アンチャーテッド黄金刀と消えた船団レビュー(評価)

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アンチャーテッド黄金刀と消えた船団レビュー

発売元	ソニー・コンピュータエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2009/10/15
価格	5,980円（税込）
レーティング	【Ｃ】15才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版)
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：アクションアドベンチャー ■ プレイ人数：1人(オンライン時:最大10人) 【廉価版】 ■ 発売日：2011/08/25 ■ 価格：2,980円

スコアボード

中央値: 87
難易度: 2.25
レビュー数: 99

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

30-39

5.1%

40-49

50-59

10.1%

60-69

14.1%

70-79

20.2%

80-89

46.5%

90-100

【60点以上】
90.9%
【標準偏差】
16.04

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　662人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
1pt	3pt	3pt	2pt	2pt	2pt	1pt

総合点
41pt

GOOD!

　ベスト盤で購入。
　シリーズ初プレイです。上級で１周しました。

　本作は、?映像パート、?壁のぼりアクション、?銃撃戦、?謎解き、の４要素からなっています。一本で色々楽しめるところが、人気のある結果になっていると推察されます。

＜良い所＞

○演出が良い
　いきなり手に汗握る場面からスタートするなど、プレイヤーを飽きさせない演出に溢れています。

　主人公の魅力は、本作を語るときに欠かせない要素だと思います。冒険野郎という言葉が似合うナイスガイで、各場面での言葉の掛け合いも面白く、楽しませてもらいました。

　ストーリーは、厳密さよりも、楽しさを重視した作りになっており、Ｂ級エンターテイメントという言葉がぴったりきます。子どもでも楽しめると思います。

○景観
　色々な景色を観ることができます。旅行気分が味わえました。私はベスト版を購入したのですが、発売当時はとてもきれいだったといえるでしょう。

○クリア後
　クリアすると、それ以下の難易度でもクリアしたことになります。つまり、上級でクリアすると中級、初級でもクリアしたことになります。他のゲームでも欲しいと思っていた機能ですが、実装されているのをみたのは本作が初めてでした。
　また、クリア後特典で初期銃が選べるようになったり、嬉しい機能がついてきます。

BAD/REQUEST

＜悪い所＞

　?壁のぼりアクション、?銃撃戦、?謎解き、についてはさらなる磨き上げを期待します。

（×）?壁のぼりアクション
　最新作の３（砂漠に眠る〜）では改善がみられていると思います。３と比べると本作のは(1)長くて(2)一本道であると言えます。一本道というのは、３も大筋は一本道なのですが、つかまる場所に多少の自由度があります。

　元々、個人的嗜好として、このようなアクションを好みません。決められた道を、決められたように進むだけのことはただの作業で、時間の無駄に感じます。

（××）?銃撃戦
　極めて古典的な射撃です。画面上の丸を敵に重ねるだけのもので、最近のリアル志向の銃撃とは程遠いものになっています。狙撃銃が全くぶれないので強い強い。

　他にも満足できない点は多いです。例えば特定の片手銃が、アサルトライフルよりもはるかに威力が高く、胴撃ちでも一発ＫＯできてしまうのは強過ぎに感じました。そもそも普通の片手ハンドガンで十分ゲームを進められます…というより、ハンドガンの方がアサルトライフルより使いやすくない!?というバランス調整に疑問を感じました。

　ヘッドショットに関しても不満があります。ヘッドショット狙いは上に外れるリスクがあるので、本作のようにダメージ倍率があまり高くないと、狙う必然性が薄くなるのです。特にアサルトライフルでは照準を合わせる暇があったら、どんどん胴撃ちをしていった方が早く片付きます。

　プレイ中ふと気がついたのですが、大きいマシンガンを抱えている敵は、最接近するとこちらに攻撃を中てることが出来なくなりました。細かい方向調節ができないのか、TPS特有の視線のずれを補正できていないからなのか。

（△）?謎解き
　アクションアドベンチャーを盛り上げるに必要な要素だと思います。しかし、本作では答えがバレバレであまり謎解きになっていません。ただし、３では改善がみられています。

