【PS3】BAYONETTA(ベヨネッタ) レビュー
| 発売元 | セガ （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2009-10-29 |
| 価格 | 7980円（税込） |
| レーティング | 【Ｄ】17才以上対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon(廉価版) ／ ニュース |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：クライマックス・アクション ■ プレイ人数：1人 【廉価版】 ■ 発売日：2010/09/02 ■ 価格：3,990円 |
- 総合ポイント
- 69
- (難易度)
- 2.98
- レビュー数
- 57
443人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt |
83pt
469人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt |
83pt
GOOD!
・オリジナリティ
最初のプレイしたときは女性版デビルメイクライかと思いましたが、回避を成功させることにより発動するウィッチタイム、攻撃中に回避を行った後もコンボを任意でつなぐことの出来るダッジオフセット等の戦闘システム、主人公自身の髪を使ったウィケットウィーブ、必殺のトーチャーアタック、要所で繰り出す召喚獣（これも髪）等のビジュアル面、進めるにつれて別物になっていることに気づきました。
これらの要素は全てこのゲームを語るには欠かせないスピード感、爽快感をうまく演出できていると思います。
・グラフィックス
ＰＳ３タイトルの中でも高水準なクオリティ、ムービーシーンだけでなくプレイ中も目に映る画面は全て綺麗に描かれています。敵のグラフィックスも細部まで描かれています。格段に他のソフトと比べて優れているとはいえませんがこれ以上のグラフィックスのゲームを挙げろといわれると映像特化した作品しか浮かびませんのでアクションゲームでこのグラフィックは十分素晴らしいと感じます。
・サウンド
これは個人個人の趣向もありますので一概には言えませんが私は好きです。非常にゲームとマッチしており戦闘ではテンションの上がる曲が多く、ぶっ飛んだ魔女を動かしてるという演出をうまく引き出せていると思います。
もちろんシリアスなシーンでは静かな（重厚な）曲が流れます。
結構記憶に残る曲もありゲーム終了後も鼻で歌ってたりします。
最近のゲームにはサウンドにも力を入れている物はあまり多くありませんので素晴らしいことだと思います。
・熱中度
１週目はストーリーに引き込まれクリアまで約８時間ほどぶっ通しでやりました。また増えていく武器の種類がそこそこの数ありますので手に入れた武器を使ってみて自分に合う武器を探すのも面白いです。
さらになんといってもアクションゲームですからそのゲーム独自のアクション部分に惹かれてしまうとのめりこむようプレイしてしまいます。このゲームではダッジオフセットからのコンボのつなぎ方、回避後の限られたウィッチタイム内で効率よくダメージを稼ぐ方法、ボスの倒し方などなどはまってしまうと抜け出せなくなります。
・満足感
チャプターでステージを選択でき、ステージがその中で１つ１つ区切られてサクサク進んでいる印象を受けるのはとてもよい、また隠し要素が豊富で遊べば遊ぶほど使えるものやネタなどが増えるのも良い点で、やりこみに関しても至れり尽くせりです。
最高難易度では肝であるシステムを１つ使えないが、リトライポイントが短い間隔で設定されているのでテンポ良くチャレンジできクリアしたときの達成感は良かった。
BAD/REQUEST
・目押し（ＱＴＥ？）
バイオ４あたりからさまざまな作品に頻繁に使われる画面に表示されたボタンを押さないと死んでしまうシステム。タイミングがつかめないと何度もやり直しとなりアクションゲームなのに戦闘じゃない部分でリトライとなる、幸い大体が直前からやり直しなので時間的にはたいしたロスにはならないがこのゲームに求めていない死に方なので少なくともわたしにはかなりストレスにしかならなかった。
私が求めているのはアクションゲームで、画面通りにボタンを押すリズムゲームでもパズルゲームでも無い。
COMMENT
プレイ環境 ３２型 液晶 ＨＤＭＩケーブル使用
プラチナトロフィー獲得しましたがまだまだやりこみ要素満載でプレイ続投中です。
かなり楽しめました。ＰＳ３ソフトの中でもかなり上位に入る出来ではないかと思います。
これこそ私のやりたかったアクションゲーム。
なんというかゲーム全体に製作者たちの愛を感じられるぐらい作りこまれたゲームでした、近年ここまで楽しかったゲームはＰ4とデモンズぐらいでしょうか。
ＤＭＣみたいなスピード感あふれる戦闘が好きな方は是非この作品をプレイしてみてください。
チャプター２か３ぐらいまで一気にやってみて楽しいと思えたらおそらくこのゲームの面白さにハマれると思います。
私はＰＳ３版しかやっておりませんので分かりませんが、ＸＢＯＸ３６０と比べてＰＳ３版はフレームレート（？）等で劣化していて３６０プレイヤーがやったところＰＳ版は違和感があると言っていましたので３６０を持っている方はそちらを買ったほうがいいかもしれません。
434人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 1pt |
81pt
GOOD!
