【PS4】メタルギア ソリッド V ファントムペイン レビュー
| 発売元 | コナミデジタルエンタテインメント （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2015-09-02 |
| 価格 | 9072円（税込） |
| レーティング | 【Ｄ】17才以上対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：タクティカル エスピオナージ オペレーション ■ プレイ人数：1人（オンライン：最大16人） |
- 総合ポイント
- 63
- (難易度)
- 2.82
- レビュー数
- 33
23人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1pt | 4pt | 3pt | 0pt | 0pt | 0pt | 2pt |
14pt
11人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 5pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt | 3pt |
45pt
GOOD!
メタルギアシリーズは、MG1、MG2、MGS、MGS2、MGS3、MGS4をプレイ済みです。PWとGZを未プレイ。
・オリジナリティ 4点
1.半オープンワールド化
これまでと違ってある程度任意に自分の潜入したい所選べるのは新しかったです。対空レーダーを落とすと降下ポイントが増えたりと、私がプレイしてきたシリーズの中ではなかったことでした。別に潜入せずに広大なMAPで狩猟したり、伐採したりと他のことも出来ます。天候によって視界や音が判別しにくくなったり、敵の陣形が変わったり等、細かい調整がなされているのも良かったです。
後はオンライン化ですね、MGSシリーズにも等々この波が押し寄せてきました。
2.グラフィック 5点
和ゲーでここまでグラフィックがいいのはブラッドボーンくらいですかね?初めて砂漠に着いたときは圧倒されました。特に砂と地面の色合いは良く出来ていると思います。キャラクターの動きもモーションセンサーから取っただけあってぬるぬると動く様はプレイして楽しかったです。
3.サウンド 5点
挿入歌最高!!これだけで5点満点！邦楽よ、これが｢歌」である。
4.満足感 1点
最初の方は興奮して熱中しましたが。中盤以降だれました。
5.快適さ 2点
UIはMGS4と余り変わっていない??(4を最後にプレイしたのがかなり前で分からなりませんが。)通常プレイに関しては問題ありません。大事なことなので通常プレイに限っては問題ありません。
6.難易度 3点
狭いところに敵が密集している形が多く、誘い出しに音を使用するとしっかりとカバーを連れて複数で確認してくるなどちょっと難しいかな
BAD/REQUEST
いい所もありますが悪いところも多々あるのが本作ですね。
・オリジナリティ
オープンワールドと謡ったもののMAPの半分くらい高い崖になって進入不可能です。崖にさえぎられてほぼ道なりに行かないと向かうことが出来ない場所が多く、何の為のオープンワールドなのか。そしてオープンワールド故、敵の施設と施設の距離がかなーり長いので移動に時間を要します。ミッションによってはかなり広域に渡るので非常に面倒です。しかもメインミッション中ではヘリでの移動が出来ないのに対し、ミッション完了後は一々ヘリに戻らないと移動するのがだるく、ミッションの殆どがヘリに乗っていないと受注できないという罠まで･･･拠点に戻らされてからミッションを選択して、またヘリで飛んで･･･もうオープンワールドじゃなくていいですね。ヘリを呼ぶ場所は制限されている上に時間もかかるので後半はミッション終了後にポーズ画面からヘリに戻っていました。テンポが悪すぎです。
後はオープンワールド化に伴い建物の数が減少し、野営陣地のような場所に潜入することが多い為、ゲーム本来にあった「隠れる」という行為がし難く、結果麻酔銃で相手を眠らせて進んだほうが早いというオチに･･･拠点にある通信施設を破壊すると増援も来なくなるので敵を倒しきって制圧した方が早いです。本作は英雄度なるものがあり、見つかると－10Ptになるのですが拠点を制圧すると+300Ptなのでどうしても通信施設を破壊後、制圧という流れになってしまいます。ペナルティが緩すぎですね。