（△）オリジナリティー
　オリジナリティーの評価は、ゲーム経験が強く影響してきますが、ヘビー寄りのユーザーから見ると本作にはオリジナル要素が“皆無”というぐらいありません。むしろ、コンピューターゲーム黎明期から見られた要素の組み合わせで作られています。

　ただし、私は“ゲームにはオリジナリティーがなければいけない”とは思っていません。“完成度”や“総合力”で勝負してもいいはずです。その点、MK2はオリジナリティーの配点が適度で良いと思います。
　そもそも、オリジナリティーが高すぎるゲームは、万人受けしないものです。本作のように多くのユーザーに支持されているゲームというものは、独自性よりも総合力で勝負している作品だといえるでしょう。

（×）ボタン配置

(1)“隠れる”と“前転”が同じボタン
　“○ボタンで隠れる”のアクションが不自由でした。例えば、前転回避しようと思っても、すぐ横に壁があるとピタッと貼りつき、無防備な姿をさらしてしまいます。そして、一度貼りついたら小さいアクションでは剥がせないため、困りました。

(2)“弾薬の補充”と“武器の交換”が同じボタン
　弾を拾いたいのに、ボンベを拾って、もう離さない…とか。弾薬を回収しないメリットはないので、重なったら自動で回収していいと思いました。

（×）パッケージの絵
　今まで本作に手を出さなかった理由の1つに、パッケージの絵があまりに安っぽかったことがあります。主人公の作中のナイスガイさが全く出ていない絵になっていると思います。ヒーローどころか、むしろ悪者に見えませんか。

（×）字幕、音声の不具合
　字幕や音声が、画面と全く合っていません。重要な場面で雰囲気が台無しになります。すぐに分かるミスであって、これをそのまま製品版としたのは、いただけません。

COMMENT

＜感想＞
　すでに人気のあるゲームをけなすことは本意ではありませんので、ここではどういうユーザーに受けが悪いのか考えてみたいと思います。

　ゲームを終えてから、はじめて低評価のレビューに目を通したのですが、私が感じたのと同じことを複数の方が言っていらっしゃることに気がつきました。

　本作に不満を持っているプレイヤーは共通して“銃撃戦”に対する評価が低いと思います。私の感覚では10点満点で2〜3点ぐらいの評価になります。よって、おそらく他の有名TPSやFPSをやりこんだことのあるユーザーの中には本作と合わない人が出てくる可能性があると思います。
　銃撃の他に、オリジナリティーの面からみても、本作はライト寄りのユーザーに向いています。

　本作が多くのライトユーザーに支持されている現実は、裏を返すと、最近のゲームは複雑化しすぎて楽しみにくいことを示していると思います。

　ただ、FPS,TPSという分野に関しては、敵を“探して→狙って→撃つ”という基本的な部分は変わりません。本作を入り口に、他のTPSやFPSを試してみるのも、ありなのではないかなと思います。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
ゲッチュー上田さん(レビュアー情報) [2012/04/25 掲載]

このレビューはオススメ？　

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　566人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	5pt	3pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
78pt

GOOD!

　本作はお宝目当ての冒険家を主役にし、古代の財宝をめぐり悪者とドンパチ銃撃戦を行うという、ハリウッド映画リスペクトな内容です。本作はシリーズ2作目になります。
○ほとんどないロード
　前作同様、プレイ前の長いロードを除いて、ほとんどロード時間がありません。
　またセーブはすべてオートセーブにて行われており、わざわざセーブを行ったりする必要はありません。

○映像美と演出
　前作の美しい自然の造形はそのままに、さらに市街地や列車などの人工物などが加わりました。
　これにまるでアクション映画のような演出がなされており、間一髪で難局を乗り越えたりするさまは、まさに「プレイする映画」です。
　特に市街地ではプレイヤーがつかむなど、干渉できるオブジェクトが多く、映像美がプレイの幅広さに大きく貢献しています。
　水の表現は前作に続き、とても美しいです。

○絶妙な敵配置
　難易度は洋ゲーらしくそこそこ高く、難易度設定を低くしても結構死にます。しかし敵の数は多すぎず少なすぎず、コンテニューポイントも結構な数があり、何回も死んで覚えていけばクリアできるようになっています。
　また途中で難易度変更が出来るので、途中できつくなったら難易度を下げるという手段もあります。

