PlayStation mk2 :: ティアーズ・トゥ・ティアラ花冠の大地レビュー

ティアーズ・トゥ・ティアラ花冠の大地レビュー

発売元	アクアプラス（オフィシャルサイト）
発売日	2008/07/17
価格	7,140（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版)
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：AVG+S･RPG(アドベンチャー＋シミュレーションRPG) ■ プレイ人数：1人【廉価版】 ■ 発売日：2009/07/16 ■ 価格：2,940円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	3pt	4pt	5pt	4pt	2pt

総合点
80pt

GOOD!

非常にオーソドックスなSRPGで戦闘部分は安心してプレイできます。
それだけではなくエレメンタルサイクルやスキル等のシステムも上手く組み込まれていて、終盤まで飽きずに遊ぶことができました。

予想に反し、ストーリーが非常に良かったと思います。
初めはただのギャルゲーかと思っていましたが、ストーリーは神話や伝承を元に練り上げられたもので、後半になるにつれ重厚な世界観に惹き込まれて行きました。
また序盤にもうまく伏線が張り巡らされているので、２週目が非常に面白いです。
これだけ２週目が面白いと思った作品は今までなかったと思います。

音楽も中には気に入ったものがありました。
そこまで素晴らしいとは思いませんでしたが、上手くゲームを盛り上げていたと思います。

ボリュームも十分で、しかも２週目も楽しめたので購入して非常に満足です。

BAD/REQUEST

ストーリーが良いと書きましたが、中盤までは盛り上がりに欠けます。

やはりギャルゲー風味が強い部分は個人的には受け付けませんでした。
またアドベンチャーパートもかなり長いので慣れるまでは苦痛でした。
特に序盤のアドベンチャーパートは非常にストレスを感じ、すぐに売ろうとまで思いました。（結局このキャラは最後まで好きになれませんでしたが）

戦闘では、たいていの敵が相手の攻撃範囲に入らないと動かないので、必然的に相手の先制攻撃をくらう羽目になります。
ほとんどの敵がそのように動くので味気なく思いました。

あと中盤からカニやカエル、さらには猪まで魔法を駆使して戦ってくるのが非常にウザかったです。
猪でさえ使える魔法を使えない戦士系の人間がバカに見えて仕方ないです。

COMMENT

ギャルゲー部分は少し抵抗がありましたが、最後までプレイして非常に良かったと思います。

シナリオは王道ですが後半はとても盛り上がり、楽しませていただきました。
何度も言いますが、２週目が本当に面白い。

PS3でRPGがしたいと思い購入しましたが、正解だったと思います。

ただやはりギャルゲー要素がダメな人は購入をあまりお薦めできません。
家族に見られたら恥ずかしいシーンも多々ありましたので…