PlayStation mk2 :: リアルロデレビュー

リアルロデレビュー

	角川書店（オフィシャルサイト）
発売日	2008/12/04
価格	7,140（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：恋愛シミュレーション ■ プレイ人数：1人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	2pt	3pt	3pt	3pt	3pt	2pt

総合点
58pt

GOOD!

・ライトなRPG＋恋愛を楽しめる！
　ライトなドラク○のようなRPG部分は、一週目こそ
レベル上げなどで苦労するかもですが、二週目からは
キャラクターレベルなどが引き継げるので、レベル上げ
などに困ることはほとんどありません。
　戦闘がしたくないときは、敵キャラを自分で回避できる
システムもあるので、RPGが苦手、という方も、
問題なくプレイできると思います。
（逆にふつうのRPG慣れしている方にとっては、
「一回の戦闘が終わるごとに全パラメータが完全回復！？
なんだこのシステム！？」と思うかもしれません）

・わりと凝ったストーリー
　主人公の女の子が「ゲーム世界」に入り込み、
ゲームの世界をプレイするわけですが、
攻略対象のキャラクター達にとっては
「ゲーム世界」こそが「自分たちの世界そのもの」。
その微妙な主人公の知っている世界の真実と、
キャラクターの知る世界のことわりなどが
交差するストーリーの部分に、
「お、わりと凝ってるんだな」と思わされます。

BAD/REQUEST

・デートイベントなどの台詞は、２，３種類
　キャラクターの好感度をあげる行動の一つに、
キャラクターを「デートに誘う」というものが
あるのですが、その際に用意されている
会話パターンが２，３種類しかないので、すぐ飽きます。
（既読スキップが出来るという点では、まあ、
楽なのですが…）

・立ち絵イラスト、イベントスチルなどが、時々「微妙」な出来映え
　これは完全に個人の主観になりますが、自分はあまりこの作品の
絵師さんのイラストが好きにはなれなかったので、「万人向け」では
ないのかな？？　と感じました。

・ヒロインの表情はほとんど画面表示されない
　せっかく可愛い顔をしているヒロインなのに、
後ろ姿ばかりで、顔の表示はほとんどされません。
乙女ゲーではヒロインの顔スチルなどがでるのが
当たり前のように感じていたので、なんとなくがっかりでした。

・戦闘時のグラフィックである、３Ｄキャラの画像が、気持ち悪ッ！！
　これは「いつか慣れる、慣れるんだろう…」と思いこみながら
プレイしているのですが、正直、ふつうに気持ち悪いです。
（「逆にこの気持ち悪さは笑いを取るためにこの姿なんだよ！」と
説明されれば、「ああ、そうなのかもな…」とぼんやり
思えるぐらいの気持ち悪さです）

COMMENT

まったく期待しないで購入したのですが、
「意外に面白かった」というのが正直な感想です。

まだ３人ほど攻略しただけで、全キャラクターを
攻略したわけではありませんが、自分としては
３人攻略で、もう、「疲れたな…」と感じる部分が
出てきています。（途中からキャラの好感度を
あげたりストーリーを進めるための作業ゲーに
なっている感も否めません）

一週目はとりあえず苦労しながらもライトなＲＰＧ＋甘い恋愛を
楽しめ、満足は出来たので、お金に余裕があり、乙女ゲーが
好きな方には、十分おすすめできる作品だと思います。
（キャラの目パチ・口パクはありませんが、フルボイスです）