PlayStation mk2 :: プロ野球スピリッツ４レビュー

プロ野球スピリッツ４レビュー

発売元	KONAMI（オフィシャルサイト）
発売日	2007/04/01
価格	7,329（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ YouTube
タギングトップ3
タイトル概要	スポーツ(野球) 2007年度開幕予想データを収録し、究極のリアル系プロ野球ゲームが登場だ。選手の表情はもちろん、細かなモーションまで忠実に再現されたグラフィックで本物さながらの対戦ができるのだ。チームを優勝に導くペナントモードや、オリジナル選手育成モード、ひとりの選手となり最長5年間でペナントレースを戦い抜くMVPモードなど多彩なゲームモードが用意されている。また、無料で全国のプレイヤーと対戦が楽しめるオンラインモードも搭載されているので、日本一を目指して挑戦しよう！

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	3pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
76pt

GOOD!

前作（PS2）と比べて、
映像（質感や影、観客等）がリアルになった。
（次世代機なので当たり前だが…）

リプレイのカメラワークがマシになった。
（まだまだ違和感があるが…）

モーションが少し増えた。

ミッション以外でも、活躍に応じて経験値をもらえるようになった。

人間臭いCPUなので、配球を考えるのが楽しい。

応援曲を作れるようになった。

オンラインモードが無料で遊べる。

BAD/REQUEST

ゲーム全体としては、前作と大して変わらない。

全体的に、動作が重い。
（慣れると問題ないが…）

試合前のロードはともかく、ホームランを打った直後のロードは冷める。

たまにフリーズする。

前作のほうが選手の顔が似ていた気がする。
妙に肌の色が黒い気がする。

静止画は進化しているが、動くとユニフォームのポリゴン臭さは否めない。
（PS3って、所詮こんなものなのか…？）
リアルがゆえに、現実とのギャップが気になる。

モーションが増えたのは良いが、使い回しが多い。

投球時、TV視点がデフォルトのわりに、キャッチャーの動きが手抜き過ぎる。

CPUの采配がおかしい（例：12回裏でピッチャーに打席が回ってきたのに交代しない）

実況も、おかしい部分がある（例：12回裏0対0の場面で「先制のチャンス！」などと言う）
セリフは増えたが、試合の流れを考えていない。
その試合の、初回の打席でヒットを打って、「3打席ぶりのヒット！」などと言われても…

ハーフスイングの概念が無い。

バットが折れない（多分）

応援曲の選手名が手抜き（かっとばせー！●◆★▲…！）

投球練習がたった3球しか出来ない。
このゲームは、特に投球練習が必要なのに…

COMMENT

このシリーズは初代（プロ野球JAPAN）から毎年楽しみに購入しています。
今回、このソフトのためにPS3本体を購入しました。

いろいろと不満（希望）もありますが、安定して楽しめます。

オンライン対戦で、マナーの悪い人がいてるので、対策を練って欲しいところです。

映像は格段にリアルになりましたが、ハードが進化したから当然の事なので、期待したほどリアルではありませんでした。

モードを増やすよりも、基本的な試合の部分を強化して欲しかったです。
まだまだ改善の余地があります。

過去のシステムを復活させて欲しいです。
・バッターに近い球が来た時に、任意で避ける操作。
・先頭ランナーだけをマニュアル操作。

ある程度パワーのある選手は、ミート打ちでもホームランが出るようにして欲しいです。
「強振」は、投球で言う「全力」的な位置づけでも良いかもしれません。

間を嫌う操作（打席を外す）が出来たらよいです。

デモ表示の種類を選べると良い。
（現在、3段階制）

応援曲を作れるようになったとは言え、そろそろ、応援歌の公認をとってほしいです。
実況も、言葉数を増やすだけでなく、前後の流れを考えて、内容にこだわって欲しいです。

製作者の細かなこだわりは感じられますが、肝心な部分が抜けていたりするので、次回作は、そういった基本的な部分を強化して欲しいです。