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GOOD!

主人公の行動の大半が電気をベースにしていることがこのゲームの特徴であり、それを楽しむことが醍醐味と言えます。
攻撃も全て電気を用いたもので、通常TPSに於けるハンドガン、スナイパーライフルからグレネードのようなもの、更には電磁波を放ったり、落雷を起こしたりバリエーションや威力も全く違うので使っていて楽しかったです。

街中は大抵音楽が掛かっていない状態ですが、スクリーンからニュースが流れたり（和訳されていません）、戦闘になると緊張感が増すサウンドは雰囲気を盛り上げるのに一役買ってくれました。
エンディングの曲も格好良かったです。

メインストーリーも長過ぎ且つ短過ぎず、サブも併せれば相当の時間遊ぶことが可能です。
イベントシーンがCGではなくアメコミチックな絵で語られるのも個人的には気に入っています。
基本的に舞台となる街は武装したギャングである敵に支配されていて、ちょっと歩いたりしただけで至るところから銃撃や爆撃を受けます。
サブミッションをクリアすることで敵の勢力範囲を削ぎ、街を安全にすることが出来、これもこのゲームの楽しみと言えます。

移動手段は基本的に足のみですが、特定のミッションをクリア後なら電気を用いた移動方法が可能です。
主人公はほとんど全ての建築物に登ることが出来るので屋上から屋上で飛び移る他に、建物同士を繋いだケーブルを高速で渡れたり、線路の上を電車とほぼ同じスピードでスライドするといった感じです。

また、箱庭タイプのゲームでは定番となっている収集要素もあります。
主人公の力を増幅させる物質集めと、とあるスパイの通信記録の回収です。
これらが3つの島から構成されるエンパイアシティーに散在していて、中には入手にコツのいるものもあります。
私も最初は根性で集めてみましたが、半分も取れずに諦めて攻略サイトのお世話になりました。

似たジャンルにGTAシリーズがありますが、個人的にはこちらのインファマスの方が楽しめました。

BAD/REQUEST

不満点を挙げるとすれば、一般市民の種類が少ないこと、高速移動手段が限られていること、クリア後の要素が全く無いことです。
市民のバリエーション自体は気にならないものですが、後ろの二つは作り込みが少し甘いと言えます。
次回作が決定しているだけに、進化や改善を望みたいです。

COMMENT

使用しているTVはBRAVIAのV-40で、ケーブルはHDMIです。
もっとも、文字がかなり大きく表示されているので、そこまで解像度に拘る必要は無いかもしれません。

次回作には電気自動車（電気人間のコールにピッタリ！？）とか、電気を使って敵の洗脳みたいな技が使えたら面白そうです。
グラフィックやコールの持ち技もかなり進化しているみたいなので今から楽しみでなりません。