【PS3】End of Eternity(エンド オブ エタニティ) レビュー
発売元 | セガ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-01-28 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 【廉価版】 ■ 発売日:2010/12/09 ■ 価格:3,990円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 3pt |
42pt
GOOD!
■戦闘
インビジブルアクションはRPGでありながら、
スタイリッシュ系アクションゲームのような爽快感がある。
■グラフィック
トライエースのゲームなのに、キャラクターの目が死んでいない。
■シナリオ
シナリオ自体はつまらないのだが、
たまに入るおふざけが面白かった。
ビッグマグナムは、かなり笑った。
■服装変更
これが意外と嬉しかった。
こういう要素はありそうで、なかなかないですよね。
防具としての性能があれば、さらに良かった・・・。
BAD/REQUEST
■説明下手
このゲームのほぼ全ての要素において、説明下手だと言えると思います。
説明が不足しているというより、下手なんです。
説明があるのに、意味が分からない。
(1)戦闘
他の方も散々言っていますが、まず、戦闘が意味不明だと思います。
随分と時間のかかるチュートリアルをやらされるのに、
あんなものでは、誰ひとりとして、まともに戦闘を理解出来ないと思います。
(2)ミッション
ミッションの説明もそうです。
・掲示板を見た後、依頼人に話さないと駄目
・ミッションはクリア後に報告してナンボ!
こう、NPCに説明されますが、
いざ、ミッションをクリアしたら、NPCに報告しに行く前に、報酬入ります。
「え・・?報告に行かないでいいの??」
このゲームはまず、ここから始まります(笑)
(3)シナリオ
ゲームの始まり方も、唐突過ぎて全く意味も分からず、
その後の展開も終始説明不足でこの人たちなんでコレやってんの?
あそこ行ってください。コレやってください。
唐突に言われたお使いで動いている印象が強く、
俺、なんでそこに行くのよ・・と、思う時間も長い。
キャラの説明も少なく、全体像もつかみづらい。
(4)エナジーヘキサ
エナジーヘキサの使い方ひとつとってもそうです。
この道具は、通行できないエリアを開放する道具なのですが、
きっと誰もが最初に、「は?なんで使えないの??」という壁にぶち当たると思います。
このゲームは、ありとあらゆる要素に説明があるのですが、
全てが全て、簡単に理解できる水準にありません。
はっきり言って、かなり苦痛です。
■マップ
大戦略を思わせるようなチープな6角形マップ。
さらに気になるのが、位置固定のエンカウント、そして、宝箱。
こっちが一つ動いたら、敵も一マス動くくらいの事はしたらいいじゃん・・・。
それすらしないのであれば、敵いらないよね・・と思った。
そして、一度入ったら最後。装備変更すらできないダンジョン。
■戦闘
斬新だ斬新だと言われていますが、
自分はこのゲームを始めてすぐ、戦場のヴァルキュリアを思い出しました。
未プレーの方は、あのゲームのマップを小さくした戦闘だと、
考えると分かりやすいかもしれません。
なので、ヴァルキュリアとの差について話してみようと思います。
(1)仮ダメージの後に、ダメージを確定させる攻撃を行わないといけない
戦略性が上がった!と喜んでいる人もいるようですが、自分は逆でした。
これって、ドラクエで言えば、
魔法だけじゃ、どんなにダメージを与えても倒せませんよ!
