バイナリードメインレビュー(評価)

PS3 FAN最新ニュース

発売元	セガ（オフィシャルサイト）
発売日	2012/02/16
価格	8,390円（税込）
レーティング	【Ｄ】17才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：ドラマティックアクション ■ プレイ人数：1人（オンライン時：1〜10人）

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
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オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
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オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
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James Lee

GOOD!

銃をガンガン撃ちながら進む爽快感が素晴らしい。
弾もそこそこ手に入るし、後述する武器はアップグレードすれば強くなるので、爽快感を得やすいゲームバランスとなっています。

アップグレードシステムにより、武器を強化できるところ。
武器は威力や射程距離などの各ステータスを個別にパワーアップすることができます。

ナノマシンにより、さまざまなスキルを獲得できるところ。
入手したナノマシンを装備するれば、防御力アップや体力アップなどの効果が得られて便利。

仲間との信頼システムが個人的に良かった。
信頼度が高ければ、援護してくれたり回復してくれたりするだけでなく、作中のイベントにも変化が出るので、そうした変化を見るのが面白かったです。

グラフィックはけっこう綺麗です。
2080年の東京ということで、高層ビルが立ち並ぶ景色やその夜景は見事でした。
同社の龍が如くシリーズで使われているゲームエンジンと同じと思いますが、全体的に今作の方が綺麗さは上だと感じました。

「SECURITY-COM」と呼ばれる収集要素があるところ。
ステージ中にある「SECURITY-COM」を集めることで、今作のストーリーに関する情報を詳しく知ることできます。

難易度はEASY・NORMAL・HARDの３段階。
EASY限定のエイムアシスト機能もあるので、初心者・苦手な方でも安心。

BAD/REQUEST

周回プレイの際、武器のアップグレードや入手したナノマシン、信頼度を引き継ぎできないところ。
信頼度はまだしも、武器のアップグレードや入手したナノマシンが引き継がれないのは、さすがにどうかと思いました。
信頼度によるイベントの変化見たさに周回プレイしたいのに、引き継ぎがないせいで、気軽にやろうと思いません。

操作するキャラは主人公のダンだけ。
他にもキャラがいるのだから、別行動になった別のキャラを操作するミッションとかあれば、なおよかった。

味方が時々邪魔に感じることがある。
こちらが前線でガンガン撃ち進んでいるのに、その前を素通りして被弾した揚句、勝手に信頼度が下がる。

大量の敵との銃撃戦や巨大なボス戦で、処理落ちが起きやすい。
処理落ちで動きがカクカクしてしまうので、操作がしづらくなります。

一部の芸能人の演技力が微妙。
竹中直人さんや遠藤憲一さんはしゃべりが棒読み気味ですし、北村一輝さんは鼻声のような癖のある声で違和感が強すぎます。

COMMENT

32型液晶TV・HDMI端子使用
難易度はEASYでクリア、オフラインのみのプレイです。

新品600円ちょいで売られていた今作を購入し、プレイ。
中古でも新品でも安く売られている今作が以前から気になっていたので、上述の新品を見つけた際にやってみることにしました。

やり終えた感想ですが、面白かったです。
なんといっても、銃をガンガン撃ちながら進む爽快感が素晴らしかった。
ですが、悪いところもいろいろ目立つ作品ではあるので、それらが改善できれば良作になりえたと思うので、非常に惜しいです。

アクション・TPSが好きな方にぜひオススメです。
同社から発売されたヴァンキッシュと通じるところがあるので、ヴァンキッシュが楽しめたなら、今作も充分楽しめると思います。

・オリジナリティー
ゲーム内に登場する武器、特に投擲系の武器はいままでにない効果があるものがあったりして良かった。機銃も種類こそ少ないものの、物語の時代に合わせた近未来的なデザインは、ワクワクさせるものを感じさせた。敵も種類が豊富、かつそれぞれ違った方法や武器で襲ってくるため自分的にはこれは好印象だった。

