オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 5pt | 2pt |
80pt
GOOD!
・カメラワークが秀逸。自由視点のアクションゲームでは歴代最高の出来
・フレームレートもかなり安定している
・最初のロードさえ終わればあとはほぼシームレスなのでロードが皆無
・背景のグラフィックが超絶美麗。高いところに立って視点を回すと絶景。
・簡単操作で複雑な動きが可能なため、ゲームが上手くなったと錯覚できる
・主人公のグラフィックが最初から3種類使用できる。
・主人公やヒロインの細かい掛け声が面白い
・細かいオプションが可能。音声、字幕、カメラの上下左右リバース機能など
特にリバース機能は前作「二つの魂」に無かったので非常に有難かった。
BAD/REQUEST
・敵との戦闘が少ない。様々なコンボがあるのにそれを試す機会がない
・翻訳がいい加減。セリフが噛み合ってない場面が多かった。
・ストーリーにおいて、大きな山みたいなのが無い
細かい山が沢山あってズルズル終わる感じ
COMMENT
世間的評価は佳作程度の作品ですが、個人的には超良作です。
かなりアバウトな操作でもちゃんと受け付けてくれるし、
何よりカメラワークが秀逸なので快適さにおいて
苛立ちを覚える事がついぞ一度もありませんでした。
アクションゲームにおいて最も重要な部分が押さえられています。
また、ゲームオーバーが無い仕様がストレス軽減に一役買っています。
「リトライしますか?」という画面を省略したと考えれば正解だったと思う。
シリーズ特有のアクションがとても個性的ですが、
他のゲームからの設定を引っ張ってきてる部分も多く、
また製作者がそれを公言しているため、オリジナリティは普通としました。
散々言われてるヒロインの棒読みですが、
気にはなったけど声質は合ってるので嫌ではありませんでした。
いかにも続きそうな終わり方をしますが、シリーズのファンなので
PS2の砂シリーズのように三部作とかになってくれると非常に嬉しいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 3pt | 1pt |
78pt
GOOD!
まず最初に私はプリンス・オブ・ペルシャーです。歴代全てのプリンスをプレイしております。その上で。こちらの評価があまりに低かったので、すこしためらいましたがそれでもがっかりさせられることを覚悟の上で購入しました。
結果はたいへんプリンスしている。
壁を走り、崖を滑り、天井に逆さまに張り付いて、今回はさらにエリカとの協力二段ジャンプまであり、地形を見るセンスがあればとんでもないルートを切り開けたりします。
そのおかげで大分ダイナミックな地形をよりダイナミックに動くことができる作品です。
グラフィックは当初みたときにたいへん危惧しました。今までのグラフィックではなく独特の絵のようなものだからです。しかし、実際にプレイを初めて見るとそれほど気にもなりません。暗い風景はなく浄化後の世界は明るく光に満ちています。
高台などに上がって眺めると圧倒的な映像美に心を奪われること必至です。
草木やそれに戯れる蝶のグラフィックなどはプリンス史上初ではないでしょうか。
他にも異形の魚のようなものがうごめく水槽や、ウデンウデンと唸る革袋のホース。プレートの発動のグラフィック。上から見下ろす水辺。などなど眺めているだけで楽しいのは多分この作品だけではないでしょう。
また浄化後の曲はとってもかっこいいです。映画のようでした。
★オリジナリティー
プリンスの類似ゲームは見たことがありません。たださすがにシリーズものなのであっと驚く新鮮さはありませんね。プレートシステムはなんだかわからずびっくりしましたが…。4点。
★グラフィック
今までのプリンスとは違うグラですが、それでも大変綺麗です。プリンスやエリカのモデリングも格好良いです。高いところから見る風景はぜひとも皆に見てもらいたいところ。4点です。
★サウンド
基本的に音楽が主張しません。
浄化した後にダイナミックな音楽が流れるくらいです。ただ、オーケストラの音楽に身を委ねながらゆっくりと光の実をさがすのもなかなか。癒しゲーです。4点。
