PlayStation mk2 :: 侍道4 レビュー

侍道4 レビュー

発売元	スパイク（オフィシャルサイト）
発売日	2011/03/03
価格	7,770（税込）
レーティング	【Ｄ】17才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(侍道4Plus版) ／改訂版の設置基準について
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：アクション・アドベンチャー ■ プレイ人数：1人【侍道4Plus版】 ■ 発売日：2012/01/26 ■ 価格：4,179円侍道4にあるDLCと同内容です。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	2pt	3pt	2pt	1pt	1pt	2pt

総合点
34pt

GOOD!

○イベントチャートの導入…イベントのフラグが分かり易くなった。続編が出るならばそのまま採用してほしい。

○装飾品のカスタム…位置や角度などより細かく弄れるようになった。仕掛けのついた装飾品などがあればより面白いのでは。

○侍道の世界観…下記の悪い点を除けばシリーズお馴染みの雰囲気で楽しめる。ただ今作に限って言えば悪い所が非常に目立った印象。

BAD/REQUEST

●処理落ち…頻繁に起こる処理落ち。アクションゲームの爽快感を損なうという点では致命的。

●長めのローディング…上記と共に快適さを損なう一因。ゲーム上読み込みの場面も多く、周回プレーを行う上でサクサクは必須条件？

●移動速度が遅い…歩き回るにしても移動速度が遅くストレス。地図上の高速移動はメニューを開き、一番下まで行って選ぶという感じなので面倒。ボタンひとつでクイック移動があっても良い。

●トロフィー…この作品に限らないが作業的なトロフィーはいらない。夜這いシステムなどは一度すれば大体の内容が分かり、繰り返して遊ぶほどの内容がない。

●戦闘の爽快感…敵が固く、刀もすぐに刃こぼれを起こしてしまう。爽快感の面でも一太刀で倒れる位でも良かったのではと思う。演出面でも血しぶきややられパターン、爽快感を煽る方法はいくらでもあったと思う。(血しぶきが襖に飛ぶとかでも何でも良い)

COMMENT

アクションゲーム・周回を前提としたゲームとして爽快感・快適性を欠いたのは非常に残念だった。次回作がもし出るのであれば、この辺りを是非改善して欲しい。

加えて個人的にはアンチャーテッドではないが、世界観に没入できるように不要なパラメーター等は極力除くなど、古き日本の世界観を表現することに重点を置いても良いとおもう。

総じて評すると、全体的に作りこみが甘く思える作品であった。が、しかし侍道テイストは失われておらず、それなりには楽しめた。次回作に期待したい。