必ず最後は武器で攻撃しなさい! と、言っているようなもの。
正直、面倒くさいです。
(2)チャージ
ゲーム的な爽快感を失う一つの原因になっていると思う。
武器をカスタマイズするだけでも大分変わるのですが、
特に序盤のクソ長いチャージは、もう苦痛としか言いようが無かった。
(3)敵の攻撃による行動のキャンセル
チャージで爽快感を失うといいましたが、これもその原因の一つ。
RPGである以上、テンポって大事だと思うんですよね。
(4)戦闘フィールドの構成
ヴァルキュリアでいうと、何もない野原で戦っているのと同じで、
利用できるオブジェクトの少なさが凄く気になった。
フェンスなども一応あるのですが、
平たいフィールドにポーンっと配置されたフェンスが、
物凄く不自然で、工事現場に見えた。
ゲーム的に欠点だらけかと思えば、
インビジブルアクションの爽快感と格好良さもある。
だから、ゲームとして、凄く未完成なのだと思う。
COMMENT
ここでの評判が良いので買ってみましたが、
そんなに絶賛されるようなゲームではないと感じました。
このサイトのどこかに
「続編は評価が低くなりやすい。新規作は高くなりやすい」
という説明があったような気がしますが、
モロこれに当てはなるゲームかな・・と思いました。
説明が下手クソなマニュアルやチュートリアルでは、
喋りが下手な先生の授業(講義)を思い出しました。
こう言うと、快適さ1をつけてしまうようなイライラ感が伝わりやすいでしょうか?
話している本人(説明を作った開発者)だけがしっかり内容を理解しているが、
説明が下手過ぎて、生徒に何も伝わらないあの感じです。
ああ・・眠い・・ダルい・・授業意味わかんね。
元から分かっている人にしか伝わらない下手クソな説明でした。
戦闘はヴァルキュリアから一歩進んだが、二歩下がってしまったような印象を受けました。
全体から漂う未完成感は、HD機のRPGでは良く感じる事ですが、
決して悪いゲームではないとも言えると思います。
自分の場合、「高得点の付いたゲーム」という前提があって買っているので、
なんだ。この程度か・・・という残念なイメージが強い気もしますが。
ヴァルキュリアをプレーしていなくても、また、印象は違ったかもしれませんが。
まだまだ問題山積みのゲームだとは思いますが、
将来性のある戦闘なのではないでしょうか。そう思いました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt | 3pt | 2pt |
40pt
GOOD!
戦闘システム。確かに類を見なく、斬新と言ってもよい。パズル、シミュレーションの要素もまじり、普通のJRPGとの違いがありGOOD。
キャラクター。バランスが良く、仲間で家族みたいに感じた。
服を購入でき、着せ替えれる。自分好みにでき、ムービーにもちゃんと対応している。
インストールができ、ロード時間もストレスを感じない。
BAD/REQUEST
最初にチュートリアルの不親切の件。細かい文字がびっしり書いてあり、またバトルが複雑な為、何回も読まないといけない。お手本動画など入れるともっと解りやすいはず。
システム。戦闘などは斬新なのだが、理解してもさほどおもしろいとは思わなかった。スキルなどレベル上げの為、何度も武器を持ち替えて雑魚と戦う作業は疲れるでけであった。
カメラワーク。360度ではなく視点が決まっている。PS2のゲームみたいに感じた。バトルでは回せるが街に入ると動かせない。
グラフィックス。これもPS2並。
セリフ。バトル中から、普段の絡みまでとにかくサブい。中学生仕様。
ストーリーや世界観。最初からミッションが始まり、それに沿ってストーリーが進む。が、ほとんど意味が解りにくい。いきさつなどを教えてくれるのではなく、各々感じろ、という仕様。
格闘場。チャレンジできるがランクを上げるのに3回同じような相手と戦わなければいけない。しかも観客などいなく、静かな場所で行う。
武器について。街などで購入するのではなく、3人で使いまわす。カスタムなどいらないのでは?
COMMENT
評価が良いので購入しましたが、見事失敗したと思ってます。世界観からストーリー、サウンドまではよくあるRPGです。 最大の売りの戦闘システムでさえ楽しいより作業に感じた。 子供のような絡みと、シリアスな部分がずっと続き辛かった。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 1pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt |
39pt
GOOD!
