【PS3】機動戦士ガンダム バトルオペレーション レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-06-28 |
価格 | 0円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:ガンダムオンラインバトルアクション ■ プレイ人数:8〜12人 ※販売価格:基本無料+アイテム課金 |
- 総合ポイント
- 57
- (難易度)
- 2.30
- レビュー数
- 63
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 1pt | 0pt | 2pt |
32pt
GOOD!
グラフィックは良いと思う。
同じMSを使用し続けると汚れてきたりして中々面白い演出。
MS降りて歩兵で戦えるというのも面白い。
MSのリアリティやマップ含めた世界観はガンダム好きには響くものがあると思う。
BAD/REQUEST
サーバーを立てずユーザーをホストとする仕様は最悪。
回線などの問題もあり理不尽と感じてしまうラグが頻発し
ガンダム好きでプレイ以外の楽しみを持っていなければ耐えられないレベル。
他のガンダムゲームやオンラインゲームのイメージを期待してはいけない。
課金のシステムがあるが運営が迷走していたこともあり
課金しMSを購入した後に仕様を変更するなど
ユーザーに不満感を与えるような事が多々ある。
技術も含めだが運営に大きな課題を感じてしまう。
COMMENT
MSなどへのこだわりを感じさせるが些細な漏れが気になってしまう。
開発に関わっている方がほとんどプレイをしたことがないという話があったり
ゲーム本来の内容以外でも残念に感じる事がある。
過剰な期待は禁物
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 2pt | 1pt | 0pt | 0pt | 2pt |
18pt
GOOD!
細部まで細かいテクスチャなどグラフィックの面では良いと思う。
パイロットが乗り降り出来たり、MSの重みのある動きも嫌いでは
ないかな?モデリングも頑張ってると思う。
基本料金無料なのも入りやすい。
BAD/REQUEST
ラグがヒドイ。
2~3キャラ分離れていてもダメージをうけてしまう。
敵がしゃがんだままの姿勢で迫ってきたりワープしたり
当たり前。
移動中の敵の当り判定がほぼ足元だけになってしまうのか
体を狙っても弾がすり抜けてしまうことも当たり前。
待機時間が長く三回プレイするのに一時間以上かかることもよくある。
上記で基本料金無料と書いたがプレイには回数制限が設けてあり無料で遊べるのは三回迄である。
それ以上遊びたい時はお金を課金するか二時間以上かけて
プレイ回数がリチャージされるのを待つしかない。
基本料金無料とはなっているが気軽に遊べる代物ではない。
自分がプレイする機体によって相手との相性と言うものが
存在するが機体自体のバランスの悪さ、武器のバランスの
悪さから得手不得手の関係が曖昧である。
それぞれの機体の系統の特長も微妙で決してバランスの取れた設定とは言えない。
人を不愉快にさせる発言をするプレイヤーもいるのは仕方
無いが自分のプレイ方法を押し付け相手を非難されては
全くもって遊びに欠けてしまう。
プレイ環境も快適とは言えないのでガンダムをモデルにして
いなければまずは人離れは免れないであろうと言うレベル。
正直、制作側にもいろいろと事情があるのかもしれないが
海外のFPSなどのゲームと比べると技術的に劣っているのは
いうまでもないと思わされてしまう。
もう少し技術面でも改善の必要もありプレイヤーを掴む
努力が必要であると感じさせられる。
COMMENT
基本料金無料だからと言ってしまえばそれまでだが
グラフィック以外あまりよい出来とは言えない。
時間帯によっては一回プレイするのに数十分待つこともある。
ガンダムファンでなければ続けて遊ぶのは難しいだろう。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
64pt
GOOD!