・グラフィック
そこそこ。悪いわけでもなくしかし飛びぬけて良いというわけでもない。これはこのゲームに限ったことではないが、建物や空など、対象物が遠くなればなるほどグラがひどくなる傾向がある。このゲームは特にその傾向が強かったような気がする。

・サウンド
これもそこそこ。戦闘時のＢＧＭには引き込まれるものがあった。でもそれだけ。

・熱中度
このゲームはそもそもそこまでやりこみ要素が多いゲームではないので、自分も熱中はしなかった。だた、自分はこのゲームには最初からそれは求めてはいなかったから、そんなに落胆もしなかったし、サクサクっとプレイしてあー面白かったで終わるゲームも全然ありだと思うので別に問題なし。ただ、あるにこしたことはないので、ＢＡＤに挙げないだけで良いとは言ってないよ。

・満足度
敵がロボットということで、射撃をすることによって吹き飛ぶ装甲や手足、破壊した部位によって敵の行動が変化するシステム、それらすべてが今までにないもので、このゲームをプレイしていて一番面白いと思えた所だと言っても過言ではない。足を集中射撃してすっ転ばしたり、頭を破壊して仲間を攻撃させたりと、爽快感あふれる表現は、心を大いに躍らせた。また、敵を倒すとクレジット（要するにお金。これで弾薬やキャラの強化アイテムなどを購入できる。）を取得できるのだが、部位を破壊するたびにそのクレジットが加算されていくというシステムも非常に良かったと思う。

・快適さ
操作性はそこまでストレスを感じない。難易度はどちらかと言えば簡単な方に入ると思う。倒されても救急キットを使えばすぐに復帰できるので、良くも悪くも、倒されることにそこまで敏感にならなかった。

・武器の種類が少なすぎる
ＧＯＯＤで書いたことの裏をかくのだが、デザインが良いからこそ、もっと武器の種類を増やしてほしかった。持てる数も、主人公専用アサルトライフル、ハンドガン、投擲物、が固定で持たされていて、自由に装備できるのはたったのひとつ。ちょっと少なすぎなる。これでは状況に合わせた柔軟な戦い方ができない。こういうところに作りの甘さを感じた。

・死亡するのが遅すぎ
救急キットが切れた状態で倒される、つまり死亡になるわけだが、倒されてから死亡してゲームオーバーになるまでが遅すぎる。倒されて、ゲームオーバーだと分かっていながらいつまでも死亡せずに白くなっていく画面をただジーっと見つめ続けることになんの面白みがあるのか。ただのイライラ要因でしかない。倒された時に、ＣＯＤのように「死を受け入れる」的な提案がでても良かったと思う。

・ミッションによって連れて行ける仲間の人数が限定される
ミッションによってというかほぼ最後を除くすべてのミッションで人数制限あり。謎。折角ラストクルーという小隊で任務にあたるのだから、全員で攻略させてよ。なんでわざわざ小隊をさらに分けるのか本当にわからない。ゴメンネー容量的に追いつかないんだよぉこれで我慢して、ね？と、製作者の甘えがもろに聞こえてしまったようなそんな感じ。連れていける仲間を選べるからってそんなの関係ないよ。そもそもこのシステム自体いらない。しかも中盤から終盤に至ってはもはや選択すらできずに強制的にある仲間と行動をともにすることに・・・。後に書くがこのゲームの肝であるリップルリンクシステムにこの強制はめっちゃ痛いんじゃないか？万遍なく仲間の信頼度を得たいなと、購入前から考えていた自分からしてみればこんなのたまったもんじゃない。やめてほしい。

