PlayStation mk2 :: プロ野球スピリッツ2011 レビュー

プロ野球スピリッツ2011 レビュー

発売元	コナミデジタルエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2011/04/14
価格	7,980（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：プロ野球 ■ プレイ人数：1人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	3pt	5pt	4pt	3pt	3pt

総合点
77pt

GOOD!

・試合の演出での細かい点の追加
フォロースルーを筆頭に、実際の試合を見てるかのような雰囲気が歴代最高だと感じました。
いつも感じていたかゆいところに手が届いています。個人的には打撃や守備でカクカクしなくなったのは高評価です。

・グラフィックの変更
今回かなり質が変化しました。
良くなったというよりも質感がまったく変わりました。これはかなり人によって評価が変わると思いますが、私としては気に入りました。

・ペナント
いつもの味気ないペナントから一転、イベントや演出にこだわっています。
さらに20年できるようになったのでオフだけでもかなり遊べるようになっています。

・能力99段階、弾道タイプの変化
これにより以前よりたくさん特徴がつけられるようになり、大変満足です。

・唯一のリアルプロ野球ゲーム
野球としての面白さに関してはこのゲームの右に出るものはいません。
チームプレイはもちろん、個人の視点からプレイや監督でのプレイ、さらに今回は観客としてプレイなど一つの試合に関してもさまざまなプレイスタイルがあり一度プレイするととまらなくなる中毒性が最大の魅力です。

BAD/REQUEST

・スピリッツ
監督が増えましたが、なぜか沖縄と高知がなくなってしまいました。
これにより手間が少し増えてしまったようにと思うので廃止にした理由がいまいち分かりません。
覚醒に関しては今回のほうがいいと思います。

・スターダム
相変わらずマイナーチェンジです。
劣化マイライフで終わってしまっています・・・

・ミート打ち、強振のバランス
かなりバランスが悪くなってしまったように思います。
ミートではほとんどゴロになってしまい強振多用になるので
ホームラン攻勢の大味な試合が多いです。

・ＡＩ
特に盗塁に関してです。ラミレスが果敢に盗塁していくのもどうかと・・・・
改悪化してしまっていると思います。

・低反発球の削除
今年から統一球だというのになぜなくしてしまったのか・・・
先ほどの打撃のバランスの悪さもあり、切っただけでかなりマイナス評価になってしまっています。

・査定に関しては人によるのでなんとも言えません。城島が捕手Ａで新井が3塁Ｆ、1塁Ｂなのはびっくりしましたが

COMMENT

今作のプロスピはさまざまなことに挑戦してきたと思います。

近年のプロスピの超焼き増し感から脱却したと感じたので
KONAMIスタッフの意気込みを感じました。

がしかし、残しておくべき良いところまでなくしてしまっているのは事実です。
シリーズをやってる人ほどがっかりする削除や変更もあったのでもう少し考えてほしかったです。
アップデートで修正できそうな点もあるのでこれからの対応にも期待します。

完璧を作るのは非常に難しいですが、プロスピシリーズには挑戦を続けて完璧なリアルを目指していってほしいと思います。