グラフィックとリアリティー
特に肝であるMSのモデリングは細部まで非常にしっかりしていて○。また操作感は重力圏を題材にしているだけあってギチョンギチョンという良意味での「重さが」ある。格闘攻撃や射撃時のエフェクト、爆煙や飛散する瓦礫等の描写も○。連ジやEXVS系のスピーディーでスタイリッシュなアクションとはちょっと違う。マップモデリングは可もなく不可もない程度。
参戦MS
非常に多く一年戦争重力圏で運用された機体の多くが参戦していて、毎月数機ほど追加されていて今後も増える模様。好きな機体を決め乗りこなす楽しさがある。各MSにはパラメータとスキルによって個性がありそれぞれ操作感も違い、いろんなMSに乗る楽しさや発見がある。
課金形態
出撃する権利(エネルギー)を買うという方式。それを一つ消費して一戦に参加できる。さらに無料でもらえるエネルギーがありそれを最大3個までストックできる。それは二時間に一度支給され、時間を開けさえすれば無料で出撃することもできる。
戦闘システム
最大6対6で行われジャンケンの様な優劣システムの属性がMSに与えられ、チーム内でマップや戦術に応じた編成を行う。たった一機の強力なMSが戦況を左右するという事は殆どなくどんな強いMSでも苦手属性を持ったMSからの攻撃には脆弱であるため、個人技よりチームワークが重要な戦闘バランスである。
ただ単に自分が乗りたいMSのみ乗っていてもチームとしての戦力バランスが悪いと負けてしまう事がある。プレイヤーには予想されうる敵の編成や味方のMS選択に合わせた柔軟な搭乗機体選択も必要である。
しかし戦闘の勝利にこだわらないいわゆる「ネタ部屋」も建てることも可能で、多様なMS戦闘を楽しめる。
その他
この手のガンダムアクションでは珍しい「MSから歩兵が降りられる」と言うシステムもなかなか面白い。また敵の裏をかいたりマップによってはMSや兵装を考えないと思ったような戦果が上げられない、戦術面でも非常に奥が深い。
また等兵から昇進すると所持しているMSを自分の好きなカラーに塗り、戦闘報酬ででときどき貰えるデカールを張り付け、いわゆる「自分専用機」を作る事が出来る。ガンダムファンなら非常にうれしい、意外にいままでのガンダムゲームにあまりなかった機能だ。
奇抜なカラーで敵の注目をひくもよし。原作のエースパイロットを模すもよし。マップのオブジェクトに溶け込み目立たない実戦的なカラーにするのも自由である。
BAD/REQUEST
課金
ある一時期強力な機体だったMSをその後弱体化させたり、課金して得られるはずだったパーツを後にゲーム内で報酬としてもらえるポイントで購入できるようにしたりと、課金者の利益を無視した仕様変更がたびたびおこなわれる。
無課金のユーザーへ配慮しているともいえるが、課金したプレイヤーへの救済措置はおおよそ十分と言えるものではない。課金者を「舐めている」と断じて過言ではないほどだ。
意図的に強機体を後に弱体化させ課金の流れを操作している。商売でやっているので当たり前かもしれないが非常に露骨で欧米のオンライン無料ゲームではナンセンスな運営方針だ。
こういった更新姿勢は長い目で見てユーザーの反感を買うためぜひ改めてもらいたいところだ。
マッチング・ラグ
ゲームマッチングを参加した個々のユーザーのPS3本体で処理する方式を採用しているので、非常にラグが頻発する。一時期よりは改善したが、ときおり理不尽な距離から敵の格闘攻撃が当たったり、倒れた敵機に追撃を入れようとすると寝そべったまま敵機体が移動していったりと、理不尽なラグが多く残る。
意図せず回線が切断され戦闘が強制終了したり、一部ユーザーの意図的な回線切断によってマッチング自体が解消され部屋が解散すると言う非常に不可解な仕様である。意図的な切断にはペナルティーを強化するべきとの声もある。
マップ・MS・システム
現在全部で5つしかマップが用意されていない。また新MSや課金解放時期などを一度に出さずに渋って繋いでる形だ。マップは非常に少ないそれによる過疎化は始まっていると言え、マップ追加は急務である。
一部機体の出現レア度が競合し欲しくも無いMSが出現しいつまでたっても目当ての機体が完成しない。そのためMS設計図のみを手に入れるための戦闘を行わずあらかじめ部屋主が指定した側一方が勝利する「放置部屋」が乱立している。このようなユーザーの動きはシステムの不備と言わざるおえない。
MSの開発はこのゲームの肝であるのである程度開発系統に沿っていったMS開発システムにしてほしいと個人的に思う。
ゲーム中敵拠点に潜入しMSから降りて爆弾を設置する事ができる。しかし見事爆破が成功しても下士官から佐官までの全階級で爆破で得られるポイントは一律である。MS撃破時のポイントは階級をおって上がるため、前線で一機いなくなることで味方の負担も増えポイントとしても自軍集まってMS撃破した方がいいため、単機拠点爆破する行為そのものが悪手であるとユーザー間で結論が出ている。
爆破で得られるメリットとデメリットが釣り合っていない事もだが、そもそもMS戦闘を楽しむためのゲームで戦わず隠れて工作するプレイヤーを嫌悪する傾向すらある。
しかしあまりに拠点爆破に大きなメリットを与えると戦闘がこう着したり、マップによっては非常にバランスの悪いものもあり、
そもそもシステムとして爆破は必要だったのか?という疑問に達する。
面白いシステムだがこれも調整の余地ありである。
上級士官まで達し課金したMS、パーツ、武装を所持したプレイヤーがいったんデータを削除し課金装備はそのまま、
下級士官の部屋でプレイランクに見合わない威力の兵装で初心者を一方的に倒す行為が行われている。
現在そういったアンモラルな行為に対してシステム上ペナルティは無いため
部屋の制限を設定しそういったプレイヤーを排除するシステムが求められる。
もとこのような形式を取りながら出撃エネルギーは一個100円という一般のゲームセンターの機種と同等の価格設定には?が付く。
COMMENT
課金するには大体尉官位まで階級を上げてからの話になるため
無料で軽く触るには十分なクオリティーとやりがいがある事は特記したい。ガンダムファン公言する方なら一度は遊んで見て損はないと思う。
上手い敵のとの戦闘で自分が倒される事は素直に納得できるのだが、独りよがりな味方を顧みない友軍プレイヤーに憤りを覚えると言うゲームシステムである。
また非常に些細でBADとするには、はばかる事だが戦闘中味方の状況や戦況をアナウンスする「オペレーター」が用意されいる。
この種類をもっと増やしてほしいとおもう。
素材や試みは新しく非常におもしろい今後が期待できるコンテンツである。
GOOD!
