PlayStation mk2 :: 地球防衛軍4 レビュー

地球防衛軍4 レビュー

発売元	ディースリー・パブリッシャー（オフィシャルサイト）
発売日	2013/07/04
価格	6,980（税込）
レーティング	【Ｄ】17才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：オンライン対応3Dアクションシューティング ■ プレイ人数：1〜2人（オンライン時：2〜4人）

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	5pt	3pt	5pt	4pt	2pt	5pt

総合点
78pt

GOOD!

○進化したグラフィック
まず町並みについてですが店内まで見えるコンビニやおいしそうな看板のケーキ屋や実際にありそうなすし屋、蕎麦屋など町並みの描写が細かく、また非常階段を登って屋上までいける建物があったりと町並みへのこだわりがすばらしいです。
単にグラフィックがきれいかどうかではなく、こだわりにより細部まで書き込まれたグラフィックの美しさは特筆に価すると思います。
敵の質感（特に虫系）も格段に進化しており気持ち悪さが半端じゃないです。
そんなのが群がって襲ってくる光景は前作を超える地獄絵図となっております。

○進化した敵
レタリウスや拘束される噛みつき攻撃など力押しが通用しづらい敵が増え、地球防衛軍シリーズの醍醐味である「いかに工夫して絶望的な戦力差を覆すか」という点を明確にしているのがいいです。
（レタリウスの糸が建物を貫通するのはちょっと理不尽ですが、２でも似たようなこと味わいましたし、レタリウスの配置を覚えて狙撃ポイントを考えればどうとでもなる範囲でしたので気になりませんでした）
敵の種類も大幅に増えて水増し感のあるステージが減りました。

○兵種が4種類に増えた
兵種によって扱いがまるで違うので同じステージでも兵種を変えるだけで飽きずにプレイできます。

○異様な熱中度
現在HARDモードでオフ６割・オン４割で70時間以上プレイしていますが、全然熱中度が下がらないです。
敵が手ごわく種類も豊富になったため攻略が飽きないのが大きいと思うのですが、過去のシリーズでもこんなことはなかったです。
現在ストーリー終盤を攻略中ですが、非常に先が気になる展開で飽きません。
ステージも多くてボリュームも万全です。

BAD/REQUEST

○処理落ちが頻発
過去のシリーズをプレイしている人ならXBOXとPS3で同時発売と聞いただけでPS3版の処理落ちが酷くなるのは覚悟のうえだと思いますが、そうでない方はご注意を。
大量の敵に囲まれると処理落ちが酷くなるケースが多いという話もありますが、そうならないように立ち回るのがこのゲームですし、自分はそこまでは気になりませんでした。

○フリーズバグ
所謂フリーズゲーと称されるゲームも幾つか経験していますが、そこまでフリーズ率が酷いかというとなんとも言えないかなと思います。
自分が遭遇したフリーズはオンで数回、オフで何度も再出撃した時に数回遭遇しました。
ただし、暗転フリーズバグ！こいつだけはいただけない。
PS3本体の電源すらOFFにできなくなり、電源コードを引っこ抜くはめになりましたから。
本当に怖いのでできるならどうにかしてください。

○カラーエディットが意外に不自由
コスチュームの配色だけでしかもメインカラーとサブカラーだけってのはいくらなんでももう少しなんとかなったんじゃないですかね。
肌の色なんかもいじりたかったです。（ウィングダイバーなら髪の色も）

○死んでも無表情
死んだときにカメラをアップにして自分のキャラの顔を見ることができるのですが、能面のように無表情でなんかしらけました。
いくら町並みを細かく描写することでリアリティを出すことに尽力しても、こういうところでリアリティを損ねては水の泡です。

COMMENT

オンの不具合（なかなかマッチングできない等）についてはモンスターハンター３ポータブルHDのように後で劇的に改善される例もありますしメーカーも改善することを明言しておりますので、現段階で評価するのは酷であると判断しあえて入れておりません。（初期段階で不具合があること自体褒められたことではないのですが）

70時間程HARDモードでレンジャー・ウィングダイバーを中心に遊んでストーリー終盤まで行った段階での評価ですが、参考になれば幸いです。
自分的には神ゲーですが、他の人に無条件で薦められるようなゲームでもありません。