エレボニア帝国を舞台にしたストーリーの第2弾。 ストーリー終盤で怒涛の展開を迎えた前作から、今作は帝国は内戦へと発展し、リィンをはじめとする登場人物たちはその戦火に巻き込まれることになります。 内戦という状況下で、さまざまな経験や出来事を通して、主人公たちが葛藤しながらも成長していくストーリーは感動的でした。 戦闘システムが更にパワーアップ。 オーバーライズや上位リンクアビリティといった新要素の追加、クラフトやSクラフトの強化によって、より戦闘の戦略性や優位性が増しました。 騎神戦もパワーアップし、強力な必殺技などが追加され、より戦略性や面白さが増しました。 カレイジャスをはじめとした乗り物が登場。 乗り物はストーリーを進めたり、特定の条件を満たすことで使用できるものが増えていきます。 このおかげで帝国内やフィールドでの移動がとても楽になり、レベル上げやサブクエスト攻略などの時に大変重宝します。 BGMも前作同様、大変素晴らしいものばかり。 特に今作では内線であることを強調してか、壮大さや悲壮さを表すBGMが特に印象に残りました。 一部前作から使いまわしで流れているBGMもありますが、場面の特徴や雰囲気を抑えた選出となっているので、逆に好印象でした。 前作で換金アイテムとして登場した「セピス塊」のレートが変更。 レート価格が10から20に変わったことで、お金がより稼げるようになりました。 従来のシリーズ作品同様、難易度はEASYからNIGHTMAREまでの4段階。 戦闘のゲームオーバーからのリトライ時に、難易度を下げて再挑戦できる機能も今作にあるので、戦闘に不慣れな方でも安心。
GOODで挙げたストーリーですが、感動的な要素はあるものの、全体的に粗が目立ちます。 「ボス敵を何とか倒すも絶体絶命のピンチに ⇒ 強力な仲間が登場して何とか乗り切る」といったパターンの展開が多く、展開が単調に感じます。 また、内戦に巻き込まれた主人公たちの行動も、どこか矛盾に感じるところがあり、いまいちパッとしませんでした。 特にストーリー終盤の展開は取ってつけたような内容なので、「まだ続くのか!?」と言いたくなるほど蛇足な感じが拭えませんでした。 前作でも解明されなかった謎や伏線も、今作で解明されないままのものもあるので、その辺もいろいろ掘り下げてほしかったところ。 ストーリーの展開や内容の都合上、新しい街や地域に行ける要素はほとんど無し。 前作に比べて行ける場所は増えていますが、あくまで前作で訪れた場所の延長上の場所でしかないです。 「新天地」と呼べるようなまったく新しい街や地域に行けるわけではないので、新鮮味がありませんでした。 やりこみ要素である学生ランクやサブクエストのクリア条件が、前作に比べて少々シビアになりました。 「一定のターン以内に撃破でAP追加」など、攻略情報がなければ分からないようなものが増え、自力でやりこみを目指すのが難しくなりました。 あるサブクエストでは、とあるミニゲームを攻略していないとクリアできないものもあり、場合によってはクリア不可になるものもあります。 グラフィックも前作同様、PS2時代のものをHD化した程度の出来。 演出は強化されたところもあるのですが、グラフィックの質そのものはあまり変わっていません。 ボイスも前作同様、フルボイスではないところ。 場面によってボイスの有無の差が激しいので、ここぞという展開でボイスがないのは本当に残念です。
32型液晶TV・HDMI端子使用。 英雄伝説(軌跡)シリーズは空の軌跡FC・SC・3rd、零の軌跡、碧の軌跡、閃の軌跡、那由多の軌跡をクリア済みです。 今作は難易度EASYでクリア。 たまたま新品1700円ほどで売られていた今作を購入しプレイ。 とりあえずクリアしてみての感想ですが、今までのシリーズの中で一番微妙な出来でした。 なんといってもストーリーがこれまでの作品に比べて全体的に粗が目立っていて、いろいろとひっかかる要素が多かったです。 感動的な要素はあるものの、そこまで余韻にひたることはできませんでした。 ただ、あくまで今までのシリーズ作品としては微妙というだけで、RPG作品全体の出来としては悪くないです。 特に快適さについてはシリーズ最高の快適さです。 英雄伝説シリーズが好きな方・すべてプレイされてきた方なら、今作もプレイする価値はあると思います。 ストーリーは空の軌跡FCから続いているので、軌跡シリーズ自体初めての方は、空の軌跡FCから始めることを強くオススメします。 2017年9月には今作の続編である閃の軌跡IIIが発売されるので、そちらに期待します。
GOOD!
