オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt |
78pt
GOOD!
・快適さ
前作との比較になってしまいますが、ローディング含め移動全般が大きく向上しています。
・ストーリー
お使いゲーからストーリーを追いかけるゲームに一身されました。
といっても「閃の軌跡」という内容の無いゲームの続編なので引き込まれるような話ではありませんでしたが、それでも前作と比べると断然イイです。
・ボリュームのちょうど良さ
やりこめば恐らく60時間はあったでしょう。
私はサブクエストを一切やらなかったので25時間程度でした。これは時間の無い人、ある人どちらも楽しめると思います。
・戦闘の難易度
ハードでプレイしました。レベル上げを適度にこなさないとろくに攻撃が通りませんが、適度にレベル上げしておくと何とか倒せる。これは良く出来たバランスだと思います。恐らくノーマルやイージーだと雑魚的を避けてボスだけと戦っていってもクリアできるバランスなのではないでしょうか?
BAD/REQUEST
・ストーリーの内容の無さ
前作の複線の2割くらいは回収しました。それだけです。
配慮した上でネタバレしますが、本編クリア→外伝→後日譚とあります。本編と外伝のラストは良く出来ていました。しかし後日譚の内容が皆無です。敵と戦うだけ。ただのモンスターなので戦う意味も無い。モンスターも何も得るものがなくてすまないとか言っています。。。後日譚をクリアして初めて引き継ぎ用のクリアデータが作成されます。一応クリアしましたけど。クリア後の嫌な気分になりました。
・弱すぎる味方キャラがいる。
ラウラ、フィー、マキアス、ミリアム、サラ、アンゼリカ…ヒロイン候補のキャラもいたでしょうに、弱すぎました。
COMMENT
難易度、快適さとちょうど良く、前作をプレイした人間なのでその快適さの進化に感涙しました。
1をクリアした全ての人間に、新品で買うことを薦めます。
恐らく1をやっていればこれをやらなくても次の軌跡のシリーズの続編になんら差し障り無いくらいストーリーに内容がありませんでした。
でもいいんです。1より遥かに快適なゲームだったので。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
80pt
GOOD!
ファルコム作品ファン歴20年超のいい歳のユーザです。この軌跡シリーズは空の軌跡に強い感銘を受けていつも期待してプレイしています。空の軌跡からずっとストーリーと世界観を連続性のあるものとして楽しむことができています。このような長い期間、ずっと楽しませてもらえるのは素晴らしいことです。また、音楽は相変わらず秀逸です。聞いていて良くないと思える曲が殆ど存在しないのはファルコムの作品のみです。そして、学院生は相応の個性のあるキャラクターも多く、やり取りをすることが「学生」を描く上で成功していると思います。また、戦闘は非常にテンポがよく、難易度を高めると歯ごたえもあり、とても楽しめました。
BAD/REQUEST
メインのストーリーが今ひとつです。内戦を描いているのに、開発期間の短さと予算の制限を受けていることも影響していると思えるくらいにメインのストーリーの厚みが足りません。ファルコムの作品はみだりに殺伐としないような王道の安心感のある世界観が美点だと思いますが、今作は紹介されていた敵と戦うことがまずありきで、そこからストーリーがはめられている感じで、戦うことの動機付けや戦った後の終わり方も深みを感じません。開発期間が短くても相応の販売価格で出している以上、みだりな水増し要素はやめて欲しいです。特に最後の最後のところはラストダンジョンは冗長です。プレイ時間が長いのはコアなファンとしてありがたいですが、敵キャラの使いまわしがストーリーにもこじつけの要素となっているのを感じると冷めます。また多くの人が言及している絆システムは印象に残らないので全廃してほしいです。メインストーリーの中での連続性がない主人公を中心としたやり取りは心に残らないんです。しかも周回プレイ前提でないと全員分見れない。見てもごく一部を除き、面白いと思えない。心に残らないことを続けることがファルコムさんにとって良いとも思えません。例え閃Ⅲが出てもやめる、という勇気ある決断をお願いしたいです。
COMMENT
長くのファンとして残念な気持ちと今後への期待が混ざっています。メインのストーリーが厚みを感じなくても、素晴らしい音楽、爽快な戦闘、一部サブクエストの秀逸さ、学院生や街の人々との丁寧な会話の変化、など、局所的な要素だけでも可能性を感じます。これらの中でキラリと光る要素がある以上、メインストーリーを素晴らしいものにする力がファルコムさんは間違いなく持ち合わせている気がします。それだけに今作は残念な点多いです。作品は売れなくてはしょうがありませんが、私のような古参のファンからすると、軽々しい恋愛要素やキャラクターの格好や女性キャラ多用など見かけのパフォーマンスで売り上げを伸ばす手法をメインとするのでなく、あくまでストーリーを重視して欲しいです。当時、PCの空の軌跡をプレイしたときに、主人公2人のみならず登場人物のすべてに強い存在感と魅力を感じたことは見かけではなく、ストーリーの中での行動や人間関係をきちんと練って表現していたからだと思います。ファルコムさんは初心に帰って欲しいと切に願います。ストーリー一本道で結構です。オタク要素を散りばめていても、骨格のストーリーと登場人物の深みをよく描けていて本当に感動したものです。売れるための要素を前面に出すのは結構ですが、今作同等のストーリーが次作以降続くようならば軌跡シリーズを不朽の名作として完結させることは難しいと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt |
82pt
GOOD!