★満足度
最初なんとも思わなかったヒロインがいつのまにか大好きになっているプリンス特有のストーリーです。そして今回も…。最後のエンディングは少しびっくりしました。ぜひ、こちらのストーリーでも続編を。大自然あふれる城内を飛び回る外伝的なプリンス。いいと思うんですけどね。
BAD/REQUEST
死なない。この作品の最大の特徴。落ちても助けてもらえるし、バトルでもゲームオーバーになりません。そのためライフゲージや回復アイテムなどというものも存在しません。ただ、もとから時間の砂くらいからそんなに死ぬゲームでもないので特に気になりません。時間を戻す作業が簡略されたかな位のものです。
エリカの棒読み。こちらのサイトで散々言われている事です。成海璃子は女優としても演技力のある人だと思っていたのでツンデレなのだろうと思っていましたが…たしかに棒読みです。なぜでしょう。演技とアフレコはまったく別のものなのでしょうか。映像なしに声を収録したのでしょうか。謎です。ただ、『死んじゃダメっ!せっかく好きになってきたのにっ!!』はちょっとキュンとしましたよ。
あと、プリンスの声は大好き。演技も上手です。『空をとぶのが夢だったーっ!!』は爆笑しました。
バトルは完全に一対一です。バトルに入ると自動的に操作体系が変化し、まるでこちらが圧倒的に有利なジャンケンのようなシステムになります。最初こそはバトルの理屈がわからず苦戦したりもしますが、後半戦は完全にシステムが分かり、相手の攻撃を弾き、横転で交わし、鉄拳か?と思えるようなとんでもコンボを叩き込み圧倒します。
ゾンビのようなのがわらわらと出てくるようなことは今回まったくありません。いかに物語の主人公になりきって格好良くこなすかが重要なパートです。
今回はプリンス初心者の導入口として作られたものなのでしょうか。そのためまったく血などの表現。残酷なトラップ。死体などのオブジェは存在しません。そこに重点を置く人は残念かもしれませんね。
★熱中度
ボリュームは少ないかも知れません。
本気で取り組めば一日で終わってしまったでしょう。少しずつ小刻みに進めることをおすすめします。やり込み要素も特にありません。 3点。
★快適さ
なにか動きがもっさりとしているような気がします。テレビのせいなのか。背景グラに力を使い過ぎているのか…。まぁ慣れてしまえばなんということはないのですが…。3点。
★難易度
簡単です。特につまるところもありません。トリガーを抑えなくてもヘリに捕まり、壁を走ります。誰にでもおすすめできる難易度です。
COMMENT
HDTV26インチ。
プリンスマニア。プリンスがあると聞いてからPS3を買いました。
まぁお安くなっていますし、なかなか遊べますよ。プリンスをやったことのない方や女性でも楽しめると思います。
プリンスの布教用教材としても。
こちらのサイトでの点数は低めですが、間違いなく売り飛ばさずに保有するソフトです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 5pt | 2pt |
75pt
GOOD!
■一枚の絵のような幻想的なビジュアル
とても独特な色合いで、とても綺麗です。決してリアルではないけど、深みがあって好きでした。キャラターはトゥーンレタリングでパキっとしているけど背景によく馴染みます。
■ゲームオーバーしない
これは賛否両論ありますが、「GAME OVER」な画面を見てロードという事がありません。
落下死すればヒロインが引っ張り上げてくれて、ぶん殴られて死亡すればヒロインが助けてくれます。しょっちゅう落下覚悟で飛ぶのでワタシ的にはアリかと。
死ねば緊張感があるか?って言えばそうでもないし、どうせロードするしw
■とにかくスムーズなゲームプレイ
アクションもシビアではなく多少大雑把でも上手く反応してくれます。
また、ステージ制ではなく、とても大きく入り組んだ複数の遺跡の中を探索する事になります。遺跡もワープ装置的なもので行き出来るので便利。
シリーズ重ねるたびに難易度は落ちていますが、この位で丁度いいような気もします。誰でも投げ出さずにクリア出来ますしね。
■ヒロインが好きなんだけど・・(オレだけか?)
