PlayStation mk2 :: テイルズオブゼスティリアレビュー

テイルズオブゼスティリアレビュー

発売元	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2015/01/22
価格	8,716（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象セクシャル暴力言葉・その他 (CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：情熱が世界を照らすRPG ■ プレイ人数：1人（戦闘時のみ最大4人）

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
1pt	3pt	3pt	0pt	0pt	0pt	2pt

総合点
12pt

GOOD!

■　キャラクター
キャラ同士のやり取りは相変わらずのテイルズらしさ。
どのキャラも立っていました。

■　BGM
他のゲームにはない良さがある。
「テイルズっぽいな」と感じられた。

BAD/REQUEST

なぜ洋ゲー寄りの内容にするのか？
まず前提として、私は初期デスティニーでテイルズデビューし、一番好きなテイルズは？と問われるとヴェスペリアを挙げます。

■　装備品
まず初めにがっかりした点であった。
同じ名前の装備に異なるパラメーターが付いていて、カスタムが可能になっているが
なぜ洋ゲー風の要素を取り入れてしまったのか…
良い装備を手に入れた時の感動が何もない。
せっかくダンジョンで良い武器を手に入れてもスキルのせいで使えない。
苦痛要素の筆頭でした。

■　ワールドマップがない
エクシリアの時からそうだが、「全世界」のワールドマップというのがない。
ただ広大でつまらないだけの「フィールド」という名前で世界が非常に狭く展開されている。
これまた洋ゲーをマネしているだけ。しかも洋ゲーよりも狭いし中途半端である。
なぜテイルズ作品でこんな仕様にしてしまうのか…
フリーで広大なフィールドを走り回りたいのであれば他に良いゲームがたくさんある。
飛行竜とかレアバードとか、飛行物で飛び回るのが日本のゲームでしょうが。

■　戦闘
これまた洋ゲー寄り。
シームレスはテイルズに求めていない。
テイルズに求めるのは通常攻撃→特技→奥義というコンボの爽快感なのでは。
つまらない戦闘を避けるためにフィールドで敵を避けて、なおかつ意味のない広大なフィールドを走り回るという悪循環。苦痛しか産まない。

■　周回前提仕様
おもしろいゲームであれば何周もやりますよ。喜んで。
テイルズとも呼べない仕様の洋ゲー崩れを誰が周回プレイするのでしょうか。
洋ゲーにするならせめて周回プレイ制度はやめるべきかと。
方向性が見えません。

COMMENT

テイルズ作品はほとんどやっており、子どもの頃からテイルズのために所有していないハードを購入してきました。
それくらいのテイルズ中毒者でした。

洋ゲーが台頭する中、ヴェスペリアをプレイした際は本当に感動しました。
「この先もずっとテイルズ信者」と誓いましたがもう限界。
本当につまらないテイルズでした。

開発者たちも人が入れ替わっているのでしょうけど、「テイルズは日本のゲームである」ということを深く認識しない限りもう名作は期待できません。
エクシリアからの失敗を繰り返し、テイルズらしさを失う新要素ばかり取り入れてくるゲームにもう興味はありません。
美人女性の生真面目キャラのグッズで売り上げを稼いでください。

過去作のリメイクが出れば購入しますが、もう洋ゲー風テイルズ作品は2度と買わない。
クリアだけはなんとかしましたがこの足で売りに行きます。