オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
68pt
GOOD!
シリーズでは毎回驚かされるが、今回の舞台はより磨きのかかったリアルさでもはや現実の街と変わんないよ。看板一つまでもがリアルに再現されてて、ほんとこれゲーム?って思えるほどの作り込み。しかもこのなかをシームレスで移動できるのですごすぎる。芸能人とのコラボも世界を崩しことなくうまく溶け込んでいるだろう。たけしや竜也がこんなに龍の世界にマッチするとか思わなかった。
ストーリーは好みによるわけだが、及第点以上の水準に達していると思われる。最後まで退屈に感じることはなかった。
人物描写なども優れているし、ゲーム展開も戦闘などやりやすくてよかった。
BAD/REQUEST
すとーりーは細々したとこでアラが目立つし、何よりそこを知りたいのにって箇所が欠けていたりしてそこは力不足か。
町なども一部が丸々削除されていたりと、龍ごとくの従来のファンを失望せるようなところが目についた。
音楽はこれも今まで通りにあんまり印象に残らない。
ボリュームも不足、タイアップとの件で予算がそっちに流れすぎてしまったのか、これまでよりも早々に終わってしまった。
トロコンも今回は異常に早く完了してしまった。
COMMENT
ここまで続けたシリーズをこの水準で完成させてきたのにすごい。特に今回は町のリアルさにビビったけれども、ゲームのボリュームがやや物足りなかったのでもっとこの世界に浸っていたかったなーってのが正直にところだ。興味を持った人は初代からプレイしよう。いっぱい出てるので、かなり長期にプレイを楽しめる。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt |
68pt
GOOD!
■先例されたグラフィック
PS4特化になっただけあり
グラフィックは、すごい向上しております
■作りこまれた街並み
歴代シリーズでも
風景は作りこまれていましたが
今作では
今まで通過できなかったような
何気ない裏道や脇道、室内エリアから屋上までへの道など
些細な場所まで入り込めるようになった他
現実では当たり前の光景とはいえ
道行く車道を、ちゃんと車が走るようになっていたり
実際の街を歩いてるかのような、リアル感がグッと増した
■全シームレス化
戦闘に入る演出もそうですが
扉を開けて、店に入る
という行為も
暗転→データロード→MAP切り替え
などの間を挟まず
「扉を開けたら、そのまま店内フロアにシフト」
と、屋外と屋内が地続きになっており
実にスムーズなシームレス化がなされている
■破壊しまくれる器物
道端にある自転車や看板など
歴代シリーズでは、背景オブジェクトに過ぎなかった多くのものに
物理演算処理が施されており
体当たりなど、攻撃することで、動かしたり破壊することが可能に
それは
コンビニ内部にある商品棚も例外ではなく
そこで乱闘を行った日には、なんとも凄惨な光景が…(笑
BAD/REQUEST
■複雑な親心
桐生さんと同じく娘を思う親心みたいのが
歴代シリーズをやってると、まぁありましてね、うん
色々とショックも受けるわけですよ…
■俳優モデル起用の多様化
そこまで不満でもないのですが
4辺りから
俳優を声優に起用するのみでなく
本人をモデルとしたキャラを登場させることが多くなり
今作では、主要キャラの大半が
それで占められている
まぁ映画やドラマとして見れば不思議じゃないですが
「龍が如くのために作ったキャラ」
という意味での、オリジナル性が損なわれる側面もあり
そのポジションのキャラを
俳優モデルのキャラに託しちゃって良いの?
と、思ってしまった部分も…
■サブイベントの大幅削減
メインに合わせ
サブイベントも全て
フルボイス化された影響なのか
今作は、ややサブイベントの総量が少ない気がする(全50ほど)
歴代シリーズだと
後半10章以降に跨るほど
幅広くサブイベントが分配されてたのに(全80近く)
今作は中盤までに
ほぼ全てのイベントフラグが出し切られてしまう
あと、恒例の闘技場や修行もない
■真島・冴島・大吾が空気
桐生さんメインの最終章という節目にあって
シリーズ通して長く付き合ってきた彼らに、ほぼ出番がない
真島の兄さんとの決闘も
シリーズの恒例行事だったのに…
まぁそこを踏まえての
「クランクリエーター」SP参戦なんだろうけど
ストーリーとは無関係ですからねぇ…
一応、秋山さんについては、割と見せ場があります
■ダッシュ移動のボタン押し仕様
今作では
どれだけスティックを強く傾けても
歩く以上のことはせず
×ボタンを押しっぱなし状態にして
初めてダッシュができる
公式曰く「作りこんだ景色を、まったり眺めて貰うために決めた」とのことですが
やはり話が進むと
町のサブイベ巡りなどで土佐周りしたり
あちこち動き回ることになるので、ダッシュする機会が多くなり
それだけに、常にボタン押しっぱという状態は、やや辛い(指が痛い…
設定で
移動タイプの切り替えが
できるようにして欲しかった
■障害物に弱い投げ技
物理演算の影響なのか
ジャイアントスイングなどの振り回し技は
壁や障害物に当たると強制的に中断され、投げ飛ばす前に終わる
なので、狭いエリアで戦うと
すぐ物にぶつかり、1回転すらできないことも(笑
COMMENT
ついに
ひとつの区切りを迎えた
龍が如くシリーズ
随分と昔に公式の方で
「遥が成人になった時点でシリーズは終わり」
的なことを言ってた気がしますが
まさか、本当にその時を迎えるとは…って感じですね
しかし悪い点に挙げたように
シリーズ節目の作品にも関わらず
お馴染みのキャラが総出演できなかった+空気扱いだったのが、ちと残念
まぁ桐生さんの主役回が終わっただけで
同シリーズ系統の作品でもあれば、まだ見せ場があるかもですが
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
69pt
GOOD!
