【PS3】機動戦士ガンダム戦記
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-09-03 |
価格 | 8379円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:部隊統率型アクションゲーム ■ プレイ人数:オンライン時、8人まで 【廉価版】 ■ 発売日:2010/09/16 ■ 価格:3,990円 |
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発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-09-03 |
価格 | 8379円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:部隊統率型アクションゲーム ■ プレイ人数:オンライン時、8人まで 【廉価版】 ■ 発売日:2010/09/16 ■ 価格:3,990円 |
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GOOD!
【グラフィック】
次世代機で何作が出されているが、「ガンダムゲームの中では」歴代最高のグラフィックなのではないだろうか。MSのモデリングもかなりかっこよくリファインされ、かつ「汚し」のテクスチャーが張られており、特定のステージのライティングも演出的に一役買っている。ステージクリアの夕日にMSのバストアップの見上げた構図など、なかなか美しいと思う。フレームレートもそこそこ出ている。
【ボリューム】
シナリオは連邦・ジオンそれぞれ独立した30数ステージ構成。フリーミッションは1ステージあたり短いもので2分、長いもので15分位。両陣営+傭兵でプレイするとそれなりにボリュームはある。
【ゲームシステム】
・機体のカスタマイズ
これまでガンダムゲームではMSの武装は割と固定されている事が多かった。ザクはヒートホーク。これを覆し改造次第ではビームサーベルを装備させガンダムを撃破することも可能になった。今回の「武装変更」は大いに評価したい。武装の組み合わせやプレーヤーのスタイルに対応させ「ザクはこれしか可能性無い」ではなく、カスタマイズや方向性を打ち出すことで「ザクでもここまで頑張れる」という意地を見せたプレーヤーも多かったと思う。
・シングル
自機と僚機2機を出撃前にセッティング⇒出撃(ローディング&ブリーフィング)⇒ミッション攻略⇒戦果⇒新ステージ出現・・・の流れ。古い作品で言うところの「アーマードコア」タイプのゲームになる。僚機を出せることで、自分1機でやるよりは敵機のロックがそちらに向く分「デコイ」くらいになるので、ミッションによっては有利になる可能性も無くはない。もちろんデメリットも多々あり後で記述する。
・フリーミッション(オンライン)
自分含めて4人までプレーヤーが出撃できる。他人が立てた部屋に参加、または自分が立てた部屋に参加してもらってミッションをクリアしていく。部屋ではヘッドセットによるボイスチャットや予め登録したショートカットメッセージ、USBキーボード入力での1行チャットで最低限のコミュニケーションは取れるようになっている。
知らない人が入ってきても「よろしく!」といった挨拶はどの部屋でも出来ていたようでフレンドとのプレーだけでなく、全くの初顔合わせのメンバーでも自分は楽しくプレーできた。またオフラインでクリアできないミッションをオンラインで他の人と一緒にクリアしたり、オンラインでしか手に入らないアイテムを入手しに高難易度にトライしたり、オンラインでプレーする意義は多かったと思う。
【サウンド】
特に評価するところは無かった。悪いところもないが。PS2やPSPなどに見られる原作からの音源使用等はなし。(効果音くらい)
BAD/REQUEST
【ゲームシステム】
・機体のカスタマイズ
変更可能にはなったものの、やはりガンダムゲームという枠の中で小さくまとまったという感じは拭えない。セッティングの方向性、可能性はPS1のアーマードコアにも劣る。ガンダムという原作があるが故、開発元もあまりイメージを壊す訳にもいかないだろうが、対戦させるというのであればそれ相応の戦術に則った詳細なカスタマイズができなければ。最終的に単に高性能MSで撃ち合うだけになるだろう。
・シナリオ
若干のカスタマイズなどが可能だがシナリオ上、強制的にセッティング不可の特定のMSに機乗しなければならず、なおかつシナリオモードでクリアしたデータのフリーミッションへの持ち越しが出来ないようになっている。あまりの不自由さにフリーミッションをクリアしてから、シナリオを解くという流れになってしまった。
また細かい僚機への指示が出せるのが売りの一つなのだが、その指示を味方NPCが無視してしまうことも多い為、不条理なミッション失敗が多い。この指示に関しては完全に仕様が機能しておらず、フリーミッションのオフラインでしかプレーできないプレーヤーはさぞ辛酸をなめたことだろう。
・敵味方のNPC機の動き
MSや武装に拠る違いが無く、全て同じ動きをする。遠中距離は射撃、至近距離は格闘。何回か切りつけると攻撃してきた機体の真上をジャンプして背後に回る・・・を繰り返す。MSの特徴や武装に合わせた戦い方をしてくれれば、対NPCでも盛り上がっただろうと思うと残念である。
例えばギャン+ヒートサーベルは格闘に特化している為、遠中距離は射撃をせずサーベルを貯めつつブーストで目標に接近し、近距離で格闘を何回か当てた後は再度間を取りサーベルを貯めて一撃離脱戦法と取る・・・など。武装の判断ができないならば、せめてMSの特徴を生かしたアルゴリズムにして欲しかった。
・オンラインモードのインターフェイス
部屋の表示、及び検索が極めて遅く、また部屋に入れない状態にも関わらず、部屋自体は一覧表示されるので、「部屋選択」⇒「待ち」⇒「NG」⇒「待ち」⇒「一覧再表示」の繰り返しとなる。入れない部屋は非表示にすべき。単純なインターフェイスであれば、すばやく動いてしかるべきだろう。時間が掛かかるならば、検索条件を細かく設定でき1回で目的の部屋を探せなければ。プレー以外での時間のロスが多すぎる。
・作業性の高さ
稼ぎはどのようなゲームにも存在する要素なのだろうが、敵機全滅、拠点防衛、目標破壊など数パターンの単調なミッションの反復なので飽きが早い。特に序盤や傭兵モードではとにかくMS資金集めの為に、同じ稼ぎミッションをひたすら繰り返す。また同一ミッションを反復して行うことが多いにも関わらず、同一メンバー(機体)、同一ステージでもローディングを省けないため、プレー時間2分に対してローディング2分という馬鹿げた時間が発生する。
【その他】
・通信切断
オンラインミッション最中に突然「部屋が消滅しています」と表示されてしまい、オンラインメニュートップに戻されプレーが途切れてしまうことが多々あった。他のゲームでは問題ないにも関わらず、部屋を作成するホスト役の人は回線の下りだけでなく上りのスピードも必要になるようだ。特に2人位では問題ないが4人になると顕著に発生する。
COMMENT
オンライン(協力)でフレンドや他のプレーヤーとそこそこライトなアクションゲームとして遊ぶ人にはそれなりに楽しめると思われる。次世代機のガンダムゲームとしてひとつの方向性を打ち出した、画期的な作品として評価したいのだが、仕様の甘さが悪い方向へ貶めてしまっている。色々な所で惜しいと思うところが多いのである。
シングルプレーをメインと考えている人、本気で対戦を考えている人へは「絶対に」お勧めできない。そういったプレーヤーに対してフォローが出来ていない乱暴な仕様をそのまま容認して出してきたメーカーの意図を訝しげに思うことがあります。
【環境】
ディスプレイ:32インチワイドCRTテレビ/D端子720P接続
HDDインストール済み
通信:CATV下り20M