PlayStation mk2 :: ワールドサッカーウイニングイレブン2008 レビュー

ワールドサッカーウイニングイレブン2008 レビュー

発売元	KONAMI（オフィシャルサイト）
発売日	2007/11/22
価格	7,980（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	スポーツ超人気サッカーゲームシリーズに「ウイニングイレブン 2008」が登場だ。グラフィック、選手モーションの進化や、学習するAIを搭載したことにより、「サッカー」をより忠実に再現。人気度やそれに応じたイベント演出などを追加した「マスターリーグ」や、ハードに接続できるカメラがあれば、写真や画像をそのままゲーム内の選手やユニフォームに取り込むことができる「エディット機能」など、多彩なモードが用意されている。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	4pt	3pt	2pt	1pt	2pt

総合点
50pt

GOOD!

・怪我人が出やすくなった
・レフェリーが頻繁にファウルを取るようになった。特に、悪質なタックルでちゃんとカードが出るようになった
・クロスやコーナーからの得点が増えた
・こぼれ球やリフレクションからの得点が増えた
・3-2とか、派手なゲームになりやすい
・ボールを蹴る音がする
・サイドチェンジが巻いて飛ぶ
・芸が細かい。例えば目の前で敵がロングキックを放った瞬間、味方が背中を向けてジャンプする
・グラフィックが緻密
・マイナーチームが多数実名で登場
・マスターリーグの「一コマニュース」
・早いリスタートが出来る
・ダイブが出来る（たまにほんとに決まる）

以上、色んな意味で演出が”リアル”になった。
賛否両論あるようだが、音楽も個人的にシリーズ中最高。
あと、一時停止中にベンチやスタジアムの様子が映し出されるのは、地味だが意外に臨場感があって良いかと。英語実況もGood。

BAD/REQUEST

・処理落ち。PS3の能力を活かしているとはとても思えない（3プラットフォームで並行リリースしていることの影響か？）スタジアム効果をONにするともう目も当てられない。リプレイの粗さは、最初演出かと思ったがやはり処理落ちか。仮に演出だとすると、製作上の判断を誤ったとしか言えない
・ブンデスがバイエルンしかない。ほんと勘弁して欲しい
・プレミアがほとんど偽名。スパーズとニューカッスルの実名化は評価するが、基本的に4強+その他の色合いが濃いリーグだし、上位4チーム全て偽名というのは厳しい。やっぱイングランドは”ゲーム放映権”も高騰中ってことか？
・マイナーチームが増えてはいるのだが、ここまでやっておいてシャフタール、それにボカまでいないのはちょっと・・・。上記チームとサンパウロ、インディペンディエンテ、CSKAモスクワぐらいは入れて欲しかった
・毎度のことながら、アフリカのナショナルチームが少なすぎる。マリやモロッコはともかく、セネガル・エジプトまでいないのはどういうこと？
・WEショップ消滅。マスターリーグ構成をはじめから変えられるのはいいが、選手やスタジアムを掘り出す楽しみがなくなった
・フリーキックが曲がらない。普通もっと曲がるだろ
・ショートパスがあまりにも通りにくい（ちなみに、COMはそうでもない）。どうやらまたプロデューサーの気まぐれらしいが・・・
・ドリブル中、理不尽にボールをとられることが多い。上記の通りパスも通りにくいので、かなり上位のチームでもポゼッションを保ちにくい、というかはっきり言って不快

COMMENT

WEシリーズは6あたりから。一人プレイのみ、ただしレベル3は簡単すぎるので、とりあえず4でプレイしています。その上での感想です。
全体的に、いいゲームには仕上がっていると思います。それだけに、処理落ちやブンデス落ち、操作性の偏り具合など、あからさまな欠点が余計に目立つのが残念。結果、これさえなきゃもっと長く遊べたのに・・・という印象を至る所で持つことになります。（もしかして、わざと長く遊べないようにしてんの？）
というわけで、次回作には期待はしません。どうせ同じようにどこか”抜いて”くるでしょうから・・・
気が向いたらまた買うかも知れませんが、どっちかというとFIFAに期待かな。こっちは、後追い気味とは言え、真面目に進化してるようですし。