PlayStation mk2 :: トリニティ・ユニバースレビュー

トリニティ・ユニバースレビュー

発売元	アイディアファクトリー（オフィシャルサイト）
発売日	2009/10/01
価格	7,329（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ニュース
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：ファンタジーRPG ■ プレイ人数：1人 ■ 限定版：9,429円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
1pt	4pt	2pt	5pt	2pt	2pt	2pt

総合点
56pt

GOOD!

グラフィック
ほかのレビュアーさんも挙げているように、2Dの出来は素晴らしいと思います。
立ち絵は数パターンあり、所々で動いてくれるのも良いですね。

熱中度
ダンジョンに潜り戦闘しつつお宝探索、ストーリーを進めてまた潜るの繰り返しで進行していくシステム上、このゲームシステムを受け入れられるか否かで熱中度に差が出ると思います。
戦闘によりレベル上げ、探索による合成素材の入手とより強い武器防具を作ることによる自キャラの強化を楽しめる人ならば、スルメのように味が出るゲームですね。
主人公も２人から選べ、同じ時系列を違うストーリーで進んでいくため二週目を飽きさせない配慮も良。

快適さ
ロード時間は戦闘の度にあるものの我慢できるレベル。
序盤に戦闘システムをフルボイスで解説してくれる親切設計。ダンジョンマップ上に唯一のセーブポイントが必ずボスかイベントの前に置いているので分かりやすい。
またDLCにて様々なサービスがあるのも見逃せません。一部有料ですが。

BAD/REQUEST

オリジナリティー
日本一ソフトウェアさんとガストさんの特徴システムを小さくして詰め込んだ感じ。
両者とも好きな人ならありだけど、前者のみ・後者のみ好きな方には物足りなく感じるかもしれないです。
ほぼダンジョンを潜ることのみで占めるこのゲームにオリジナリティーを見出すのは難しいのでこの点数に。

グラフィックス
どうしてもこれは指摘せざるを得ない、3Dグラフィックのひどさ。
特に女の子キャラの、のっぺりとしたグラは2Dとの違いに目を疑います。
戦闘中はこちらに背中向けてるのでまだ違和感ないですが、勝利後の勝ちポーズは正直「こっち見んな」レベルです。
2Dキャラを楽しみましょう。

サウンド
曲自体はいいと思います。
ただとにかくバリエーションが少ない。ダンジョンと戦闘が多くを占める性質上、バトル音楽にはもっとこだわってほしかったです。
フルボイスであることを考慮してこの点数。

快適さ
親切なチュートリアルとは裏腹にいたるところでイライラさせられます。
武器防具購入時に装備しているものと比較できず、一度ショップの画面から出て装備画面を開いて自分で確認とか、最近のRPGでなかなかお目にかかれません。後半のダンジョンになるほどマップが広くなり、敵との戦闘時間もゲームの仕様上長くなるため、マップひとつを一周するのに何時間もかかることもしばしば。また二週目以降に存在する仕様について説明書ではなにも触れていないなど、不親切感も至るところで感じられたため、2点にさせてもらいました。

COMMENT

トゥルー、ノーマル、真ENDクリア済み。プレイ時間は計り知れません。

ガストファンだったのでパッケージ見て即買い。
遊ぶ人を選ぶゲームだと思います。ディスガイアorヴィオファンなら中古でどうぞ。

もしこのレビューを見て遊ぼうと思われたなら、遊ばれる前に仕様やバグの情報を調べておくことを強く推奨します。またDLCを利用するとより楽しめると思います。

個人的には満足です。