初プレイ、ノーマルで一気にクリアして約6時間半。実際の時間はそうでも無いようですが、体感では12時間位ずっとやっていたように感じました。
つまりそれだけゲームの密度が濃いんです。ゲーム全体がとにかく派手で、ひたすら盛り上げています。途中で止めるなんてとんでもない、一度始めたら最後まで一気にやってしまう程の熱中度は確実にあります。
そしてなんといっても「敵の攻撃をギリギリで回避すると、敵の動きなどが少しの間スローになる（ウィッチタイム）」と言うシステムがとても良く出来ています。ただこれだけだと敵を一方的に殴るだけのつまらないゲームになりそうに思えますが、本作は違います。
このゲームの敵は本気です。皆さん本気でベヨネッタ（主人公）を殺しにかかって来ます。基本大勢で、時に少数精鋭で、容赦なく力を振るいます。普通に回避してスキをついて攻撃してもいいのですが、そこを我慢してギリギリまで引きつけて回避する。そして始まるウィッチタイム。今までのスリリングな攻防から一転、こちらがほぼ一方的に攻撃出来る爽快感抜群の時間が始まります。
このように緊張感たっぷりの通常バトルから、爽快感抜群のウィッチタイムを交互に繰り返していく。この対比が抜群に面白いのです。バトルアクションとしての完成度だけなら間違い無く一級品でしょう。
全体的なステージバランス、ボリュームもかなりの物です。そしてそこはかとなくお馬鹿なノリがゲーム全体にあります。話はけっこうシリアスなのに、突然入るお馬鹿なシーンについ笑ってしまいました。
BAD/REQUEST
一件難しく見えますが、後半はアイテムが集まってくるので、意外と力押しが可能です。序盤から中盤にかけての、アイテムがあまり無い時期が一番難しく感じました。巨大なボス達（いわゆる大ボス）も何回か出て来ますが、2回目に相手したボスが一番苦戦しました。後半はもう少し難しくしても良かったのではないでしょうか。
それに意外とハードモードが簡単でした。一周目で集めたアイテムやアクセサリーがあるので、けっこうすんなり行けました。最高難易度が制限付きで難易度を上げていたのも残念です。
途中で何回かシューティングみたいになるステージがありますが、あれはいらないと思います。敵との駆け引きがまったく無くなってしまい、このゲームのシステムの良さを生かしていません。もっと敵の種類を増やして、多数の敵に囲まれる緊張感をさらに増やした方が良いと思います。
途中のボタンイベント、これは必要ありません。楽しめるのは最初だけで、2回目からはイベントスキップの妨げにしかなっていません。
アルフヘイムと言うチャレンジモード的なステージの難易度が非常に高いです。別にやらなくても良いんですが、体力を増やすには必要なので、やるのとやらないのではけっこう変わってきます。
そして決め技的なトーチャーアタックがあまり上手く生かされていないのが残念でした、正直強すぎると思います。ほとんどのザコが死にかけか一撃です。
COMMENT
久しぶりにPS3を長時間使いました。敵の本気度、そしてそれを逆手に取ったシステムを生かした駆け引きの面白さは相当な物です。
現在はロード時間が改善される（ハードディスクへのインストールが可能になる）データが配信されているので、ダウンロードが出来る環境にあるなら買っても損は無いと思います。
全体的にデビルメイクライシリーズのファン向けに作られているように思いました。そのシリーズが好きな人であれば、好きになれる可能性は高いと思います。
悪い所で意外に簡単と書きましたが、それは初心者でも案外気軽に出来ると言う事も意味しています。それに、ノーマルよりも下の難易度もちゃんと用意されています。このゲームの敷居は実はかなり低いです。難しいとの評価で躊躇している人がいれば、それは損ですよ。
457人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt | 3pt |
79pt
GOOD!
