PlayStation mk2 :: Darksiders II(ダークサイダーズ2) レビュー

Darksiders II(ダークサイダーズ2) レビュー

発売元	スパイク・チュンソフト（オフィシャルサイト）
発売日	2012/11/29
価格	7,140（税込）
レーティング	【Ｄ】17才以上対象暴力 (CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：アクションアドベンチャー ■ プレイ人数：1人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	5pt	4pt	4pt	4pt	5pt	2pt

総合点
83pt

GOOD!

前作よりもアクション部分の爽快感は大幅グレードアップしている
アクションのモーションがかっこ良くスキルツリーの発展で
様々な俺的デス（主人公）で暴れられるのが爽快
最近の3Dアクションにはカウンター攻撃の気持ち良さが欠かせない
前作のウォーのジャストガードから強力なカウンターアタックや
ベヨネッタのジャストダッチでスロー効果発動もかっこ良かったが
デスのスタンド攻撃でのカウンターはそれ以上にカッコいい
（スタンドに見える方が本体だけど）

操作性の良さバトルの難易度やスキルの有効度のバランスも良く
日本のゲームのような繊細さを感じた

ハクスラに興味は無かったが、
やはり強力な武器が手に入るのは嬉しいしバトルもラクになる
装備がグラに反映されるのも好印象
やはり男にはコレクター魂があるんだなぁって気付かされた

謎解きは個人的にとても楽しかった
難しすぎず簡単すぎない良くできたパズルのよう
良くこんな絶妙な難度の謎解きを考えつくものだ
ただモノを大事にする日本人の感性だと
なかなか解法が思いつかないだろうなと思う部分が
一つだけあったかな

メインストーリーの他にいくつかサブクエストがあり飽きさせない
いかつく不気味な風貌のデスが実は困っている人を見捨てられない
いい奴だとわかってより好きになれた

ボス撃破時のデモは映画的な演出なのだがこれは特に良かった
DMCのB級アクションノリも悪く無かったが
無駄に語らず粛々と敵を葬り去るデスのかっこよさに痺れる
巨大なボスにとどめを刺す際にデスは本体を発現させるのだが
それが恐ろしくも頼もしくゾクゾクする

舞台は異世界で場所によって季節感などがありどれも美しい
寂しげな場面や不気味な場面も雰囲気が良く没入感がある

BAD/REQUEST

まず物語後半のあっけなさ
終盤の舞台をしっかり作っているのに関わらず
そこでのイベントや敵キャラが少なくひたすら寂しい
風景の物寂しい美しさも手伝ってひたすら寂しい
最終決戦前をもっと盛り上げて欲しかった
それまで回想にチラッとしか現れないラスボスも
デスにとっては憎い仇なのだろうが
プレイヤーにとっては初対面のおじさんでしかなく
まったく感情が乗らなかった
彼がとんでもなく強くて何度も挑む事になったなら
憎しみも生まれたのだろうが初見で倒せてしまい
拍子抜けした（ハードや2周目なら強いのかも）

字幕が見えない場面が序盤にあり画面に近づき
目を凝らす場面が何度かあった
ただし幸い後半に行くに連れ暗い場面が多くなり
読めねぇよ！って事は少なくなる
ジジィの豊かな白ひげに白い字幕が重なった時は
全然読めなくてゲオろうかと思った

COMMENT

ウォーもカッコ良くて好きだったが本作をクリアしたら
断然デス推しになった
不気味で怖くて強くていい人っていう
ギャップ萌え要素の塊のような男
こんな魅力的なキャラと旅できたのは楽しかった

ダークサイダーズ2をダークサイダーズ1のように
日本語吹き替えで出してくれればもっとプレイヤーが
増えると思うのだが…

残る4騎士ストライフとフューリーの物語も
リリースされるなら是非プレイしたいと思う