今までプレイしてきたガンダムゲームの中で1、2を争う出来の良さ。
昨今のガンダムゲームから一線を画し、よりリアリティを求めたFPSロボット対戦ゲームと言えるだろう。
「画質」
洋ゲーとは比較できないが、ステージ、MS、エフェクト、人間のどれをとっても満足のいく画質である。鏡面加工を施された部分(たとえばヘルメットのガラス部分やMSアイコンカメラ部)には背景が屈折率も考慮して反射されていたりと、細部にまでこだわりが見える。
無人都市ステージでは、ビルに本ゲームのキャンペーン告知垂れ幕があるなど、遊び心も十分。
「操作性」
FPSゲームの中では比較的操作性が容易く、対戦アクションが始めての人でも慣れれば問題は無い。
また、ゲームを進めて、機体レベルが上がると操作難易度が少しずつ上がるが、操作が上達することでそれもうまい具合に解消されている。
「システム」
オンラインの宿命であるラグはゲーム運営によってたびたび改善策が施されているが、まだ改善の余地があると言える。
ゲームホストに負担を持ってもらうと言うのもユーザー数の多さが要因であると言えよう。
一試合8分というのも短すぎず、長すぎずと言ったレベル。
出撃回数は1回/2時間であるが、ダラダラとゲームを続ける人でもない限り、もっとも効率の良いインターバルだと感じられる。
対象年齢が上〜40代で課金層もその程度と考えられることから、運営のマーケティングは適切であると考える。不満無し。
「熱中度」
サービス開始当初からほぼ毎日プレイしている。
最初は無課金だったがゲームを進める上で、課金しないと十分楽しめないことに気づき、投資した。
ほぼ丸一年間のプレイで課金総額は10,000JPY。
プレイ期間を考えれば安いほうであろう。
なにより、基本無料と言うことで、このゲームの楽しみを十分知ってからでも課金は遅くない。
BAD/REQUEST
細かいものまで含めるとシステムにいくつもの要改善点が見受けられる。
しかしそれはあくまで「出来れば」という範囲であり、後述を考慮すれば致命的な欠点は今のところ無い。
おおよそ、ユーザーのモラルやマナーに依存することが多いので、プレイヤーは基本的なルールを把握してから望むべきである。
オンライン対戦であり、チーム戦でもあるため、フレンドチームVS野良(初めて共闘する人同士)チームで対戦すると、連携の取れるフレンドチームが勝つことが多い。
しかし、これをきっかけにPS3フレンドが増えると考えれば、一種のコミュニケーションツールとしての役割も果たしているのだろう。
PS3データが紛失した際は、運営に問い合わせて課金内容のデータ復旧ができるがこれのせいで、低階級では本来使えないはずの、高性能MSが使えてしまうなど、歯がゆいところも多い。
とはいえ、アップデートによる対応で数々の不具合を改善してきたので、評価を決するのは性急である。
COMMENT
オンラインゲームは本作が初めて。
昨今の難易度の低い、あるいは極めてゲームバランスの悪いガンダムゲームとは明らかに異なり、基本無料で大体の範囲を遊びつくすことが出来る。
しかし、商品であるゆえ、一定レベル以上のゲームを楽しみたい場合は課金が必須であることは当然である。
基本的に友軍との連携が必須のチームバトルなので、憂さ晴らしや、無双系のゲームがプレイしたい人は門前払いを喰らっても良かろう。