ストーリーに登場する多くのキャラクターがそれぞれに魅力的で、彼らが織りなすストーリーが最高に面白い。このシリーズ以上にストーリーが楽しめるゲームを他に知らない。BGMもストーリーを盛り上げるにあたって良い働きをしている。お話の先が気になってどんどん進めたくなる。
ストーリーが楽しみなタイプのゲームにおいて、ダンジョンが長くて面倒だとやる気が削がれるものだが、このゲームでは全くそういうことがない。ダンジョンは戦闘を楽しむ・先のお話を見たくなるという両面にとって適度な長さだし、いつでも参照可能な簡易マップもあって便利。
このゲームはコマンド戦闘で、難易度もゲームスタート時に選べる。私はアクション戦闘が大嫌いなので、コマンド戦闘を採用しているのは非常に嬉しい。HARDで始め、基本的にはそれなりに楽しめる敵の強さだった。ただ、プレイ中にレベルが上がり過ぎて簡単になりすぎるということもあるので、出来れば、ゲーム中でも難易度変更が出来るようにしてほしい。
BAD/REQUEST
主人公のライバルに相当するキャラクターがどうしても好きになれなかったので、ライバルとの対立や交流が不快に感じることもあった。
シリーズ過去作の零・碧の軌跡の主人公であるロイドが登場するシーンがある。その声が妙にねっとりしていて気持ち悪い。過去作では普通の声だったはずなのに。
また、ロイドが登場するシーンで行くダンジョンは他と比べて構造が複雑で簡易マップでも見づらい、簡易マップ上に宝箱の位置を表示するアイテムが使えないなどの制約がありダンジョンが非常に面倒。
一部のBGMについて、前作の方が良かったものがある。その代表はノルド高原。前作のBGMは繰り返し聴くほど素晴らしかったのだが、今作では採用されていない。前作からそのまま継続しているBGMも複数あるなかで、あえて質の落ちるBGMに変更したのは解せない。
COMMENT
完全に前作「閃の軌跡」をプレイしていることが前提の作りなので、今作からプレイするのは推奨できない。ただし続き物だからこその良さがあるので、前作前提であること自体は悪いことだとは考えない。
私はゲームをプレイする時にはまずストーリーを楽しめることを期待する。その意味で、このゲームは最高のゲームだった。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-09-08
マップは使い回しが多く、キャラのぎこちないモーションや表情はそのまま、チープな演出も変わらずと良いところがありません。
ストーリーに至っては謎が残りすぎてもやもやがMAXです。
謎を残しておくのはこのシリーズの特徴のひとつだと思いますが今回は多すぎませんか?
ちょっとひどいレベルだと思います。
GOOD!
