オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 2pt | 0pt | 1pt | 1pt | 1pt |
24pt
GOOD!
・シリーズ前作に比べて絵(色)のもっさり感が少なくスチル・立ち絵と
全体的に綺麗な印象。主要キャラ・サブキャラデザインに力が入っている。
・戦闘がわりとサクサク進む。1ターンであっさり終わるのはうれしい。
・無駄に広い室内を移動中、Xボタンですぐにマップに戻れる。
BAD/REQUEST
・操作性が悪い。戦闘中の動作ももっさりしている。
・BGMとSEが合ってない。場面展開等にある効果音がずれて聞こえる。
そのために普通にプレイしていると、ぶつ切り感がある。
・3Dで表現しろよ・・・というところに画像で岩石が落ちてきたり
アイテム画像がいちいち出てきたりするので、なんか安っぽい。
折角のキャラポリゴンが戦闘以外で動かないので余計に・・・。
何故かマントや布ばかりがよく動く。
・ボイスがあるべきところにない。とくに重要でないサブイベントで
何故か多様に使われる。
・主人公に共感できない。選択肢によって高慢だったり臆病だったり
無駄に熱血だったりと、極端すぎるので感情移入はまったくできない。
主人公の少ない立ち絵とあいまって選びたいと思える選択肢が無い。
・無駄にBADEDが多い。誰々のEDを迎えないと〜という攻略制限がある。
好みのキャラを攻略する為に好みでないキャラクターを攻略「させられる」
というストレスを感じた。
COMMENT
全体的に勿体無いという印象。
特に感動も感じられなく、物語の単調さもあいまって
このキャラを攻略したい・・・!!という意欲が最後まで沸かなかったです。
世界観やデザインが好みなだけにこれは残念でした・・・。
プレイしている最中こう直したらいいのに、という改善案ばかりが浮かんで
落ちつかなかった・・・。そして説明不足なキャラクターは追加ディスク
で補完というお決まりの商法がチラつく程度の作りこみにがっかりしました。
作り手の情熱や拘りを感じられないものほど面白くないものはないです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 1pt | 2pt | 2pt | 4pt | 1pt |
45pt
GOOD!
・キャラ絵で、大きな崩れがない。
・前作であったような酷いアニメが今回はついていない。
・フラグ立てが分かりやすく、ヒントもあるので攻略本や攻略サイトのお世話にならなくても詰まることがない。
・クイックセーブ/クイックロード等、操作性がよい。
BAD/REQUEST
・前世の恋愛相手が攻略キャラにいる(恋愛ゲームで、こういう他の攻略キャラとの差別化はいらないです)。
・今までクリアした他キャラとの恋愛ルートが、前フリというか前座扱いになるシナリオが用意されている。
・某キャラが個別ルートではBADエンドしかない。一応、大団円ルートで救済エピローグを見れますが、ふつうは個別ルートに救済エピローグは用意すべきなのでは?
・キャラの行動が考えなしに思える部分があるのに、それに対する説明がいっさいない。
・追加ディスク発売を想定してるのか、ライターの腕が悪いのか分かりませんが、脇役のキャラ描写が中途半端。母親とか姉姫について、すべてのルートをクリアしてると疑問に思うところ(竜神の声についてとか)があるのに、それに関する説明もなし。
・会話や地の文において、現代風に言い換えができる用語まで、昔の特殊な用語を使用している。そのため、ただでさえテンポの悪い文章が、さらに読みにくくなっている。
・凝った設定のわりにまったく生かされておらず、省略しすぎのエピソードが多い。
・重要なシーンで声がなかったり、どうでもいい会話で声がついててバランスが悪い。
・エンディングの曲がゲーム内容にまったくあっていない。
COMMENT
期待しないでプレイするならそれなりに面白いと思います。ただ、過去の例からいって、後でフルボイス化したものや、追加ディスクが販売されると思われるので、無理して価格が高いうちに買う必要はないかと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
67pt
GOOD!