後はオンライン化したのにサーバーが貧弱すぎて全然繫がらない、もしくは直ぐに切断されることですね。FOBを立てたはいいが防衛できないということが多々あり。
・ストーリーについて
他所でも書かれていますが先ず本作は「未完成品」であります。そもそも売り方に悪意を感じます。キャッチコピーは「英雄が、悪に堕ちるまでの過程を描いた作品」だったため、私はBIGBOSSがFOXHOUNDを再設立し、ザンジバーランドに至るまでの間の話を期待して買ったのですが、そんな所は一つも無かったです。ゲーム中に「To Be Continued」と何度も挿入されたシーンを見たことか。そう、これはどう考えても次作ありきの作品だったのです。KONAMIもメーカーなので利益を出さなければならないのはわかります。開発費の高騰もわかります。ですが、未完成品をあたかも完成品のように広告して売った罪は重いです。メーカーとしてあるまじき行為です。
少しネタばれになりますが、全50ミッションあり第一章が30ミッションまで、第2章が31から始まりますが、全ミッションの７割が単なる組織を大きくする為の資本稼ぎな上、第2章に至ってはミッションの9割が第1章の高難易度版で、流れるムービーも前にクリアしたものと全く変わらないという完全な作りかけです。第2章の本筋は30分くらいしかないです。「後はテープ聞いてね」ってテープ渡されて概要を説明されるだけ･･･本当に絶望しました。
敵ボスもボスと呼べるものはいないですね。私はシリーズ毎に個性豊かなボスが登場しててわくわくしながらプレイしてきましたが今回のボスは本当にぱっとしないし面白くない。
・グラフィック
5点をつけましたが崖のグラフィックはかなり粗いですし、その辺の雑草とかのテキスチャもやはり荒いです。そして崖の段差ですが何を基準に登れるのか登れないのかがわからないです。ちょっとした段差でも走ってそのまま駆け上がれなかったり、結構高い段差なのに登れることが出来たりと不親切です。
・熱中度
同じ拠点を何度も行く羽目になるので途中から飽きてきます。自拠点も拡大させるにつれて移動に手間がかかるようになってだるいという。私はこのゲームで広大なMAPを駆け回りたいと思ったことは無いです。限られた閉鎖空間で如何に敵に見つからずに迅速に行動するかが面白いのだと思います。一応動物保護とか原料となる植物を取ったり出来ますがそんなのは某狩猟ゲームの真似でしかないですよ。
・満足感
ストーリーでも述べましたが、完全な「未完成」品です。序盤は新しい世界を楽しむことが出来ますが中盤辺りからは苦痛でしかありません。
・快適さ
ミッションを始めるたびにヘリを呼ぶのでテンポが非常に悪いです。そしてメインミッションを始めると必ず開発人の名前が毎回入るのもうっとうしーです。MAPは広すぎて移動も面倒。拠点に帰るとまたヘリを呼ばないといけないので面倒。ヘリのシーンは最初は面白かったですけど毎度入れられるのは苦痛です。中盤以降ポーズ画面からヘリに戻ってました。MAPが広すぎるのでヘリで自由に移動したいのに上述のヘリシーンの為に呼びたくない、探索も面倒という心折設計の為ストレスマッハですね。
後は拠点の開発です。ゲーム中はゲーム内時間が設定されているため昼夜が結構な頻度で変わっていくのですが開発時間や派遣ミッションに関してはなんと実時間です。何でこうしたのか分からない･･･しかもゲームを起動していないと開発時間は進まない為、後半拠点の開発を終えるのに2時間とか出た日にはやはりストレスマッハでした。そのためのあの膨大な量のサブミッションが用意されているんですかね？サブミッションの9割はストーリーに関らない単なる傭兵稼ぎなので時間のない人にやる気なんぞ起こりませんよ。
・難易度
自分で設定できません。自由度が合ったからこそスーパープレイや楽しみプレイ等、幅広く遊べていたのではないでしょうかね?
COMMENT
PS4版で購入。未完成品を買わされるとは思いませんでした。DLCを望む声もあるみたいですがｺｼﾞﾌﾟﾛが解散させられている現状これで終わりでしょう。MGOの方も期待して購入したのですが現状のサーバーの脆弱性を考えるとどうも快適に楽しめそうにありませんね。
MGO次第で手放す人がかなり多くなると思われますので、これから購入を検討している方は10月まで様子を見たほうが良いと思います。
ボリュームだけならかなりあるので作業が好きな人や時間を潰したい人にはあっていると思います。
6人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt |
72pt
GOOD!
