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GOOD!

・オリジナリティー
ストーリーなのですが、主人公とメインヒロインが付き合っている前提なのでメインヒロイン以外のルートを選ぶと必然的に修羅場展開になります。初め修羅場になったときはヒヤヒヤしましたが、ラストシーンではそんなことも忘れてそのヒロインとの会話に引き込まれ、このヒロインを攻略してよかった、と思いました。なので、淡々とヒロインを攻略していき、仲良くなり、恋愛感情が生まれ、エンディングなんて普通のストーリーではありません。必ず何か心に響くものがあると思います。そこが他のゲームとは違うところではないのかなと思い、4点を点けました。
・グラフィックス
とにかくヒロインが会話中に色々な動作をしてくれます。動作です。動きます。プレイするのが一番手っ取り早いと思いますが、説明すると、例えば、ヒロインが驚くということを普通の2Dのゲームなら1つの画像で表現しますが、アニメを見ているようにヒロインが反応します。多分アニメよりも綺麗な動きだと思います。これは本当にヒロインがその世界にいるということと目の前にいるような気がしました。
ヒロインもとてもかわいく(萌えという感覚ではないと思う)のでとても好感がもてた。特に緒方理奈のデザインは個人的にとてもかわいいと思いました。
・サウンド
4点にしようか3点にしようか迷いました。また、平野綾さんや水樹奈々さんのファンの方からすれば5点、と判断するかもしれませんが、私は平野綾さんのファンでも水樹奈々さんのファンでもないので、4点させてもらいました。なぜ3点ではないかというと、BGMが雰囲気を出しているということとキャラクター一人一人にBGMが用意されていることだと思います。サウンドのひとつにしていいのかはわかりませんが、演出がとてもいいとも感じました。例えば、オリジナリティーの項目で述べたように、修羅場の直前になると『嵐の前の静けさ』というようにBGMを消してくれます。そこでなんとなく予感してしまうんですが。ああ修羅場展開だな、と。それも含めてBGMの演出についてはよかったと思っています。
・熱中度
オリジナリティーでも述べましたが、ストーリーに引き込まれます。ストーリー重視のゲームですので、これ以外何をかけばいいのかわからないので熱中度はこのくらいで。なぜ引き込まれるかはオリジナリティーに書いてあると思います。
・満足度
ヒロイン一人一人に数々のイベントが用意されています。イベントが多いヒロインもいれば少ないヒロインもいます。でも、イベント一つ一つにとても魅力があります。それに、バレンタインデーイベントがありますが、AとBに別れており、あまりゲームをやり込まない私でもこれらのイベントを見たい！と思うくらい満足しています。ちなみに一周目でAとBを見ることは出来ません。
個人的に一番好きなヒロインのマナちゃんは何度もプレイし直しました。どのルートも感動的なストーリーなので必ず満足できると思います。
・快適さ
特筆することはあまり無いのですが、会話スキップとセーブの速さは素晴らしいと思いました。
会話スキップ機能は必須です。この類のゲームでは。このおかげで2周目もすさまじい速さで攻略できたと思います。
以前まではバグが問題になっていたようですが、パッチが配信されたので修正はされています。

BAD/REQUEST

・ヒロインが動くのだからそこを伸ばすためにリアクションの数を増やしたほうがいいと思いました。
・平野綾さんの歌はストーリーが進行すると必ず聞けるのですが、個人的にいい歌というほどのものでもないのでスキップしてます。
・会話のレベルアップシステムがあまりに空気すぎます。狙いのヒロインがいないときに会話経験値をあげられるキャラクターと会話してレベルアップ。どのルートを選んでもこの繰り返しなので
作業になる、ということもBADでしょうか。ですが、会話の内容自体は悪いものではないです。

COMMENT

HDMI使用
冬になるとこのゲームのヒロインを思い出してしまうかもしれません。
それくらいストーリーとヒロインは出来がよかったです。
中古でも値が張ったのが唯一のネックでしょうか。
きっと値段は高いと思いますが、一度手にとってみると
いいと思います。