・仲間の作戦提案がただの妨害行為
強敵が現れたり、敵の数が多く戦況がよくならないと判断した仲間ＡＩが、「今からフラググレネードを投げる、いいな？」とか、「こちらの敵はお任せください、よろしいですね？」など、作戦を提案してくることがあるのだが、この行為は一生懸命戦っている自分からしてみればただの妨害でしかない。なぜならこれ、提案されると「ＯＫ］か「ＳＴＯＰ］かをプレーヤーである自分が決めなければならないからだ。自分で指示したならまだしも、なんで仲間の指示をこっちが判断しなくちゃならないのか。早く投げてくれ。こちら側の敵はって当たり前でしょ早く戦ってくれ。さらには、この提案された作戦、成功したとして特に何か戦況が変化するわけでもない。ただフラグが爆発してはい終わり、とか、任せて、というわりにすぐ倒されたり・・・。これなんか意味あんのかな？ってつい疑問に思ってしまう。いつだかはフラグを投げると提案してＯＫだしたら、「ごめん、外した・・・」というものが・・・。製作者は何の意図をもってこれを導入したのか甚だ疑問。面白みを微塵も感じなかった。

・リップルリンクシステム
それぞれ仲間には信頼度というものがあり、これが高いとその人が囮になってくれたり、自分の指示を聞いてくれたりして、低いとその逆のことが起こったりするのだが、この信頼度は誤って攻撃をその仲間に当ててしまったりすると下がってしまう。にも関わらずあきらかに仲間がこちらの攻撃を受けにきているとしか思えない場面が多々あるのだ。操作ミスで仲間を撃ってしまったのならまだしも、敵を射撃している射線上にいきなり出てきて被弾して、「おい、殺す気か！？」とか言われたりする。いやお前が勝手に・・・。とイラつくことが多くある。敵を殴ろうとしたら突然目の前に現れて殴られて、「ちょっと、どういうつもり！？」ってお前がどういうつもりだよ！！と、叫びたくなる。プレーヤーのことを考えずに仲間キャラを作るとこうなるんだなぁ、と改めて思った。イライラ要因以外の何ものでもない。

正直に言って惜しい作品だと思う。オリジナリティーやアイデアの非凡さはあるのに、細かいところで色々作り込みが甘かった気がした。このゲームのコンセプトとして、「命」というものを挙げているようだが、自分はそれが伝わってこなかった。コンセプトが伝わらないということは、それをプレーヤーに伝えるだけのシステムや作りができていないということだ。それを伝えられるかそうでないかの差は、やはりそういった細かいところでの完成度が分かれ道になってくるのだと思う。オンラインはそこそこ楽しいので、それのみを楽しみたい方はいいと思う。やり込んでいる人との差もそこまでないし、自分の戦い方が分かれば、楽しくプレイできると思うので、一度購入を検討してみてはいかがでしょうか。

◯ストーリー、テンポが良い
ストーリーに関しては色んな意見がありますが個人的にかなり面白いと思います。よく作り込まれていてそのまま映画にしてもイケるのではと思うくらいです。私は昔からアクション映画ファンなので、アクション映画さながらのテンポや話の展開でかなり夢中になれました。ストーリーに不満がある方はRPGファンやアニメファンの方が多いのではないでしょうか？評価が割れているのはその人の判断基準のジャンルの違いにあるように思います。

◯リアリティとSFのバランスが良い
世界観や設定にリアリティがありながらワクワク感もあるものになっていると思います。出てくる武器も現代の武器を少しグレードアップさせた程度なので個人的には良かったです。レーザーが飛び交ったり、ロボットに乗り込んでブーストで空飛んだりという類のSFではないので安心しました。逆にロボットアニメファンの人からしたら派手さに欠けるってことになるのかもしれませんが。

◯システムと操作性が良い
パクリパクリと言われてますが、良作を作ろうと思えば良作に近づけたり参考にするのは当たり前ではないかと思います。逆に我が道をゆくシステムや操作だったら「わかりづらい」とか「〜みたいにしてくれればいいのに」という意見が出てくるんでしょうし。
私はバイオハザードシリーズ、メタルギアソリッドシリーズ一部、ロストプラネットシリーズや、その他マイナーTPSをプレイしたことがありますが、それらと比べてもストレスなく快適だと思います。