◆ムービー中にキャラ達の言うジョークや行動には時折笑わせてもらいました。
◆追撃が決まったときは爽快です。JackPotって感じですね。
◆音楽はともかく効果音が爽快感を後押ししています。
BAD/REQUEST
◆ここまで敵の種類の使い回しが酷いゲームはかつてなかった。形だけではなく攻撃方法までほぼかわらず。ここが一番酷い点。
◆あらゆる点で自分のわがままとは違う、明らかな不親切さを実感してしまう。
◆武器のカスタマイズがあまり楽しくない。誰がやっても最終形は数パターンしか無いと思う。この程度なら単純に強い武器が次々登場する仕組みで充分かと思った。
◆闘技場のコインシステムはダメすぎる。弱いランクほど何度も往復する羽目になる。
◆ストーリーに沿って行動している感はほぼ無いと言って差し支えないです。各チャプターの最初と最後にムービーが流れるだけといえばそれだけ。本編の多くの時間をサブミッションに費やす事になるため、あらすじなんてどうでもよくなる。
◆カメラと音の出所の位置関係次第で突然テレビから爆音が出てビビる。
◆ボスキャラと雑魚キャラで、対して戦略は変わらない。多少慎重になる程度。雑魚バトルに至っては毎回同じ詰め将棋。
◆作業ゲー、2周めなんてとんでもない、2が出ても買わないでしょう。
COMMENT
◆スカした台詞が苦手な人は、コンフィグで台詞のボリュームを0にすれば問題ないかと。
◆自分の行動範囲を広げたり、有利な状況を作り出すために必要なヘキサというアイテムを大量に集めなければなりませんし、他の部分においても必ず連戦が必要になります。ここで優れたバトルシステムが完全に裏目になっています。要するに毎回アレは面倒です。なのでバトルシステムについての評価はオリジナリティのみとしました。
◆悪い点の方が多く述べましたが、1周だけならクリアまで続けるまでのテンションは保てるだけのおもしろさは持ったゲームではあると思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2010-02-16
ストーリー: いまいちまだ分からない。。。スタートはいきなりクエスト発生し、ちょっと戸惑いました。ちょっとずつ3人の謎がとけて行きます。がこれはこれで良いと思います。
マップ: ワールドマップはパズルみたいな感じですモンスター(ランダムバトル)が落とすピースで進めない場所をうめて進めるようにします。マップはカーソルで移動します、でカーソルがプレイヤー扱いでカーソルを動かすとランダムでバトルに入ります。町はFFなどに近い感じです。
バトル: 戦闘はなれればおもしろいです。ただ個人的にインビンシブルアタック中いちいちシーンが変わるのが気になります。攻撃中はシーンチェンジなしでゲージがたまりそのまんま攻撃できた方が良かったと思います(攻撃によってはシーンが変わるのはOKとおもいます、たとえば手榴弾を投げるなど、もしくはスローモーションにかわるとか)。
キャラ: そこそこ。。。リーンベルはかわいい。キャラの服装など変えれるのもよいです。
自分が悪いと思う点はマップのカーソルとショップのアイテム値段と最初のいきなり感。
あと久しぶりに説明書を読みました。普段はプレイしながら覚えたりチュウトリアルでやってます。やればやるほどはまっていきます。
GOOD!
・キャラクター
1にも2にもこれだと思います。とにかくキャラが立っている!