・キャラクター
この手のアクションゲームにしては主人公が異色で、魅力あふれるキャラクターに仕上がっています。主人公以外でも、ロダンやエンツォといった個性的なキャラクターが良い味を出していると思います。
・アクション
秀逸です。手と足両方に武器を装着でき、手だけでなく足も使ったアクションは爽快でオリジナリティがあります。巨大なボスとの戦闘はザコ戦とは違った迫力ある戦闘が楽しめます。
また、武器の種類が非常に多く、敵が持っていた武器まで使えたりします。ウィッチタイムなんかはこのゲームのキモの一つですが、ここもオリジナリティとして評価できると思います。
神谷氏が手掛けたということでよく「デビルメイクライ」と比較されますが、スタイリッシュに戦うという意味ではどちらも同じで、“魅せる”アクションゲームになっています。使えるアクションが増すたびに時間を忘れて熱中できます。
・サウンド（５点）
軽快なノリの音楽から壮大な雰囲気の曲まで様々あり、名曲揃いという感じでベヨネッタの世界観に引き込まれます。あとエヴァンゲリオンでお馴染みの「Fly me to the moon」のアレンジがとてもいいです。エヴァとは関係ないと思いますが。
・プラクティスモード
ロード中にアクションの練習ができます。ロード時のストレスが軽減されるのでこれはいいです。
BAD/REQUEST
・ロード時間
これがこのゲームの唯一の、そして最大の欠点です。開始時だけでなくポーズメニューを開くだけでも２、３秒かかります。新しくアイテムを入手した時の説明文までＬＯＡＤＩＮＧ…です。また全体的にムービーが長めですが、そこはいいとしてもそれまでの待ちが非常に長いです。これはほとんどの人が不快に感じるかと思います。
・難易度
ＢＡＤというほどでもないですが、初見で殺されるパターンが多いように感じます。難易度は少し高めといった印象です。ゲームは難易度が高い方がいいという人もいますし、そうでない人もいますので、ここは票が分かれるポイントだと思います。
・シューティング要素
果たして要るんでしょうか。こちらも別にＢＡＤに書くほどではないですが。
COMMENT
ロード時間が非常に残念です。それ以外に不満はありません。アクションゲームとしては非常に良く出来ています。「デビルメイクライ」が好きな方にとってはちょくちょく類似した要素があるのでおすすめ出来ると思います。ただしロード時間には目をつぶってください。次回作も期待していますが早急に改善すべき点を改善してもらいたいです。
Amazonレビュー
レビュー日： 2009-10-30
ロード時間の長さが尋常じゃない。
ムービーやステージの初めのロードは許容出来たとしても
メニュー画面の呼び出しであのロード設計ミスのレベル。
他機種で出来ているHDDインストールを実装出来るように
psn storeでパッチを配信とか何かしらの対応をして欲しい。
体験版をプレイして購入した自分としては最低限同レベルの
快適なプレイがしたい。
追記：2010年1月28日にオンラインアップデートで
HDDインストールが実装されるみたいです。
これから買う人はロード時間を気にせずプレイ出来るかと。
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GOOD!