なんだかえらい言われようのヒロインですが、オレぁあの女好きだぞw
確かに初対面の時の棒読み感はいなめないが、基本主人公とヒロインの2人しか居なくて2人旅。なもんで、だんだん愛おしくなってきます。
しゃべりも棒読みというよりは生っぽい。声色を使ってない声優してない感じが逆に好感を持てました。
エンディングの時は主人公と気持がリンクしてました(mm*)
BAD/REQUEST
■戦闘はちょっとだけ
シリーズ通してそんなに戦闘が多いゲームではありませんでしたが、今回はホント少ないですね。って言うか殆どありません。ケンシノココロと同じと思うと肩透かしです。
■余り遊び要素が無い
ストーリ進行に関係ない要素は光の種集めだけ。これは特典のアンロックなんかに必要なもの。
■基本やってる事は同じ
まぁ、それはどのゲームでもそうだけども。それでも長い事ウロウロするのでもっとメリハリが欲しい。キーアクションはパネルに乗らないと使用出来ないし。
ゲームオーバーしないのを利用してもっと凄いアクションが出来てもいいんじゃないかなぁ・・。
■ゲームが進むためのキーアクションが何か変
後半に手に入れるスキルはもぅやっつけ感が否めない・・・他のとちょっとかぶってますよ。
COMMENT
■オリジナリティー・3点
シリーズの長いゲームで、この手のアクションはもう珍しくもありませんが、色々挑戦してみてるシリーズですし。ヒロインが常に行動を共にするのも、アクションに絡んでるのも楽しかったです。
なもんで少し良いの3点。
■グラフィックス・4点
次世代機の性能でリアルに仕上げてくるゲームの多いなか、独特な絵のような色合いで作られた世界。トゥーンレタリングされても、子供っぽいゲームに見えない魅力的になキャラクター。
そんな独特のグラフィックに仕上がってるから良いの4点。
■サウンド・3点
強い印象を与えるようなBGMではありませんが、独特のビジュアルと世界にマッチして優しい音で心地よかったですよ。
飛び出すものもないので普通の3点。
■熱中度・3点
ゲームオーバーしない仕様なので適当に初めて適当に止めれますw
ストーリーも遺跡の浄化と共に進むので目まぐるしい展開はありません。けど、ストーリーは好きですよ。子供っぽくないし。
光の種集めも攻略見ないで最後までやりました。観光気分で♪
惹きつけて止まないって事はないので普通の3点。
■満足度・4点
評価の低い方ばかりですがワタシは楽しめましたよ。ヒロインが好きだからってのは大きいですけど、それを抜いても、箱庭を探索するゲームとしては長くて結構楽しめました。
ってことで良いの4点。
■快適さ・5点
遺跡探索をするこの手のゲームでは親切過ぎる快適さですw 評価は分かれますけどね。
落下死してセーブポイントから、直前からロードなんてメンドクサイから、ワタシはこの仕様はとっても好感持てます。
それもロードじゃなくて助けてくれますから。助けられる度にエリカに「アリガトウ(´Д`*)」ってなってました。
だから非常に良い!な5点。
■難易度・2点
これはゲームオーバーしない仕様なので低いです。けども、中にはシビアな場所もあるので「アホでもクリア出来る」って訳でもないし。
普通の2点で。
■ 感 想 ■
多くの方がこのゲームのネックとしたヒロインがワタシは大好きなので(w)評価もひどく低くはありませんが、それでも他のレビューほど酷くないかと(^^;
ストーリーも安っぽいラブコメじゃなく、エンディングもとても良かったですよ。
・・・エリカ可愛い奴なんだけどなぁ。ゲームで初めてヒロインに感情移入したのに、なんでなんだ皆さん。゜(゚´Д`゚)ノ
Amazonレビュー
レビュー日: 2013-07-12
ヒロインの顔は濃いのですが、日本のアニメのようなタッチに近く、洋ゲーという感覚は薄いです。
アートとしては一級品で、ギャラリーのイメージ画を見れば、このゲームのクリエーターたちが、何を目指していたのかが理解できます。
