【PS4】ウォッチドッグス レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-06-26 |
価格 | 9072円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | セブンネットショッピング / Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:2~8人) |
- 総合ポイント
- 68
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 16
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt |
76pt
GOOD!
・ハッキングシステム
このゲームのメインになるハッキングです。
オープンワールド特有の単調になりがちな戦闘ですが、ハッキングシステムで索敵したり、一時的な無力化など様々な遊び方があり単調になりにくいです。
カーチェイス中でも相手がトラップに引っかかりそうな時にハイライト表示してくれるなど、遊びやすい工夫がされています。
・ミニゲームが多い
様々なサブクエストや、ポーカーやドリンクゲーム(コマンドを入れていく遊び)などのミニゲームが楽しめます。
中には武器や車のアンロックがされるものもありますが、全体的に難易度が低いので問題はありません。
指定された車で警察から一定時間逃走したり、指定されたコースを時間内に巡るなどもあります。
・演出面
細かいことですが、演出がかっこいいです。
ちょっとしたフェンスなどを乗り超えるときなど、横に壁があるとその壁を一回蹴って乗り超えるモーションになります。
ハッキングで車をダウンさせると、そのダウンした部分にカメラが寄ってハイライトされるなど、細かい部分で良い演出がされています。
BAD/REQUEST
・車のカスタマイズが無い
自分は元々車に興味が無いのでいいのですが、他の方のレビューを読んでいたら残念な部分として挙げられていたので書いておきます。
車のカスタマイズ要素は一切ありません。色も変えあられません。
ゲーム内に登場する車を自由に買うことはできるのですが、色を選んだりタイヤをカスタマイズしたりetcはできません。
・車の操作性が悪い
滅茶苦茶滑ります。しかし、時間の流れをゆっくりにするスキルがあるので、それを使用すれば曲がるときなどは安定します。
ウォッチドックス2では改善されているらしいので、そちらに期待しましょう。
ちなみに市民を轢いてしまうと主人公の評判が下がります。下がったところでストーリーなどに影響はありませんが。
・主人公に愛着が沸きにくい
主人公は基本的に復讐という意思を持って戦っていきます。
その復讐が「自分を殺そうとした時に巻き込まれて死んだ姪の復讐」というものなのですが、ゲームを開始すると姪はすでに死んでいるので共感できません。
導入部分があまり良くない作りです。過去の人間関係の因縁なども絡んでくるのですが、そこを見たことが無いので理解しにくいです。
・オンラインが面白くない
まず戦闘システムがオンライン向けではないのでしょうがないです。
相手に見つからずにハッキングを仕掛けるというものもありますが(戦闘よりもこっちがメイン)、
仕掛ける側は基本的に隠れるだけ、仕掛けられる側はオープンワールド探索中に突然仕掛けられるので興が削がれます。
・武器がサイレンサー付きorグレネードランチャー一択
いろいろな武器がありますが、初期のサイレンサー付きハンドガンで余裕です。
車を壊すのにグレネードランチャーやたまにスナイパーライフルを使いましたが、その他の武器がいらないレベルでした。
COMMENT
発売日に買ってずっと放置していましたが、2が出たのでトロフィーコンプまでやりました。
今なら安くなっているので買って損は無いと思います。
GTAなどで市民を虐殺するのが好きな人には向いていないです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
75pt
GOOD!
シカゴの町並みが非常によく作り込まれています。
サブクエストや通行人の個人情報など、メインストーリーとは関係ない部分についても作り込まれており、ボリューム感はたっぷりです。
車やバイクで激走したり、爆弾で敵を爆破するなど、実社会ではおよそ出来ない行動が取れるのもゲームの醍醐味と言えます。
クエストによって難易度は大きく変わりますが、なんどか繰り返すうちにコツもつかめるので、TPSに慣れていない人でも楽しめるのではないでしょうか。
BAD/REQUEST
・システムについて
ロード時間はやや長くもっさり感がありますが、許容範囲です。
スタンバイモードでプレイ状況が保存出来ないのは非常に残念です。
決定ボタンがXボタンというのは、最後まで慣れませんでした。
・ストーリーについて
主人公が復讐に駆られるストーリーですが、被害者の人物描画もなく、主人公自身も人に恨まれるような行動をしていることから、感情移入は出来ません。
作中ではビジランテとして住民の支持を得ていますが、正直私には支持出来ません。
ゲーム内容は面白いだけに、ストーリーが良ければ名作と呼ばれたと思います。
COMMENT
トータルとして良くできた作品だと思います。
CREO Zのゲームはあまり好きではありませんが、ただドンパチするだけではなく、ハッキングやいろいろなツールを使ってミッションを攻略していく楽しみがありました。
操作方法もリバースに対応しているため、おっさん世代にも安心です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
73pt
GOOD!