相変わらずリアルな街
いつものおなじみの神室町。今回も細かく描かれていて、『ああ、また龍が如くの世界に入ってきたなぁ』と思わせます。主観モードで歩いているとまるでリアルの街を散歩しているよう。スマホで写真も撮れます。通行人によってはピースしてくれたりもします
シームレス化
従来の戦闘では、雑魚戦がはじまると人垣ができて限られた範囲での戦闘でしたが、今回はどこまででも移動できます。逃げる事も可能です。コンビニの中まで引っ張りこんで中の商品棚をきれいさっぱりさせることも可能。爽快です。
戦闘
動きが滑らかになり、リアル感が増しました。その分かヒートアクションが減少、地味化しましたが、個人的にはよりリアルで好きです。戦い方もヒートアクション主体からアルティメットモード主体になるでしょう。育て方によるかもしれませんが、過去作とくらべて1回ごとの戦闘がサクサク進められる気がします。
キャラクター
今回も多くの新規キャラが出てきます。それぞれいい味出してます。また過去のようにカタカタ・・・とセリフが流れるだけでなくちゃんとフルボイスでしゃべってくれるので雰囲気が出てます。
ミニゲーム
龍が如くといえば寄り道とミニゲームですね。今回ライブチャット、クランクリエイター、素潜り漁、スナック、草野球など追加されましたがどれもそれなりに楽しめました。特にライブチャットは際どいですね。家族の前ではできません。伝説の極道、堂島の龍と呼ばれた元東城会会長4代目桐生一馬がライブチャットで盛り上がってる姿をみると笑えます。
BAD/REQUEST
マップの縮小とその他要素の減少
一番気になる事はこれでした。5では5都市で遊べたのに対し今回は2都市。広島は過去に登場したマップより狭く、神室町もこれまで行けていたチャンピオン街、ホテル街、賽の河原等に行けません。修行もありませんし、カジノもありません。闘技場もありません。天啓もありません。武器防具作成もなくなり武器を持ち歩く事も無くなりました。今回追加のミニゲームはありましたが代わりに多くのミニゲームが無くなりました。膨大なコンテンツが龍が如くの売りだったと思うのですが少し寂しいです。
キャラクター
まずシリーズ人気キャラである真島、冴島、大吾はほとんど出ません。花屋も古牧も出ません。それ自体はそれほどこだわらないのですが・・・代わりのインパクトのあるキャラがいれば。GOODでも書きましたが新キャラは良いキャラだと思います。しかし彼らの穴埋めができるほどかといえばそうでも無いのです。個人的には過去作の郷田、峯、渡瀬など、ベタでもいかにも強くて威厳がある絶対的な存在が欲しかったです。漢気はあるがイマイチ弱い、威厳があるが戦えない、権力はあるが見た目が弱い、強いが貫禄が無い、勢いはあるが無鉄砲など、どこか足りないのです。結局ラスボスも足りませんでした。
説明不足
あちこちで不評を目にしますがやはり原因は遥でしょう。5からそうですが、彼女の行動が大胆で強引、短絡的で突発的すぎます。序盤からいきなり疑問だらけです。終盤でさらに驚かされます。何故その土地へ行ったのか?もともとどう生活するつもりだったのか?彼女の身辺、心境の変化は?ほとんど描かれずに、納得のいく展開が無いままいきなり結果を突き付けられます。そしてそれらは最後まで描かれる事はありません。これでは古参のプレイヤーほど不満を抱くのではないでしょうか?もう少し納得のいく理由付けが欲しかったです。
COMMENT
12345プレイ、クリア済。0、極、その他ナンバリングは未プレイです。
6はプラチナトロフィーまでゲットしました。
どうしても過去作と比べてしまうのですが、すべてにおいて今一歩足りないというのが率直な感想です。5ではコンプに200時間ほどかかりましたが、今作は80時間足らずで達成されました。これがさらに次回作へ続いてボリュームアップするなら自作も期待できるとは思いますが最終章と謳っている手前、果たしてどうなのでしょう。個人的には龍が如くシリーズは大好きなので仮にタイトルが変わったとしてもこういったゲームは作り続けて欲しいところです。
ネガティブな意見も書いてしまいましたが、シリーズを通してプレイされてる方も、新規で過去作へ遡って良く方も十分楽しめる内容だとおもいます。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-06-12
GOOD!