・主人公の個性が強い(亡国の姫設定は個人的にかなりおいしい)
→ただし、これは人によっては悪いところでもあると思います。私的には遙かシリーズの主人公の中で一番好きです。現代から異世界に来る必要性がないとか、あっさり異世界に馴染みすぎとか、色々不満はありますが、それはライターの方の描写不足の所為のような。
・一枚絵が全体的に綺麗
→うへえとなる一枚絵はほとんど(一部以外は)なく、安定してきたなという印象です。
・何だかんだ言っても一定水準は越えている
→某ゲームのように、地の文を読んでいて吐きそうになったり、某ゲームのように難易度が異様に高く、攻略本必須(乙女ゲなのに!)ではないです。
・キャラがいい
→今までの遙かだと、一応フルコンプはするものの、熱を入れて攻略するキャラと、惰性でクリアするキャラがいたのですが、今回は全員かなり好きです。キャラメイクはさすが大御所、という感じです。
BAD/REQUEST
・背景は綺麗だが、使い回しが多い
・パートボイスなのはいいが、つくべきところについていない
→個別ルートになってもほとんどつかないのは正直いかがなものかと。
・キャラクターごとにイベントの糖度や、展開への納得度に大きな開きがある
→特に某キャラは発売前は期待していたのに、いざプレイしてみたらかなりぽかーんとなる展開で、二番目に期待していた某キャラは、個別ルートに入るまではよかったのに、いざルートに入るとひたすらキャラ→主人公で、主人公→キャラの恋愛感情の描写が…
・神に抗い恋を貫く、がテーマのはずなのに、あまり神に抗った気がしない
→神子の心を奪った男は不幸になる、という言い伝えが作中で出てきたので、龍絡みで色々あると思ったのに、神よりむしろ某○○の君に抗ってる印象
・某キャラの真EDが、解釈次第によってはかなり微妙なことに
→主人公と某キャラのカップルは個人的に好きだった私ですら、アレには怒りを覚えました。今までゲーム中で努力してきたのは何だったんだ、という。しかもこのEDにたどり着くまでに攻略制限があるのも…
・ネオロマでやってはいけないと思う某キャラのあのED
確かに悲恋は好きですが、それはあくまで幸せなEDがあってこそ! あれが個別ルートのEDなんて酷過ぎます。一応別ルートで補完はありますが、個別ルートを迎えた主人公と某キャラと、補完EDの主人公と某キャラは別だと思うのですが。
COMMENT
全体としてはかなり楽しめました。発売日に通常版(wii版)を購入し、その後特典の書き下ろし目当てにトレジャーBOXも購入しましたが、後悔していません。確かに全体的に恋愛要素は薄めですし、色々突っ込みどころもあります。ですがそれを補って余りあるくらい熱中しました。ただ、普段乙女ゲを遊ぶ層には受けないだろうなあという気がひしひしと。
また、サブキャラも攻略できる所為か、メインの八人のシナリオが十分に練られていない印象を受けました。フルコンプ済みですが、未だに明かされない謎があり、追加ディスクが出るだろうなあとかなりの確立で予想出来てしまうのはちょっとどうかと。きちんと一本のゲームで納得できるつくりにして欲しいです。
次回作が出るのなら(きっと出るでしょうが)、システム周りをもっと快適にして、3Dでなくていいので読み込みを早くし、おまけも充実してくれて、一枚絵も増やし、メイン八人のシナリオは全員練りに練ってつくりこんでくれればな、と思います。
GOOD!
●グラフィックが綺麗で、丁寧に仕上がっている。
●キャラクター限定ではあるが、救いのないバッドエンドをフォローする別話みたいなものが用意されていた。
BAD/REQUEST
●アニメーションが一切ないのは何とか我慢するとしても、音声があまりに少ない。
いまどきのゲームで、立ち絵にさえ目パチ口パクがないのは考えられないレベルの低さ(手抜き)
●どこに行っても背景が同じで、ちっとも土地を巡っている気がしない。
●クリア後のおまけ要素が少なすぎる。
●あきらかに珍妙な作りと動きの3Dのせいで、普通なら盛り上がるシーンがしらけるものに…。
特に、一刻を争う場面で、ちんたら歩かれては、イラつくどころか腹が立った。
●話(ストーリー)が、どれもこれも説明不足で、後は適当にお得意の脳内補完(妄想)でもして下さいといわんばかりの、途中放置な丸投げ話でがっかり。
●キャラクターによっては、クリアするんじゃなかったと思うようなものが、よりによって大団円であった。
●ハ葉の存在意味がさっぱり分からない。宝玉もただシリーズを通してのアイテムだから出しただけという感じ。あるから何?としか…。
COMMENT
●かなり期待していただけに、これほどまでに酷い作りに、失望というより絶望した。
隅から隅までやりつくしても、全く達成感も感動もなく、あからさまに追加ディスク制作を前提として作られたものという出来に、よくもこんなものをこんな値段で売れ るものだと激しく怒りを感じた。
●主人公に唯我独尊感が強く、高飛車で可愛げがなく、口のきき方も、一緒に戦ってくれている人に対して、タメ口どころか上から目線な口調だと腹立たしい。
こんな主人公に感情移入しろというのが無理。
プレイヤー=主人公として楽しむ恋愛ゲームに、感情移入出来ない主人公なんか、あってはならない事なのに…。
●特に敵キャラの使い回しには心底呆れ果てた。この程度は気付きもしないファンしかいないと舐めていたのか…。
●いつまでたっても、ユーザー(ファン・お客様)を都合のいい金づるとしか考えない汚いやり方と考えを改善しないコーエーの本質を、今作で徹底的に思い知り、堕ちるところまで堕ちた、もう付き合っていられないと思った。
見直させてほしいと(微塵ほどは)期待していたのに…。