PlayStation mk2 :: FINAL FANTASY XIII(ファイナルファンタジー13) レビュー

FINAL FANTASY XIII(ファイナルファンタジー13) レビュー

発売元	スクウェア・エニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2009/12/17
価格	9,240（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版)
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：ロールプレイングゲーム【廉価版】 ■ 発売日：2011/07/21 ■ 価格：3,990円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	5pt	4pt	4pt	4pt	4pt	3pt

総合点
82pt

GOOD!

昨日ようやくクリアしました　　　　　　　　　　　　　　　　　
FFシリーズは8、9、10を除いて全てやっています

■オリジナリティー（4点）
普通のシンボルエンカウント方式のRPGではあるが、
戦闘システムが簡易RTSというかMMORPGで3人のキャラを
同時に操っているような独特のシステムで良く出来ていて面白い

■グラフィックス（5点）
とにかく美して可愛くてかっこいい。背景、キャラクターモデリング、
ムービー、戦闘シーンの演出、それらの可愛らしさやカッコ良さの追求は
日本のメーカーならではの強みだなと感じた
それとグランパルスの開放感とスケールのデカさには感動した

■サウンド（4点）
全体的に落ち着いた感じの神秘的な曲が多くて聴きやすいが
戦闘シーンの曲は盛り上がる。ここ一ヶ月ぐらいずっと頭の中で
あの曲が響いていた気がする。それぐらい印象深い

■熱中度（4点）
戦闘システムが秀逸で、ブレイクの概念とタイムアタックの要素もあるため
常にどうやって早くチェーンゲージを貯めるか、効率的に敵を倒すか、
敵の弱点は何か、どういうメンバー構成がいいのか、色々考えながらの
戦闘は本当に楽しい。ミッションも歯ごたえのある敵が多くてやりがいがある

■満足感（4点）
不満点は後述するが、必ずしも満足出来る部分だけではない
しかし、無駄な物を極力削って、シンプルにし、しかし奥深さを
加えた数多くの試みは評価されていいんじゃないかと思う
ゲームのボリュームとよく練られた世界観、爽快感と緊張感を
ゲームの最後まで持続させた戦闘システムには満足

■快適さ（4点）
エンカウント方式でありながら、ロードがほとんどない
死んでも直前からやり直せるためストレスも少ない
セーブポイントも多く快適なのだが、詰めが甘い部分もあるので4点

BAD/REQUEST

・シナリオが散漫で強引。特に後半は冒険する目的に乏しく、
やってて虚しくなる。意味のないまどろっこしいセリフが多く疲れる
ラストも強引すぎて感動出来なかった

・マップに縦や横の広がりが少ない。細い一本道が続くのは迷わなくていいが・・。
グランパルスのようなエリアがせめて後2、3箇所あって欲しかった

・キャラ変更時に毎回最初からオプティマを登録しないといけないのは面倒

・クリスタリウムが見づらくて、使いづらい

・ロールの関係で使えるキャラと使えないキャラがはっきり分かれるのでメンバー構成の選択の幅が狭い。

・アイテム改造は取って付けたようなシステムで深みがなく、
しかも、どれぐらいで最大レベルになるのかが分からず、強化アイテムも
いちいち選択しないとポイントが分からないという不親切使用。

・戦闘のリスタートが出来るのはいいが、戦闘開始直前になってしまうため
召喚獣戦などは毎回オプティマの設定をし直さないとならなかったりする

・ソフトリセットすると再開するのに毎回長いロードを待たなければならない

・マップが北の方角に固定出来ず、自分の向いてる方向にクルクル回るので迷う

COMMENT

32型のHDTV使用。HDMI接続

レビューではFF13の酷評も多く、プレイ中は不安もあったが、
クリアした今となっては不安を持つ必要はなかったと思えるぐらい
良くできた作品だったなと感じる

もちろん酷評のほとんどの指摘は私もそう思うと納得の出来る物が多い。
しかし、戦闘システムが私に合っていたのか、そういう指摘を気にしないほど
ゲームにのめり込めた。常に緊張感を持って一戦一戦、戦っていくと
いつの間にかクリアしてたという感じである
こういうRPGは経験した事がないし、過去のFFシリーズの中では異色である。

そういう部分が過去のFFファンに受けなかったとしたら
残念ながら万人にはオススメ出来ないのかもしれない

とりあえず本編はクリアしたが、まだミッションが残っているので
完全クリアを目指してまだまだ、FF13を遊ぶつもりだ