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カラフルアクアリウム〜My Little Mermaid〜 | ||||
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| 発売元 |
Nine's fox (公式サイト) | 中央値(?) | 51点 | |
| 発売日 | 2007年10月25日 | 標準偏差(?) | 9.00 | |
| 価格(税込) | 7,140円 /初回限定版:8,190円 | （難易度）(?) | 2.00点 | |
| ジャンル | 恋する幼なじみは〜とふるADV | 掲載数 | 02件 | |
| CERO対象年齢 | 【Ｃ】15才以上対象 | プレイ人数 | １人 | |
| (コンテンツアイコン) | 【恋愛】 | 動画映像 | YouTube | |
| 備考 | デュアルショック２対応 | メモリーカード | 141Kバイト以上 | |
| 【タイトル概要】 PC版にて好評を博した「カラフルアクアリウム」のPS2移植作だ。 「ひぐらしのなく頃に」など同人活動で人気をあげた木場智士氏が原画を担当し、尾之上咲太氏、キオナネ マヤ氏、啄木鳥 狐氏らがシナリオを担当している。 PC版のプレイヤーでも、楽しめる内容となっている。 (転用元：GDEXより) |
| † 項目別評価点 † | ||||||
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| オリジナリティー(?) | グラフィックス(?) | サウンド(?) | 熱中度(?) | 満足感(?) | 快適さ(?) | ストーリー(?) |
| 1.50点 | 2.50点 | 3.00点 | 2.50点 | 2.50点 | 3.50点 | 2.50点 |
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| 良 い 所 |
グラフィックは綺麗です。立ち絵に様々な種類があり、見ていて楽しいです。ギャグ顔もいくつかあり、割といい味を出していると思います。イベントCGもいい仕上がりになっています。 キャラそれぞれの個性がしっかりしているので、そのキャラの印象と言動のミスマッチを感じることなく、プレイできます。 シナリオのボリュームはなかなかのものでしょう。音声をすべて聞いていると相応の時間がかかるでしょう。愉快な場面とシリアスな場面のバランスも取れていると思います。 文字ウィンドウに主人公の気持ちを視覚的に表す工夫をしているのは良いです。 声優さんの演技も悪くありませんでした。ストレスをあまり感じずに済みました。 各キャラのエピローグをタイトル画面から観賞できるようにしてあるのは助かります。 クイックセーブ数がかなり多いのは助かります。効率よくテキストの確認をできました。 | ||||||||||||||||||||
| 悪 い 所 |
一番目立つのは、CGの少なさです。文章で場面の想像をするのも結構ですが、もう少し視覚に訴えることを意識すべきでしょう。あの程度のCG数しかないと、アルバム観賞でまとめて見たときにかなりの物足りなさを感じてしまいます。プレイ時間の割りに、クリア後に得られるのがあれだと喪失感すら出てきてしまいます。キャラ固有ではなく、その他に属するCGは本当に少ないです。 設定をもう少し掘り下げて欲しかったとも思います。このゲーム固有の世界観にあの程度しか触れないのは、個人的には納得できません。 主人公がだめ人間街道まっしぐらです。人によっては不快感を抱かずにはいられないかもしれません。 幼馴染その１・・・基本的には人間できてるなと感じるのですが、様々なところであたふたしすぎです。正直、鬱陶しく感じることすらあります。 ちょい役にもボイスを付ける気配りが欲しかったです。 とあるキャラとのクライマックスにおいて、私の読解力が足りなかったのか、主人公の台詞に違和感を感じずにはいられない場面がありました。もう少し解釈しやすい台詞を用意して欲しいなと思いました。 一部既読なのに既読に含まれないテキストがあるので、スキップの邪魔です。 周回を重ねるごとにテキストや選択肢の変化が・・・といったことがないのは残念でした。 | ||||||||||||||||||||
| 感 想 な ど |
総合的には、この手のゲームに求められる水準に達していると思います。上では触れませんでしたが、BGMやOP、EDも嫌いではありませんでした。適度に笑え、適度に重い内容ので、すんなり受け入れられるでしょう。 セオリーとも言えるツンデレや生徒会長のような属性は、個人的には辟易するので、避けるもしくは、あまりその属性が前面に出ないようにして欲しく思いました。 「ハルミニオン」と「ピカリンジャー」・・・少し魅かれるものがありますね。 発明品のネーミングも結構好みでした。 この手のゲームが好きな人には、無難な作品でしょう。ヒロイン数も適当だと思います。これより少ないと物足りないし、多いとクリアが大変故。他に手を出したい作品が無いのであればどうぞ、という感じでしょうか。悪くはありませんが、強く勧めることはしません。 | ||||||||||||||||||||
