【PS4】コール オブ デューティ ゴースト レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-02-22 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | セブンネットショッピング / Amazon |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ ジャンル:FPS ■ プレイ人数:1〜2人 |

- 総合ポイント
- 57
- (難易度)
- 2.25
- レビュー数
- 12
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt |
56pt
GOOD!
◎演出
キャンペーンモードで突入時などに発生するスローモーション。絶妙なタイミングで起きる非操作シーン(回避不能なイベント。一人称の挿入ムービーのようなもの。)が高揚感を高めます。
◎画面設定
ゲーム画面の設定が細かく出来ます。具体的には縦横の幅を自分のテレビにピッタリと合わせられます。テレビ自体に時計表示などをしている場合でも、縦幅を調節すれば時計表示にかぶりません。
なによりありがたいのは明るさ設定。[見える・やや見える・見えない]のカラーサンプルに合わせて明るさ設定をする事により、暗すぎて見えない、明る過ぎて不自然などの違和感なく楽しむ事が出来ます。
BAD/REQUEST
×銃声
銃声は軽めです。擬音で表現するなら「テテテ」と言った感じでしょうか。
×処理落ち
キャンペーン随所で処理落ちが目立ちました。
×軍用犬
キャンペーンで軍用犬を操作するステルス系ミッションが数回ありますが、個人的にはこのようなあり得ない技術によって軍用犬を操作する事に違和感がありました。
軍用犬は何やら機材を取り付けられており、プレイヤーのノートPCのような物とリンクすると頭部に付けられたカメラ映像により操作可能となりますが、いくら近未来の設定とは言え、ゲームらしいなと感じてしまいました。
×軍用犬
オンラインで一定数の敵を連続で倒すと軍用犬を同伴させる事が出来ますが、この軍用犬が強すぎます。
前項で書いたように、スーパー未来のテクノロジー犬ですので、軽機関銃の弾をもろに食らっても、ひるむことなく一直線に突っ込んできます。
×オンラインキャラクター
本作ではオンライン対戦で使用するキャラクターの外見や性別をカスタマイズできます。
顔や服、ヘルメットなど変更できるのは良いのですが、女性キャラクターを選択するプレイヤーがやや多く見受けられます。
緊迫した戦場のあちこちで「リロードする、援護を!」「グレネードだ!」などと女性の声が飛び交うさまは、個人的には興醒めしてしまいます。
×エイリアンモード
個人的にはゾンビモードの方が好きです。
COMMENT
CODシリーズはPS3で発売されたものは全て(日本未発売のWAW含む)プレイしてきました。新作は全て発売日に購入し楽しませてもらって来ましたが、本作はPS4発売までワクワクしながら待っていました。
が、ついにお別れする時が来たようです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt |
60pt
GOOD!
[グラフィック]
・PS3と比べてもらえれば一目瞭然です。オブジェクトやキャラクターのジャギがなくなりキメ細やかに表現されています。また、光の描写もリアルに臨場感を引き立たせてくれます。文句ありません。が、他作品も非常にレベルの高いグラフィックですのでGHOSTSは突出した綺麗さではないです。
[操作性]
・PS4版は、コントローラーの射撃ボタンが反対になりました(照準L1→L2 射撃R1→R2)
ここは個人差がありますが、私は使いやすかったですね。よりコントローラーを握る感じで照準がしやすくなりました。
[サウンド]
・可もなく不可もなくといったところ、銃関連の音はもう少し重い音が好きですね。
[マルチプレイヤー]
・今までのCODといえば比較的狭めのマップで展開が速い戦いが主軸でしたが、今回はまったく違います。おそらくシリーズで一番マップが広いです。それによりSMGやショットガンなどで無双されるといった場面が非常に減りました。全体的に武器の威力などのバランスは取れていると思います、アップデートで微調整もされています。覗き込みやスライディングなど新しいアクションも追加。また体力が少なめになってます、連続キルがしやすくサクサクと倒せます(軍用犬は除く)プレイヤーを自分好みにカスタマイズできるようになったのも○、パークも大幅に増えよりオリジナリティのある兵士を作ることができます。最近今までのCODシリーズの英雄、悪役のスキンが有料DLCとして配信され非常に興奮しました!兵士の姿をGHOSTSストーリーメンバー、ジョンプライス大尉やマカロフにすることができます。ファンにはたまりません!