エレボニア帝国を舞台にしたストーリーの第2弾。
ストーリー終盤で怒涛の展開を迎えた前作から、今作は帝国は内戦へと発展し、リィンをはじめとする登場人物たちはその戦火に巻き込まれることになります。
内戦という状況下で、さまざまな経験や出来事を通して、主人公たちが葛藤しながらも成長していくストーリーは感動的でした。
戦闘システムが更にパワーアップ。
オーバーライズや上位リンクアビリティといった新要素の追加、クラフトやSクラフトの強化によって、より戦闘の戦略性や優位性が増しました。
騎神戦もパワーアップし、強力な必殺技などが追加され、より戦略性や面白さが増しました。
カレイジャスをはじめとした乗り物が登場。
乗り物はストーリーを進めたり、特定の条件を満たすことで使用できるものが増えていきます。
このおかげで帝国内やフィールドでの移動がとても楽になり、レベル上げやサブクエスト攻略などの時に大変重宝します。
BGMも前作同様、大変素晴らしいものばかり。
特に今作では内線であることを強調してか、壮大さや悲壮さを表すBGMが特に印象に残りました。
一部前作から使いまわしで流れているBGMもありますが、場面の特徴や雰囲気を抑えた選出となっているので、逆に好印象でした。
前作で換金アイテムとして登場した「セピス塊」のレートが変更。
レート価格が10から20に変わったことで、お金がより稼げるようになりました。
従来のシリーズ作品同様、難易度はEASYからNIGHTMAREまでの4段階。
戦闘のゲームオーバーからのリトライ時に、難易度を下げて再挑戦できる機能も今作にあるので、戦闘に不慣れな方でも安心。
BAD/REQUEST
GOODで挙げたストーリーですが、感動的な要素はあるものの、全体的に粗が目立ちます。
「ボス敵を何とか倒すも絶体絶命のピンチに ⇒ 強力な仲間が登場して何とか乗り切る」といったパターンの展開が多く、展開が単調に感じます。
また、内戦に巻き込まれた主人公たちの行動も、どこか矛盾に感じるところがあり、いまいちパッとしませんでした。
特にストーリー終盤の展開は取ってつけたような内容なので、「まだ続くのか!?」と言いたくなるほど蛇足な感じが拭えませんでした。
前作でも解明されなかった謎や伏線も、今作で解明されないままのものもあるので、その辺もいろいろ掘り下げてほしかったところ。
ストーリーの展開や内容の都合上、新しい街や地域に行ける要素はほとんど無し。
前作に比べて行ける場所は増えていますが、あくまで前作で訪れた場所の延長上の場所でしかないです。
「新天地」と呼べるようなまったく新しい街や地域に行けるわけではないので、新鮮味がありませんでした。
やりこみ要素である学生ランクやサブクエストのクリア条件が、前作に比べて少々シビアになりました。
「一定のターン以内に撃破でAP追加」など、攻略情報がなければ分からないようなものが増え、自力でやりこみを目指すのが難しくなりました。
あるサブクエストでは、とあるミニゲームを攻略していないとクリアできないものもあり、場合によってはクリア不可になるものもあります。
グラフィックも前作同様、PS2時代のものをHD化した程度の出来。
演出は強化されたところもあるのですが、グラフィックの質そのものはあまり変わっていません。
ボイスも前作同様、フルボイスではないところ。
場面によってボイスの有無の差が激しいので、ここぞという展開でボイスがないのは本当に残念です。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用。
英雄伝説(軌跡)シリーズは空の軌跡FC・SC・3rd、零の軌跡、碧の軌跡、閃の軌跡、那由多の軌跡をクリア済みです。
今作は難易度EASYでクリア。
たまたま新品1700円ほどで売られていた今作を購入しプレイ。
とりあえずクリアしてみての感想ですが、今までのシリーズの中で一番微妙な出来でした。
なんといってもストーリーがこれまでの作品に比べて全体的に粗が目立っていて、いろいろとひっかかる要素が多かったです。
感動的な要素はあるものの、そこまで余韻にひたることはできませんでした。
ただ、あくまで今までのシリーズ作品としては微妙というだけで、RPG作品全体の出来としては悪くないです。
特に快適さについてはシリーズ最高の快適さです。
英雄伝説シリーズが好きな方・すべてプレイされてきた方なら、今作もプレイする価値はあると思います。
ストーリーは空の軌跡FCから続いているので、軌跡シリーズ自体初めての方は、空の軌跡FCから始めることを強くオススメします。
2017年9月には今作の続編である閃の軌跡IIIが発売されるので、そちらに期待します。