最近私がプレイした他ゲームは4〜8人のパーティの中から操作キャラを選ぶものが多かったしそちらのほうが好きなのですが、エンドオブエタニティは味方キャラ3人、敵キャラに至っては「こいつ!」と言えるボスキャラがいない。というか根からの悪人がいない。
でもそれでも満足できるほどゼファー・リーンベル・ヴァシュロンに個性があり魅力的でした。
・戦闘
ゲームの戦闘方法は大きく分けて2種類。
シームレス(MAP移動→戦闘時に画面が切り替えられず、広大なフィールドの中で敵と戦う方法)とランダムエンカウント(MAP移動→戦闘時に画面が切り替えられ、フィールドで敵と接触することによって戦闘が開始される方法)があります。
前者はキングダムハーツ、ゼノブレイド、オブリビオンなど。後者はFF、ドラクエ、ポケモンと、こちらのほうが馴染みがあるでしょうか。
少し難しい話になりましたが、エンドオブエタニティの素晴らしい点はその2種類の戦闘方法をどちらも採用しうまく融合させ、新しい戦闘方法を編み出しているところ。
戦闘自体はリアルタイムで行われますが、ターン制の特徴も随所に感じられるので今までなかった戦闘が楽しめます。
戦闘時の掛け合いは「これこそがラストストーリーのやりたかったことなんだろうな……」と。楽しませてもらいました
エンドオブエタニティ独自の戦闘ができる。オリジナリティ溢れた長所です。
また、雑魚敵でも舐めてかかると一気にDANGER(瀕死)状態にまで追い込まれロードしなおすはめになるので戦略が必要です。それがこのゲームの良いところでもあり悪いところでもあるのですが、悪い部分はBADで追記。
・コスチューム
可愛いものからかっこいいものまで、果てはネタ装備まで豊富で文句なし。
特にリーンベルとゼファーの服装には凝りました。右目グリーン左目パープルでオッドアイにしてみたり、猫耳カチューシャつけてみたり。ムービーにも反映されます。ヴァシュロンにはぬいぐるみ着せてムービー見て爆笑してました。完全にネタ要員です。……しかしヴァシュロンの通常服が総じてダサいのは何なのか。おっさんだからか。
BAD/REQUEST
・ストーリー
「難解」だとか「入りにくい」とかそんな生ぬるい甘いものではないです。全く理解できない。まず登場人物・用語に関して十分な説明もなく話が進行していくのでどこの誰かも分からない人が「ロエンが――」「バーゼルが――」「我々はクォーツを介してゼニスに管理されて――」その言葉は人名なのか、土地名なのか、宇宙語なのか!? というかお前は何者なんだよ!
そんな設定よりもヴァシュロンの変態っぷりやゼファーのヘタレを見ているほうがわかりやすいし面白い。前半のギャグから急にシリアスになって(雰囲気はシリアスだけど内容は薄っぺらい)失速した印象。
・フィールド・ダンジョン
機械に管理されたタワーが舞台ではある点を差し置いても、寒冷地では吹雪いているだけだし森も廃墟も鉱山も廃坑も教会も対して見栄えが変わらないのがとても残念。敵も色違い(どころかぱっと見ほとんど違いがない)ばかり。
街も狭くて臨場感がない。遠景を見たいと思っても視点を動かすことができない。
そんなのだから街から街あるいはダンジョンを移動するときも点と線で結ばれた味気ない地形を移動している感覚しかなく、しかも自由にワープできないので面倒くさい。
せめて3人称視点(移動している人の背中が見えている視点)にすれば違ったのでは?
・戦闘
先ほどDANGER状態について触れましたが、ここで追記を。
戦闘は雑魚でも一見殺しなところがあり、DANGER状態やゲームオーバになることが多いのですが、コンティニューするのにお金が必要で、お金が尽きたりどうしても敵を倒せなければロードするしかありません。ダンジョンに入るとセーブできないのでだいぶ前からやり直したり……。正直きつい。ボス戦前でセーブさせろよ! 死んでも得するように作れやぁああっ!!
今ではゲームの中断時だと割り切ってますが快適ではないですよね。
COMMENT
総評を言えば前半は楽しい、後半は作業。快適性に欠ける。
シームレスリアルタイム戦闘多人数パーティ魔法職が好きな私にとっては選んだゲームが悪かったのかなと。王道RPGが好きな人には向きません。ストーリーをサクサク進めたい! という人にも向きません。
2000円もせずに3か月遊んだわけですからコスパには優れていますが4倍の値段してでも納得のいくゲームを買うべきでした。