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| 良 い 所 |
いくつか適当に列挙していきます。 ・キャラデザがかわいいし、立ち絵の演出が良いので見ていて飽きない。口パクや瞬きはないものの、表情がものすごく豊かで、！？や怒マーク、汗が出るなどのエフェクトもあって、登場キャラの喜怒哀楽がしっかり表現されている。空中にフワフワ浮き続けるという演出もあった。エフェクトのせいで読み込み時間がうっとおしいということもない。 ・音楽に関しては全体的にまあまあという印象だが、ＯＰ曲は個人的になかなか気に入った。 ・ストーリーのボリュームは結構ある。三角関係でも主人公がどっちつかずな態度をとらないのと、選ばれなかったヒロインが適当に扱われていないのはよかった。想いのすれ違いや葛藤シーンの描写もなかなかよかった。 | ||||||||||||||||||||
| 悪 い 所 |
こちらのほうは一応整理してみました。 ・オリジナリティー 鈍感で無条件にモテモテなお約束主人公。帰ってきた幼馴染ともとからいる幼馴染との三角関係。他のヒロインをも巻き込んだドタバタ同居生活。学園モノに加えてＳＦ要素の絡んだ非現実的な設定・展開に、適当な抗争・バトルシーンまである。いったい何がテーマなのかわからない。 ・グラフィックス イベントＣＧはキレイだが、総数としてはかなり少ない。ＰＣアダルトゲームの移植タイトルであるが、Ｈシーンのカットは適当できわどいイベントＣＧもいくつか残っており、適当でやる気のない移植であることは明らか。新規追加されたイベントＣＧはちょっとしかないと思われる。立ち絵のある脇役キャラも数人しかいない。 ・キャラクターなど 主人公やヒロインたちが個性的を通り越して子供っぽすぎる。主人公はゲーム開始当初から、もとからいる幼馴染ヒロインに朝起こしてもらったり食事を作ってもらったりとお約束の状態だが、あまり誠実でない上に無気力で、部活に所属しているのにサボってばかりで好感は持てない。しばらくプレイするとこのことは気にならなくなるが、もう一人の幼馴染を含むヒロインたちが家に押しかけてきていろいろトラブルを起こすことで、主人公はそれらに振り回される被害者という構図ができるからであり、プレイヤーの注目が逸れただけのこと。特に帰ってきた幼馴染ヒロインは、子供っぽいをさらに通り越してただわがままなだけ。メインヒロイン的な位置づけであるのに、攻略しようとしなければプレイヤーにとってはうざいだけの存在になっている。他のヒロインたちも、キャラデザ以上の魅力はプレイしていてほとんど感じられなかった。脇役キャラもほとんどおらず、主人公の姉や男友達なんか存在する意味がほとんどない。立ち絵のないキャラにはボイスがないし、ストーリー上ほとんど出番がないようにされているので、学園でのイベントシーンに面白いものは皆無。文化祭で演劇をやるイベントがあって面白そうなのに、具体的な描写はほとんど省略されてしまっていて残念。 ・快適さ 致命的な欠点はないが、選択肢が出てくるとテキストログ機能が使えないのは×。メモリーカードのチェック時間の長さにもやや不満。 | ||||||||||||||||||||
| 感 想 な ど |
１番目なので詳しくレビューしたいところなのですが、なにしろこのようなゲームはこれまでいくつもやっているので、いまさら細かくあれこれ批評する気も起らず、適当な文章で申し訳ないです。とりあえず言えることは、かわいいキャラデザ以外特筆すべきものはほとんどない、ただの「絵ゲー」です。 「ツンデレ」が流行って以降、ストーリーよりもキャラ萌え重視のギャルゲーの需要がやや高くなったような感じがします。しかし、だからといって別に大人気だったわけでもないＰＣアダルトゲームを修正して、ろくに追加要素も加えずに移植するなんて、ひたすらに時代錯誤というほかないです。もとのＰＣアダルトゲームも、萌えなヒロインとのそこそこ濃厚なＨシーンがあるので、なんとかそれなりの価値はあるかなという評価のようです。こういう移植ギャルゲーをやるたびに、エロゲからエロをとったらほとんど何も残らないということをつくづく感じます。 このブランドは移植１作目はそれなりに良かったのですが、２、３作目と適当な移植で失望しました。注目されてもいなかったのに発売延期して、同ジャンルの他いくつものタイトルと発売日がかぶった時点でもう負け組ですね。 | ||||||||||||||||||||
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