PlayStation mk2 :: Heavenly Sword(ヘブンリーソード) レビュー

Heavenly Sword(ヘブンリーソード) レビュー

発売元	SCE（オフィシャルサイト）
発売日	2007/11/15
価格	5,980（税込）
レーティング	【C】15才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：アクション・アドベンチャーヘブンリーソードを手に悪の軍勢に立ち向かう変幻自在な剣術アクションが登場だ。スピーディーな双剣、攻撃範囲の広い鎖剣、頑丈な敵に有効な大剣をリアルタイムで切り替えて、周囲の状況に合わせて使い分けよう。基本の3種剣の組み合わせ以外に、人間の関節まで完全再現したモーションで、剣術と体術を組み合わせた多彩な必殺技も用意されている。ロードオブザリングのゴラム役のアンディ・サーキスが、悪の親玉「キング」役を演じている他、全てのパートの演技・演出の監修を担当している。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	3pt	3pt	3pt	2pt	3pt

総合点
60pt

GOOD!

○攻撃ボタンで双剣、Ｌ１ボタンを押しながらの攻撃で鎖剣、Ｒ１ボタンを押しながらの攻撃で大剣、と３つの武器をその場で瞬時に変えられる。
○出したい技を狙ってもいいし、適当に攻撃ボタン（□と△）を押してるだけでもそれなりに技が出る。
○モーションセンサーで大砲の弾や弓矢を操作できる。
　個人的にオブジェクト操作は苦手なのですが、敵に当たると悲鳴が聞こえ、血しぶきをあげてくれるのが爽快。
　また、倒せる敵の数が増える事で、操作が上達していくのが感じられた。
○背景も美しいが、特にムービーが美麗で、ボハンの顔のしわ等、細かいところまで作りこまれている。
　ローチ（敵キャラ）の体の大きさと、表情の幼さのアンバランスな感じがよく表現されていたと思う。
○キャラの動きが個性的で、生き生きとしている。
　カイが障害物を飛び越える時の動きが数種類あって、どれも格好いい。
○任意のエピソードをプレイ出来る。（既プレイ場面まで）

BAD/REQUEST

○ロードが長い。１０〜２０秒。
　普通にストーリーを進めている時には、ロード画面は出て来ないので気にならないが、ボス戦でゲームオーバーになり、『再戦』を何度も繰り返さなくてはならない時や、三ツ星評価を獲得するために、特定のエピソードを何度も繰り返しプレイしたい時には、苦痛を感じる。
○視点の移動が出来ない。
　Ｌ２／Ｒ２ボタンで少し視点移動出来る時もあるが、常に３６０度見まわせるようにしてほしかった。
　バトル時に困ることはなかったが、周りの様子を見たくても見れないというのはストレスになる。
○ボリューム不足。
　せっかく面白いゲームなのに、すぐに終わってしまう。
　「えっ、もう中ボス戦？」「えっ、もうボス戦？」「えっ、もう終わり？」という感じ。
　見て楽しむ映像特典はいろいろとあるが、遊べる特典が、クリア特典の地獄モードのみ。
○難易度に関して。
　アクションがあまり得意ではない私ですが、ナリコを操作して敵と戦う事に関しては、それほど難しいとは感じなかった。（普通モードで）
　問題は、モーションセンサーでのオブジェクト操作。
　例えばシェンを護るために、弓矢で次々と出現する敵を倒さなければならない場面で、２０回やってもシェンを殺されてしまう時には、本当にクリア出来るのかと暗澹たる気持ちに。
　イージーモード、希望します。　