グラフィックがきれい
キャラクターとオブジェクトのモデリング、ライティングとレンズフレアエフェクト、空気感の表現、どれも高い完成度です
映画のようなカメラワークと迫力ある演出のムービーシーンも必見です
これまで数多くの海外ゲームをやってきましたが、人物、人工物、岩や土など自然のオブジェクトの質感やエフェクトの使いどころなんかは、海外ゲームに劣らないほど、徹底して作り込まれていますね
ムービーシーンでのレンズフレアの多さは制作チームのこだわりを感じるほどです。
ステルスゲーム×オープンワールドというゲームシステムもなかなか良い
オープンワールドということでマップが広く、潜入できるルートも様々、さらに天候や時間経過が潜入に与えてくれるメリットもあります。
高い場所から双眼鏡で基地を偵察し、敵をマーキング、砂嵐に乗じて潜入....というのもできて面白い
といっても、敵も無能ではないので、ヘルメットやシールドで不意打ちに備えたり、時間によって警備ルートを変更してこちらの潜入ルート付近の警備を強化してきます。
そのおかげで、こちらは色々な潜入ルートと侵入ポイントを発見できますし、戦略性も上がり、違った攻略、楽しみ方ができる
リアリティと潜入のスリルはシリーズでも一二を争うほどです。
GMPを消費して武器や装備品を現地に届けてもらう補給要請システムも便利
敵に発見され戦闘になり、弾薬が少なくなってきて一度体勢を立て直したいって時にかなり使える
そのまま戦闘続行するか、敵の警戒態勢が解かれるまで隠れて再び潜入するか、 敵地の状況や自分のスタイルに合わせて補給ができます
崖の上から偵察していて、スナイパーライフル持ってくればよかったなぁ・・・、と思った時も補給で届けてもらえる
敵の攻撃ヘリに見つかってしまったけど、麻酔銃とショットガンしか持ってきてない(ｵﾜﾀ)って時にも、対空ランチャーを届けてもらえます
(ただし、物資が届くまで少し時間はかかります)
武器、装備品の開発、マザーベース拡大などの育成要素。
マザーベース(自分の基地)は最初、小さいです
ミッション中に敵兵士を回収して仲間にできます
仲間にした兵士は、戦闘班、研究開発班、拠点開発班、支援班、諜報班、医療班、警備班に自動的に配属されます
(自分で配属先を変えることもできます)
それぞれ兵士の能力に合わせた班に配属させ、班のレベルを上げていくことで新しい装備を開発したり、ミッション中により効果の高い支援が受けられるようになります
面白い要素ではありますが、人によっては、ただ面倒くさい要素に思えてしまうことはあるでしょう
潜入のスリルと戦略性の多さ
数多くのやり込み要素は、さすがメタルギアと言ったところでしょうか。
BAD/REQUEST
ストーリー後半が未完成
序章と第1章は完成しているので面白かったのですが、第2章からストーリーミッションが激減します
第1章のミッションの高難易度版が大半を占めています
しかも全部ではなく、バラバラ
「なんでこの2つのミッションだけ装備現地調達バージョンなの？」
そして第2章の途中で、いきなり最終章のミッションが追加されます
その最終章のミッションをクリアしたら、ストーリーは終わりとなるのですが、ムービー以外は序章のミッションと全く同じ内容
ラスボス的な存在もなく、クリアした後もなにか物足りないし、あまりにもあっけない
(ストーリーをクリアしたこともわからなかった)
伏線丸投げで、ストーリーがきちんと終わっていない。
ミッション開始してから降下地点に着くまで、毎回同じ演出を見せられるのはつまらない
プレイヤーキャラの顔アップ→立ち上がってヘリのドアを開けて、また座る→降下地点に着くまで景色を眺める→降下地点到着
と、毎回同じ演出を見せられる
スキップできるようにしてほしかったです。
COMMENT
プレイ時間は180時間程で、メタルギアシリーズはアシッドやゴーストバベルなどの外伝を除きプレイしてきました
グラフィックとゲームシステムはとにかく素晴らしいの一言
ボリュームもあり、とても楽しめています
しかし、ストーリーは残念！ シナリオはともかく、ストーリーが未完成なのが残念でなりません
第2章後半の唐突なストーリー展開も納得がいきませんね
制作会社のほうで色々あって開発が遅れたとか、開発費用を使いすぎたとか、事情があるのでしょう
それはわかりますが、これが最後と思うとなんだか悲しいですね.....
ちなみにMGSVグラウンドゼロズとMGSVファントムペインは、MGSピースウォーカーからの続きなので、本作品をプレイする前にをやっておくことをおすすめします。
7人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 5pt | 3pt | 1pt | 1pt | 3pt | 4pt |
44pt
GOOD!
