PlayStation mk2 :: 第３次スーパーロボット大戦Ｚ　時獄篇レビュー

第３次スーパーロボット大戦Ｚ　時獄篇レビュー

発売元	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2014/04/10
価格	8,716（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象セクシャル暴力犯罪 (CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：シミュレーションRPG ■ プレイ人数：1人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	2pt	2pt	1pt	1pt	1pt	1pt

総合点
26pt

GOOD!

○カスタムサントラ
データ(CD等)があればゲーム内の戦闘シーンの音楽を差し替えれる
シリーズ初プレイの場合のあくまで1つのソフトだと
○ガイダンスシナリオ
シリーズ初心者のプレイヤーのために練習シナリオがある。ゲーム中もセレクトボタンで
多少のシステムには説明がある(普通のゲームには有るのが当たり前だけどw)
○各ロボアニメ作品が結集したお祭りソフト

BAD/REQUEST

○中身が薄い
前後編作の前編なので一部作品の主要人物やロボの武装などがカットされており
「未完成」となっている
戦闘シーンも新規参入(据え置き機)の目玉作品に粗が目立ち出来が悪い
○配慮不足
基本的なストーリーの流れは1本道なのですが最終的な流れにIfルートというのが有り、本筋とは違うよく言えばハッピーエンドな流れのストーリーがあるのですが「初回プレイでこのルートに行ける」のが個人的に残念です。2回目に本筋をプレイしても基本何も＋にならない話の流れなので面白みにかけます。
○本体価格
携帯機に合わせたせいかPS3！という画像・演出・内容ではないためスッカスカなのですが
携帯機版より「定価が高く設定」されてるのはPS3版を買ったプレイヤーに喧嘩を売ってるとしか思えない。
○ダウンロードコンテンツ
恐ろしいことに定価やゲーム内容が上記の通りなのに、ストーリーの補完を「有料ダウンロード」配信しています。信じられない。
○周回プレイ
ストーリーの分岐やシステムやトロフィーなどから周回プレイを推奨していますが、ストーリをを完全に飛ばせないため既にプレイした同じマップのイベントが苦痛です。
R1+スタートボタンでスキップ出来るのですが、爆発エフェクトや出現撤退シーンや何かしらの掛け合いの際にいちいち止まるためマップによってはステージ開始までにスキップコマンドを数回入れなければならず(押しっぱなしでも可ですが)何のためのスキップ機能なのかと。
また、ストーリー分岐の魅力が薄い。
○システム
自機をタッグで組むシステムなのですが、パターンをセーブできないため強制出撃や分岐の際に手間が掛かり苦痛。同じようなシステムを今まで組んだことがあるはずなのにプレイのしやすさに繋がっていないのが残念。中身スカスカなんんだから遊びやすさはしっかり組んで欲しかった。

COMMENT

※トロフィーコンプ済み
初めて買った人は「PS3のゲームなのにこんなもんか」と思うでしょうし、シリーズを買ってきた人も「前作の方が全体的にマシじゃね？」って思ってしまう内容になってます。
まさかフルプライスでしかも携帯機版よりも値段が高く中身スカスカで有料DLまで有るとは。
バンダイ(ナムコ)は目先の利益の為にシリーズファンに唾を吐きかけてきました。
今後購入層の絶対数は確実に減っていくでしょうが一部の購入者が有料DLでお金を払えばメーカー的には大成功なのでしょう。
アプリ系や有料DL(主にアンロックですが)の売上が落ちてきた際に企業としてどう足掻くのか見ものです。