一番の良さはオンライン対戦の面白さだと思う。オンライン対戦は何種類かあるのだが中でも尾行とハッキングが面白い。相手との騙し合いや駆け引きが存分に楽しめると思う。
街の作り込みもオンライン対戦が楽しめるような作りになっていて意外な場所にも行けたりする。そういった場所を探すだけでも楽しめると思う。
BAD/REQUEST
サブミッションが単調で面白みにかける。似たようなことを繰り返さないといけないのだが、そこに工夫が欲しかった。
ストーリーに存在感があまりない。ストーリーは個人的にもう少し頑張ってほしいと思う。
COMMENT
オープンワールドなのだが自由度の高さはそんなにない。やれることの選択肢が少ないので自由さを求めることはできないと思う。ただ、スマホで色々なギミックを駆使して大人数の集団に1人で挑んでいくのはなかなか燃えるものがあった。
個人的には今作の不満点が解消されてさらに磨きがかかった次回作に期待したいと思う。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-08-02
近い将来このようにひとりひとり管理されてしまうのかな。
まだ、荒削りな部分もあります。
でも、、遊びごたえもあります。
シリーズ化してどんどん良い方向に向かってくれると良いな。
GOOD!
三人称視点のオープンワールドゲームで、画面をパッと見たルックはGTAシリーズにかなり近い。
銃火器を使ってドンパチするところも同様だが、本作独自の要素として「ハッキング」がある。
監視カメラをハッキングして敵の位置を俯瞰したり、敵の無線や爆弾を誤作動させたりと、これがなかなか楽しい。
身体的なアクションに加え、こうしたハッキングも扱うとなると操作が複雑になりそうに思えるが、全然そんなことはない。
こういった箱庭ゲームだと、カメラ位置の関係などで、思ったように自キャラが動かなかったりすることが多いが、ハッキングという特殊な操作があるにも関わらず、そういったストレスとはほぼ無縁だった。
戦闘の難易度も、丁度良い。闇雲に突っ込んでもすぐに死んでしまうが、かといってステルスが失敗しても立ち回り次第で敵を圧倒できる。
オンラインは、かくれんぼとレースしかしたことがないが、レースはそれなり。コースを熟知することと、ハンドルさばきで勝負が決まる。運の要素はあまりない。
かくれんぼに関しては、これもなかなか面白い。見つける側と隠れる側のバランスがちょっと悪いかなと思えなくもないが、かなり調整されているように思える。
BAD/REQUEST
ストーリーはわりとシンプルな復讐劇で、目的のためには犯罪行為も辞さない主人公が敵役を追っていくお話。
大きなツイストもあまりなく、一本道に進むが、それなりにボリュームはある。
サイドミッションもあるにはあるが、正直あまり楽しめなかった。どれもずっと同じことをやらされている感が強い。
また、キャラクターの魅力という点において、あまり突出したものは感じない。
主人公はそれなりに格好いい人物だが、基本的にいつも暗い。シリアスなのは良いが、もう少しダーティなヒーローらしい諧謔が欲しかった。
音楽、グラフィックについては、特に言うことはなし。及第点であることは間違いないものの、あまり印象には残っていない。
COMMENT
総じて、様々な点においてレベルが高く、この手のゲームが好きであるならプレイして損はしないであろうと思われる。
好きなゲームは、GTAシリーズやフォールアウトシリーズなど。特に似ているGTAに比べると、本作は見劣りする部分は多々あるが、ハッキングという一つ新しいスタイルを確立した点において、他のGTAフォロワーゲームから、戦闘の楽しさに関しては頭一つ抜けていると感じた。