PlayStation mk2 :: コールオブデューティモダン・ウォーフェア2 レビュー

コールオブデューティモダン・ウォーフェア2 レビュー

発売元	スクウェア・エニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2009/12/10
価格	7,980（税込）
レーティング	【Ｄ】17才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon(廉価版)
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：ファーストパーソン・シューティング ■ プレイ人数：1〜4人（オンラインプレイ時：2〜18人）【廉価版】 ■ 発売日：2010/09/02 └ 価格：3,990円 ■ 発売日：2011/09/01 └ 価格：2,940円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	5pt	4pt	5pt	4pt	4pt	3pt

総合点
84pt

GOOD!

前作プレイ済。FPSはCoDしか経験ありません。
・グラフィック
グラフィックはPS3の中ではアンチャーテッド2と並ぶ最高峰に感じます。一人称視点という事もあって戦闘中の臨場感は類を見ない迫力です。
またキャンペーンモードのCPUのキャラの動作なども細かいところまで作り込まれており「戦場にいる実感」を感じさせます。文句なしに5点だと思います。
・サウンド
SEは自分の頭を弾丸が掠めた時の音には思わず身がすくむようです。リアリティを感じます。体験した事ないですが。
音楽はキャンペーンモードのBGMはハンス･ジマーが手がけているだけあって最高です。
後半のステージでの悲壮感漂う旋律は素晴らしく感情を揺さぶるものです。
5点、と言いたいですが残念な事にそれはマルチプレイでは聴けないのです。もったいないです、4点。
・その他
キャンペーンモードの演出も前作から引き続き映画のようで素晴らしいと思います。クライマックスではコントローラーを握る手に力が入りました。
ロード時間やオンラインの遊び易さも快適です。
メインともいえるマルチプレイは重火器やPERKなど様々な装備があり、遠距離からの狙撃、クロスレンジでの撃ち合い等の多様なプレイスタイルを許容するもので、モードも豊富でプレイヤーも多くなかなかやめられない面白さです。熱中度は文句なしに5点です。

BAD/REQUEST

ストーリー
GOODでBGMや演出を賞賛したキャンペーンモードですがストーリーは問題ありです。
ゲームは複数の人間を操作して進んでいきます。「大きな事件に関わるいくつかの戦いを複数の人間の視点で描いて進むうちに全体が浮かび上がってくる」という構造です。これ自体は映画でもやっている事で珍しくはないのですが、その繋がりがあまりに唐突で飛躍し過ぎているのです。
何でブラジルなの？アフガンなの？ロシアなの？と振り回されます。エピソードを想像して補完する事が出来ない人ではストーリーが把握できないかもしれませんし、そもそもプレイヤーが想像したストーリーはあくまで「想像」です。様々なステージを見せたいのはわかりますがせめて文字だけでもいいのでもう少しストーリーを見せて欲しいです。GOODで書いたように演出と音楽が素晴らしかっただけに残念です。

ローカライズ
基本的に吹き替えになっています。そんなに酷くはないですがやはり違和感のある翻訳もあります。それに映画的な演出をしているゲームならばやはりオリジナル音声と字幕も選択したいです。

COMMENT

HDTV使用。オンラインは光回線です。
圧倒的なグラフィックと壮大なBGMはちょっと日本のメーカーでは太刀打ちできないレベルです。
メインのマルチプレイははっきり言って初心者や私の様な下手糞には厳しすぎる難易度ですがそれでも楽しいです。
キャンペーンモードの出来は良いですが、プレイ時間を考えてもオンライン環境でのマルチプレイ必須です。ジャンルも日本ではマイナーになってしまいますがFPSに興味がない人も一度は触ってみて欲しいタイトルです。