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GOOD!

前作の龍が如く見参！が素晴らしい出来だった為、今作は新品にて購入しゲームをクリアしたので、シリーズは違うのですが見参との比較も込みで評価させていただきます。

まず率直な感想は、期待通りの素晴らしい出来です。
このシリーズを上回るタイトルのゲームは今現在ほとんど無いのではないかと自分は感じました。

オリジナリティーはもう龍が如くというひとつの形を確立していると思うので、自信を持って５点をつけます。
もうなにかのゲームに似ているとかではなく、龍が如くは龍が如くです。
本当にこのゲームを作っているスタッフの方々は素晴らしいです。
まさに職人という感じで、プレイしていても自分はその職人魂を感じました。
大体の大作ゲームは数年がかりで作られている中、見参発売後のこの短期間でもこれだけのゲームを作るスタッフには感心させられます。

グラフィックスは特別すごいといった所はあまりないのですが、このゲームは細かい所の作りがいいです。
沖縄はわかりませんが、歌舞伎町は何度か行っているので１度行ったことのある人はこのゲームの細かい作りにびっくりすると思います。
なのでグラフィックスの点数は４点にします。

サウンドは見参の時よりゲームや場面にあった音楽や音が使われていると思いました。
矢沢永吉さんは自分は特にファンではないのですが、矢沢さんの音楽はこのゲームにバッチリ合っていると思います。
雑踏の中の音も非常によかったので点数は４点です。

熱中度は文句無しで５点です。
自分は見参の時も初プレイで完全達成度１００％でクリアしたのですが、今作も前作同様初プレイで達成度１００％でクリアしました。
自分は寄り道等も多かったのでクリアまで１２０時間以上費やしました。
面白くなければこんな時間をかけてひとつのゲームをプレイできないと思います。

満足感も熱中度同様もちろん５点です。
飽き性の自分がここまでやり込めるゲームは龍が如く以外ほとんどありません。
今作も徹底的にやり尽くしました。
　　　

BAD/REQUEST

やはり今作も前作同様悪い点がありました。

このゲームは快適さはありません。
移動が徒歩がメインで、道中いろんな敵に絡まれます。
移動のスピードも遅いし、一応タクシーがありますがあまり意味がないです。
いいかげん乗り物等をうまく導入するか、それでゲームの雰囲気が壊れるようならもっとタクシーの実用性を上げて欲しい。
快適さの点数をつけるなら前作も同じ思いをして、今回あまり改善されていなかったので厳しく１点にします。

あとは見参ほどではなかったのですが、ミニゲームは今回も鬼の難易度のものがありました。
コンプを目指した人の壁になったのがAnswer×Answerとバッティングセンターだと思うのですが、バッティングセンターは努力次第で何とでもなりますし、見参の時の流鏑馬等に比べれば簡単ですがAnswer×Answerは大変でした。
まぁ理不尽極まりない…かなり苦労しました。
ですが見参の時よりはるかにコンプしやすくなっていたのでそこはよかったです。

COMMENT

このシリーズは固定ファンが多く、そのファンの期待にはしっかり応えてくれている素晴らしいゲームだと思います。
もし購入を検討している方がいたら自分は自信を持ってこのゲームをオススメします。

ただこのゲームはミニゲームやミニシナリオなど寄り道を楽しまないとこのゲームの本当の面白さや達成感が味わえないと思います。
メインストーリーだけだと淡白なゲームに感じてしまうかもしれません。
なので寄り道しながらのんびりクリアまでプレイすることをオススメします。

今作もストーリーは非常によかったのですが、見参のエンディングで初めてゲームのエンディングで涙した自分としてはちょっと物足りなかったです。
まぁ見参のエンディングが良すぎたので期待が大きすぎました。

ぜひ次作も発売してほしいのですが、今回のエンディングから次作となると非常にストーリーを作るのは難しいと自分は思います。
ここまで非常に素晴らしい出来なので質は落とさずまた次作も期待したいです。
また見参のような形での違った桐生さんか真島の兄さんのスピンオフ作品を見てみたい気もします。