○新要素「ステルス」
　前作では戦闘回避が不可能な作りとなっていましたが、この新要素により、一部の局面は敵に発見される前に哨戒兵を始末することで戦闘を回避することが出来るようになっています。
　これに伴い、物陰、背後からの格闘が強化されました。

○ボス戦
　中ボスに戦車やヘリと戦うイベントがあったり、ラストバトルも前作よりも工夫がなされています。　

○その他
・弾薬の所持制限が緩まった：好きな武器を長く使えるようになりました。
・章ごとに舞台が変わり、視覚的にも飽きがこないようになっています。
・前作よりも宝の隠し場所が巧妙になりました。

BAD/REQUEST

・やることが単調
　シナリオ展開は探索と銃撃戦を交互に行うことで進行していき、寄り道があったりするわけではありません。いわゆる一本道アレルギーの人は駄目かもしれません。
　また通常兵よりも強力な敵兵種が追加されたり、ステルスが追加されたりしており、前作よりは戦闘の単調さは改善されましたが、それでもほとんどが多人数を相手に物陰に隠れて銃撃する戦闘となっており、やはり戦闘は単調になりがちです。

・難易度曲線
　慣れというのもあるとは思いますが、進めば進むほど難しい、ということもないです。初めから結構難しく、最初の難所を抜けるにはある程度の根気は必要だと思います。

COMMENT

　HDMI、テレビは37型使用、難易度高で一度クリアしたのみ、シリーズは1のみプレイ済み。またオンラインは全くノータッチです。
　TPSの良作であった前作に追加要素を加え、ゲームとして純粋にチューンアップした感じです。目新しい部分はないにしろ、どの要素も平均以上の出来です。この手のゲームに抵抗のある人にも問題なくオススメできます。
　ただし前作同様、戦闘面は平凡なので、その手のゲームになれた人にはあまりオススメできないかもしれません。
　全体的に前作からのパワーアップが著しく、まさしく正当進化といえる出来です。特にうれしかったのが、ボス戦の追加で、特殊状況下でのイベント戦は前作から充実していましたが、通常状態でのボス戦が演出的にもよく出来ています。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
FFTだいすきさん(レビュアー情報) [2012/02/02 掲載]

このレビューはオススメ？　

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　562人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	5pt	4pt	5pt	4pt	4pt	2pt

総合点
84pt

GOOD!

・相変わらず今作も『インディ・ジョーンズ』と『ナショナル・トレジャー』を合わせたようなゲームです。ですが前作以上にロケーションが豊富で、新鮮な気持ちで遊べました。
・グラフィックは溜息が出るほど、本当に素晴らしい出来でした。オブジェクトは質感が伝わってくるほどのリアリティで、特に高山の村の美しさは尋常ではなかったです。また人物のグラフィックも前作より向上しています。
・ストーリーは大幅に強化されています。時制軸をずらすなど、映画的手法がうまく作用しています。
・音楽は迫力あるサウンドで、とても盛り上がりました。サントラはもちろん購入。
・今作も、全編通じて手に汗握るアクションがちりばめられています。一度始めたら、テンション上がりまくりです。
・キャラクターも相変わらず魅力的です。彼らの軽快なジョークの応酬は聞いているだけで楽しいです。エレナは美人さんになりましたねw
・ロードは始まるまでが長いですが、その後はほとんどありません。また死亡しても直後からやり直せるので安心です。

BAD/REQUEST

・敵さんの数が多すぎます。どんだけ雇ってるんですか…
・たまにどうしていいか分からない場所がありました。
・サリーの出番が少なくて残念です。ここは次回作に期待します。

COMMENT

HDTV40インチ使用です。またオンラインプレイは一切していません。
前作をさらに正統進化させた内容です。これぞアクションゲームの神髄ですね。PS3で何を買うか迷っている人は、ぜひこのシリーズをどうぞ！

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
灯火さん [2011/10/02 掲載]

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　591人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	5pt	3pt	5pt	5pt	3pt	2pt

総合点
87pt

GOOD!

