【PS3】アサシン クリード4 ブラック フラッグ レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-11-28 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:1〜8人) |
- 総合ポイント
- 82
- (難易度)
- 2.14
- レビュー数
- 7
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 5pt | 5pt | 3pt | 1pt |
82pt
GOOD!
<世界観>
カリブ海を舞台にした箱庭ゲーム。店頭PVにもあるように地上から船へとすべてがシームレスで展開されるので世界観を邪魔されずに没頭することが出来る。特に未開拓地を徐々に開拓していく感じが「冒険している」と感じさてくれる。すばらしい。
<海上戦>
私にとってはこのゲームのキモ。楽しい。未開拓地に行くためには敵船が強すぎるので船の強化が必要。そのためのお金と素材がいるので、あの貨物船を略奪。でもまわりに護衛船がいるのでどうしよう。と考えながらプレイしてました。海上戦は操作に癖がありますが、船の速度も兵器のリロード時間も実は画面に表示させているので、そこに気を付けて行えば今日から海賊デビューですよ、ハイ。
BAD/REQUEST
<操作性>
・フリーラン
R1押下で自由に建物に登ったり木々を駆け回ったりとできるのだが、意図せず壁をよじ登ったりジャンプしたりなど、予期せぬ行動が起こってしまう。自分の操作に慎重さがないと言われればそれまでだが、狭いところでのただのダッシュはとにかく難しい。特にこの作品では船の乗り降りが多いのだが、登って舵にたどり着くまで毎回変な行動をとってしまう。
・現代編のY軸反転がない
本編ではX軸Y軸反転でプレイしているので、現代編でのY軸反転がないのは痛い。反転派は少数かもしれないが、考慮して欲しかった。
<シナリオ>
・キャラクター
ビジュアルは違えど、似たような立場や性格のキャラが多いので印象薄。まだサブミッションに出てくるアサシン達のほうがインパクトがある。
・本編ストーリー
上記理由のため、メインミッションは伏線とか掘り下げとかなくバンバン進んで行く感じ。まさにPVの「暴力、略奪、裏切り、女」であった。ミステリアスでもドラマチックでもなく、良くも悪くも大雑把なお話。
・現代編ストーリー
過去作の補足的なストーリーなので、前作未プレイの私にとっては「ヘー」程度のストーリー。過去作プレイ済からみればネタバレ的な要素は多々あると思われる。
<ローディング>
基本シームレスなだけにビューポイントでの移動やメインシナリオの章終了時などは長く感じてしまう。気になるレベル。
<難易度>
簡単というか親切設定。細かくチェックポイントがあるのでやられても直前からやり直せる。個人的にはこれのために難易度はかなり低いと感じた。
<ボリューム>
ボイスボリュームの調整が微妙。特に海上狩猟のボリュームMAXがひどい
COMMENT
シリーズ未プレイで今作デビュー。
アサシン部分ではなく海賊部分に惹かれて購入。
操作面やシナリオ面では不満点が多かったですがそれに勝る魅力があり、時間を忘れるくらい熱中しました。その要因はなんといっても「世界観」だと思います。とにかくオススメ。今作からデビューでもいけます。
最後になりますが、私は完全オフラインでプレイしました。オンラインではないと取れない素材やトロフィー、ミッションがあるのでオフでのコンプは諦めています。またプレイ最初に「Uplay Passport」登録があります。これはマルチプレイ等に必要なパスなのですが、これを登録してないでプレイしてもクリアには問題ありませんでした。登録すると特典等があるみたいです。武器とかコスチュームとか。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
69pt
GOOD!
[オリジナリティ]
海洋ミッションや砦の制圧、島々を巡って宝物やアニムスの欠片の収集、そして船を送って交易を行うなど、今回は海に関する豊富な要素があり、とてもよく作られていました。
船なども改造する事が出来、敵の船を制圧して物資を奪うなど海賊らしくて良い。
今回は今までのシリーズにない要素がたくさん追加されており、新鮮にプレイ出来た。
[やりこみ]
ボトルを回収する事で手紙を得る事が出来るが、世界観に沿った内容でとても読み応えがあった。
また、宝の地図を手に入れて宝探しをしたり、遺跡を鷹の目で調査したり。
現代編でも収集アイテムやハッキングなどでデータ回収がある。
暗殺ミッションも今までのような陸上のものと海洋ミッションと二つあり、追加要素だけでもやり込み要素が豊富。
[難易度]
今回の敵は認識範囲が以前のものより狭くなっているのか、比較的見つかりにくくなっているように感じました。
武器も弓がなくなったかわりに眠らせたり暴走させるダーツが追加され、暗殺に関しては難易度が格段に低くなっています。
ただし海洋ミッションは慣れが必要。
BAD/REQUEST
[ストーリー]
そもそもアサシンクリードをプレイしていて、船を使ったゲームシステムを求めている人がどれだけ居たかなと思います。
今回は人とイベントが入り組み、途中で何故そうなったのか分からないまま進む説明不足な部分が結構ありました。
全体的にイベント不足説明不足のせいで中途半端になっている。
[音響]
音の調整が全く出来ていません。
ムービーの音声は小さく、音量を上げてもなかなか聞き取れませんでした。
それなのに漁の音声はやたら大きく、びっくりします。
日本語プレイでも字幕を出さなきゃならなかったですね。
[バグ]
ロード時暗転で音声が流れる(砲撃の衝撃も伝わる)のになかなか切り替わらなかったり、出るはずの敵が居なかったり、所々バグがありました。
特にロードの問題は…。
COMMENT
海を舞台にしたゲームという事で楽しくはあったのですが……。
「これじゃない!」という感想でした。
アサシンクリードはアサシンを中心にしたシナリオであるべき。
別に海賊プレイがしたい訳じゃないです。
でもゲーム全般、海賊としての活動や海の上にいる事の方が多く、いったい今まで何のゲームをやっていたのだろうと首をかしげてしまいました。
ただし、今までのシリーズ上重要なゲームであり、前回までに登場したキャラクターやその後も少し描かれています。
つまり、シリーズを追う上で外せないゲームなのです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-07-01
ただ、ストーリー的には、え?これでEND?え?と、拍子抜けするかも。
GOOD!