グラフィックは海外のものと比較してもかなり綺麗です。
操作性も良く、キャラクターを動かすのが直感的でシンクロ感もあります。
今後、この規模の国産ゲームが出ることはもうないのでは？と思えるほどの物量と作りこみがこのゲームにはあります。
安くそこそこに作るのが一般的になってしまった国産ゲームとは対照的で、この点を一番評価したいと思います。
BAD/REQUEST
■プレー開始5時間は神ゲー、10時間で凡ゲー、それ以上は飽きとの戦い
最初は作りこみも素晴らしく感動するのですが、プレー時間が長くなるにつれて、単調さが苦痛になっていきます。
どこもかしこも砂漠ばかりで見た目も似たような建物ばかりなので見た目の変化が少ないです。
物凄く広いマップを手間のかかるファストトラベル（有料の飛行機）や馬・車で行ったり来たりするのも徐々に辛くなります。
戦争を思わせるアフガンの現実的な潜入ミッションと、SFチック？サイコチック？なキャラの存在は水と油。
彼らは作りこまれたマップの世界観をぶち壊し、物語の安っぽくしていると感じます。
世界観に合わないエスパーみたいなキャラが出る度に冷めてしまいました。
■武器・装備変更のUI
使い勝手が悪い。持ち物の数が多いのはあるが、直感的に変えられるようにすべきだった。
せめて武器は武器、アイテムはアイテムでひとまとめにするべきだったと思います。
■難易度が中途半端
遠距離狙撃や気球でぶっ飛ばすことを前提とすると、難易度はvery easy。
隠れ進もうとすると難易度はInferno。
難易度設定がないのもありますが、かなり極端。
COMMENT
グラウンドゼロズが凄く面白かっただけに非常に残念です。
体験版があれだけ面白かったので、本編も面白いに違いない！と思って買いましたが勘は外れたようです。
はっきり言って、オープンワールドにしたのが間違いだと思います。
結局はミッション領域なるものが設定されているので、横に広い意味もさほど感じません。
グラウンドゼロズくらいの箱庭を10個程度、大きくシーンの変わる形で用意すればそれで十分だったのではないでしょうか。
マップもミッションもマザーベースも全てがそうですが、とにかく単調です。
最初のプレー数時間で感じた「やはり神ゲーだ！！」という感想から、ちょっとずつ単調さが気になりはじめ、最後には「長すぎる上につまらないし、疲れるゲーム」という感想へ変わっていきました。
短時間でここまで評価が急落していくゲームって他に無かったような気がします。
購入ははっきり言っておすすめしません。
Amazonレビュー
レビュー日： 2015-09-18
プレイしたばかりは先が気になるシナリオ、新システム、新キャラ、新マップ、自分で考え潜入できる喜び(ザ・ジョイ)を感じます。
二章に突入すると違和感を感じ始めます。進まないメインOPS、シナリオに。
そして、唐突に始まるスタッフロールとエンディングに「えっえっ？終わり？まだ続くんだよね？」と恐怖(ザ・フィアー)します。
そして、本当にストーリーが終わってしまい(ジ・エンド)その恐怖は虚無感にも似た哀しみ悲しみ(ザ・ソロー)に変わります。
やがてソローは、KONAMIと小島監督への隠しきれない抑えきれない怒り(ザ・フューリー)になります。
「俺が待っていてのはビッグボスが悪に落ちた理由だ！ふざけるな！ちゃんと完結させろ！」
どんだけ叫んでも意味はありません。私が知っているKONAMIと小島監督はもういないのだから…。
そして、二度と語られることのない物語を想いながら胸を痛め(ザ・ペイン)ます。
失われた物語。失われたこのシリーズへの想い。
それらは幻肢痛(ファントムペイン)となりこれから先も私達を苦しめることでしょう。
ということで星１つ。
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GOOD!