エレボニア帝国を舞台にしたストーリーの第2弾。
ストーリー終盤で怒涛の展開を迎えた前作から、今作は帝国は内戦へと発展し、リィンをはじめとする登場人物たちはその戦火に巻き込まれることになります。
内戦という状況下で、さまざまな経験や出来事を通して、主人公たちが葛藤しながらも成長していくストーリーは感動的でした。
戦闘システムが更にパワーアップ。
オーバーライズや上位リンクアビリティといった新要素の追加、クラフトやSクラフトの強化によって、より戦闘の戦略性や優位性が増しました。
騎神戦もパワーアップし、強力な必殺技などが追加され、より戦略性や面白さが増しました。
カレイジャスをはじめとした乗り物が登場。
乗り物はストーリーを進めたり、特定の条件を満たすことで使用できるものが増えていきます。
このおかげで帝国内やフィールドでの移動がとても楽になり、レベル上げやサブクエスト攻略などの時に大変重宝します。
BGMも前作同様、大変素晴らしいものばかり。
特に今作では内線であることを強調してか、壮大さや悲壮さを表すBGMが特に印象に残りました。
一部前作から使いまわしで流れているBGMもありますが、場面の特徴や雰囲気を抑えた選出となっているので、逆に好印象でした。
前作で換金アイテムとして登場した「セピス塊」のレートが変更。
レート価格が10から20に変わったことで、お金がより稼げるようになりました。
従来のシリーズ作品同様、難易度はEASYからNIGHTMAREまでの4段階。
戦闘のゲームオーバーからのリトライ時に、難易度を下げて再挑戦できる機能も今作にあるので、戦闘に不慣れな方でも安心。
BAD/REQUEST
GOODで挙げたストーリーですが、感動的な要素はあるものの、全体的に粗が目立ちます。
「ボス敵を何とか倒すも絶体絶命のピンチに ⇒ 強力な仲間が登場して何とか乗り切る」といったパターンの展開が多く、展開が単調に感じます。
また、内戦に巻き込まれた主人公たちの行動も、どこか矛盾に感じるところがあり、いまいちパッとしませんでした。
特にストーリー終盤の展開は取ってつけたような内容なので、「まだ続くのか!?」と言いたくなるほど蛇足な感じが拭えませんでした。
前作でも解明されなかった謎や伏線も、今作で解明されないままのものもあるので、その辺もいろいろ掘り下げてほしかったところ。
ストーリーの展開や内容の都合上、新しい街や地域に行ける要素はほとんど無し。
前作に比べて行ける場所は増えていますが、あくまで前作で訪れた場所の延長上の場所でしかないです。
「新天地」と呼べるようなまったく新しい街や地域に行けるわけではないので、新鮮味がありませんでした。
やりこみ要素である学生ランクやサブクエストのクリア条件が、前作に比べて少々シビアになりました。
「一定のターン以内に撃破でAP追加」など、攻略情報がなければ分からないようなものが増え、自力でやりこみを目指すのが難しくなりました。
あるサブクエストでは、とあるミニゲームを攻略していないとクリアできないものもあり、場合によってはクリア不可になるものもあります。
グラフィックも前作同様、PS2時代のものをHD化した程度の出来。
演出は強化されたところもあるのですが、グラフィックの質そのものはあまり変わっていません。
ボイスも前作同様、フルボイスではないところ。
場面によってボイスの有無の差が激しいので、ここぞという展開でボイスがないのは本当に残念です。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用。
英雄伝説(軌跡)シリーズは空の軌跡FC・SC・3rd、零の軌跡、碧の軌跡、閃の軌跡、那由多の軌跡をクリア済みです。
今作は難易度EASYでクリア。
たまたま新品1700円ほどで売られていた今作を購入しプレイ。
とりあえずクリアしてみての感想ですが、今までのシリーズの中で一番微妙な出来でした。
なんといってもストーリーがこれまでの作品に比べて全体的に粗が目立っていて、いろいろとひっかかる要素が多かったです。
感動的な要素はあるものの、そこまで余韻にひたることはできませんでした。
ただ、あくまで今までのシリーズ作品としては微妙というだけで、RPG作品全体の出来としては悪くないです。
特に快適さについてはシリーズ最高の快適さです。
英雄伝説シリーズが好きな方・すべてプレイされてきた方なら、今作もプレイする価値はあると思います。
ストーリーは空の軌跡FCから続いているので、軌跡シリーズ自体初めての方は、空の軌跡FCから始めることを強くオススメします。
2017年9月には今作の続編である閃の軌跡IIIが発売されるので、そちらに期待します。