PlayStation mk2 :: 鉄拳ハイブリッドレビュー

鉄拳ハイブリッドレビュー

発売元	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2011/12/01
価格	7,140（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：映像（ブルーレイ3D）+ゲーム ■ プレイ人数：「鉄拳タッグトーナメントHD」1〜4人 /「鉄拳タッグトーナメント2プロローグ」1〜2人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	4pt	2pt	2pt	1pt	3pt	2pt

総合点
41pt

GOOD!

・ボーリングが単純ながら面白かった。
・いち早く、家庭用で鉄拳TAG2のシステムに触れられる。ゲーセンに行かなくてもタッグアサルトの練習ができる。
・鉄拳映画、鉄拳TAG2共に、映像が美麗。

BAD/REQUEST

・タッグ2もアナログスティックでチェンジできるようにして欲しかった。ショルダーボタンは同時押しに割り当てたい。
・タッグ2にプラクティスモードは付けて欲しかった。4キャラしかいないことも不満ではあるものの、
仮にキャラがもっと居たところで、コンボがどう繋がるかよく分からなければ意味がない。
従来の鉄拳は簡単コンボでもごっそり減らせたため、入力精度に自信がない人も爽快感を引き出せるのが
良い点だったと思う。今作はウリであるタッグコンボ＆タッグアサルトが難しく、キャラの組み合わせに
よって入るコンボも異なるため、自分で最適なコンボを探す必要がある。
基本は『コンボ始動技ヒット→刻み数発→タッグアサルト控え召喚→横回転or縦回転で吹っ飛ばして控え離脱→
ダッシュで距離を詰めて追い打ち』がセオリーだが、アーケードモードだけで調べたり練習したりするのは困難。
サンプルコンボの情報なんかも全然ありません。
・タッグ2のBGMは旧シリーズのアレンジVer.が入っているけど、どれもオリジナルの方がいいと感じた。

COMMENT

ハイブリッド仕様だけど、中途半端なオマケの寄せ集めなので長く楽しめる作りではないと思う。
完全に懐古ファンやマニア向け。

鉄拳TAG1は懐かしいものの、家庭用最新作の6に随分見劣りする。6が如何に素晴らしいか再確認するために
あるようなもの。鉄拳映画は殺陣シーンがどれも秀逸。これといったサプライズはないので、無理に見るほどではないですが。
鉄拳TAG2prologeは体験版的な位置付けだけど、モードがしょぼ過ぎて初心者は何していいか分からないだけでは。
ゲーセンではそこそこ楽しくプレイしていますが、今作はキャラの性能差が拡大しまくった上、面白さが
引き出しにくくなったなぁと嘆息せずにいられない。多分タッグ2もVersion upが出ると思うけど、
どのキャラでも楽しめるバランスに戻して欲しい。