◯人型敵ロボットが多すぎる
せっかくロボットを題材にしているのだからもっとロボットらしい、非人間的なデザインをメインにした方が良かったと思います。人間が敵になる他のTPSとの差別化にもなりますし、また、そうする事で人型である味方ロボットにより強く親近感を覚えることができると思います。

オフラインのみのプレイでの感想になりますが、この作品がすばらしいと思うのは大きな欠点がないということです。安定感のある作りなので強烈な個性を求める人からすれば物足りなく感じるかもしれません。個性が強くて評価される作品もあれば安定した作りで評価される作品もあると思います。
味方が自分の射線に入ってくるというのは確かにありますが、私の場合はそれを考慮してポジション取りしていたのでそんなに気にならなかったです。それが実際の銃撃戦でも当たり前でしょうし。
私は普通にハマりました。続編出たら絶対買います。
今は新作でも2000円台で売られてたりするので、個人的にはTPSが嫌いとかじゃなければまず買って損はないと思います。

・人間とロボットの境目を問題にしたSFは別段珍しくもないですが、未来の東京を舞台にしたTPSというのは一見の価値があります。
・ストーリーはテーマ性が強く、考えられされる内容でした。一難去ってまた一難という展開で、常に緊張感がありました。
・グラフィックは全体的にはやや良いといったところでしょうか。ですが人物の表情とロボットの破壊表現はかなりの出来でした。
・音楽は特別耳に残りませんが、雰囲気には合ってました。
・敵のロボットは非常に多種多様で、部分破壊により戦術性も高まっていてよかったと思います。
・複雑なシステムがなく、操作性も良好なので初心者でもとっつきやすいです。
・ロードは少し長めですが、頻度は非常に少ないのでないも同然でした。

・演出が微妙でした。例えるなら「精一杯背伸びした子供」ですね。しゃれた演出のようですが、どうしても日本っぽさをぬぐい切れていないように感じました。キャラクターは外国人なので違和感が…。演出は外国のゲームより数段下ですね。
・ストーリーに関して、一難去ってまた一難なのはいいのですが、そればっかりで少しウンザリもしました。いざ終わってみるとストーリーは薄い印象しかありませんでした。
・ある女優さんの演技が下手すぎて浮いてました。本職の声優さんが素晴らしかっただけに残念です。
・オンラインは協力プレイしかしてませんが、バランスがあまり良くないように感じました。50ラウンドまで終わらせるには相当鍛錬しなければまず無理ですし、私ぐらい下手だとそうまでしても無理そうです…。加えて誰かが抜けると装備が初期化されるのはひどい仕様だと思います。またそういう仕様上、途中退室は実質負けを意味するわけなので、そういう行為をする人にはなんらかのペナルティがあってもいいのかと思います。

HDTV40インチを使用しています。
いくら未来の世界とはいえ、問答無用で他国に戦闘部隊を送るのはないだろうと思っていましたが、去年そんなことがあったので急にリアリティを感じましたね。
正直そこまで期待していたわけではありませんが、名越監督のチャレンジ精神を買って購入してみました。決してつまらなくはありませんが、少し物足りない作品だと思いました。単に海外市場を意識するだけでなく、日本のゲームらしいオリジナリティがあってもいいのかなと思います。今後の龍が如くスタジオの作品に期待したいです。

○マイクが無くてもプレイ出来る
○ロードが短く、リスタートも簡単でテンポが良い
○仲間が良く喋り、チーム行動なのが良い
○武器改造やスキルシステム
○人間がリアル
○舞台が日本でストーリーは映画のような内容
○雰囲気が「龍が如く」に似ている

×メンバーを自由に変更が出来ない
×協力プレイモードがとてもつまらない
×マイクは１人用では伝わらず、協力プレイでは音声が聞こえづらい

１作目だが完成された内容です。協力プレイ目当てで買ったので期待外れでしたが、１人プレイがとても面白かったので買って損はなかったです。