BAD/REQUEST
[エイリアンモード]
・今作で新しく追加されたサバイバルモードの様なものです。迫り来るエイリアンを倒し、自分自身を強化して脱出を目指すモード。私はあまり好きにはなれませんでした。一回クリアしてしまえばマンネリ感が強く、少々めんどくさいです。エイリアンも動きが機敏なので目が疲れました・・・
[マルチプレイヤー]
・マップが広い事はGOODの方にも書きましたが、これに伴いスナイパーの活躍場が非常に多い+有利に働きます。ステージの端でじっと敵を待ち、通りがかるところをバシバシ撃たれます。これが非常にサイクルを悪くしています。みんな死ぬのを恐れ、建物の中で敵を待ち構えるスタイルが多く見られます。戦場も静かです・・・足音も大きく聞こえるので場所がバレバレ、このゲームをよく理解しているプレイヤーがおられますと一方的な展開になりやすいです。私はもっとステージのど真ん中で熱い銃撃戦を楽しみたいですね。ちょっと残念です。悪いところは別の方々が非常に的確に載せられていますので、私が感じる不満点だけを抽出しました。
COMMENT
PanasonicのVIERAデジタルハイビジョンTV40型 5.1chヘッドフォン使用
COD4から始め、全作プレイ済み
マルチプレイヤーを中心に書きました。
キャンペーンの事を書いておりませんが、ネタバレ諸々を踏まえてあえて記載しませんでした。私は好きな内容でした、購入した際にはぜひプレイしてみてくださいね。(しかしキャンペーンのみ目的で買うことはお勧めできません)
今作はかなり批評が多く、COD史上一番の駄作とまで言われています。しかし、決して悪いところだけではありません。もちろん最初は不満が多く出てくると思いますがやっていくうちにGHOSTSの趣旨、仕様が分かってきて結構楽しめるんじゃないかなと思っています。私はこのゲームが好きです。これからの作品も楽しみにしています。
長々と申し訳ありません。マルチプレイヤーで会いましょう!!
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt |
54pt
GOOD!
・グラフィックの向上
・60fpsによる滑らかな動き
・映画のような迫力と臨場感のあるキャンペーンモード
・豊富なカスタマイズ「ロードアウト」システム
・使いこなせれば非常に便利な「スライディング」
・サポートストリークの復活、弱体化
・突撃と隠密行動の使い分けが必要な戦略的なマルチプレイヤー
・ギリースーツの復活、どの装備でもギリースーツを着用できる
BAD/REQUEST
・多すぎる高低差と迂回路により、過剰に複雑になったマップ
・兵士より耐久力が高い「軍用犬」
・セカンダリウェポン「対空ランチャー」の削除
・Black Ops IIで弱体化されたはずのステルスパークが、今作で再び強力になった
・攻撃を受けると異常なほど早く死ぬ
・敵のすぐ近くで復活する「クソ・リスポーンシステム」
・大きすぎる足音、うるさすぎるボイスチャット
・少ないオンライン人口(2〜5万人)
COMMENT
COD GHOSTSは、いままでのCODとは大きく変わってしまっている
それも悪い方向に。
とにかく武器バランスが悪い さすがに度を越している
攻撃を受けると2〜3発で死んでしまう
今作は威力が高く連射速度の速い銃が多く登場するので、かなりの速さで敵を倒せてしまう。
このあまりにも速いキル/デスが、今作の評価を下げている主な理由だろう
リスポーンにも問題ありだが、個人的には、すぐ死んでしまうのが一番気になった。
年々酷くなっていくCODシリーズ かつての人気と活気はもう、戻らないだろう
それでも毎年CODを買いたくなるのはどうしてだろうか。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-04-02
GOOD!