・オリジナリティ：4点
所謂デビルメイクライなどと同系列の3Dアクションに、クローバースタジオ（プラチナゲームズの前身）製作作品からのモチーフやセガの往年のゲームのパロディ等が楽しさを損ねないよう散りばめられていて、シリアスさとおバカさが上手くブレンドされた完成度の高い作品になっています。世界観の構図も含めたスケールの大きさはゴッドオブウォーに近いものがあるようにも。
・グラフィック：4点
PS3ソフトとして映像面で特に秀でているというわけではありませんが、優美で華飾なゲームの雰囲気はグラフィックによるところも大きいと思います。個人的には、敵キャラクターである天使の繊細でグロテスクなデザインと、ムービーで顕著に分かる素材感が気に入りました。
・サウンド：5点
自分が買ったものは残念ながらサントラ付きではなかったのですが、それを真剣に悔やむぐらい素晴らしい音楽が揃っています。ベヨネッタのテーマソングともなっている\"Fly Me to the Moon\"だけでなく、独特の世界観にマッチした通常/イベントBGMやバトルBGMはどれも秀逸で、特にボス戦の壮厳かつ神々しいBGMは出色の出来、聞いているだけで物凄くテンションが上がります（笑）。
・熱中度：5点
上記の通りアクション面はDMC系のそれをベースにして、基本的に格闘武器＋銃（×２セット）という組み合わせで戦闘。そこにオリジナルとして、攻撃の際に離れた敵にもダメージを与えられコンボとしても応用の利く「ウィケッドウィープ」、敵の攻撃をギリギリにかわすことで生じるスローモーション「ウィッチタイム」、必殺技的な大魔獣召喚が加わり、爽快感や興奮の度合いを引き上げています。さらにやり込むと、敵の攻撃を避けながらウィケッドウィープを発動してコンボを自在につなげられる「ダッヂオフセット」や、敵の攻撃をジャストタイミングで弾くことによるウィッチタイム付きのカウンターアタック（アクセサリー装備で可能）など、まさに魅せプレイのような気持ちの良いアクションができるようになり、戦闘が非常に面白くなります。
様々なタイプの敵やギミックが存在しますが、思い通りに立ち回れたときの爽快さは格別！
BAD/REQUEST
・快適さ：3点
まず気になるのは、やはり他の方も仰られているロード時間ですね。インストールすることで大分マシにはなりますが、ゲームのテンポという点ではもう一つというところ。自分は技やオフセットの練習をしているので許容範囲ですけれど・・。
そして、失敗→即死のQTE。もう少しペナルティを軽くしてほしかった。コンティニューはチャプターやヴァース後の評価に大きく響くため、何度もやり直すはめになることがしばしば。緊張感維持のためでしょうが、爽快さを損ねるときもあり、惜しいです。
あとは、そのチャプター終了後のミニゲーム。やり込み前提のこういったゲームではすぐに飽きてしまいます。ちなみにこういったミニゲームも含めて、冗長であったり詰め込み過ぎであったりと感じられる要素が、ゲーム全体を通して幾つか見られます。
このように、文字通り評価としてのマイナス点をゲーム内容の過剰さとして興醒めに感じる人もいるかと思います。そこは残念なところですね。
COMMENT
・満足感：4点
概ね満足しています。容量や製作期間等の制約もある中で、よくこれだけのセンスと完成度を併せ持った新規タイトルのソフトを作ってくれたな、と。相変わらず神谷さんのゲームには遊び要素がふんだんに盛り込まれていて純粋にプレイしていて楽しいです。基本覚えゲーなので馴れれば馴れるほどベヨネッタを自由に動かせられるようになるし、やり込み要素も色々と多い。ストーリーは真面目なのにキャラが軽妙な会話をしたりコミカルなギャグや小ネタがあったり。ジャンル的にアクション好きな方以外にはとっつきにくいかもしれませんが（それでも難易度は幅広くあるし敷居は低いと思います）、ひとつのエンターテイメント作品としてとても優れたゲームソフトだと思います。気になった方は是非プレイをお奨めしますよ。
それでは長文失礼致しました。