〇ライブチャット
本作の新要素の一つであるライブチャット。
はっきり言ってボタンをポチポチと押すだけという、ゲーム性は皆無だが、しかし実にエロいのである。
もうミニゲームなんて形だけで、ただライブチャットでエロい事をしたい、というのがよく分かる仕様になっている。
しかしそれがいい。それでいいのである。
キャバクラやマッサージと言った『龍が如く』のエロ方面の集大成がコレと考えれば、なるほど頷けるものである。
〇マップのシームレス化
街から店などもそのまま繋がるようになり、ビルに入ると事務所があったりハンバーガー屋の二階で飯を食ったりする。
これにより街の世界観がより緻密になったと言える。
まあ一番の使い道は風俗ビルに入ってセクキャバを眺める事が出来る、それに尽きる。
〇大人の遊びスナック
キャバクラ、キャバレーときて究極の大人の遊びとも言えるスナック遊びが追加。
ぶっちゃけこれもポチポチとボタンを押すだけでゲーム性なんてあったもんではないが、しかしあのどうでもいい会話をして、最後は笑いで終わる雰囲気は、まさしくスナックのそれである。
あとスナックのママはシリーズの中でもトップの美人だと思う。
BAD/REQUEST
〇キャラクターの扱い
前々から思っていたが、ここの製作陣は遥が嫌いなのだろうか。
好き過ぎるが故のこの扱いなのか、あるいは単に物語を展開する上での都合の良いキーアイテム扱いなのか。
どちらにせよ、本作における遥の扱いはお世辞にも良いとは言えない。
『龍が如く』シリーズの主人公が桐生一馬であるのは言うまでもないが、澤村遥もまた主役の一人である。
しかしまあ前作でなぜかアイドルにされたと思えば、本作では中々に微妙な扱いを受けている。
お節介かもしれないが、シリーズの看板でもあるキャラはもう少し大事に扱った方がいいんでないかい。
〇戦闘の雑さ
元々、このシリーズの戦闘パートの出来が良いとはお世辞にも言えないが、本作はシリーズの中でも非常にストレスが溜まる。
雑魚的が大量に登場するシーンが多いが、その敵はこちらが後ろを向いていようがお構いなしに攻撃してくる。
一斉に大量の敵が殺到する為、数の暴力でボコられるという、ある種のリアルな戦闘になっている。
必然的に戦闘方法は敵集団から距離を取って自転車や椅子などの凶器を拾って敵を一掃する、というのが基本になってきて、雑魚相手に必死で逃げる桐生の姿から、かつて伝説の極道を呼ばれたなんて思えないだろう。
またボスクラスの敵はこちらの攻撃を超反応でガードや回避してくる。
あれ、これクロヒョウだっけ、と錯覚するくらいの強さである。
そしてフィニッシュブローはほとんど当たらないので、通常攻撃をペチペチと繰り返すのが一番効果的となる。
まあシリーズの恒例としてステップ攻撃が強く、特に前ステップパンチで大抵のボスは完封出来たりもするが。
COMMENT
これがシリーズの最終章なのか、というのが率直な感想。
システムやゲーム性など、細かい部分はさすがにシリーズを続けてきただけあって洗練されているところも多い。
しかし逆に惰性で続けている部分も多く見受けられる。
キャバクラなんかはもう無くしてもいいんじゃないのかというクオリティなので、やるにしてももう少し気合いを入れてほしかったところ。
正直、ヤクザゲームと言うよりは、ヤクザ風ミニゲーム集みたいなものになってしまっている。
個人的にはこれがシリーズの最後でなければ、もう少し評価は出来たと思う。
今後もシリーズが続いていく中の一作として見るならば、今回は少し毛色が違うな、という程度で済んだかもしれないが、これがラストだと思うとどうしても、そうじゃないだろ感が生まれてくる。
特に脇役に関しては、今までシリーズを支えてきた真島や冴島がメインストーリーに一切絡まず、新規キャラばかりで固められたのは、評価の分かれる部分だと思う。
むしろ最後だからこそ『龍が如く』オールスターの活躍を期待した人も多かったのではないか。
最後はヤクザとの決別が描かれると思ったが、結局ヤクザはどこまでいってもヤクザ、というのがこのシリーズを通して描きたかった事なのだろうか。