PlayStation mk2 :: ソウルキャリバーIV レビュー

ソウルキャリバーIV レビュー

発売元	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2008/07/31
価格	7,800（税込）
レーティング	【Ｃ】15才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／廉価版
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：3D武器格闘アクション ■ プレイ人数：1〜2人【廉価版】 ■ 発売日：2009/08/06 ■ 価格：3,800円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	3pt	4pt	2pt	4pt	2pt

総合点
66pt

GOOD!

○良いグラフィックス。
次世代では、当たり前と言うなら当たり前のグラですが、キャラの表情などは確かに良くなっていると思っています。技術的な素晴らしさとはまた違う美しさだと思います。

○それなりのクリエイトモード
全てのユーザを満足させるのは難しいですが、この程度なら納得できるではないかと思っています。体形、声、カラー変更などが良い感じですね。

○内実はあるストーリモード
確かに短いですが、続編を考えている中途半端なストーリではない全開は凄くいいと思っています。一部のキャラは専用声優もいるし。

○キャリバー３からの一段落
これはキャリバー３のファンではないユーザには悪いところですが（自分を含めて）、４は２ではなく３を継承して、３の未完成の部分をそれなりに片付けました。バランス的ではまだ良くとは言えないですが、各キャラの個性は確かに成立されたと思っています。３から方向性が見えていたキャラのユーザは、多分、いろいろ面白くなったと思うでしょう。（逆に新キャラと方向性転換のキャラのユーザは、個性があっても、キャラの完成度が良くないせいで血を吐くけど…）

BAD/REQUEST

●微妙なバランス調整のスタイル。
キャリバー３からこのチームは少し変なバランス調整を取っていますね。全キャラの技を削除するが性能の弱化をしてバランスを調整しています。確かに、全キャラが弱くなるので結果的には調整はなってるし、技のインフレも予防できますが、新作がなっても別に新作をしている感じがしません。旧作の新バージョンのような感じです。
それに一部のキャラのユーザには以前までの自分のスタイルが否定されたような不快感が残るしかないです。まるで開発者が横に座ってこれは良くないですよ〜と押し売りされているような感じですよ。
これはシステムにあっても同じです。システム的に攻撃スタイルに大きなメリットを与えているので、いろいろなプレイスタイルを開発するのが難しくなっています。

●丸出し商業魂
以前だったら含めている物がDLCで売っています。音楽まで売るなんて…ステージも売るつもりですか。サントラがまだ出ないの事も妖しい。全体的に足りないボリュームは、DLCのせいではないかと思います。それにこの値段、高すぎではないですか。オンラインが快適だったら、見せるため買ってもそれなりに良かったかも知れませんが…

●オンライン技術力の不在
オンライン対戦はどこまでも趣味のえ範囲です。５Lvではないと快適な対戦は不可能ですし、５だとしでもVF5やDOA４のレベルではありません。見た目では切れなし綺麗な画面ですが、内部的には伝達が遅い、前世代の技術を使っています。

COMMENT

◎ARCADE　EDITIONの予告？
ゲームのデザインが格闘ゲームと言うより、家庭用ゲーム向けです。リングアウトの抑制とか、アーマー破壊とか、一撃必殺技とかはキャリバー３と同じようにアーケード版の登場を予感させます。ま、自分もアーケード版を望んではいますが、こんな発売スタイルが良いのかはよく判断できませんね。

◎このままで良いのか？
キャリバー3AE（アーケード版）は、近距離はTEKKENのように、遠距離はVFのように、とような評価がありましたけど、これはキャリバーだけの個性が弱くなった事を意味すると思っています。４は３よりは勝る、それなりの完成度を持って登場したとは思いますが、1期のキャリバー１と２に比べたら、個性のアピールが弱いですね。新規ユーザではなく、元のユーザにキャリバーを既存の格闘ゲームの文法に合わせて作ってみました。一度やってみたら？のような感じですけど、果たしてこのようなアピールが効果的でしょうか。…本当にこのような方向性でいいですか。これからどうなるのか、それが重要だと思っています。

プレイシステム
32型HDCRTテレビ

外国のユーザ