PlayStation mk2 :: PS4/PS3/PS2評価レビューサイト

GOOD!

・仲間に直接指示できる。
一番大きい。「作戦」を全く必要としなくなったが。
・ペルソナの覚醒の仕方に説得力がある。
機械や犬がいきなりペルソナを使う前作と違い、目覚める過程が主なストーリーです。
・味方キャラの性格が前作みたくウザくない。
「クセが無くなった」っていう見方もある。美鶴のような上級生も欲しかった。
・味方男性キャラのコミュ
恋人前提の女性だけだった前作と違い、男性キャラのコミュもちゃんとあります。

BAD/REQUEST

・推理
推理の要素は薄いです。仲間が導いてくれます（特に探偵）
御遣い＋曖昧な選択肢です。
犯人の名前は「選択」じゃなくて主人公の名前みたいに「入力」方式にしたりすればそれっぽく見えたかも。

・イベントパートが長すぎ。
2週目以降に最初の導入部分は酷です。ダレます。

・相変わらずのカレンダーシステム。
コミュ日程の兼ね合いもありどうしても意識させる為自由度がありません。
特に1月から3月末への月の飛ばし方。酷すぎます。1年もありません。

・ダンジョン探索が日中。
他にする事との兼ね合いで時間を割きにくい。前作は夜間でした。

・相変わらずの顔色うかがいコミュ
ストーリーとの関わりが大きい「刑死者」コミュ以外心に残りませんでした。

・人命が懸かっているにもかかわらず学校生活とテレビ探索を両立する設定。
主人公には感情移入できません。というか、したくありません。（2週目は嫌でも1日で助けます）

・ストーリーの区切りである各「ボス」の存在が…（ネタバレなので割愛します）

・ペルソナ合体
継承不可能なスキルが多すぎます。
「強力なスキルを1体のペルソナに詰め込む」合体の楽しみが減りました。
ペルソナの違いが「グラフィックにスキルと各耐性があるだけ」といった感じです。
スキル欄と別に「精神系無効」とかがあれば良かったと思う。

・ナビ
同じセリフを繰り返し過ぎ。弱点を自分で探すため有難みがない。

・1週目では選択できない選択肢があったりする。
ゲームというものは普通1週目が1番楽しいものです。
2週目にそこにたどりつく頃には熱意も冷めてしまいます…。

・黄色がチカチカする。
合体の○×ゲームの時、青暗い画面と黄色い画面が交互にきます。

・副島氏のペルソナデザイン
前作から言えることですが、主人公のみ降魔できる金子氏の悪魔絵と違和感がありすぎです。
個人的ですがP3以上にダサい。変な生活臭が漂いすぎ。後期ペルソナはまだ見れます（一部）。

・ラスボスが隠し扱い（設定も曖昧です）。
ラスボスの手下も普通の使い回しシャドウで萎えました。

・グラフィック
アバチューより雑なポリゴン。

・熱中度
恒例の○×ゲームはのめり込みました。

・快適さ
橋野氏は「テンポ改善」と称していましたがロードも長く、前作より劣化してる所の方が多いかもしれません。

・満足感
クリアしても引き継ぎが少ない。
レベル引き継ぎがないのは良かったです。

・快適さ
ソフトリセットがない。
ダンジョンから帰還しても回復しない。
狭い道を通るときのカメラワークの悪さ。

COMMENT

一言で言うと「狙いすぎ」です。
未成年が酒を飲まずに酔ってる描写を表現する為「場酔い」させたり
武器を「アート」と称して売る武器屋（欲しい材料を注文するとき「武器」と明言しますが…）
「不適切な表現」の網をすり抜けようと必死になってます。

音楽も「今までと雰囲気を変えよう」と変化を意識したP3と違い
前作の路線を踏襲（使いまわし）してる為、あまり力を入れていないように感じられました。雨の日の音楽もありません。

発売前にも公開することが多かったオープニングアニメは滑らかで綺麗だった。
だがそれ以外のアニメ（エンディング含む）とかは雑。

売れるために上辺だけとりつくってる感じがします。
今のアトラスを象徴していると思いました。

購入動機は発売前の異様なアプローチなどで
「何か早く買わないとコレ発禁になるんじゃないか？」
と思わせられる「キワドさ」でした。

長文駄文で失礼しました。