PlayStation mk2 :: PS4/PS3/PS2評価レビューサイト

GOOD!

ストーリーに関してはここで酷評されてる様な部分は自分は全然感じなかった。むしろ過去シリーズでも「…は？」と思う部分は多々あるし（例えばガンガン銃で撃たれまくっても体力がちょっと削られるだけなのにイベントで短刀一撃であっさり倒れる…とか）今作に限った事じゃないと思う。
またメインシナリオの長さも自分にはちょうどよかった。
無駄にだらだらと長引かせ、「クリアするまで数十時間かかります！」なんてゲームよりかは遙かにマシだった。（プレイ時間を延ばしたいなら呆れかえる程多いサブストーリーをやれば十分に堪能できる。実際自分もメインそっちのけでサブイベントをある程度クリアしながら進めてたのでボリュームは感じられたし）


漢・桐生一馬のかっこよさを今回もじっくりと魅せてもらった。という感じ。（その反動だろうか、カラオケとかチョイエロもあるミニゲームなどお馬鹿なシーンが面白い。流石にトロフィー取得は自分には無理そうなのでそこまでやりませんが）

BAD/REQUEST

自分が一番気になるのは戦闘の糞面白くなさ。一体いつまでこのワンパターン思考＆キャラ設定は変わらんのだ？バトル部分は龍1の完全使い回しか？と思うぐらい。（当然違う事ぐらい解ってます）

総じて
・コンボを全くガードしない（全ての攻撃を大抵喰らってくれる）
・怯み無しで全攻撃たたき込む直前にチャージ攻撃でダウンさせられる
・ほぼ完全ガード型（格ゲーにおけるトレーニングメニューの「GUARD」設定か？と思う。ご丁寧に投げ抜けまで仕込んでる）
のどれか。攻撃のバリエーションは過去作に比べれば増えてるのだろうが、どの敵に対しても「□□…△△」でヒートゲージを貯めて極技。
しかも無駄に体力だけは多いのでこれを0になるまでほぼ繰返し…

雑魚敵とのバトルも既に書かれてるとおり、ただウザいだけ。（特にシナリオ終盤で盛り上がってる頃に街のチンピラに「お前の顔が気にいらんのじゃ〜」なんて因縁ふっかけられてちまちま戦闘…とか考えられない。
例えばシナリオ終盤に限っての雑魚戦は突入後時限コマンドがでて成功したらそれで終了。失敗したらちょっとダメージ受けて終了。みたいに簡略化してもよかったのでは？
イージーでクリアしたが、それでもうざかった。わざわざ難易度あげて遊ぼうとは思わないのだがPREMIUM…は何故か難易度固定なのでげんなり。
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各種飲食のコンプリートもそろそろ仕様変えませんね？
そりゃ沢山タイアップして一括で購入されて二度と行かない…とかは困るのかもしれませんが、トロフィー取得にまで盛り込むのなら自由に飯ぐらい食わせて欲しい。
わざわざ体力を減らして（見参！でもあるアイテムを大量購入し使用してライフ減少→飯→アイテムで減少→飯…とか）飯屋まで…とかこれのどこに制作者は面白さを見出してるのか？


後は細々とした気になる点はあるのだが（天啓を得るのに時限コマンドやってさらに三択とかいるか？とか）この2点が余りに酷すぎるので霞んでしまう。満足度や快適さが低いのはこのせい。

COMMENT

一時期テレビに取り上げて貰うためか宣伝費でも貰ってるからか、アイドル俳優・アイドル女優を起用してまわりはベテラン声優陣で補う、というド素人からしても「そりゃ差は歴然になるだろうよ…」と思えるげんなり声優陣でゲームのイメージを損なう事が多々あったが龍が如くに関してはそれが全くない。演じた人を見聞きしてるからこそ「なんだかなぁ〜」と思う人もいるかもしれないが、変な先入観を捨てればどの方も大変素晴らしい｡
ただ一点。泉谷さんの当てられた名嘉原が風貌はどう見ても俳優の渡辺哲さんなのに声は泉谷さん…というギャップがちょっと違和感を感じたがあくまで違和感程度で問題なし。「名嘉原がやせ形の親父なら…」とか「渡辺哲さんが声を演じてたら…」と勝手に想像してしまう。


このゲームは歌舞伎町を再現してるため、アダルトなお店や元ヤクザが主人公なので血なまぐさいシーンがあるのでD指定を受けてるがこのゲームで語られる生き様は子供にこそ見せるべきであって「街にうろつくチンピラみたいな屑になるな。桐生の様に生きてきた道は踏み外したかもしれんが人の道は踏み外す様な外道にはなるな」と思わせれる筈。当然大人が子供にかみ砕いて説明してあげるとなお良いが。
杓子定規に○○表現あるから×指定で…とか余りに安易･陳腐すぎてレーティング制度の意味を疑いたくなる。

それぐらい面白い作品です。
ただ、しつこい様ですが、戦闘だけ本当に一から練り直して欲しい。このゲームにおいて一番の癌細胞は戦闘だと思う。