移動中に風のように流れてくるメインテーマ、小気味よい効果音、主人公とヒロインの多彩なセリフなど、好印象を受けた点が沢山あります。
シンドバットとシェヘラザードの愛の物語と、勝手な想像を膨らませ、アラビアン・ナイトの世界観を楽しめました。
ゲームとしては、これは佳作の領域を出ないと言わざるを得ない作品ですね。
攻略ルートを自由にした結果、シナリオ性が薄すぎて、進めば進めるほど、マンネリ化が著しくなると感じてきます。
4種類あるパワープレートについて。
マニュアルを読むと、プリンスに新たなアクションが増えるのだと思いきや、ただの移動の演出に過ぎず、新鮮なのは最初だけでした。
それから、操作性に明らかなクセがあり、プレイヤーの意思に反して勝手に飛び跳ねてしまうのは本当にストレスが溜まりました。
壁や天井を走り、壁を滑り落ちるなど、ダイナミックなアクションは慣れてくると爽快でしたが、斜め入力を要求される場面では入力ミスが起きやすく、爽快感も減じ
てしまいます。
絶対に死なないゲームという点について。
賛否両論がありますが、最終的には、私はエリカがCVを含めて愛おしく思えました。
プリンスを助けるとき、エリカがプリンスの手を掴む絵が大写しになるんです。
その絵を何十回も見ている内に、二人の絆のようなものを感じ、この「絶対死なないシステム」こそがこのゲームのキモであり、テーマなのだと感じました。
恐らく、このゲームのスタッフたちは、イコやワンダと巨像から大きなインスピレーションを得ていたのではないでしょうか。
手つなぎでそれを直感し、ラストのエリカの蘇生のシーンで確信しました。
このテーマならば、シナリオをもっと重視して、二人の愛の深まりをもっと演出できたのではないかと残念に思っています。
決して、嫌いなゲームではないのですが、他人には勧め辛いですね。
手頃な価格で入手できるのであれば、買って損はないですが。
難易度は、ほどほどです。
GOOD!
大本となったSFC版「プリンス・オブ・ペルシャ」では「謎解き」・「剣闘」・「アクション」の3要素が軸でしたが、今作はそのうちの「アクション」に特化していると思います。
広大な大地をジャンプや壁走りで駆けるのは爽快です。崖近くでは毎回手に汗握るプレーとなります。
一部の人にはやや不評な救済システムですが、崖だらけの今作でいちいち落ちてロードが挟まるよりはいいかもしれません。
戦闘ですが1VS1のドキドキはそのままにコンボをうまく決めて大ダメージを与えたり、一瞬だけ表示されるマークを押して危機を回避することができるなど戦略性と緊張感が両立しており一戦ごとにドキドキさせてくれます。
BAD/REQUEST
アクションに特化した結果他の要素が薄れてしまったと思います。
謎解きはまだどうやったら目的地にたどり着けるかや光の種集めでカバーされていますが、剣闘は回数が少なすぎる気がします。(戦闘自体は面白いのですが。)光の種集めも全部集めなくてもクリア可能(というかバグで全部集められるかは運ですが)とはいえやはり苦行の様相になってしまいます。
プレートによる移動は面白いとはいえどれも似たり寄ったり、特に赤と青は統合すればいいのではと思ったぐらいです。
戦闘での移動が不便で素早く移動できないのが残念。
声優についてですがまあ予想通りなのであんまり貶めるようなことは書きません。(私が成海さんのファンということもありますが買う前にした「おそらく棒だろうな」という予想は残念ながら当たっていました)
COMMENT
特価で売られていたのを限定版CD付きで買いました。
やや不満点があるとはいえ遊べないほどにひどいというわけではありません。
プリンスオブペルシャはどれも作品ごとに特徴があり、今回のゲーム方針や救済システムも一つの特徴と捉えれば非常に楽しめると思います。
特にグラフィックはいいのでその背景を見るだけでも価値はあると思います。