PlayStation mk2 :: 悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair レビュー

悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair レビュー

発売元	コナミデジタルエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2012/03/29
価格	1,200（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
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タギングトップ3
タイトル概要	■ オンライン配信専用 ■ ジャンル：アクション ■ プレイ人数：1〜6人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	2pt	3pt	1pt	1pt	2pt	3pt

総合点
31pt

GOOD!

古くささはあるが、横スクロールアクションとしてのクオリティは保っている。
マップの構成とギミックの難易度バランスは一日の長あり。

オン要素として、意思疎通の簡易メッセージも充実。
いい人と組めると味わい深いプレイ体験になるだろう。

BAD/REQUEST

・オリジナリティー　２
スペランカーに代表されるような、かつての名作をco-opで。それ以上でも以下でもない。
新しい要素は一つもない。

・グラフィック　２
敵キャラの造形やステージのデザインなど、アート面ではよく頑張っていると思う。
ただし画像の荒さがそれを台無しに…　もう少し綺麗にならなかったのかしら。

・サウンド　３
なんの特徴もない普通のクオリティ。印象に残るほどよくもないが、耳障りでもない程度。

・熱中度　１
深刻。ゲームデザインが当時ままの古くささで、とても没頭できない。
やはり昔面白かったタイプのゲームでも、今やると違うのだなぁと深く実感。

・満足感　１
値段分は楽しめず。よって満足感なし。

・快適さ　２
UI周りが分かりづらい。いつまでたっても同じステージばかりで
鍵とかないと次に進めないのかな？と思っていたら、単に自分でステージを設定する
仕様なだけだった。そんなの全然わからないよ！

COMMENT

良くも悪くもファミコン時代のゲームそのまま。
当時熱中した横スクロールアクションをみんなでワイワイやったら楽しいだろうなぁという
子供の頃の夢が、さて大人になって叶った今作はどうだったか。
結論から言うと子供当時に出会いたかった。今更やるゲームではないかなと。

オンco-opであればまだ救いがあるが、それでもキャラの歩く速度がまちまちなため共闘感ゼロ。
せめてどのキャラも一律だったら、行動を共にできる前提で一緒に遊んでる感があるのだが。
広いマップを個々バラバラに遊んでるだけになりがち。

オン、co-op抜きだと完全に懐古ゲー。そういうのが好きな人向けであり、
そうでなければ何か新しいプレイ体験があるんじゃないかという期待は間違いなく砕かれる。