・さすがのグラッフィクです。人物、風景など細部にまで作り込まれていて、なおかつ直感的でスムーズな動作を維持しているのはさすがだと思いました。
・映画のような演出
・武器のカスタマイズやバディのカスタマイズ。
・好きなプレイスタイルでクリアすることができる。完全ステルスで痕跡を残さずにミッションを達成するもよし、皆殺しにして基地を後にするもよし。
BAD/REQUEST
とりあえず言いたいことは山ほどあります。
・本編
序盤の盛り上がり具合とは対照的に、中盤かなりつまらなくなり、終盤に至っては「は？」という一言しか出ませんでした。
開発がコナミによって打ち切らさせれたとは聞いていましたが、その代償としてストーリーがかなりちぐはぐです。
第一章が終わってからはストーリーの続きがみたけりゃ難易度だけ上げた高難易度版の焼き増しミッションをクリアしなければならず、ただただ苦痛でした。最終章なんて第１ステージのチュートリアルをムービー込みで全部丸々やり直させられるんですよ？（一応ストーリーの理解に必要な演出は入っていますが）
一番納得いかないのが、それこそムービーでやるような重要なイベントなどが音声ログだけで済まされているということです。
淡白なメニュー画面からずっと声だけが聞こえている、まるでラジオ番組を聞いているかのようなイベントに誰が感情移入できるのでしょうか？「ここを深くやってくれたら絶対に面白いのに・・・」と思うシーンが多々あっただけに残念でなりません。
・ゲームプレイ
ただただテンポが悪い。
ミッションを選び、出撃したらまず始まるのはスネークのドアップからの砂漠観光ツアー。
これが毎回毎回挟まれるんです。さすがに飛ばせるようにしろ！と途中からは目的地に着くまでの暇つぶしに漫画を読みながらプレイしていました。
ヘリの呼び出しには時間がかかり、わざわざ着陸地点まで移動しなくてはいけないため、次のミッションをやろう！と思ったときには
ヘリを端末から呼び出し、さらにその着陸地点まで移動したのち、ロードをはさんでメニュー画面に戻り、マップを開き、ミッションを選択し、ロードを挟み、またスネークのドアップから始まり、砂漠観光をし、目的地に降りてからやっとミッション開始！かと思いきや、そこからミッションのある場所まで移動・・・
途中からうんざりしていました。これならPWのステージ式でよかったじゃねえか！と。オープンワールドは兵士集めのための１モード
としてでよかったのでは？プレイ時間延命のための仕様としか思えない。
・ＦＯＢ
これいらなかったでしょ？もう通知がうっとうしく、やる価値もないのでずっとオフラインモードにしていました。
友達のベースに侵入できると宣伝しておきながら、ふたを開けてみれば敵のレベルやカスタマイズに応じて使いまわしのベースに監視カメラが付いたりドローンが飛んでいたり・・・ただそれだけです。追加のベースを作りたければ課金ってバカなんですかね？課金する価値もないモードでした。コナミが無理やりとってつけた課金要素ですね。
・ＭＧＯ
純粋に面白くないです。角待ちステルス迷彩ばかりでうんざりしました。制限時間が短いのもあり、先にアドを取ったチームがステルスで逃げ隠れ続けて終わる試合もありました。マップもたったの５つしかなく、３つしかないモード、少ない武器に、国内回線でなければラグラグでひどい挙動。そもそも一か月遅らせて登場したにもかかわらず、サーバーの整備ができておらず切断、メンテの繰り返し。かなり楽しみにしていただけに残念なモードでした。
・マザーベース
カスタマイズなんて期待しないほうがいいです。色変えるくらいです。動き回るのも無駄に広く、レスポンスも悪い。
ていうかここに戻ってくる意味があまりないです。イベントの時に仕方なく戻るくらいです。
・無線
プレイ中のネタ無線なんてありません。３のネタ無線が大好きなだけあってすごく残念でした。オセロットは住民がいなくなったことで野生化したヤギの事ばかり、カズもミッションをやるなら端末から選択してくれと序盤のチュートリアルのようなことをいつまでもしゃべり続けます。MGS4から少なくなってはいましたが、今回は無線の価値がほぼ皆無となっていました。
COMMENT
メタルギアシリーズは全作プレイ済みです。（ＭＧ、ＭＧ２はＭＧＳ３の特典に入っていた復刻版ですが）
細かい不満を上げるとまだまだ出てきます。
これがメタルギアシリーズの最終作とは考えたくないですが、これ以上コナミにメタルギアを壊されたくないのでもうこれでいいです。
開発が打ち切られたという話を聞いたときは小島監督もさぞ悔しかっただろうなぁと。こんな未完成品を最終章として発売する羽目になったんですから。
メタルギアシリーズで初めて２周目に突入することもなく、ただただ大きい限定版の箱だけが本棚に置いてあります。
とってつけられた課金要素、開発打ち切り、それを知っていながらもブランド名だけで誇大広告。
「名作をどうすればぶっ壊せるか？」
そのお手本のような内容をコナミはやってくれましたね。この会社大嫌いです。
中古で安くなって来たら買ってみるのもいいかもしれません。そのレベルの作品です。
いちメタルギアファンとしてひどくがっかりさせられた作品でした。