PlayStation mk2 :: 蒼の英雄 Birds of Steel レビュー

蒼の英雄 Birds of Steel レビュー

発売元	コナミデジタルエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2012/03/08
価格	6,980（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：フライトシミュレーター ■ プレイ人数：1人（通信時:最大16人）

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	4pt	4pt	4pt	5pt	3pt	4pt

総合点
85pt

GOOD!

○オリジナリティ

最近では貴重になってしまった、フライトシュミレーターものの新作なのでオリジナリティとして5点。

○グラフィックス

正直期待していなかったのだが、予想を裏切る臨場感あふれる光の陰影表現に感動。目の前で敵機が爆散すると自機のキャノピーがオイルをかぶってしまったり7.7ミリ弾で穴が開いたりと映画で見たことがあるような映像をゲームで丁寧に表現していて驚いた。

飛行機のできも良く零戦の操縦席から尾翼にかけてついている無線用のアンテナ線なども再現されている凝りようで感心した。4点

○サウンド

音楽もさりげなく良い感じなのだが、5.1ｃｈサラウンドが良くできていて上に書いたキャノピーに穴が開くと風きり音がちゃんと変わるなど、とても丁寧な作り。　4点

○熱中度

アーケードモードでの操作はエースコンバットなみにお手軽だがシュミレーションでの操作は奥が深くものすごくやり込める。本や映画での得た知識を実感として体感できるので大満足。
飛行機の操作ってこんなに難しいんだと実感できる。

対戦もシュミレーションだと何も表示されないので目視だけで戦っていると気分は○の豚になった気分になれる。アーケードモードの対戦はゲームっぽくお手軽でこれはこれで楽しい。

4点

○満足感

資料的価値ありで地味すぎず派手すぎずのバランスがここちよい。
PCフライトシムだと地味すぎてついて行けない人間には大満足。
グラフィックとサウンドがゲーム的迫力よりも臨場感をあげることを目的に作られているように思える。この手のもが好きな人間にとって　5点

○快適さ

親切すぎない難しすぎない適度なバランス。日本のゲームになれていると少し突き放し感はあり。3点

BAD/REQUEST

○悪いところというよりこうして欲しかったところ。

キーアサインが出来るのだがやり方がわかりにくい。
（エンジン停止とか最初にキーが降られてないのだが使い方もわからないので説明が欲しい）

零戦の7.7?　と 20?　が初期設定でR2に振られていて浅いと7.7　深く押し込むと　両方打ち出すのだが最初分からなかった。20?　の射程の短さも良く表現されているのだが同時に発射してしまうと7.7?が当たっているのに20?が当たっていないことが理解しずらく感じてしまう。
（ちなみに20?を当てたいときは20メートル以内に接近して機首を上げて放り投げるようにすると当たります。）

遊べるだけ対戦部屋はあるが、こういう内容だけに対戦相手が少なめ。
シュミレーションモードで対戦してくれる人はさらに少ないのが残念。

COMMENT

世界的にミリオンソフトのBirds of steal　が日本のPS3に移植されると聞いて楽しみにまっていました。とっても満足な内容で楽しんでいます。

自分は飛行機もが好きで一番すきなモノはエアロダンシングシリーズです。
（対局にあるエースコンバットも好き）
エアロに匹敵するような満足感を得るソフトに出会えて嬉しさのあまりニヤニヤが止まりません。

飛行機に乗ってみたいとかパイロットになりたかった人などにはオススメです。
シューティングを求めてる人はアーケードモードがありますが地味なので満足感がさがるかもしれません。

○環境

HDTV 50インチ　5.1チャンネルサラウンド　使用。