<ストーリー>
過去パートについて。今作は一人の海賊が一体どのようにしてアサシンの一員になったのか、その人生を描いている。過去作品の主人公は家族がアサシンあるいは元アサシンであるなど、なるべくしてアサシンになる人物であり、ストーリーもアサシンになってからの話に重点を置いてあります。しかし今作の主人公には全くアサシンとの関係はなく、そういう点でストーリーは過去作品をプレイしてきた私にとって新鮮でした。主人公は最初アサシンを知らず、その後徐々にアサシンと関わっていくのでこのシリーズから始めたとしても感情移入できてストーリーも十分理解できるので良いと思います。
現代パートについて。過去パートがこれまで以上に新規の人にとっつきやすくなっているのに対し、現代パートは過去作品、特に3をクリアしていない人にはほぼ理解できないと思います。ですが3までをプレイしている人にはとてもワクワクするような展開があります。感動する場面もありました。とは言っても現代パートと過去パートの比率は1:9くらいなので未経験者の人は特に気にしなくても良いです。
<操作性・システム>
ストーリーが海賊に焦点が当てられているため、アサシンらしいことができないのではと不安に思っている人が居るかもしれません。しかしそんなことはないです。主人公はアサシンではなくあくまで海賊ですが、最初からこれまでの主人公と同様の能力を身に付けており、最初からさまざまな暗殺術を行使できます。ストーリーミッションもステルスミッションが多い為アサシンらしさが薄れることは無いです。海賊や戦闘システムも簡単ですぐに慣れます。
<グラフィック>
アサシンシリーズの高グラフィックは健在であり、今作は特に水(川や海)の表現がずば抜けて綺麗です。これまでプレイしてきたゲームの中で最も美しかったです。
<マップ>
とにかく広い。何十という街や島があり、どれも海で繋がっている為シリーズ最大の規模である。海では自分以外の船が戦っていたりする。また沈んだ船に潜って宝を探ることもできる。高速移動(ファストトラベル)できるポイントも多いので移動がかったるくこともありませんでした。
BAD/REQUEST
<ストーリー>
良い点で上げましたが悪い点もあります。ストーリーは長い年月を描いている為、一つのお話が終わると、そこから数ヶ月から数年経ったとこからまた新しい話が始まることがあります。そのため説明不足、唐突などといった印象をどうしても持ってしまいます。まあこれは今作に限ったことではありませんが。時の流れを意識しながらプレイしたほうが良いと思います。また海賊ゆえにおっさんたちが沢山出てくるのですが、私は誰がだれなのかなかなか覚えられず、「○○の仕業だ!」とか「○○が裏切った」とか言われても、その○○が以前どのように関わっていたのか思い出せずにもやもやすることがままありました。人物名も最初出てきたときに覚えるようにしたほうがいいですね。
<ミッション>
メインミッションには、〜で殺せなど、サブミッション的なものがあるのですが(別にこれはこなさなくても何の問題もない。ただのやりこみ要素)、これまではミッションを受けるときにその条件が表示されていたのに対し、今作は表示されず、一々スタートメニューを見なければならなかったりいつの間にかサブミッションが追加されていたりします。私自身それほどこだわってはいませんでしたが、無理しない範囲でこなそうと思っていたのでこの仕様にはいらいらしました。
他にも稀に見えない壁に当たる、乱戦中殺したい敵に狙いを定めにくいなどといった不満もありますが、上記二つに比べればそれほどでもないです。
COMMENT
クリア済み。購入当時は前作と前々作が物足りなかったのでそれほど期待してはおりませんでしたが、クリアしてみると現代パートも過去パートも素晴らしく、個人的にはシリーズで1,2を争う完成度でした。アサシンクリードに興味があるなら、これもしくは2からはじめることを推奨します。