PlayStation mk2 :: アサシンクリードII レビュー

アサシンクリードII レビュー

発売元	ユービーアイソフト（オフィシャルサイト）
発売日	2009/12/03
価格	7,329（税込）
レーティング	【Ｚ】18才以上のみ対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(スペシャルエディション版) ／改訂版の設置基準について／アサシンクリードレビュー
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：アクション ■ プレイ人数：1人【スペシャルエディション版】 ■ 発売日：2010/08/05 ■ 価格：3,990円本編及び追加ダウンロードコンテンツ2種類と同内容です。【アサシンクリード I＋II ウェルカムパック】 ■ 発売日：2012/07/19 ■ 価格：2,940円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	4pt	4pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
82pt

GOOD!

▼オリジナリティー
アサシンクリード独自のシステム・世界観は健在。
今作ではシステム的にさらにパワーアップしており、完成度が格段に高くなった。
具体的には色々ありますが、例えば下記など。
・武器や戦闘行為のバリエーション増加
・サポートしてくれる味方を雇える
・衣装チェンジ追加
・泳げるようになった
・暗殺方法の増加
・拠点の復興

フリーランとイーグルダイヴの疾走感、美しいグラフィックスはそのままに
正統進化した内容。オリジナリティーについては文句無しです。
とにかくダブルブレ−ドでの暗殺、アサシン百列拳（？）は必見。

▼グラフィックス
非常に美麗。中世イタリアの街並みを体感出来る。
ゲームではあるが、有名な建築物など歩いているだけで楽しめる。

▼サウンド
ここぞという時に緊迫感を煽り、普段は町の喧騒や人々の声などが聞こえる作り。
武器の効果音についても問題なし。

▼熱中度
基本的に分かりやすい作り。マップ上に次のポイントが表示されるので
迷うことはない。
その中で「アサシンの墓所」「テンプル騎士団の基地」などを探索したり
スリに精を出したり、衛兵と延々バトルを繰り広げるなど、
プレイヤー毎の自由度が高い点が箱庭ゲーとして素晴らしい。

▼満足感
とても満足。

▼快適さ
武器・アイテムのショートカットも装備され、非常に快適。
ただフリーランについては、入力判定の結果で
一歩多く跳んでしまったりという点も健在。

▼難易度
クリアする分には普通。
やり込み部分をこなそうとすると時間がかかるだろう。

BAD/REQUEST

▼モーションがやや遅い
いちいち挙動に一呼吸があるため、ややまどろっこしい印象を受けることも。
フリーランで僅かな段差なのに下を覗いたり、
武器の切り替え中に斬られるケースもある。

▼一部エリアのクライミング
ルートが分かるまでは試行錯誤が続く。
ただ、それもこのゲームの楽しみの一つと言えなくもない。

▼やり込み
隠された真実・羽の収集は大変。
前作の「旗」よりはいくぶん楽になったが…

▼主人公エツィオ
前作のアルタイルの様なある意味ヒロイックな造形ではなため、
好みが別れるキャラだと思う。

COMMENT

超絶（トンデモ）な神秘主義を貫いた希有な作品。
「現代編は要らないような…」どころではありませんでしたw

ブレードポイズンで刺して遠くから眺めているだけでも楽しめるという意味で
若干「オブリビオン」などに接近した印象があります。
とにかく完成度が格段に上がった、オリジナリティー溢れる作品の続編です。

HDMI・32型