【PS3】グランツーリスモ5 プロローグ
発売元 | SCE (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2007-12-13 |
価格 | 4980円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:オンラインカーライフシミュレーター ■ プレイ人数:1〜16人 【Spec III版】 ■ 発売日:2008/10/30 ■ 価格:4,980円 グラフィックに定評のある人気シリーズ「グランツーリスモ」がPS3に登場だ。 シフトや挙動を実車に近づけてほしいというユーザーの声に応えるために「スタンダード」と「プロフェッショナル」の2つのシミュレーションを用意している。 ネットワークに接続することで最大16人のプレイヤーと対戦ができる。 また、ユーザー間でのコミュニケーションも可能だ。(転用元:GDEXより) |
GOOD!
グラフィックは綺麗です。
SPEC?を機に購入しましたが、プロローグである事を踏まえれば登場車数もソコソコ満足です。
オフラインイベントも思ったより多かったです。
同じプロローグでもGT4は教習所みたいなゲーム内容でしたが、今作はSPEC?からはチューン機能も備わり、車種とコースの数が少ないことを除けば、これまでのGTモードと同じような遊び方が可能。
車内視点が追加されましたが、これは良いです。実車を運転している時のように、前輪の位置がイメージしやすいです。
オンラインでムチャな行動を起こした車は一定時間当たり判定を無くすのは良いアイデアです。
BAD/REQUEST
オン・オフ共に理不尽な「ペナルティ」の存在。
※ペナルティは判定の厳しさを設定できるレースもありますが、大半は予め固定されています。
・斜め後方からぶつけられても自分が「幅寄せペナルティ」。
・CPU車なんかは、直線で追い抜いて目の前に回りこみ、すぐさま急ブレーキなど不可解な行動をしますが、その際も触れてしまった自分が「接触ペナルティ」。
・コーナリング中に斜め後からグイグイ割り込まれて、コースアウトさせられた挙句に「幅寄せペナルティ」「ショートカットペナルティ」のコンボを受けたりと、ペナルティまみれのレースになり、とてもリアリティを感じません。
自分のミスなら文句もありませんが、ほとんどがムチャな車に有利な判定で、気分を悪くしながら走ることが大半です。
縁石の内側へタイヤ一本分でも侵入したら「ペナルティ」となるコースもあり、「ペナルティ」中心とした安易なゲームバランスの構築方法は、車ゲームを十年近く作り続けてきた会社とは思えないクオリティです。
4作目までは「接触を恐れながらもレースを楽しむ」事ができましたが、今作は「理不尽なペナルティにビクビクしながら走る」事ばかりです。
今後リリースされる本編も「罰を与える」事に頼ったバランス作りであれば、購買する気にはなれません。
視点によってはメーター類の位置が左右の離れた位置に表示されるので、速度やエンジン回転数などを同時に確認するのが大変です。次回作以降では表示位置が自由に設定できればと思います。
オンラインでは「スピンしたら即切断」するホストに当たると最悪。
「切断」⇒「再レース」⇒「また同じ人がホスト、切断」という繰り返しでまともに遊べないコースもあります。故意の切断は防げないと思うので、ホストを切り替えるだの、切断ばかりする人はホストにしないだの、切断されても残りのプレイヤーで賞金を分け与えてもらうなど、なにかフォローが欲しいです。今のシステムでは、「負けそうなら切断」するが勝ちです。
自分は勝ち負けに拘らずに遊んでいるのですが、一位以外はイヤ!という方は意外と多いみたいですね。
COMMENT
ある程度以上の難度になると、オン・オフ共に不条理なストレスが溜まる事が多いです。
シリーズは一作目からのファンでしたが、初めて不安を覚える出来でした。
本編ではこれまでのシリーズのような、難しさと爽快感を両立させた素晴らしい出来になる事を祈ります。