・・・

快適さ（4P）
起動後のデータロードは少々長い感はありますが、ゴチャキャラでも動きはスムーズ、フリーズも無くけっこう快適。

難易度（3P）
普通のチョイ辛レベルだと思います。

BAD/REQUEST

デッドアイ中、セピアカラーになるので、見づらいです。
（緊張感を持たすため、多分わざと見づらくさせている意図だとは思います）

自由度をうたっているわりに、クエストに関係ない人とは一切コミュニケーションができない孤独感はかなりこたえます。
これがかなりマイナスポイント。

ある程度までくると同じことの繰り返しなので中だるみの感は否めません。

できれば日本語吹き替えが欲しかった・・・日本のオフィシャルサイトも疎かだし

コンテンツを拡張できるソーシャルクラブは、初めてだと意味が分からず惑わせます。
また、上記に入会（当然無料）し、成績が反映されるのが海外オフィシャルサイトなので、日本版に対する配慮が欲しかった。

日本版DLCが少ねぇ〜〜〜。しかし、海外版は充実してるので、今後に期待。

COMMENT

賞金首を求めて滑走する主人公、馬に驚き町の人ハリウッド張りのスタントジャンプ！と思ったら保安官を引いてしまいこちらが指名手配！あわわ
ホット一息な街の中で、何故か見知らぬ人々から総攻撃で蜂の巣に・・・なんで？ってなこともｗ

野草を求めて草原を詮索、いきなり襲い掛かるクーガーにもてあそばれ、狼に囲まれ、クマの姿さえも・・・猛獣だらけの絶望感。潔くDEAD。

良くも悪くも無秩序と暴力が蔓延する西部時代なので、緊張感があり、好みが完全に分かれる作品です。

現在、海外だけですがダウンロードコンテンツにゾンビがウジャウジャの「アンデッドナイトメア」っていうパックがでてます。
これはかなり期待大ですな！

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
汐先さん(レビュアー情報) [2010/11/09 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　496人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	4pt	3pt	5pt	4pt	4pt	3pt

総合点
85pt

GOOD!

このゲームを語る上でかかせない、自由度。これは非常によく出来てると思います
悪さばかりをすれば保安官から狙われ、賞金稼ぎからも付けねらわれる事に・・・・
逆に良い行いをすると、町の人たちが物を安く売ってくれたり、人から頼み事をされたり、少しくらいの悪事ならば見逃してくれたり・・・
とにかく何をするにも考えて行動が必要なので、いい意味で自由と規律に縛られてる感じで、ただ単純に好きなことをしていい＝自由度じゃない所がおもしろいです
人間模様がとにかくおもしろい！騙して奪おうとする者、お人好しで損する者、人間臭さがどの人物も出まくっていて話に引き込まれます。
ガンアクションは個人的にかなり爽快です。序盤を少しすすめると、ある特殊な能力が使えるようになり、戦闘が飛躍的に楽しくなります
決闘もあり、往年のマカロニウエスタンを彷彿とさせる、クイックドローからのバーストショット等興奮しまくりますｗ
馬のシステムも面白く、長い間一緒にいると親密度が上がり能力が向上したりします。
なので愛馬が死ぬとかなり悲しくなります・・・
これはGTAの車にはない感情なので新鮮にプレイできると思います。

BAD/REQUEST

正直、私にとって悪い所が無いように見えるので難しいのですが
強いていうなら、キャラクターの細かい操作性がしにくいという事です
例えば階段を登るのに行き過ぎてしまって、戻ろうとしたらまた行き過ぎたなどです
リアリティーを求めすぎて、動きが非常に人間ぽくなった弊害なのでしょうか？
機械の様にカクカク、キビキビしてないので、動きがゲームらしくないです

COMMENT

32型液晶　HDMI使用

箱庭ゲーが好きなら買ってもまず損はしないと思います。
西部劇が好きな人は迷わず買いましょう！
GTAが飽き気味な人にも新鮮な部分が多数あるので是非やってみて下さい
自分はGTA４は飽きて途中でやめましたが、これは別ゲーという感覚なので飽きずにやれてますｗ

プレイ時間：30時間以上60時間未満(未クリア)
タモさんさん [2010/10/17 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　506人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	5pt	4pt	4pt	5pt	4pt	2pt

総合点
90pt

GOOD!

西部劇にフォーカスした箱庭シューティングＲＰＧです。

５点：グラフィック、オリジナリティ、満足度

箱庭モノはフィールドの広大さに反比例してグラフィックがチープになったりロードが我慢ならなくなるのが常ですが、このセオリーを打ち破ってくれています。
時折、足を止めて見入りたくなる開拓時代の荒野が描画されているんです。自然な綺麗さで、馬を走らせている間にふと、綺麗だなぁ、とヴァーチャルの良さを感じさせてくれます。
こうした自然な描画で歴史を堪能させてくれるゲームは稀だと思います。アメリカ人の手によるアメリカ史でカウボーイになりきれる最高のゲームだと私は評価します。

西部劇といっても安直なガンマンのドンパチばかりを主張するわけでなく、農場や科学、弱者といった時代性を表現する土地の脇役をストーリーの前面に押し出しており、泥臭い教科書のように西部を教えてくれるあたりに共感できます。

またオンラインに捻りがあり、プレイヤー同士の殺し合いを強制せず、シングルの延長であるように放浪させるデザインです。
他プレイヤーと徒党を組んで悪党退治したり抗争を演じたりするわけです。こういう出来だからシングルを放り出してオンばかりに熱中する人が大勢いるようです。

BAD/REQUEST

不案内ですね。
まず説明書を読みましょう。ゲームのボリュームに反して薄っぺらい冊子ですが、開拓者を演じるのに必要不可欠なことが書かれています。

COMMENT

最高です。
ＧＴＡ４の不評を改良し、よりスマートに進化した箱庭シューティングＲＰＧ。
映画や小説でとっくに使い古された舞台を最先端のゲーム機で再構築したら素晴らしい体験が出来上がったと、そのように思います。

こういうゲームをプレイすると、この頃加熱気味な国内ゲーム開発者＋プレイヤーのネット上での不毛な口撃合戦がアホらしくなります。
黙って良いゲームをプレイできるって、幸せなことですね。

この時代のアメリカの便所が飾り気はないがまさしく洋式であることを知って感動しました。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(未クリア)
chobiさん [2010/10/11 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]