前作プレイ済みです。最新のパッチを適用した状態でプレイしたレビューです。

●オリジナルティー

前作で好感触だった映画のようなプレイ感覚が格段に進化しました。
危機一髪感溢れるアクションの数々はハラハラドキドキの連続で否が応にもゲームに引き込まれてしまいます。

●グラフィックス

２００９年時点ではおそらく屈指のグラフィックの出来です。
ゲーム中様々なフィールドを散策することになりますがどのフィールドも手抜き無く細かいところまで作りこまれておりマップを歩き回るだけでもいろいろな発見があって楽しいです。

●サウンド

環境音や効果音がメインでＢＧＭは主張しすぎない程度。
だがそれ故にゲーム内状況への没入感が強く映画的な演出という意味では正解であると言える。
それとジョークの入り混じったキャラ同士の掛け合いも絶妙。

●満足感・熱中度

まず前作で残念だったボリュームの少なさがマルチプレイに対応することで解消されたこと。
これによってクリア後に違う楽しみ方が出来るのが嬉しい。
ステルス攻撃を始めとした多くのアクションが追加されたことも忘れてはならない。前作では敵が出たらひたすら銃撃戦だったが、今作では色々なシチュエーションバトルが楽しめる。
敵を倒す順番やルートを模索しながらの隠密プレイは楽しいし、見つからずに全滅させることが出来た時の達成感は中々のもの。（一部のステージのみ）
上でも述べたがストーリーへの引き込まれ方がハンパなく、連休を利用して寝る間も惜しんでプレイした。純粋に「面白い、楽しい」と思えたのは久しぶり。

●快適さ

ゲーム起動時とタイトル画面からのデータロード時が長めですが、ゲームが始まってしまえばロードにストレスを感じることはありません。

BAD/REQUEST

●快適さ

ぶら下がりアクションをする際、掴める場所が分かりづらい場所がかなりあります。壁を登る時は分かりやすくなっているのですが、フィールドオブジェクトを利用して登ったりする際は迷います。ヒント機能があるのが救いですが、もし無かったら迷ってる時間の方が長いかも。

マルチプレイに関してですが、マッチングにかかる時間が長めです。あと、迷惑プレイヤー対策も不十分。ブラックリスト機能とか欲しかった。

COMMENT

◆トロフィー関連◆

プラチナ取得難度は低め。最短でストーリー２週＋α。時間にして３０時間程度。マルチプレイ絡みのトロフィーが二つあり、オンライン環境の無い人はプラチナ取得不可能。
追加トロフィーコンプの場合は話は別で、運やプレイヤースキルに依存するトロフィーも有り。長く続ければいずれは取れるだろうがどれだけの時間が掛かるかは未知数。

●総評・感想など

前作よりもエンターテイメント性の強い作品になりました。
難易度も簡単なものからやり応えのあるものまで揃っているので、アクションが苦手という人にも是非プレイして頂きたい一品。

次回作にも大いに期待が持てます。今から楽しみです。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
じゃがーさん(レビュアー情報) [2011/09/27 掲載]

このレビューはオススメ？　

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　527人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	5pt	3pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
78pt

GOOD!

グラフィックがとても綺麗です
ジャングル、街中、雪山など、様々な場所で冒険するのですが、何度も立ち止まって背景を眺めていました
銃撃戦が多いゲームですが、このまま観光していたい気分になります
ストーリーや演出も素晴らしくまさに遊ぶ映画という感じ

一度ゲームが始まればロードの継ぎ目を感じることなく遊べるのでとても快適です

BAD/REQUEST

ゲーム開始時の最初のロードが長いです（最大で一分弱くらい？
ストーリーと演出とグラフィックで魅せるゲームなので何周も遊びたい、という気分にはならないかも
同じ理由でゲーム自体のオリジナリティはあまりないかもしれません

オンラインモードは敵味方に分かれて戦うTPSですが、システムに少し馴染めませんでした
一度試合が始まると新たに参加することはできないのですが、そのせいで誰かが抜けると結構不利になります
試合を途中で放棄するとペナルティで90秒間参加不可、罰金があるので対策になってるかと思いきや、体感で二試合に一人は抜けていく印象です

チームに実力差があると、ペナルティか負け試合かの二択になります
もっと気楽に遊びたかった

オンラインには対戦以外に協力して遊べるミニミッション、サバイバルがあります。この二つは結構楽しめました