PlayStation mk2 :: 白騎士物語 −光と闇の覚醒− レビュー

白騎士物語 −光と闇の覚醒− レビュー

発売元	ソニー・コンピュータエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2010/07/08
価格	6,980（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版)
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：RPG ■ プレイ人数：オフライン：1人／オンライン：1〜6人【廉価版】 ■ 発売日：2011/07/14 ■ 価格：2,980円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	2pt	2pt	3pt	2pt	1pt	1pt

総合点
43pt

GOOD!

※辛口であることをご理解ください。

○過去例を見ない変身ヒーローＲＰＧ

今までのこの手のゲームの世界観といえば、「剣と魔法」でお決まりで、問題はそこでどう格差を出すか・・・でしたが、このゲームは新要素である「変身」を取り入れています。
これによって、仮面ライダーなどの変身物が好きな私は以外に食いついたと思います。

○アバターの存在

物語で直接絡む事はほぼありませんが、私たちの分身であるアバターが、主人公達と一緒に旅をしてくれるというのはうれしいものがありました。
今までのＲＰＧでは中々踏み出せなかった部分ではないかと思います。
問題は山ほどありますが（ＢＡＤにて）私はこれでもよかったのではないかと思います。

BAD/REQUEST

○シナリオ

言わずもがな、1本調子でやや面白みに欠ける内容です。
特に「光と闇の覚醒」に入ってからは、つまらない・・・と素直に感じてしまいました。

○キャラクター

ここはこの作品でもっとも嫌悪感を覚える部分です。
主人公のレナードとヒロイン（？）のシズナ姫が、あまりにうっとうしい・・・。
周りのことなどお構いなしに、お互い「シズナ様、シズナ様」「レナード、レナード」と延々と言い続けます。
あまりにこの二人の絡みが多く、シズナにいたっては、他のキャラクターが聴いたことをレナードに答えたりします。
正直鬱陶しいと思いました。

○アバターの存在

ＧＯＯＤで書きましたが、作品中に自分の分身がいてくれるのはうれしいんですが、会話もなし（素振りはある）、座るイスもなし、寝床もなし・・・。
大事な場面でも完全においていかれ、画面にチラチラ映るたびに逆に不憫に思いました。
戦闘中にボイスがあり、レナードやユーリの名前を呼んだりしますが、そこがまた不憫です。
自分はまったくお礼も言ってもらえない、名前はおろか、気にも留めてもらえないのにいつも他のキャラの心配ばかりして・・・。

○でしゃばりすぎなレナード

ＰＴメンバーからレナードを外しても、イベントで白騎士になると、イベント終了後に勝手にＰＴに入っているのが邪魔でした。
またＰＴをいじらないといけないのか・・・と思うと邪魔でしかたがないです。
存在が鬱陶しいだけにあんまり使いたくないのですが・・・。