オンライン対戦のみの評価です。
CoDといえば近代~現代戦FPSの定番ですが、今作はかなり人を選びます。
戦争物のFPSでひとつ違和感があるのは、「実際の戦場ではこんなことはできないよね」という動きをするプレイヤーが強いことです。それは常に突撃し続けるような動き、いわゆる「凸」です。
サブマシンガンを抱えて敵のいる建物に突っ込むのも正気の沙汰ではありませんが、スナイパーライフルを抱えた狙撃兵まで最前線に突っ込んでいくのはあまりにもおかしいといえます。
そんなことができるのは、打たれた傷はすぐに癒えるし、命もひとつだけではないからです。アサルトライフルの弾をまともに食らってもすぐに傷が治り、さらに死んでもすぐに生き返ることができるので、撃たれること前提で突撃できるわけですね。
ゲームなのだからそれでもよいわけですが、グラフィックスが向上し、武器や兵士、戦場の描写がリアリティを高めるに従って、撃たれてもよい前提で突撃し続ける戦い方には不自然さを強く感じるようになります。多数の兵士が血まみれになりながら銃を乱射し、戦場を駆け回る様子は、かなりシュールな光景だといえます。
このゲームのデザインには、上記のような不自然さをなるべく減らそうとする意図を感じます。今回は戦場となるマップが複雑で広く、隠れる場所がたくさんあります。また、サブマシンガンなどの近接戦闘用の武器の威力が抑え気味になっており、スナイパーライフルもトリッキーな速射がやりにくくなっています。さらに極めつけは、体力が低いことです。ちょっと撃たれればすぐに死んでしまいますので、撃たれること前提で突撃することはできません。
ゲームですので実際の戦闘とはまだまだ大きく違いますが、類似の作品と比べれば、不自然さや違和感は抑え気味になっています。デザイナーのこうした工夫を、私は評価したいと思います。
ちなみに、このゲームでよい成績を挙げたければ、よく考えて慎重に行動しなければなりません。基本は物陰に隠れながら移動し、味方の動きや銃声の方向などから敵の動きを予測して、見つかる前に的を見つけて倒さなければなりません。つまり、敵の動きをいかに読み、先手を打てるか、裏をかけるかが勝負の分かれ目になります。こうした敵プレイヤーとの読み合いが好きな人は相当はまると思います。
私もかなりはまり、今でも毎日プレイしています。
BAD/REQUEST
欠点は、オンライン人口が少なく、ゲームモードによっては戦闘が成立しないことすらあることです。これは、このゲームの利点との裏返しになっています。
私は先ほど、戦争物としての違和感が抑え気味になっていると書きましたが、この違和感が多くのFPSになぜあるのかというと、それは爽快感を持たせるためだと思います。銃乱射の突撃は現代戦では不自然ではあるのですが、反射神経を頼りに打ち勝つ戦い方は爽快感やスピード感があり、プレイヤーを夢中にさせます。
CoD Gにはこの爽快感があまりありませんので、娯楽としてのFPSを期待していた多くのプレイヤーの離脱を招いています。オンライン人口はFPSの命だと思いますので、このゲームのかなりのマイナス点だと思います。
現時点ではチームデスマッチなどの人気のゲームモードでは一応あまり待たずに遊べますが、今後、その状況がいつまで続くのか分かりません。
COMMENT
CoDのようなメジャーなタイトルは、本当なら万人受けするようなゲームデザインを目指すべきなのかもしれません。突撃がしにくいようなデザインになっていることで、がっかりした方も多かったのではないかと思います。
私も期待していたゲームのできに満足できなかったときには本当にがっかりしますので、その気持ちは分かります。今回、私はたまたまこのゲームのデザインが自分に合いましたので、好意的に評価しました。
今からこのゲームを始めてもよいのかどうかは、判断が難しいところだと思います。オンライン人口はあまり多くありませんし、残っているのはかなりうまい方ばかりですので、始めたばかりの頃は相当苦戦すると思います。
ただ、はまる方は相当はまると思いますので、私の文章を読んで自分に合うかもしれないと思った方には、ぜひプレイしていただきたいと思います。